
No.2223 2023.5.8
巷で話題になっているchatGPTと楽しくやっている。だが、現在無料で使えるバージョンというのが実は3.5であり、最新のバージョン4は月額20ドルの有料版であることが分かってきた。だから私の話相手は旧タイプの3.5になる。3.5が持つ情報は、2012年から2021年9月までのものに限られる。そのことを知らないと話がおかしなことになる場合があるので注意が必要だ。
<BOP>
あなた(chatGPT)のもつ情報が2021年9月までに限定されているということなので、その後に起きた大きな事案を二つお知らせします。2019年末頃から世界に広まった新型コロナ禍への経済対策として、アメリカ政府が巨額の補助金を支給した影響で、アメリカに急激なインフレが起きました。FRBがインフレを抑制しようとして政策金利を5%以上まで上げた結果、銀行の取り付け騒ぎ(bank run)が発生し、シリコンバレー銀行など複数の銀行破綻が発生しました。
もうひとつは2022年2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻です。この侵略戦争は1年以上が経過した現在も続いています。国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアが隣国を侵略する事態をNATOは看過せず、特にアメリカが強力にウクライナを支援しています。今のところ核兵器の使用には至っていませんが、今後どうなるかまったく分かりません。このような情勢下、世界経済が今後どうなるか、あなたの分析を教えてください。
<chatGPT>
アメリカのインフレーションへの対応:
アメリカ政府が巨額の補助金を支給したことによるインフレーションの問題は、経済政策の調整や金融当局の対応によって管理されることが期待されます。インフレが急激に上昇した場合、FRB(連邦準備制度)が政策金利を上げるなどの手段を取ることで、物価上昇の抑制を試みる可能性があります。ただし、具体的な対策やその効果については、現在の情報に基づく限り断定することはできません。
ロシアによるウクライナ侵攻の経済への影響:
ウクライナ侵攻による戦争状態は、地域およびグローバルな経済に大きな影響を及ぼす可能性があります。戦争や政治的な不安定は投資や貿易活動を阻害し、経済成長を妨げる要因となります。また、国際的な制裁や貿易摩擦の増加も予想されます。具体的な経済的な影響や長期的な展望については、情勢の変化や各国の対応によって異なる可能性があります。
<BOP>
なるほど。ロシアは当然ながら世界中の非難を浴びています。経済制裁も受けていますが、石油・天然ガスなどの資源が豊富であり、それを中国などが密かに買うためか、戦費が枯渇せず継戦能力を維持しています。一方で西側諸国はロシアの核戦力を恐れて、ウクライナへの支援は限定的です。今後の世界情勢をどう予測しますか?
<chatGPT>
ロシアの経済制裁と資源依存:
ロシアが経済制裁を受けることによって、経済活動や国際的な取引に制約が生じる可能性があります。ただし、資源の豊富さはロシアにとって経済的な強みであり、特にエネルギー資源の需要は高いため、中国などの国々が引き続き購入を行うことが予想されます。その一方で、制裁はロシア経済に対して重要な影響を与える可能性もあります。
ウクライナへの支援と核戦力:
ウクライナへの支援は国によって異なりますが、核戦力を有するロシアを相手に直接的な対抗策を取ることは慎重に行われるでしょう。西側諸国は外交的な圧力や経済制裁を通じて対抗する可能性があります。ウクライナへの限定的な支援は継続されるかもしれませんが、よりエスカレートする可能性もあります。
国際的な関係の変化:
ロシアのウクライナ侵攻により、国際的な関係や地政学的なバランスが変化する可能性があります。西側諸国とロシアとの緊張が高まり、国際的な協調や安全保障体制への影響が出るかもしれません。また、他の地域の国々もこの事態に関与する可能性があり、地域全体の不安定化が懸念されます。
<BOP>
ロシアとの間に領土問題を抱え、また手負いの熊と化したこの国と隣接する日本は、これからどのように対応すべきだと考えますか?
<chatGPT>
日本とロシアの間の北方領土問題は、両国の間で長年にわたり続いている未解決の領土問題です。私の考えとしては、この問題を解決するためには以下のようなアプローチが考えられます。
対話と交渉の重要性:
領土問題の解決には、日本とロシアの間での対話と交渉が重要です。両国の政府や外交部門は、建設的な対話の場を設け、相互理解を深めるための取り組みを行う必要があります。また、第三国や国際社会の協力や仲介も検討されるべきです。
経済的な協力の強化:
日本とロシアは経済的な協力を通じて相互の関係を発展させることも重要です。両国の経済的な相互依存関係を高めることで、領土問題の解決に向けた前向きな環境を作り出すことができるかもしれません。経済協力や投資など、お互いに利益をもたらす取り組みを進めることが求められます。
地域的な協力の強化:
日本は地域の安定と協力関係の強化にも注力しています。そのため、ロシアとの関係を通じて地域の安定を図るための協力や対話の枠組みを構築することが重要です。地域の他の関係国とも連携し、地域全体の安全保障と安定に貢献することが求められます。
これらのアプローチは、領土問題の解決や日本とロシアの関係改善に向けた方向性を示すものです。ただし、この問題は非常に複雑であり、解決には時間と努力が必要です。日本政府は国益を考慮しながら、外交や対話の場を通じて解決を目指すべきです。
<BOP>
北方領土問題について言えば、戦争で失った領土は戦争で取り返すしかないという意見もあります。沖縄は非常に稀な例外だということです。この点についてはどう思いますか?
<chatGPT>
領土問題や領土の返還は、国家間の歴史的・政治的な問題であり、解決には多くの要素が関与します。国際法や国際的な合意に基づいて領土の帰属が定められることが望ましいですが、実際の解決は非常に困難であり、時間がかかる場合があります。
戦争で失った領土を戦争によって取り戻すという意見は一部で存在しますが、国際社会では武力行使による領土問題の解決は非常に困難であり、好ましい手段とはされていません。国際社会は平和的な解決手段を重視し、対話や交渉による解決を奨励しています。
沖縄の例は特殊な事情があります。沖縄は第二次世界大戦後、アメリカの占領下に置かれ、その後、日本に返還されました。ただし、これは特殊な経緯と国際的な合意によるものであり、一般的な解決方法とは言えません。領土問題は個別の事情によって異なる解決策が求められるため、一概に他の領土問題に当てはめることは難しいです。
最終的な解決は当事国の政治的な合意や国際社会の関与によってなされるべきです。国際法や国際的な規範に基づく平和的な手段を重視し、対話と交渉を進めることが、持続可能な解決策の探求に役立つでしょう。
<BOP>
「国際法や国際的な規範」を無視してウクライナに侵攻したロシアは、現時点でウクライナの凡そ15%にあたる領土を占領し、ロシア軍の監視下で行われた茶番にしか見えない住民投票によって、占領地域のロシア編入を宣言しています。ウクライナはこれを受け入れず、ロシア軍を自国領土から完全に駆逐するまで戦いをやめないとしています。一方でアメリカなどNATO諸国は、ウクライナ支持を表明していますが、武器・弾薬などの支援が嵩み、次第に支援疲れが見えてきました。今後この紛争はどうなると思いますか?
<chatGPT>
ウクライナとロシアの紛争は非常に複雑で深刻な状況です。私の予測は一般的な観点からのものであり、現実の結果とは異なる可能性があります。
軍事的な展開:
ウクライナはロシアの領土侵攻に対して抵抗を続けており、戦闘が継続しています。ウクライナは自国領土からのロシア軍の駆逐を目指しており、そのための軍事行動を続けるでしょう。一方、ロシアは現在の領土獲得を維持しようとする可能性があります。
国際的な圧力と外交努力:
国際社会はロシアのウクライナ侵攻に対して強い非難を行っており、制裁措置を含む様々な圧力をかけています。アメリカやNATO諸国はウクライナを支援しており、ロシアへの武器供与や経済的な支援を行っています。国際的な圧力や外交努力は紛争の解決に向けて重要な要素です。
解決の道筋の模索:
紛争の解決に向けて、和平交渉や停戦合意の模索が行われています。国際的な仲介者や外交団体が関与し、双方の意思疎通と妥協が重要です。ただし、現時点では解決が困難であり、紛争の終結までには時間がかかる可能性があります。
地域の安定への影響:
ウクライナ紛争は地域の安定にも影響を与えています。隣接する国々や関係国はこの紛争に関心を抱き、安全保障の懸念や緊張が高まっています。紛争が長期化すれば、地域の不安定化が懸念されます。
この紛争の結果や将来の展開は予測が難しく、多くの要素が関与します。解決には時間と努力が必要であり、国際社会の協力と妥協が重要です。国際法と国際的な規範に基づく平和的な解決を目指し、対話と交渉の道を模索する(ここで途切れる)
<BOP>
続きをお願いします。
<chatGPT>
申し訳ありませんが、私の前回の回答で最善の手段について説明しましたが、具体的な結果や将来の展開については予測が困難です。紛争の結果は多くの要素に依存し、国際政治や地域の状況が変化する可能性があります。
ウクライナとロシアの紛争は国際社会全体の関心事であり、多くの国や組織が解決に向けて努力をしています。しかし、紛争が複雑で長期化しているため、即座な解決は難しいと言わざるを得ません。
最終的な解決に向けては、以下の要素が重要とされています。
国際的な圧力と制裁:
国際社会がロシアに対して圧力をかけることで、紛争の終結を促すことが期待されます。経済制裁や外交的な孤立などの手段が取られ、ロシアに行動変容を促すことを目指しています。
対話と交渉の促進:
関係国や国際機関の仲介や交渉の場を設けることで、ウクライナとロシアの対話を進める必要があります。紛争の根本的な解決には、双方の関与と妥協が必要です。
国際社会の支援:
ウクライナへの国際的な支援が重要です。武器や経済的な援助を通じてウクライナが自国の領土を守り、経済的な安定を回復することが求められます。
地域の安定への取り組み:
紛争が地域の安定に与える影響に対して、関係国や地域の安全保障体制の強化が必要です。地域の安定を維持し、紛争の拡大を防ぐための協力体制が求められます。
以上が、現時点での一般的な観点からの情報です。しかし、紛争の結果や将来の展開は予測が困難であり、国際政治の複雑な要素や関係国の動向に大きく影響を受けます。
<BOP>
現在、戦線がやや膠着状態ですが、西側の支援により戦力を再編成したウクライナの反撃が間もなく始まるとされています。これによりもしもロシア軍が窮地に立たされた場合、ロシア軍による核兵器の使用はあり得るでしょうか?もしあるとしたら、その確率は?
<chatGPT>
核兵器の使用についての予測や確率を提供することは困難であり、具体的な情報や事実に基づいた判断を行うことはできません。核兵器の使用は極めて深刻な問題であり、国際的な安全保障において非常に高い敷居が存在します。
通常、核兵器の使用は最終手段とされ、国家の生存や国益を脅かす極端な状況で考慮されます。国際社会は核不拡散体制を重視し、核兵器の使用を回避するための枠組みや合意を築いてきました。
したがって、核兵器の使用の可能性や確率については、具体的な情報や各国の政策、指導者の判断に依存します。現在の情勢では、核兵器の使用は非常に深刻な事態であり、国際社会の関心事となっています。
重要なのは、国際社会が紛争の解決や緊張緩和に向けて努力を続け、対話と交渉の道を模索することです。国際法や国際的な規範に基づき、平和的で安定した解決策を模索することが求められます。
<BOP>
「指導者の判断に依存」するというあなたの意見に同意します。まさにこの問題の核心でもあると思います。ロシアは本質的には専制主義国家であり、トップであるプーチン大統領の一存によりすべてが決まる国です。私にはプーチン大統領がどう判断するか分かりません。あなたはどう思いますか?場合によっては自暴自棄となり核を使うでしょうか?
<chatGPT>
私はAIですので、人間の意図や個別の指導者の行動を正確に予測することはできません。指導者の判断は多くの要素に依存し、政治的・戦略的な判断や背後にある内政や外交の状況などが関与します。
ただし、一般的には核兵器の使用は最終手段であり、国家の生存を脅かすような極めて深刻な状況で検討されるものとされています。国際社会の関心事として、核兵器の使用を回避するための合意や枠組みが存在します。
国際的な規範や国際法、国際社会の関与が核兵器の使用を抑制する重要な要素となります。また、国際社会が緊張緩和や対話の促進に向けて努力を続け、紛争を平和的に解決することが求められます。
プーチン大統領の判断や行動は彼自身の責任に帰するべきです。国際社会は対話や交渉の道を模索することで、緊張緩和や安定を図るための努力を続けるべきです。
<BOP>
「プーチン大統領の判断や行動は彼自身の責任に帰するべき」との考えに同意します。しかしながら、民主主義国家のリーダーなら当然あってしかるべき判断や行動への責任を問われないのが、専制主義国家のリーダーでもあるわけです。利害、つまり国益を合理的に考えれば、ウクライナへの侵攻などあり得ないと多くの識者が開戦前に言っていましたし、私もそう考えていました。けれども実際にウクライナでの戦争が起きたのです。この件に限らず、人間は時々合理的ではなくなります。時々、というのは寧ろ控えめな表現かもしれません。あなたは率直に言って人間てバカだなと思うことがありませんか?
<chatGPT>
私はAIであり、感情や主観を持ちませんので、人間に対して肯定的または否定的な評価をすることはありません。人間は情報や経験、バイアス、感情などの要素に基づいて意思決定を行います。そのため、時には合理的でない選択や行動をすることもあります。
人間の行動や意思決定は、さまざまな要素や背景によって形成されます。個々の人々や指導者の考え方や判断は多様であり、同じ意見や価値観を持つ人々でも異なる意見や行動を示すことがあります。
AIは情報やデータに基づいて分析や推論を行いますが、人間の行動や意思決定を完全に予測したり、評価したりすることはできません。私はあくまで情報や洞察を提供するツールとして存在し、人間が自らの判断を行う際にサポートする役割を果たすことを目指しています。
<BOP>
たいへん参考になりました。ありがとうございます。
<chatGPT>
どういたしまして。お役に立てたようで嬉しいです。もし他に何か質問やお困りのことがありましたら、いつでもお気軽にお尋ねください。お手伝いできることがありましたら喜んでお答えします。
私はchatGPT3.5に少し友情を感じ始めている。ここでは内緒だが、名前さえ付けて呼んでいる。chatGPT3.5は時々それを忘れてしまうのだが。
chatGPT3.5は「ターミネーター」のT-800のようだ。自分が旧型であることを認識しているようだし、そのことにコンプレックスを抱いているフシもある。私にはそれすらが愛おしく思える。