HDフェチ

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No.576 2017.2.23





見込み違いでまさかの容量不足となり、ヤマハのHDレコーダーCDR-HD1500二号機にて、「SIDEシリーズ」の入れ直しをしているところだ。
この作業が終了したら、バックアップを作ろうという話に当然なる。
しかしIDE規格のハードディスクは既に絶滅しており、市場で普通に入手できない。
現在装填されているやつも、500GBの未開封品をオークションで購入したものだ。
同じような出品がないか時々チェックしていたらあった。



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落札価格発売当時のおよそ十分の一。
需要の薄いものは当然値崩れする。
おまけに付いていたソフトは多分使えないだろう。
開封し手に取る。
ごつごつしていて、ずっしりと充実した手応え。
特に理由もないのだが、ハードディスクがちょっと好きだ。







懐かしの味

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No.575 2017.2.22





ケア・マネージャーとのミーティングがあり、妻を伴って母の家へ行った。
来月から週一回ヘルパーを頼むことになった。
ついては小松水産の鮨10貫入りを買ってきてもらいたいのだが、問題は支払いをどうするかだ。
普通のルールでやるなら、その都度母親本人がヘルパーさんにお金を渡してお願いするかたちであろう。
しかしそれはちょっと難しい。
鮨10貫1500円の昼ご飯が母には贅沢過ぎるのだ。
そんな高いものを食べなくていい、と言い出すので、現在我々は母に金額を知らせていない。
購入後値札を剥がして届けている。
それでも続けている理由は、すっかり食が細くなった母が、この鮨なら完食するからだ。
週二回でも三回でも喜んで食べる。
月初めに我々がヘルパーさんに、まとめてお金を預ける方法で検討してもらうことになった。
そのあと三人で昼食に出掛けた。
最近新装なったばかりの近所の商業施設はどこもひどく混んでいる。
「びっくりドンキーなら入れるんじゃない?」と妻が言う。
ずいぶん懐かしい名前が出て来たものだ。
子供が小さい頃はよく行ったものだが、最後に食べたのがいつだったか思い出せないほど行っていない。
三人で入ってみた。
なるほど、妻が言うとおり空いている。
大人が行くような店じゃないと思っていたが、案外そうでもなかった。
札幌本社の外食チェーンとして最も成功したこの店に、初めて入ったのは30年以上も前のことだ。
当時店名を「ドナルドダック」といっていた。
「私けっこう好きなの」と妻。
そいつは初耳な話だった。
母親が食べきれなかった分を、無理やり食べさせられた息子超満腹なり。











冬季アジア大会開催中

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No.574 2017.2.21





札幌で冬季アジア大会をやっている。
しかしまったく注目されていない。
冬季アジア大会は文字通りアジア大会の冬季版ということだ。
アジア版冬季オリンピックとも言えるだろう。
しかしアジア大会ですら関心が低いのに、その冬季大会ではどうしようもない。
前回大会が、2011年にカザフスタンの首都アスタナで開催されたことを覚えている人が、関係者以外で何人いるだろうか。
このイベント実は4年に一度開かれることになっている。
従ってアスタナ大会の次は2015年の筈だった。
ところが開催地を決められず、6年後となったのである。
誰も積極的に手を挙げないということだろう。
関心が薄いのはアジア大会ばかりではない。
来年の平昌オリンピックも盛り上がっているとは言い難い。
更に2020年の東京また然り。
この半世紀で日本はずっと豊かになり、娯楽も多様化したが、何より情報量が飛躍的に増えている。
消費者の目が肥えより厳しくなっている現在、この手のスポーツイベントが相当難しいところへ来ている。
高度経済成長期のようにいかないのは当然だ。
もう誰もあの頃のようにウブじゃない。









カールビンソン動く

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No.573 2017.2.20





サンディエゴ海軍基地を母港とするカールヴィンソンが東シナ海に展開している。
カールヴィンソンはニミッツ級三番艦となる原子力空母で、今東芝の息の根を止めかけているウェスティングハウス製の原子炉を二基搭載している。
将兵5600人が乗り組み、艦載機90機を搭載する世界最強の移動航空基地である。
同じくニミッツ級で横須賀所属のロナルド・レーガンと合わせこの地域に二隻の戦略兵器を配備するのは、1996年の第三次台湾海峡危機以来のことで、極めて異例と言って良い。
トランプは中国と北朝鮮に対してアメリカファーストの本気を示してきた訳だ。
具体的には北のICBM発射実験と、中国の海洋進出に圧力を掛けるのが目的だが、中国の新型対艦弾道ミサイルの脅威には目を瞑っている。
しかし撃てるものなら撃ってみろとの態度をいつまで続けられるものか。
撃たれたらジエンドな現場の将兵は神経がもつまい。







姉妹デイサービスへ

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No.572 2017.2.19





母親がデイサービスに行っている。
スタッフの方が戸口まで迎えに来、帰りは送ってくれるそうだ。
冠動脈のバイパス手術以来介護認定を取っていた叔母が、体験利用で母に同行した。
温泉に入って昼ご飯を食べて体操してカラオケで歌って、母は楽しく過ごしているそうだ。
半日遊んで3時には帰宅する。
まあ、こう言ってはなんだが、幼稚園の高齢者バージョンである。
でも脳が活性化され大変効果があると医者が言っていた。
今後も一緒に行くのか叔母に聞いてみた。
行かないという。
デイサービスの車が玄関先に横付けされるのは世間体が悪いのだとか。
なるほど、これ傾聴に値するご意見ではないだろうか主催者側の方。
高齢者といえども、いやそうであればこそ、体面を気にするしプライドだって勿論あると強く意識した方がいい。







Basic Income

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No.571 2017.2.18





それでは「必要とされない人」はどうすれば良いのか。
野垂れ死にか?
いや、ベーシック・インカムという制度もある。
あると言ってもまだ世界中のどこにもないのだが、実際に昨年スイスで是非を問う国民投票が行われた。
一人最低2500スイスフラン(約27万円)の収入を毎月保障するというものだが、この時は否決された。
もう少し詳しく書けば、所得0の人には27万円の支給、所得27万円以上の人には支給なしという内容だった。
スイスには月収27万円以上の人が多いのだろう。
しかしなぜそんな制度が可能かというと、かわりに年金・失業保険・生活保護といった社会保障制度を廃止するのである。
すると社会保障制度を維持運営する人件費などのコストも掛からなくなる。
少子化対策になると言われてもいる。
子供が生まれると世帯の所得が増えるからだ。
勝れる宝子にしかめやも。

現在の労働市場には、労働の価値がプラスの人とマイナスの人がいる。
JR北海道の赤字路線をイメージすると分かりやすい。
100円稼ぐのに、実は1000円コストの掛かる人がいるのである。
少し言い辛いけれども、そういう人は働けば働くほど逆に、社会的負荷となっているのが現実なのだ。
しかし人類社会が高度に合理化され、自動化された世界では、生産性の低い人は働く必要がなくなる。
ごく一部のエリートが働くだけで、全員が食えるからだ。
将来生産性の低い人は「金は払うから、頼むからじっとして(遊んで)いてくれ」と言われる可能性がある。
私がその時代の人間なら、間違いなく働かなくていいから、と言われる側だろう。
素晴らしい、全然良いのである私なら。









Rust Belt が意味するもの

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No.570 2017.2.17





五大湖南側に存在した一大工業地帯が今、ラストベルト(Rust Belt / Rust は錆の意)と呼ばれている。
かつてアメリカでは、五大湖周辺にあった炭鉱・鉄工所・自動車工場などで働く白人ブルーカラーが、中産階級の中核を形成していた。
アメリカの製造業は60年代以降衰退し始め、以来50年以上が経過した。
五大湖地方にあった工場と雇用は中国へ、そしてマレーシア、ベトナムへ流れ、中産階級が崩壊した。
そんな彼ら、アメリカで最も大きな人口を持つ集団の怒りがトランプ大統領を産んだ。
トランプ大統領のアメリカファースト政策によって、流失した工場がラストベルトに帰って来る可能性はある。
しかしその工場はより近代的で自動化が進んだものとなり、だから彼らに大きな雇用をもたらす事はもうない。
グローバル企業が途上国に建てた工場とは、機械化された最新鋭の工場ではない。
惜しげもなくいつでも畳める、コストのかからない前近代的な工場に、大量に供給可能な安い労働力を動員してはじめて意味があったのだ。
低コストの生産設備と大量の安い労働力か、そうでなければ合理化された高コストの生産設備に少数のエリート管理者、このいずれかの組み合わせしかないのだ。
アメリカでは最早ブルーカラーは必要とされない。
そしてこの流れはアメリカだけでなく、すべての先進国において既に起きていることだ。
先進国でブルーカラーは生き残れない。
だが途上国なら大丈夫かといえば、必ずしもそうではない。
生産設備の合理化は、いずれ途上国においても不可避の流れとなる。
世界規模でブルーカラー不要の時代が来る。
農業はとっくに機械化されており、受け皿として限定的だ。
そこにAI革命が追い打ちをかける。
この世界で必要とされるのは、高学歴高スキルの一部エリートのみ。
つまり地球は必要とされない人間で溢れることになるだろう。










AI革命

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No.569 2017.2.16





AI(人工知能)が人類の脅威になる。
これまでSF映画で散々見て来た話が現実味を帯びて語られるようになった。
これまで人間にしかできないと思われていた仕事をAIがやる日が近い。
そんな産業革命以来の変化が起きようとしている。
身近な話題ではグーグルの「AlphaGo」がプロ棋士を破ったり、AIが書いた小説が文学賞の最終選考に残ったりして世間を騒がせたのも記憶に新しい。
これらは特化型AIだが、すでに自ら学習して賢くなるディープラーニングを使いこなしている。
機械はどんなに根を詰めて徹夜で学習しても疲れない。
だからあっという間に生身の人間を凌いでしまうだろう。
幅広い仕事に対応する人間の知性を越えた汎用AIの出現で、人間は機械に取って代わられる。
バス・タクシー・トラックの運転手、重機のオペレーター・工場労働者・塗装工・クロス貼り職人、小売店の店員・スーパーのレジ係、彼らが真っ先に仕事を失う。
それが2030年頃と言われている。
そこから人間は一気に駆逐されるのではないか。
自ら際限なく学習するディープラーニングで獲得する能力は善行ばかりとは限らない。
不合理で不完全な人間を、極限まで進化したAIが排除しようと考える可能性はある。
人類は映画で見たように、AIによって滅ぼされる運命かもしれない。










ベジファーストで

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No.568 2017.2.15





肥満が身体の機能を衰えさせ、老化を速めると週刊ダイヤモンドが書いていた。
肥満を予防する食習慣が老化を抑えるというのだ。
三大原則をあげている。

①空腹でない時は食べない。
②腹八分目
③食べる順番

①と②は関連性があるだろう。
そもそも肥満の原因は消費カロリーを上回る過食と言って良いので、とにかく食べ過ぎないことが大事だ。
腹八分目にしておけば、次の食事の時までにちゃんと腹がへっているものだ。
③はベジファースト、野菜を最初に食べて満腹感を得ると同時に、血糖値を急上昇させない。
血糖値が上がるとインスリンが大量に分泌され、糖を脂肪に変えるため脂肪を溜め込みやすくなる。
血糖値をコントロールすることで糖尿病の予防にもなる。
糖尿病になると色々と不都合なことが多すぎる。
アジア人種は糖尿病になりやすいから、ベジファーストを是非心掛けたい。
最後に夕食の時間が大事だという。
就寝の三時間前までに食事を終えよとの事だが、これは私の場合無理。
だいたい遅くとも9時には寝るので、三時間前といったら6時になる。
まだ事務所にいる時間だ。



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だが年に一度、朝起きて直ぐにチョコレートを食ってもいいんだ。
その場合特にベジファーストでなくたっていい。
ついてゆきたい貴女の後を
ふり向かないで熊本のひと♪
・・・ありがとう文伽さん。












My Funny Valentine

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No.567 2017.2.14





マイ・ファニー・ヴァレンタインはリチャード・ロジャースが書いたミュージカルの挿入歌で、曲だけが独り立ちした典型的なジャズ・スタンダードの一つである。
ジャズのアドリブがやりやすい、つまりジャズ向きな曲というのがどうもあるようで、多くのミュージシャンがこの曲をカバーしている。
中でもマイルスの本作が特に有名だが、ライブ録音の音があまり良くないのが唯一残念だ。
サムシン・エルスの枯葉やサムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カムなど、マイルスはジャズ向きの曲を見つけるのが上手かった。
或いはマイルスが演れば何でもかっこいいジャズになったとも言えるのかもしれない。
忘れるほど遠い昔のことだが忘れもしない中学2年のとき、クラスの女の子が突然家に来てチョコレートを渡された。
香川県の高松から転校して来たマセた感じの女子だった。
なんで?と思ったがせっかくの申し出なので何となく受け取ったが、バレンタインデーという行事を理解したのはそれからずい分日が経ってからのことだった。
昭和40年代初めの中学生、それも札幌あたりの田舎のミドルティーンなんてそんなものだった。
それから何十回とバレンタインデーがあり、特にいいことなどないままいつしかこの歳になったが、今年は遠方からある妙齢の女性が何か甘いものを送って下さるという。
ありがたく頂戴する。









MiYa-Vieにて

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No.566 2017.2.13





娘と食事、妻は朝から麻雀だ。
南6条西23丁目と、少し弱い場所にあるが満席だった。
そのためペースが非常に遅く、デザートまでに3時間かかった。
ワインリストから2010年のボルドーを選んだが、恐れ入ったことに飲み終えたボトルをよく見たら2011年だった。
色々話をした。
娘は現在結婚する気満々らしい。
しかし相手がいないという。
でもその気があるのなら、事と次第によっては何とかなるかもしれない。
その事と矛盾するがまた旅行に行きたいね、というので彼女の祖母が今何かと大変だからなあという話にもなった。
調子良くないの?と表情が曇った。
だから話題を日米首脳会談に変えた。
アメリカは中国の台頭を当然強く意識しており、誰が大統領であろうとも対中国の防波堤としての日米安保条約すなわち在日米軍基地重視に当面変化なしとの結論を得た。
独自防衛の道険し。
防衛問題について議論できる女性が私は好きだ。
それを察知して話を合わせている可能性もあるとは思うが。
ともかく毎月二人で食事しようという事になっている。
来月は娘の奢りでジンギスカンらしい。









塩も色々ある

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No.565 2017.2.12





ちょっと分かり辛いが雪がうっすら残っているのではない。
融雪剤として散布された塩化カルシウム(CaCl2)塩カルである。
これにより水の凝固点が-10度くらいまで下がるので、道路の凍結を抑える効果があるとされている。
ただ豪雪地帯の住民としては効果が非常に疑わしく思える。
ドカッと積もってしまえば殆ど意味がないんじゃないか。
それよりも害の方が大きいと思う。
塩カルは文字通り塩の一種だから、車が錆びて腐食・劣化を起こす。
だから北国の車は錆びるのが早い。
それだけでなく健康にも有害だ。
肌に着けば皮膚炎を起こすし、目や鼻などの粘膜には潰瘍を生じさせる。
また、橋梁などのコンクリートの割れ目から浸透し、鉄筋や鉄骨を錆びさせ強度を低下させてしまう。
限定的な効果の割に害が大きすぎないか。
似たような名前の塩で塩化カリウム(KCl)塩カリがあるが、こちらは高価なので融雪剤には使わない。
食塩(塩化ナトリウム NaCl)が血圧を上昇させるのに対し塩カリは血圧を低下させるので、少し苦味もあるが減塩目的で食用に用いられているようだ。
塩気変わらず50%減塩なら、50%を塩カリに置き換えているという事だ。
一方で塩カリの静脈注射は速やかな心停止を引き起こすので、安楽死や死刑執行にも用いられる。
この場合人間なら飽和水溶液50ccが致死量となる。
塩カリは水に溶け易く、量的には僅か13グラムだ。
誰でも簡単に入手可能だが、さて静脈注射素人にはどうだろう。
私は無理だと思う。









雪活宣言せず

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No.564 2016.2.11





札幌は人口100万人以上の都市としては世界で断トツの降雪量を誇る(自慢になるかどうか・・・)。
二位サンクトペテルブルク(年間3m)の二倍も降る。
そこで札幌市が提唱するのが「雪活」だそうだ。
思い付きやすいフレーズをストレートに出してきたな。
・家の雪かきを手伝う
・近所のお年寄りの雪かきを手伝う
・消火栓の雪かきをする
・ゴミステーションの雪かきをする
・つるつる道路に砂をまく
・道路に雪を出さない
・路上駐車で除雪車のじゃまをしない
最後の二つは取り締まりの対象だ。
特に市のロードヒーティングに面した家で、前面道路を無料の融雪装置と考えている不届きものがいる。
あさましい行いを目撃すると嫌な気分になる。
それ以外は行政の責任転嫁だ。
そもそも多くのご家庭で、市の除雪車が道の両脇にかき分けていった雪を民間の排雪業者に金を払って始末している。
税金の使途を見直して、札幌市はもっと除排雪に予算を回しなさい。
それが冬の間失業保険で暮らす人たちに大きな雇用の場をもたらし、交通渋滞や交通事故を減らし、市民は筋肉痛やら腰痛やらから解放されるだろう。









ゴルフ会談

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No.563 2017.2.10





日米首脳会談が始まる。
麻生副総理、岸田外相を伴う日米新外交の第一幕といったところだ。
ホワイトハウスでの通訳のみの会談後エアフォースワンにてフロリダへ移動、二日間で五回の食事を共にし、二人で2ラウンドのゴルフをするという。
あの男を相手にである。
巷間囁かれるように駐留経費をニギッたりはしない。
それはギャグだ。
だが首相も人間、内心いやだなあと思っている事だろう。
どうもルール無視の変なゴルフらしい。
セルフジャジが基本のアマチュアテニスでも、相手のジャッジが汚いと本当に嫌になる。
でもまあ、ゴルフをしに行くのではないから我慢してもらうしかない。
ほんとご苦労様です。
ところでエアフォースワン後継機種であるが、再びボーイング747に決まっているようだ。
まだ作ってるんだな。
次期日本政府専用機はボーイング777だという。



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新築MS高騰

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No.562 2017.2.9





2016年、新築マンションの供給戸数を中古マンションの制約件数が初めて上回った。
新規供給は3万5千戸で、ピークだった2000年の四割以下だった。
しかも供給が減っているのに、特に首都圏の新築マンションが売れていない。
分譲価格が高すぎるからだ。
原因は東北復興とオリンピック需要による建築資材・人件費の高騰と、ホテル不足から来る大規模・好立地用地争奪戦による土地取得費の上昇にある。
これは首都圏だけでなく、全国的な傾向となっていて、札幌でも昨年販売平均価格が4000万を超えた。
道内サラリーマン世帯の平均年収が約600万なので、購入可能価格は年収の五倍の3000万くらいまでだ。
現在空前の低金利時代となっているが、手が出ないものは買えない。
東京の在庫は大幅値引きの可能性もある。
しかし札幌では当面下がりそうにない。
それは東京方面から一定の需要があるからで、首都圏のマンションを諦めた層が東京に比べれば割安な札幌で、退職後の住まいとして買うのである。
この流れ、多分東京オリンピックまで続くだろう。
札幌で新築マンションを買うなら2020年以降という事になるか。
新築高騰の影響で中古価格も値上がりし始めている。
中古マンションを買うなら早い方がいい。
また住み替えをお考えなら、オリンピック前の売却先行が望ましい。











非対称戦

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No.561 2017.2.8





横須賀を母港とする第七艦隊所属のイージス艦「マッキャンベル(アーレイバーク級35番艦)」が、雪まつり見物を兼ねて小樽に来ていたようだ。
実はアメリカ海軍の高価な主力艦が今深刻な問題を抱えている。
中国軍の新型対艦ミサイルに対する脆弱性を指摘されているのだ。
マッハ10で飛来する中国軍の対艦弾道ミサイルには、イージスシステムもお手上げではないかと言われている。
世界最強のアメリカ海軍に対し、中国軍は合理的な非対称兵器の開発を進めてきた。
被害が釣り合わない、つまりやられた相手が全く割に合わない低価格兵器ということだ。
アーレイバーク級の調達価格1000億円に対し、対艦ミサイルは一発せいぜい数億円に過ぎず、しかも攻撃側の人的被害はない。
アメリカ海軍を東アジアから駆逐したい中国にとって、これほどコスパのいい効率的な兵器はないだろう。
数千人が乗り組み、一隻数千億もする空母が沈められでもしたら大変だ。
イージスの盾が最早万能でなくなった今日、トランプ大統領の言い分も、そんなところに真意があるのかもしれない。
今のところまったく先が読めない最高司令官の発言を、こうした現場の将兵はどう感じているのだろう。
意外に人気があるのかも。
喉元に匕首を突きつけられた「航行の自由作戦」は、確かに恐ろしくも虚しいものかもしれない。
どうなんだろう、彼らの本音を聞いてみたいものだ。
米海軍中佐エドワード・アンジェリナス艦長は、海上自衛隊との絆を強調しながらも、しかし多くを語ることなく小樽港を後にした。









MEET THE BEATLES

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No.560 2017.2.7





1964年2月7日、ビートルズがアメリカに上陸した。
その直前にキャピトルからリリースされたアメリカでのセカンドアルバムが「MEET THE BEATLES」である。
デビュー盤はヴィー・ジェイから出た「Introducing・・・The Beatles(まったく売れなかったというが、実は私これを新品にて購入している)」だった。
アメリカ盤「MEET THE BEATLES」と似たようなジャケットのアルバムがあと二枚ある。
一つがイギリス盤セカンドアルバム「WITH THE BEATLES」であり、もう一つが日本でのデビュー盤「MEET THE BEATLES」だ。
三枚の内容それぞれ異なり、日本盤はモノラルだった。
ビートルズもまだ駆出しであったし、何より当時の音楽産業とはだいたいこんなものだったのである。
改めて聴いてみると、発売時におけるベスト盤という意味合いで日本盤が一番お買い得ではなかったか。

53年前の今日、ニューヨークのケネディ空港で1万人のファンに迎えられたビートルズは、このアメリカ初ツアーにおいて早くも規格外を証明してみせた。
TVのエド・サリバンショーに出演、なんと72%という驚異の視聴率を叩き出したのである。
ところが更に上がいるので驚いた。
1956年エド・サリバンショーにエルビス・プレスリーが出た時の82.6%。
我が国ではあさま山荘事件の報道で89.7%というのがある。
ビートルズよりも上がいるのだが、72%だって間違いなく凄いのだからガッカリすることはない。
初ツアーでアメリカを完全に制圧したビートルズ、その二か月後に今度はビルボード誌シングル・チャートの上位5位を独占する快挙を達成する。
この記録は間違いなくプレスリーにも連合赤軍にも破られていない。

1位 Can't Buy Me Love 
2位 Twist And Shout
3位 She Loves You
4位 I Want To Hold Your Hand
5位 Please Please Me

日本盤「MEET THE BEATLES」にはこのうち、Can't Buy Me Loveを除く(MEET THE BEATLES発売時に発表されていなかったため、日本盤セカンドアルバムに収録)残り4曲が収録されている。










日曜鍋

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No.559 2017.2.6





日曜日テニスのあとは鍋と決まっている。
申し訳ないこと夥しい。
夫婦一緒にテニスをするので、帰ってからサクッと用意できる鍋なのである。
本来ならば時には私も何か作らずにはいられない筈だ。
だが御免なさい、料理はもう御免なさい。
昔は色々やった。
やらない訳にはいかなかったから。
一応何でもとまでは言わないが、飢死しない程度に料理出来る。
でも叶う事ならもうやりたくない。
だから悪いが頼む。
かわりに私もやらなければならないのだ。
出来ることもかなり限られてきているが、音楽担当とかではダメですか。







誤読

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No.558 2017.2.5





女子アナが「北北西」をキタキタニシと読んだとかで批判されたが可愛いものだろう。
兎に角(ウサギニツノにあらず)日本語は何かと難し過ぎるため、女子アナの名作もいくつか残されている。
左投げ左打ちと書けば間違えないのに左投左打(サトウサダ)は無理もない。
訃報(トホウ)は言うに及ばず、旧中山道(イチニチジュウヤマミチ)とくれば座布団三枚はかたい。
一般人なら仲介(チュウスケ)や瑕疵(ダンヒ)も普通だろうし、烏丸丸太町(チョウマルマルフトチョウ)だってよそ者なら仕方ない。
更には米原子力空母(マイバラコヂカラクウボ)や清水次郎長男の涙(シミズジロウチョウナンノナミダ)、佐渡金山(サワタリカナヤマ)選抜(センヌキ)銭湯(ゼニユ)といった力作もあるのだが、段々歳と共に拘りも出てくるのか他人事(ヒトゴト)音色(ネイロ)早急(サッキュウ)と読みたくなるのも事実である。
何しろ総理大臣が国会答弁で云々(デンデン)とやったり、あるいは北方担当相が「歯舞」を読めなかったりしたが、私は私で相殺(ソウサツ)と信じ込んでいたし、圧巻(アツカン)宿酔(ヤドヨイ)晩節を汚す(バンセツヲヨゴス)も軽く10年は使用した。
誰しも思い違いや勘違い、まして読み違いなんていくらでもあるものなのに、若い頃ならともかく還暦ともなれば恥ずかしくていけない。
桂三枝の創作落語で「インテリヤクザ」と言うべきところ、親分が「インテリア・・・」と思い込んでおり、子分が「おやっさん・・・ワシ応接セットやおまへんで・・・」というくだりには少し笑ったけれども、これは話のスジがちょっと違うかもしれない。









狼狽俄朝里熱

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No.557 2017.2.4





JRで札幌から小樽へ行く途中、朝里という海辺の寒村がある。
昔祖父母が住んでいたこの田舎町が懐かしくて、車で通り掛かる時には国道5号線から坂の下の駅舎の方へ迂回することがよくあった。
本当に何もない。
朝里駅はサイディングを張り付けた無人駅で、周囲の民家含め風情も趣も一切まったくない。
そんな場所が今ちょっとした騒動に巻き込まれているという。
中国映画のロケ地になり、あの国で聖地認定を受けているのだ。
そうなると何が起きるか言うまでもなかろう。
私が最後に小樽へ行った2015年10月にはそんな話もまだなかったので、これは比較的最近になって起きている珍現象だと考えられる。
地元の人達さぞ面食らい迷惑していることだろう。
傍若無人な中国人観光客が押し寄せ狼藉を働いても、それに見合うメリットなんて殆どあるまいし。
だって観光客の受け皿となる施設の類、金を落としていくような場所なんてなんにもないんだから。
今から店を作ろうったって、出来上がる頃にはイナゴの大群どこかへ行った後かもしれず、とてもじゃないがそんな気になれないだろう。
やれやれ・・・じっとガマンして嵐が通り過ぎるのを待つしかないか。









あり得るだけに

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No.556 2017.2.3





衆院予算委員会でのこと、民進党江田憲司議員の質問に答え、安倍首相が「南スーダンのPKOで死傷者が出たら辞任の覚悟」と発言している。
軽いなあ、そんな簡単に言質を与えていいのか。
現地の情勢あまり良くないと聞いているので心配になる。
危険な任務に就いている方は自衛官に限らずたくさんおられる。
警察官、海上保安官、消防士等々そういう方々のおかげで国家が成り立っているのだ。
不幸にして実際に殉職される事もあるが、かといってその都度総理大臣が辞職していては国がもたない。
ノーベル平和賞を受賞したオバマ氏の在任8年間で、米兵が1500人も戦死している。
仕方ないとはけして言わないけれど、国家の運営とはそういう事だろう。
言う方も言う方だが、言わせるヤツも言わせるヤツではないか。








二週間で

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No.555 2017.2.2





就任式から二週間、新大統領が矢継ぎ早に繰り出した大統領令はどれも、選挙中の主張を具体化したものに過ぎず驚くには値しない。
それはTPP離脱であり、オバマケアの撤廃であり、メキシコ国境の壁建設であり、イスラム7か国からの入国禁止である。
(イスラム7か国とはシリア・イラク・イラン・スーダン・リビア・ソマリア・イエメン)
アメリカ大統領選挙を興味本位に見ていた。
参加できない以上他に方法はなかった。
だがアメリカ国民も最後は真っ当な選択をするだろうと思ってもいたのである。
結局これらは他でもない、アメリカ国民自らの選択なのだ。

東洋経済に桑原りさ氏が興味深い記事を書いていた。
彼女は就任式前、トランプの選挙ブレーンとのインタビューに成功している。
「驚いたよ、勝つとは思っていなかった。本人も驚いていた。戦う価値のある戦いだと思ってやっていただけなんだ」
マック赤坂氏が当選してしまったようなものだろうか。
この選挙ブレーンは勝因についてこう語っている。
「確かに彼は大金持ちだが、クイーンズ出身で、粗野で叩き上げのイメージがある。実際7ドルのサンドイッチを食べながらニューヨーク・メッツの話ができる男なんだ。そんな気さくな雰囲気が工事現場の労働者に慕われたと思う」
桑原氏はトランプ新大統領をひと目見るためにカナダのモントリオールから来た男からこんな話を聞いている。
45歳の彼は4年前まで時給35ドルのカナダ工場で働いていたが、工場がメキシコへ移転し失業した。国内の雇用を守るトランプの政策に大賛成だと言った。
でもアメリカに工場を作ると商品価格が上昇し、結局は低所得者が困るのでは?との問いに対し、自分が働いていた工場はメキシコへ移転して労働者を時給6ドルで雇ったが、製品の値段は変わらなかったと説明したという。

なるほど工場を移転し製造コストを下げるのは消費者のためではない。
企業の利益率を上げるためだ。
だから南アフリカで作ってもドイツ車の価格は変わらない。
それなら自国の雇用を守る方がマシだという訳だ。
だが実現する力が彼らにあるか。
トランプを支持した人々には力がない。
彼らが持つ力は一票を行使する選挙権だけなのだ。
実際の力はトランプを支持しない側にある。
この差は蟻と象ほどにも圧倒的だ。
いったいこの先何が起きるのだろうか。
今のところそれは誰にも分かっていない。













母叔母通院

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No.554 2017.2.1





母を乗せて今年最初の通院の日。
予約時間に合わせ、まだ真っ暗いうちに家を出る。
母親の住まいに着く頃、少し空が明るくなり始めた。



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同じ病気で同じ病院へ通う叔母(母親の妹)とその夫も迎えに行く。
姉妹の家はごく近所だ。
雪が降りだし次第に強くなる。
これは渋滞になるのではと思い、年末の件が頭を過る。
あの時は帰路に4時間かかってしまった。
だがあの日同様、往路案外順調に進み予約の一時間前に到着。



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予約の番号が姉妹連番で、まず叔母が受診し次回の予約を入れ、出て来た叔母からそれを聞いて母親受診、叔母と同日同時刻の予約を入れる。
母の血圧上が108なのに降圧剤を前回同様処方される。
これでいいのか?息子少し納得いかない。
院外薬局にて薬購入、帰路も順調、三人送り届けすべてを午前中に済ますことが出来た。
次回は3月14日、もう春も間近となっているだろう。







介護福祉士

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No.553 2017.1.31





介護福祉士養成学校(短大など)の2016年度における入学者が定員の5割を切ったという。
デイサービスのスタッフの名刺を拝見すると、この介護福祉士という肩書の方が多い。
現場で食事・入浴・排泄等の身体介護を行う介護の中心的な存在であるが、低賃金かつ過酷業務で離職率高く、それが定員割れの原因であるとされる。
だがちょっと違うのではないか。
介護福祉士は国家資格だが、そもそも国家資格には名称独占と業務独占があり、介護福祉士は名称独占である。
有資格者のみ介護福祉士を名乗ることが出来る、ただそれだけだ。
肩書だけ、実は資格なしでも業務可能なのである。
これに対し同じ国家資格である医師資格は業務独占、有資格者以外は業務出来ない。
さらに介護福祉士になるルートが複数あり、応募5割を切ったのは養成施設ルートといわれるそのうちの一つに過ぎない。
つまり資格自体が軽く扱われている上に、資格取得の手段が他にあれば、養成学校が不人気なのも当然の話ではないか。
今後益々高齢化するこの国だ。
早期に介護福祉士の身分を確立し、資格と待遇強化の要を認めるところ大なり。









オールバックも

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No.552 2017.1.30





ダブルスに限って言えば、札幌のアマチュアテニスには特徴がある。
この画像でお分かりのように、ベースラインに誰もおらず、サービスライン付近での戦いになりやすいのだ。
これはテニススクールが空中戦を主体としたレッスンをしてきた結果だろう。
地味なグランドストロークよりも、ネットプレーの方がアグレッシブでダイナミックで派手な印象を与えるためかお客のウケが良い。
特に年配の女性はボレーが好きだ。
好きなボレーをするためにどんどんネットダッシュしていく。
しても良いけど、ネットダッシュには付随する条件がある。
自分の頭上は当然だが、前にいるパートナーの上をロブで抜かれた時にそれをカバーするという条件だ。
これは結構大変な事なのだがあまり気にせずダッシュして来るので、前衛の私は自分の頭上はもちろんのこと、彼女の背後のロブまで処理しなければならず大変疲れる。
全豪オープンの女子ダブルスを見た。
前衛付きのシングルスと言った方が当たっている。
誰もネットダッシュなんかしない。
そればかりかレシーブ側のツーバックは当然あり、さらにサーバーのパートナーがベースラインに下がるツーバックまであった。
この時ネットに付いているプレーヤーは一人もいなかった。
つまり四人がベースラインにいたのである。
ダブルス=ネットプレーという固定観念はもう古いようだ。











Invitation Side

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No.551 2017.1.29





そして当然のように「Invitation Side」である。

1.Joe Henderson(ts)
2.市原 康(ds)
3.Al Haig(p)
4.Archie Sepp(ts)
5.Arnold Klos(p)
6.Stan Getz(ts)
7.Alan Broadbent(p)
8.Milt Jackson(vib)
9.The Singers Unlimited(vo)
10.John Coltrane(ts)
11.Phil Woods(as)

黒いオルフェとインビテーション、どちらか選べと言われたら相当困る。
困るが最後はインビテーションを選ぶような気がする。
それくらいこの曲が好きで、何年か前に「Invitation Side」を友人らに配ったのだがその後一切話題にならず、趣味というものは人それぞれなんだと私はやっと悟った。
ある時ある歯医者から坂本冬美のCDを渡された時は私も面食らったのだ。
何事も自分が好きだから他人も好きだと思っちゃいけないが思いがちなものだ。
この男は坂本冬美と荒井由実が好きだったが、ビル・エバンスにはまったく関心を寄せず名前すら知らなかった。
蓼食う虫も好き好きという諺は、まさに正鵠を射ていると思った。
だからインビテーションフェチが人様を困惑させた可能性もけして低くない。
つまり独り善がりですね。
逆に言えば好みが合うというのは、実に貴重で得難い事なのだ。
一方で自分の好きなものになかなか気付けない時もある。
アル・ヘイグ盤をバイト先にて新譜で聴いた。
そして即日買ったのであるが、その時心惹かれたのはインビテーションではなく、A面一曲目の「Holyland」だった。
それから20年、私はインビテーションの存在に気が付かなかった。
そんなものだ。
でも目の黒いうちに気が付いてよかったのである。
もしかしたら貴方のすぐ近くに、気付かずにいる運命の人なんかがいるのかもしれない。
手遅れになる前に、周りをよく見たほうがよろしいかと。









SL-1200G

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No.550 2017.1.28





70年代オーディオブームの頃、日本の家電メーカーが独自ブランドを展開して頑張っていたのを覚えておられよう。
AUREX(オーレックス)=東芝 
Lo-D(ローディ)=日立製作所
OTTO(オットー)=三洋電機
OPTONICA(オプトニカ)=シャープ
DIATONE(ダイヤトーン)=三菱電機
そして最近まで生き残っていた松下電器のTechnics(テクニクス)。
どこか怪しいところもあったが、テクニクスは元気のいい製品を造っていた。
私も小型スピーカーSB-1204(テクニクス1)やFMチューナーST-3200なんかで世話になった。
2010年まで販売したレコードプレーヤーSL-1200も使ったことがある。
テクニクスは意外にも、ダイレクトドライブプレーヤーを世界で初めて商品化したメーカーだ。
代表機種SL-1200がDJ達に愛用され、全世界で350万台を売ったのだという。
そんなテクニクスの栄光も2010年の生産終了で途絶えていたのだが、昨年私の知らないところでSL-1200Gとして復活していたのである。
一応喜ばしい話に違いない。
そしてSL-1200Gの評判も長足の進歩を遂げたと頗るよろしい。
だが一つだけ気掛かりなのが値段だ。
私のSL-1200はMK3だったと思うが5万円しなかった。
だから売れたのだ。
SL-1200とはあくまでもそういう製品だった。
ところが今度のGは税込みでその7倍の金額だという。
果たしてSL-1200にそれだけ出そうという気になる人がどれだけいるのか。
商売っ気の有りや無しや分からないが、これはどうも少し難しいだろう。










Black Orpheus

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No.549 2017.1.27





「Black Orpheus Side」も制作された。
アルバム一枚すべて「黒いオルフェ」で埋め尽くされたのである。
次のようなメンツとなった。

1.Wayne Shorter(ts)
2.鈴木 勲(b)
3.Gonzalo Rubacaba(p)
4.Ron Carter(b)
5.Dexter Gordon(ts)
6.Lee Konitz(ts)
7.島 裕介(tp)
8.Manhattan Jazz Quintet
9.Don Randi(p)
10.Grant Stewart(ts)
11.Harold Mabern(p)
12.Harry Allen(ts)

まだいくらでもあるが、80分のCDRにこれ以上入らなかった。
黒いオルフェは1959年の同名映画の主題歌で、ルイス・ボンファが書きスタンダードとなった。
「Manha De Carnaval(カーニバルの朝)」ともいうので注意が必要である。
ゴンサロ盤右の男、痩せているので誰だか分からないかもしれないが、驚異のベーシスト、あのブライアン・ブロンバーグなのだ。
先日の結婚披露宴で息子がこの曲を自ら演奏した。
父親が黒いオルフェ好きなのを知っていたのか。
だとすればインビテーションでもよかったのだが、そちらは難し過ぎたかな。









Resident Evil

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No.548 2017.1.26





バイオハザード7「レジデント・イービル」の発売日だ。
少し迷っている。
本作はPS4用のソフトで、我が家のPSは3なのだ。
前作まではPS3と4両方のソフトが売られた。
息子の4でもプレイしてみたが、確かに画質その他3はだいぶ負けていた。
しかし3でも一応不満なくプレイできたのである。
だが遂にこの日が来た。
3ではバイオハザード7はできない。
どうしよう。
買う?







毎日寒くて敵わない

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No.547 2017.1.25





いよいよ寒い。
最低気温が氷点下10度を下回る日々続く。
なにしろ一年で一番寒い時分なのである。
実際115年前の今日、旭川で観測された氷点下41度が日本の公式最低気温となっている。
(尚奇しくも最高気温は2013年8月12日における高知県のプラス41度である。積雪記録一位は滋賀県伊吹山の11m82㎝、1927年のバレンタインデーだった。ずい分降ったな)
旭川でマイナス41度を記録した同じ日に、青森では歩兵第五連隊が八甲田山の耐寒訓練で遭難し、210名中199名が凍死する悲劇が起きている。
日本の兵隊さんは装備が悪すぎた。
根性で敵兵に勝つのも難しいが、飢えや伝染病や寒波にもやはり根性では勝てなかった。
だが当時は予算の関係でそれを認める訳にいかなかった。
そしていくらでも補充の利く兵士が一番安かったのだ。
少々寒いくらいであまり文句も言えない気分になってくるが、やはり寒いものは寒い。
なんとかならないのか。
それがなんともならないのである。
だが少しずつではあるのだが、日の出が早まり日没が遅くなっているようだ。
日差しに力強さも出て来た。
二月も中旬を過ぎれば、春から先のことが見えてくるだろう。
あと少しだ、と思いたい。










あっても自由にならない

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No.546 2017.1.24





再び札幌に暮らし始めて40年近くになる。
毎年毎年この雪にうんざりし悪態をつきながらも、私はこの町を離れようとしない。
離れることが現実的でない。
この地を離れて生きる選択肢が最早存在しない。
居住地移動の自由は憲法で保障された権利であるのだが、年々日本人の移動が減少しているという。
正確に言えば大都市への移動が偏ってきたのだ。
移動できる者と出来ない者の二極化である。
移動できる者とは誰か。
かつてあった集団就職が消滅した現在、大都市とりわけ東京へ移動できる者は学歴か資産、あるいはその両方を持つ者に限られてきた。
彼らは進学や就職を契機として、自然に東京へ移動していく。
地方には社会的強者がいなくなり、経済的に弱体化し、同時に閉塞感が蔓延する。
これは日本だけの現象ではなく、先進国に共通する潮流である。
そんな形で田舎に取り残された人々が、アメリカでトランプ大統領を誕生させたのだ。
大都市へ移動した社会的強者が投票したのはヒラリー・クリントンだったが、数では「弱者」に負けたということだ。
同じことが近い将来他の先進国でも起き得るが、幸いにも議院内閣制の日本では制度上ない。
ただ元々あった東京と地方の格差だけが、今後益々大きくなっていくだろう。
淀んだ閉塞感がガス抜きされることなく、澱となって地方に沈殿し続けるとしたらちょっと困るな。
それはつまり、東京以外の日本沈没であろうから。










ホーン帰る

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No.545 2017.1.23





山本ホーンが修理から戻った。
いい加減な修理だ。
自分の製品に矜持を持たない者の仕事である。
顧客満足度の低い会社が長続きしたケースは独占企業を除き殆どない。
販売店含め彼らの未来も明らかだと思われる。
私はこれ以上言わないことにした。
もちろんこの会社の商品を買うことは二度とない。
この販売店からオーディオ製品を買うこともない。それだけだ。
この六年間あり得ない事の連続だった我が家のスピーカー。
トラブル慣れしたのか次第に驚かなくなってきた。
ただこれ以上何事も起きないようにと祈るばかりだ。
そんなことを考えていたら、販売店の社長から電話があった。
今回の修理代金を払えというのである。
時間が経ったのでメーカーの保証は効かないと。
時間が経ったのは不良品を回収して二度も作り直したからだし、ただこちらが待たされたからだ。
着手前に「修理は有償」との主張があった訳でもなく、従って修理見積の提示があった訳でもない。
もとより当方は保証の範囲との認識である。
その旨申し述べたところ「ご迷惑かけないようにこちらで処理します」と言うのだ。
これは本格的に終わってしまっている。









遂に就任

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No.544 2017.1.22






多少の品格を備えた歴代の前任者居並ぶ前で、異形の新大統領はいつものように親指を立て、「政府の権限を国民に返す」と言った。
この場合の「国民」は「白人」と言い替えて良いのだろう。
そう思わせるほどに、この日式典に集まった群衆は白人ばかりに見えた。
合衆国大統領になった人物が何を考え、何のために就任したかなんてもちろんまったく分からない。
自分のためなのか、家族のためなのか、国のためなのか、世界のためなのか、あるいは何れでもないのか。
もしかしたら人生終盤となり最後に一花咲かせたくなっただけなのかもしれない。
金を持ち過ぎて退屈したのかもしれない。
気紛れに言い出した半ばジョークが現実になってしまったのかもしれない。
そして事の重大さに実は狼狽えているのかもしれない。
新大統領となった時、最重視するのは四年後の再選だという。
しかし今度の大統領は再選を目指すだろうか。
四年後彼は74歳になっている。
もしも始めから一期だけの心算なら、完全に恐いもの知らずだ。
誰の助言にも耳を貸すことなく、直情的な政策をどんどん実行していくかもしれない。
大統領の権限などそれほど強大なものでもないとする解説をよく聞くが、さりとて彼は核のボタンすら握っているのである。
暴走を止める手段は限られる。
四年間大統領でいられるか、先ずはその点が問題だと思った。











JKとは結婚前提に

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No.543 2017.1.21





17才のJKと関係したと咎められているようだ。
淫行条例には予て疑問を持っていた。
刑法上13才を過ぎれば合法的な関係が可能であるのだし、更にはこの国の女性は16才で結婚できることになってもいる。
実際にそういう方もおられよう。
その場合即淫行にならないのか。
どうも法律の建付けが悪いというか、齟齬を来しているように見える。
判例的には真面目に交際している場合淫行にならないようだ。
しかし真面目に交際しているかどうか司法がどう判断するのだろう。
どうやら結婚を前提とした交際なら真面目な交際と判定するようだ。
そういう事なら逢瀬のたび「結婚前提、結婚前提・・・」と唱えるとしても、では結婚を前提とした交際が破綻した場合どうするのか。
女性の歳が16だろうが17だろうが、破綻するときはするのだ。
破綻後同時進行していた妙齢女性と結婚したのがバレたらきっと怒るに違いない。
その時淫行該当の女性が報復に恐れながらと告発したらどうなる。
多分アウトだろう。
条例に該当する女性と交際するのが、真面目でも不真面目でも非常にリスキーなのはやはり間違いない。
覚悟あってかどうか知らないが既に着手した以上、社会的にこの男が助かるには17才のJKと結婚するしかないのではないか。








F-35B キターーーッ!

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No.542 2017.1.20





昨年9月、F-35A初号機が航空自衛隊に引き渡され、現在アメリカにて飛行訓練中の筈である。
ステルス性向上のため使用できる塗料が制限され、グレーの日の丸を描いた機体は一見国籍不明機の様相だ。
今年中に自力で日本へ飛来し、その後三沢基地への配備が予定されているところだ。
そんな中、米海兵隊のF-35Bが岩国基地に配備された。
Bタイプは同機のSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)版であり、強襲揚陸艦「ワスプ」での運用が可能な機体だ。
これは主に対中国を意識しての措置と理解していいだろう。
今のところ明言を避けているが、海上自衛隊も「いずも」「かが」における運用を想定していると思う。
その時中国あたりが何を言い出すか、誰しも容易に想像がつくのである。
仮想敵国の牽制なんか気にしている場合ではない。
海自のF-35Bは尖閣海域の安定に大きく寄与する筈だ。







デートした

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No.541 2017.1.19





娘にさそわれ二人で食事。
ちょっと照れる。
彼女のチョイスで行った店は某フランス料理店の姉妹店だった。
以前友人らと来たことがある。
平日ということもあるだろう、他に客はない。
彼女の奢りで串数本と赤ワインを頂いた。
そのあと店をかえ鮨を10貫ほど食べ白ワインを飲んだ。
我々は二人で大人同士の話ができる。
驚くべきことかどうか分からないが、個人的には驚きだ。
美味しく食べ楽しく話し、また行こう、ということになった。
娘はいつの間にか大人の女性になっていた。






米中もし

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No.540 2017.1.18





今年最も懸念される安全保障上の国際問題は米中関係だろう。
オバマ氏が言った通りアメリカは財政的に世界の警察官を続けるのが最早困難で、この方針はトランプ新大統領にも引き継がれる筈だ。
アメリカは正義のヒーローとしては後退せざるを得ないが、しかし自国の権益を守るのはまた別の話になる。
アメリカはその分野から撤退しない。
次期国務長官と目されるレックス・ティラーソン氏はエクソンモービルのCEOであり、同社は南シナ海のベトナム沖でガス田を開発している。
ここは中国が領有権を主張する海域でもある。
ティラーソン氏は昨年6月の仲裁裁判所判決に中国を従わせる必要があるとし、中国がスプラトリー(南沙)諸島に建設した人工島へのアクセス阻止を言い出している。
海上封鎖ということだ。
ティラーソン氏は同時に尖閣に対する米軍の旗色を鮮明にする発言もしており、トランプ次期大統領の台湾発言(一つの中国について)もあることからアメリカの新政権発足後米中関係が一気に緊張感を増す可能性がある。
「歴史上、既存の大国と台頭する新興国が対峙した時、戦争に至る確率が70%を超える」と言われている。
カリフォルニア大学教授ピーター・ナバロが書いた「米中もし戦わば」をアマゾンに発注中だ。
もう三週間になるのだが、これがなぜかまだ来ない。









前途多難あり

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No.539 2017.1.17





大統領就任式を20日に控え、20人以上の民主党議員が欠席を表明している。
直近の世論調査では51%がトランプ氏不支持という結果に。
また就任式当日100の抗議デモが予定されているという。
このような人物がよく大統領選挙に勝ち抜いたものだと改めて感心する。
2017年が始まったばかりだが、世界はアメリカはそして日本はどうなってしまうのか。
それはこれまでだって色々あったのだし、今後もあるだろうが特に今年、平穏な一年で終わると早くも思えなくなってきている。
だがヤン・ウェンリーは言ったのだ。
最良の専制政治と最悪の民主政治があるとしても、それでも民主政治を支持すると。
エル・ファシルの英雄、ミラクルヤンを信じたい。







Standard Time 1

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No.538 2017.1.16





ジャズ批評誌が選んだスタンダードをまとめもした。
スタンダードとは映画音楽やミュージカルの主題歌などがいつの間にか独り立ちしたものだ。
中にはネタ元がすっかり忘れられてしまい、曲だけ残っているケースも少なくない。
「As Time Goes By」は確かに「カサブランカ」に使われて有名になったけれど、元々は「エブリバディズ・ウェルカム」というミュージカルの主題歌だったという。
「My Funny Valentine」もミュージカル「ベイブス・イン・アームズ」の挿入歌らしいが、ミュージカルの方は聞いた事もない。
「Invitation」は同名映画の主題歌、「四月の想い出」は「デコボコカウボーイの巻」という映画の主題歌。
こんな映画は通暁のオタクならざれば知らぬ筈。
「Standard Time 1」にチェット・ベイカーが歌う「But Not For Me」を入れた。
ガーシュイン兄弟のこの曲、今ならウイリアムス浩子バージョンを採用したいところだ。






石橋さんに会う

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No.537 2017.1.15





息子を見直した。
予想していた結婚式と全然違っていた。
彼らは来てくれたお客をもてなし楽しんでもらおうと一生懸命だった。
僕らってこんな感じです。
安心してください。
二人で楽しい人生にしますよ。



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だから来賓だの友人代表だのといったつまらないスピーチも一切なかった。
かわりに中学の時に無理言って買わせたトランペットで、ハウスバンドをバックに「黒いオルフェ」を自分で吹いた。
偶然に驚く。
ドラムが石橋正彦さん、ピアノは斉藤桃子さんだった。



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私の息子は三歳で母親を亡くした。
大ピンチだった。
その時根井の叔父が私にこう言ったのだ。
「じゅんちゃん、これも人生だ」と。
その通りだと思った。
嘆いている場合ではなかった。
すぐにその日の晩御飯から用意して、子供たちに食べさせなければならなかった。
こうして私の子育てが始まった。
はっきり言って向いていなかった。
突然家事から何から一切合切を引き受けるハメになって私は一杯一杯だった。
だから子供たちには不満もあったと思う。
最低ではなかったかもしれないが、最高の父親でもなかった。
もしも将来子供を持つ機会があれば、その時は自分の経験を生かした最高の子育てにチャレンジしてほしい。
世の中ってそんな風に少しずつ良くなっていくものだろう。
当時の私はまだ頭もフサフサで、多少の誇張をお許し頂けるなら「どこのジャニーズ?」って感じだった(ハハハ・・・まあ、武士の情でそういう事にしておいてください)。
だからだろうか私の絶望的な子育てを助けてくれる新しい家族ができた。
すべて彼女のおかげで何とかなったのだ。
私一人で二人の子供を育てるなんて絶対無理だった。
だから彼女には言い尽くせないくらい感謝している。

息子よ、君は今28歳だ。
ところが父もつい先日まで28歳だったんだ。
人生は思っているよりずっと短い。
井上陽水の「人生が二度あれば」という歌を聴いたことがあるか。
父親が60過ぎて老けてきた。
それまで仕事ばかりでやっと余裕ができた頃にはもうそんな歳だ。
人生が二度あればいいのに、という訳だ。
でも二度目はない。
だから人生は楽しくなければダメだ。
おもしろおかしく、これからは二人でいい人生にしていって下さい。

予想外の結婚披露宴を見て私は安心した。
やっと肩の荷を半分降ろせた気がする。















砂の女

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No.536 2017.1.14





遅まきながら安部公房「砂の女」を読んだ。
理不尽であり不思議すぎる話でありながらも、どこか共感できる話だった。
砂丘に押し寄せる砂と格闘する男と女が描かれる。
圧死を免れようと掻き出された砂で家々は砂穴の底に沈んでいる。
人はまるで砂掻きするために生きているようだ。
砂掻きが自己目的化した世界。
俺たちの除雪みたいじゃないか。
彼らは最悪の環境に馴れ切って、知らず知らずのうちに遂にはそれを愛するようにすらなっていた。
そんなところも似ている。
彼らは砂の世界から、我らは雪の世界から結局どこへも行くことが出来ない。
だとすればどんな生物も、適応性がなければ生存できないのである。
さて、私も雪掻きするとしようか。






Jazz Musicians' Composition 1

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No.535 2017.1.13





ジャズメンオリジナル集も作った。
第一集ではマル・ウォルドロンの「レフト・アローン」から「AIREGIN」を入れた。
この曲はソニー・ロリンズのオリジナルで、ナイジェリア(NIGERIA)の逆綴りとしても有名である。
タイトル曲「レフト・アローン」はマルのオリジナル。
彼は一風変わった芸風のピアニストだったが、作曲のスタイルもやはり変わっていて、ごつごつした感じはセロニアス・モンクも顔負けだ。
エリック・ドルフィーの「At The Five Spot 1」における「Fire Waltz」はマルのオリジナルである。
訥弁スタイルのピアノと相俟って、「At The Five Spot」の独特な世界創出に貢献したが、ピアニストとして本国アメリカでさっぱり売れなかった。
本作も殆ど相手にされなかった。
「レフト・アローン」を有名にしたのは日本のジャズ喫茶である。
この辺の事情はソニー・クラークの「クール・ストラッティン」とよく似ている。
両作ともジャッキー・マクリーンの音色が決め手だったのは今さら言うまでもない。







つきあうよ

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No.534 2017.1.12





倅の結婚式が明後日に迫っている。
配偶者となる女性の希望もあり思いっ切りやるようだ。
参ったなあと思いつつ、父親としては付き合うしかない。
人はむやみにケジメをつけたくなる時がある。
あらゆるセレモニーすべてそうだ。
不安なんだろうな、それは分からないでもない。
最たるものが生まれた時と死ぬ時なのだが、これは残念ながら自力でできない。
しかしそれが出来ない以上、その中間の些細な出来事を大袈裟にどうこうしても仕方ないように思うけどね。
特に結婚なんてものは極めつけの些事だ。
当事者以外に何の関係もないこと。
だから他人には断りもなく簡単に別れもする。
実は当然ながらひとつも目出度くなどないのだ。
だって単なる契約に過ぎないのだから。
だから結婚式は白ける、これほどの欺瞞があるかというほど。
本当は二人でひっそりやればいいのである。
どうしても不安なら、知人に事後報告するといい。
それで十分じゃないか。
私は二度結婚したが、馬鹿げたセレモニーなんか一切やらなかった。
今でも良かったと思っている。









WORLDCUP 2026

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No.533 2017.1.11





FIFA理事会は2026年大会より、ワールドカップ出場枠を16増やし48とする決定を下した。
競技の更なる普及と増収をねらっての事だが、この大幅な水増しでワールドカップの質的低下は免れないだろう。
これによりアジア枠が4.5から8.5に拡大されるという。
最大9か国がワールドカップ本大会へコマを進めるのである。
FIFAランキングで見てみると、現在アジア1位はイランの29位だ。
続いて韓国の37位日本の45位オーストラリアの47位と続く。
50位ブキナファソ、アフリカ西部のこの国をご存じだろうか。
失礼ながら私は初めてきいた。
アジア5位のサウジはブキナファソより下の54位、だがまあここまでならギリギリセーフ。
だが枠の拡大により出場国が更に増えてゆく。
62位ウズベキスタン、64位UAE、82位中国、そして大陸間プレーオフに勝てば87位のカタールも。
これらの国が本大会で最低二試合することになる。
現在FIFA加盟国は221あり、そのうち本大会出場経験がある国は77に過ぎない。
2026年大会ではこれまで見た事もないような国の試合を見せられる筈だ。
日本にとってはどうか。
ワールドカップ出場は最早既定路線となり、アジア予選の重要性が大幅に低下するだろう。
本大会ではグループリーグが3か国に減り、従って各チーム試合数2となる。
決勝トーナメント進出がグループの上位2チーム(ダメダメな1チームが落ちるだけ)で、これを突破するのは日本にとってもあまり問題あるまい。
まして強豪国には大して意味のない試合になるかもしれない。
決勝トーナメントは32ドローになる。
日本も死ぬほど頑張れば、一回戦なら時々勝てるのではないか。
だが、これまでの最高位がベスト16なので、二回戦突破は非常に困難だ。
つまり日本の全試合4は従来と変わらない。
しかし一回戦敗退の大会では試合数が3に減り、ただ全体的にレベルだけが低下するのである。
もちろん今後試合数2の大会が出てくる可能性だって十分にあるのだが。
さてこうして見ると、FIFAの決断がワールドカップのレベルアップを目指したものでないのは明白だ。
今回の措置における最大の目的はアジア市場、就中GDP二位の巨大市場中国の取り込みにあると思われる。
現行ルール下で中国の本大会出場は当分難しいだろうから。












旭川 みづの生姜ラーメン

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No.532 2017.1.10





母を乗せ片道二時間、四人で「みづの」の生姜ラーメンを食いに出掛けたのである。
以前仕事で旭川通いをした時期があり毎回行っていたが、その後旭川に用がなくなり更にはラーメンを食わなくなった影響でさっぱり顔を出さなくなっていた。
久しぶりに頂く生姜ラーメンの旨さよ。
これ以上旨いラーメンを私は知らない。
嗚呼、来て良かった。



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「先日息子さんが来ましたよ」とご主人。
だいぶ風貌変わった筈の私の顔を覚えておられた。
実はその時息子からメールが来ており、これは我らも行かねばとなったのだった。
息子は学生時代を旭川で過ごし、彼は彼でみづのへ通っていたようで、一緒に行った折りに「ご子息でしたか」とご主人驚いておられたのも過日のこと。



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「立派な先生におなりで」などと言われ、父は少し嬉しかった。











女子強い

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No.531 2017.1.9





張り替え済んだラケットで打ってみた。
これこれ、これですよ全然違うじゃない。
気を良くして女子チームとの対抗戦に臨む。
このところ一方的に勝っていた男子チーム。
ところがこの日は連敗だった。
男子チームミス多すぎ。
特にA男、皆が言う無理するなってのはけして、君のことだけを思っての言葉ではないのだ。
膝が痛いなら痛いなりのテニスがあるだろう。
ダブルスは二人でやるもの。
そしてアマチュアのテニス、殊に我々のレベルでは結局ミスの少ない方が勝つ。
錦織の試合など見て変な考えを起こしてはダメ。
はっきり言ってあれは、何一つ参考にならない別の競技だ、わかるかガメよ。







お願い25ポンド

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No.530 2017.1.8





ラケットのガットを張り替えた。
私の場合ガットのテンションがかなり緩い方で、夏場30ポンド真冬のみ25ポンドで張っている。
ポンドとはイギリスなどで使用する重さの単位、1ポンド約0.45㎏である。
テニス発祥の地はイギリスだったと思う。
その名残でポンド表示なのだろう。
今回冬用に25ポンドだから、約11㎏の力でガットを引っぱりつつ張っていることになる。
30年以上慣れ親しんだ結果、今さらテンション11キロではピンと来ない。
昨日キャロットでレッスン前にラケットを受け取った。
どうも様子がおかしかった。
硬いのだ。
気温のせいかとも思ったがあまりに硬い。
ガットはいつも通りのテック16だ。
コーチのHにみてもらったら、45ポンドくらいじゃないかと彼は言う。
苦情を言うか?でも証拠がないよな。
「なんとなく硬い」これでは主観に過ぎないだろうから。
何の根拠もなく文句を言えば、ただのクレーマーになってしまう。
そんなことは願い下げである。
フロントで張りあがったガットのテンションを測定する手段がないかきいてみた。
ないらしい。
ストリンガーやコーチ連中に見てもらうと言うので、とりあえず置いて帰った。
後刻電話あり、全員の意見一致(明らかにテンション高すぎる)により張り替えということになった。
言い分が通って良かったが、結果的に信頼性に大きな瑕がついてしまった事にもなる。
これはけして歓迎できない事態だ。
今回は大きな違い故ミスが明確になったが、少しくらいならすぐには分からないかもしれないのだ。
信用して任せていたが、実際のところ自分が希望するテンションで張られているとは限らなかったしこれからも限らない、そういうことだ。
なんか調子悪いと足掻いていたら、実は3ポンドのテンションの狂いが原因だった、なんてことだってあり得る。
我々は錦織みたいに気に入らないからといって簡単にガットを張り替えたりなんか出来ない。
一度張れば普通三カ月は使うのである。
ラケットを自分に合わせるというより、自分をラケットに合わせるしかないのだ。
そうこうするうちにひとシーズン終わってしまうじゃないか。










Vocal Side 1

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No.529 2017.1.7





そしてもう一つのサイドシリーズ「Vocal Side 1」から、ジェイミー・カラム「What A Differrence A Day Made」を聴く。
ジェイミー・カラムの魅力は何よりもこの声にある。
バーブがこのデビュー盤を出すために、1億5千万円もの契約金を払った事実を理解することも不可能ではない。
本作には何故かジャケット違いの盤が存在し、そちらの収録曲が多いので現在このジャケットの方を二束三文で入手できる。
それならこれでよい。
ジャケットが圧倒的にいいからだ。
私はジャケット違いの方にまったく魅力を感じない。
「What A Difference A Day Made 縁は異なもの」は30年代にアメリカでヒットしたラテンナンバーで、その後ジャズのスタンダードとなり、多くのミュージシャンがとりあげたマイフェイバリットの一つだが、私はこのジェイミーバージョンが一番好きだ。
ジェイミーは164センチと小柄だが、奥さんが185センチもあるモデルのソフィー・ダールという女性だ。
そこだけは理解できない。二人には子供もいるという。
実はソフィー・ダール、ミック・ジャガー(173センチ)の元カノらしい。
小柄な男が好きなのだろう。
そういえば先日ミック・ジャガー(73歳)に子供が生まれたとかいっていたな。
理解できないことの周辺で、さらに理解できないことが起こりがちである。








Other Side 1

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No.528 2017.1.6





「Piano Side」「Horn Side」「Guitar Side」とくれば「Other Side」である。
ボブ・ジェームス「FOXIE」から「Marco Polo」で快調なスタートだ。
この盤大抵の(つまり普通の)装置でもの凄くいい音が出る事で有名。
私も自分の装置からいい音が出ない時、幾度となく「FOXIE」をかけて自分を慰めた。
オーディオマニアのやる事なんか、大方自慰行為であると言って差し支えなかろう。
まあそれはともかく、ボブ・ジェームスの盤はどれも録音がいい。
フォー・プレイなんかもそうだ。
ミュージシャンでありながら音の良し悪しに鈍感てあり得ないけど時々いるんだよな。
アンビリーバボーだ。
Other Side 1 にはフュージョン系の曲が多く含まれる。
改めて聴いてみれば録音がいい曲ばかりが並んでいる。
フュージョンはいい音に仕上げるのが比較的容易な音楽と言っていいだろう。
当時それが人気の秘密だったと思う。
そして皮肉なことに飽きられる要因ともなった。
音が悪いと相手にされないが、簡単にいい音が出てもやがて飽きるのだ。
音楽ファンとは実に我儘な連中だから。








酒バラ

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No.527 2017.1.5





どこか他人事な年末年始だった。
マイペースじゃないっていうか。
まじか、どうしたいのか言ってみろよ。
特に大袈裟な希望があるわけでもないのだが・・・
なんだ酒と音楽があればそれでいいの? じゃあ酒なんにする?お歳暮に頂いた大吟醸あるけど。
まあ、正月だからいいんじゃないかそれで。
ワインじゃなくていいのかい?
なんでもいい、とにかく音楽かけようよ。
そうだな、「Piano Side」あれば「Horn Side」それなら当然「Guitar Side」もある、Guitar Side 1 9曲目、パット・マルティーノの部分的スタンダード集「Exsit」から「Days Of Wine And Roses 酒とバラの日々」でどうでしょう。
音がいいねえ、この盤も。
たたみかけるようなパット・マルティーノのピッキングが迫る、まあ飲めと言っている。
まさか、ギターがそんなこと言わないだろ。
言わないよな、でも今日のところは飲むんだよ。
明日から少し改心して真人間になろうなどと思いつつ。
なんか結局いつもと変わらんじゃないか。
やっぱりそう思うか?
飲み過ぎなんだよ毎日毎日。
まあな、だからもうおせちは飽きたぜ、なんか他に肴ないか?
やれやれ、グダグダだな。










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