Every Jack Has His Jill

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No.751 2017.8.17





お盆に友人夫妻とサイクリングに行ったのである。
出発地点我が家で、妻は「いってらっしゃーい!」と手を振り留守番だ。
アップダウンの激しい40キロ弱のコースをなんとか完走したが、もうギリギリだな。友人夫はかなりきわどかった。初サイクリングの妻余裕。女の持久力を見くびってはいけない。
家に帰って順番にシャワーを使い、それから四人で宴会だ。ただ、夫殆ど飲めず後半プリンなど食っているものだから、まああまり盛り上がるものでもない。
この夫婦、比較的最近結婚したのだが、一回り年上の夫初婚に対し妻は子連れ再婚だった。一回り年下といっても50だから別に羨ましいとかそういう事でもない。だが、笑えないジョーク連発の夫を、冗談上手のイケメンと信じ込んでいる北大出の堅物妻を見ていると、なかなか微笑ましくていい。
割れ鍋に綴じ蓋とはよく言ったものである。蓼食う虫も好き好き、とも言うようだ。お盆休みで伸びた髭を「シブい」と撫でる吾妻も無論同類。









Slideshow

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No.750 2017.8.16





パソコンが新しくなりしかも以前のデータを失って、それが昔の写真などを新たに発掘する契機となった。
ガラガラで寂しいので何かないか探したところ、妻がこの画像を見つけてきた。いろいろあって、彼女が家に来た頃、子供たちと彼女が仲良くなれるようにと、四人でグアムへ行った時の写真だ。多分「写ルンです」とか、そういったものを現地で買い、私が撮ったのだろう。それを後年彼女がスマホのカメラで写し保存していたのだという。
チビチビだった息子と妻の背丈が、今では頭一つ違う。娘の背はあまり伸びず、妻と同じくらいのところで止まった。若かった妻も間もなく還暦を迎えるだろう。
思い出の詰まった写真の数々が、大きくなったパソコンの画面に映し出されている。それを眺めている私は、けして悪くないと思っている。つまり人生とはそういうものだと。あとから振り返れば、すべてがスライドショーだ。









SNC

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No.749 2017.8.15





ファイナルファンタジー14をオンラインでやるようになってから、我が家と息子の連絡方法がPS4の通話機能に替わった。最大のメリットはハンズフリーであること、次にその場の全員が会話に参加できること、そして無料であること。携帯は導入に使用するだけだ。ちょっと話があるからPS4を起動してくれと伝えるのに使うのみ。
FF14のチーム名を登録する必要があり、何かかっこいい単語三つの英語がないかということになった。まさかSOBでもなかろうとジャズの曲から探す。

Fivespot After Dark
Walttz For Debby
My Foolish Heart
Bitter Sweet Samba
Freedom Jazz Dance
Soul Bossa Nova
Straight No Chaser
Tin Tin Deo
No More Blues
I Remember Clifford
Sweet Honey Bee
Night And Day

等々ほぼ無数にある中から、特にかっこいいと評価の高い「Straight No Chaser」が選ばれた。我がチーム略してSNCということだ。
セロニアス・モンクが書いたこの有名曲の、数多ある録音の中で私はマイルスバージョンが特に好きだ。ややリバーブが強い音質となった本作で、そのことが最も幸いしたと思われるトラックでもある。
パソコンの画面が大きくなったことから、PC無料体験版で妻が参戦することになった。当初キーボードとマウスの操作でやってみたのだがとても無理、そこで純正品コントローラーをPCと有線で接続すべく購入したのである。ところが操作がリニアに反映されず、無視できない遅延が生じることが分かった。彼女をSNC正式メンバーとするには、この問題をどうしても解決しなければならない。











柔らかさ役立つ

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No.748 2017.8.14





新しいパソコンがきた。
画面がデカく見やすくていい。今まで何故ノートパソコンだったのか、我ながらこれは意味不明である。
それはいいのだが、5年ぶりに買い替えたパソコンのあれこれが変わってしまい、どうすりゃいいのか分からないことだらけだ。
そこでやむなく購入した店に電話したら、セットアップに来たエンジニア氏が出て親切に教えてくれた。それでもどうしても解決できない問題があり、再度電話したところ翌日家に来てくれた。彼はこの量販店が契約している別の会社の技術者なので、いくら請求されるのか少し心配したけれども無料だった。無料だから言うのではないのだがこの人物、物腰柔らかく好感の持てる男だった。
セットアップ当日、家のオーディオに興味を示し、自分も好きなんですとおっしゃった。出来たら聴かせて欲しいというので、暫く二人で聴いたのである。
いい音ですね、とおっしゃった。普通そう言うのが決まりであろう。その次が本音だ。音が柔らかい、彼はそのように言うのであった。ガーン・・・やっぱり我が家の音は柔らかいらしい。
まあそれはともかく、そういった経緯から翌日無料出張してくれたのだと私は理解している。その話を当日不在だった妻にしたら、初めてオーディオが役に立ったねと彼女。そうかもしれないが。








疲れるばかり

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No.747 2017.8.13





時間調整のためにマオイを素通りして栗山まで行ってみた。
地場の造り酒屋小林酒造に寄る。昔蔵元といえば牧場主や網元などと並び、その土地を代表する名士であり素封家の代名詞だった。いつの頃からか地方のそうした金持ちが消えはじめ、残るは開業医のみとなっていたが、それも今後どうなのか。人が減れば患者も減る理屈である。
小林酒造は閑散としていた。いや、栗山全体が。街を歩く人影殆どない。



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妻の希望で四都市対抗戦会場のマオイリゾートに前泊する。
センターコートを借りて二人でシコシコ練習するが、当然盛り上がらない。テニスの練習って、ある程度人数がいた方がいいらしい。それでも時間一杯以上に練習し、シャワー後食事となるが、基本ゴルフのクラブハウスなので、そんなメニューばかりである。



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翌朝5時起き。6時半普段食べない朝食。特注していた昼食用の弁当を同時に受領。だが、そもそも弁当付きのイベントだった為この弁当が夕食に回り、二夜連続のチープなディナーとなる。
試合結果等、特に語るべきこともない。
当日見ず知らずのパートナーと組んでも、楽しくも何ともないのは当然の話だと思った。
その人が抜群に上手いとかなら、多少話も違うのだろうけれど。この辺りの機微、男と女の恋愛模様に酷似しているのかも。














閑話長沼休題

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No.746 2017.8.12





マオイへの道すがら長沼のカフェに寄る。
なぜこの場所で喫茶店をやろうと思ったのだろう。町は寂れ果てているのにな。そんなことを思いつつ暫く観察していると、結構客が入って来るではないか。やがて満席になり行列ができ始めたので早々に退散した。
高校に入学した時、この長沼から来たT男がクラスにいた。賢い男だった。
ところが同じクラスに一年留年中の教育大学付属中学出のワルSがいて、そいつがウブな同級生を悪の道に誘惑したものだ。悪の道といっても精々酒・タバコ・麻雀くらいのものだが、田舎の中学から来てまったく免疫のない連中が皆やられた。T男も例外ではなかった。そして私も。私たちはよくT男の下宿で酒盛りをし、酔っぱらって語り合った。自分たちの人生がこの先どうなっていくか皆目分からないのに、不思議と大きな不安を感じていなかったのは、まさに我ら世間知らず故のことだったのだろう。
そろそろ女性にも興味を持つ年頃なるも、如何せんクラスの女子は質量ともにかなり問題があった。そこで私とT男は試しに、ちょっと二人でキスというものをしてみようじゃないか、という事になった。そんな訳だから私のファーストキスの相手なる者は、他でもないこのT男なのであった。
私たちの人生を変えたとすら言えるワルSは、その後現役で慶応法学部へ進学している。









馬追にて

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No.745 2017.8.11





山の日、私たち夫婦はマオイリゾートに来ている。そして天気が良ければ四都市対抗テニス大会に出ている筈だ。本当は「対抗」と「テニス」の間に「親睦」という単語が入る。だがそれはウソだ。テニスの試合に「親睦」なんてある筈ない。だから面白いのである。
テニス選手には二種類ある。ウィンブルドンに出場したことがある選手と出場したことのない選手。私は後者だ。
二種類の選手に大きな差ない。大きく出たな。だがそれは本当だ。差があるとすればテニスのレベルと銭金だけで、今となっては最早大きなことではない。
ウィンブルドンに出場したことのある選手にも二種類ある。ウィンブルドンで優勝したことがある選手と優勝したことのない選手、松岡修造や錦織圭やイワン・レンドルは後者である。
優勝したことがある選手にも二種類あって、2回以上優勝した選手と一度だけ優勝した選手、アンドレ・アガシやゴラン・イワニセビッチは後者だ。
それぞれのステージに若干の違いあるにはあるが、目の前の試合に全力で立ち向かう点に大きな差ないといえばない。だからテニスは面白い。
お盆を前にして少し涼しくなってきた。










豪快に話変わる

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No.744 2017.8.10





夏休み前最後の仕事で大通公園方面へ出掛けた。テレビ塔の時計が10時10分を表示している。キャリーバッグを曳いた観光客が行き交う往来を目的地の銀行へ急いでいたら「・・・さん?」と呼びかけられた。これから行く銀行で会う筈の方だった。連れだって歩きながら、業界の市況について様々に情報交換できて良かった。銀行での取引は実質30分で完了、その足で新たに現場となった茨戸での打ち合わせに向かう。閉め切った室内の暑さにたじろぎ慌てて窓を開けるが風通らず。担当K氏の額に玉の汗、私も次第にのぼせてきた頃、思ったより工事が嵩むことが判明していた。
家のパソコンを見に業者が来て診断の結果、物理的にハードディスクが壊れていると言うのである。復元の可能性あるも、その費用十数万とのことだ。仕事用ならやそれでもるしかない場合もあろう。あと、犯罪捜査とかだな。だが今回の救いたいデータとは、スナップ写真とレコード・CDのリストに過ぎない。写真を諦め、リストは一から妻が打つそうだ。この際バックアップの重要性を認識したのだけれど、次のパソコンでも恐らくやらないだろう。これまで使ったパソコンすべてノート型だったが、今回初めてデスクトップ型にしようと考えている。








向日葵夕立蝉の声

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No.743 2017.8.9





日曜日のテニスは危険な暑さだった。同じ頃近くの大学でアメフト部員が亡くなっている。テニス後、子供たちと約束していた冒険にもあまり力入らない。
某家電量販店にパソコン持ち込み、データ移行出来るなら新規に買うからと置いてきた。その件で回答あり、出来ないという。メーカー系のサービスに懸ける事とする。
台風5号で本州方面は大変だ。とにかくノロいので風雨の影響が長時間続いてしまう。そして多少風が吹く程度でまだこちらにやってこないから、今日も私は北広島テニスへ行くことになりそうじゃないか。
実は今日から夏休みなのだが、夏バテ気味でやる気出ず。少しゆっくりいこう。





PCダウン

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No.742 2017.8.8





娘の招きで夕食ゴチになる。
フライパンの料理は息子作のアクアパッツァ。弟が姉の家で料理する間に娘車で迎えに来てくれた。
パソコンが壊れたのは翌朝のことだ。ウンともスンとも言わない。
現在これを事務所PCにて入力中である。一応仕事中なので手短に。お盆休みの間PCを家に持ち帰ろうと考えている。
自宅PCは購入後5年以上経過しており、メーカーによると修理可能でも最低5万ほどはかかるようだ。ここは買替えだろう。
なんとかハードディスクのデータを吸い出して移行したいが、今のところどうなるか分からない。
今日もまた暑く、明日あたりから台風の影響が出てくるだろう。





No.741 2017.8.7





家のパソコン壊れ、今年初めて更新出来ず。






緑茶効果

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No.740 2017.8.6





この研究結果を、国立がん研究センターが2015年5月に発表している。がんや循環器疾患のない40才~69才の男女9万人を19年間追跡調査調査した結果、緑茶を一日一杯飲む人の死亡リスクを1とすれば、より多く飲む人の死亡リスクが男女とも有意に低下していた。
それはまあそうだろう程度に何となく納得しておしまいだ。ところが金沢大学の調査では、緑茶を週に1日~6日飲むグループで53%、毎日飲むグループは68%も認知症の発症率が低下していることが判明した。同時にコーヒー・紅茶についての調査も行われているが、そちらに有意な差はなかった。
私はコーヒーが好きで毎日2~3杯飲んでいるが、緑茶は殆ど飲まない。つまり緑茶が特別好きではない。しかし死亡率の僅かな低下にあまり興味ないものの、認知症発症率大幅低下なら大いに興味がある。さあどうする。






一式陸攻

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No.739 2017.8.5





毎年特に今頃になると、この国で太平洋戦争の話が様々に語り継がれてきた。しかしそれも次第に困難になりつつある。終戦から72年が過ぎ、当時20歳の若者すらが、今では90歳を超えているのである。
94歳の元帝国海軍パイロット田中修さんの貴重な証言を読んだ。
田中さんが激戦地となった硫黄島への物資輸送任務に当たっていたという、その愛機が三菱重工製一式陸上攻撃機(連合軍側コードネーム Betty/ベティ)だった。
クリント・イーストウッドの「硫黄島からの手紙」は、彼らの決死のフライトによって届けられたものだ。制空権を失った戦域における片道4時間半もの飛行がどれほど危険なものか、誰しもある程度の想像がつくと思う。多くの場合戦闘機の護衛もつかない、それは特攻に近い任務である。
この機体が開発された当時、想定される敵火力は中国軍戦闘機の7.7ミリ機銃の筈だった。ところが実際の対戦相手は、米軍戦闘機の強力なブローイング12.7ミリ機銃に替わっていた。また、海軍が要求する航続距離と速度を実現するために、重い防弾版は省略され、さらに、大量の燃料を搭載可能だが燃料漏れ防止のゴム被膜(被弾の際ガソリンで溶け弾孔を塞ぐ)がない、主翼内インテグラルタンクを一式陸攻は装備していた。米軍の戦闘機パイロットは一式陸攻を、「ワンショット・ライター(一発着火ライター)」或いは「フライング・ジッポー」などと呼んだ。
だが何度も米軍戦闘機に遭遇しながら田中さんは生還している。多分一式陸攻の軽さから来る高い運動性と、高速性が幸いしたのだろう。
田中さんは米軍戦闘機から逃れるため海面に向かって下降し、スピードを上げながら機体をスライドさせて被弾を避けたという。一式陸攻の長所と、田中さんの卓越した技量と、そして運がそれを可能にした。
一式陸攻は山本五十六連合艦隊司令長官戦死時の乗機として知られる。この時長官機には、ゼロ戦6機の護衛がついていた。それでも脆弱な機体故に、長官を守ることが出来なかった。
しかし一方で開戦時のマレー沖海戦において、イギリス海軍の新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」を撃沈したのも、実は他ならぬこの一式陸攻であった。












困憊

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No.738 2017.8.4





この日のテニスも暑く且つ中身濃かった。走りに走った、いや走らされた。近年これほど体力的に消耗した経験がない。
だがそれでも我が足つらなかったのである。早くも筋トレ効果が?
そうかと思えば、オッカナイので近づかないようにしていた小沢一郎似のご婦人に「あなたのサーブうちで一番いいわ」などと言われる。ヒェー・・・私をどうするおつもりで・・・
家に戻ると妻が温泉から帰っていた。親子水入らずでとても楽しかったと。それは何より。
次回既に女性限定の宿に決まっているそうだ。なんでも妹がエステ好きなんだとか。一般に女性はエステとかマッサージとかカイロとかを好むようだ。
そういった類を最後にいつやったか思い出せない。筋肉が痩せたせいだろうか、まったく必要なくなった。肩こりなんかを感じなくなったのは、多分10年くらい前のことだったと思う。痩せたと言うより、妙に柔らかくなったのである。つまり筋肉がカッチカチじゃないのだ。ある産婦人科医にその話をしたら、脂肪に置き替わっているのではないか、と言っていた。詳細不明。
夜8時娘から電話あり、ゲームに誘われる。
だが疲れ過ぎて出来そうもない。ゴメンと断ったら娘残念そうだった。







空母いぶき 7

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No.737 2017.8.3





「空母いぶき」の7巻が出た。6巻がいいところで終わってしまい、次が絶望的に先の事に思えたがすぐだった。
とは言え、その間にストーリーをすっかり忘れ、また1巻から復習したのはいつものことだ。
空母いぶきの世界では、尖閣諸島と先島諸島を中国軍に占領されている。それをどうやって奪還するか、という話がメインになっている。
自衛隊は与那国島に設置された中国軍の対空ミサイルを破壊するにも、敵将兵の犠牲が最小であるように細心の注意を払う。また、敵潜水艦への雷撃を躊躇い体当たりでの双方無力化を選択し、遂に発射の場面ではアクティブソナーによる警告が先になされる。立場が入れ替われば敵は問答無用と撃ってくるに違いないのだが、自衛隊には出来ないのである。
自らが圧倒的優位にあれば、そうした選択を継続できよう。だが、互角ないし不利な状況下でも自衛隊はそうするだろうか。それは自軍、自国の犠牲拡大を容認する選択になる可能性もあるのだが。
自衛隊が侵略者中国軍への速やかな攻撃を躊躇う根本的な理由がある。全面戦争に発展するのを恐れるからであり、それは中国が核保有国であるからだ。非核保有国が核保有国に全面戦争で勝利するのは極めて困難である。
それでは自衛隊は限定的な軍事衝突で、中国軍を尖閣・先島諸島から排除できるのか。仮想の戦場から益々目が離せない。
8巻が出るのは11月下旬の予定となっている。その頃世の中冬に向かいつつあり、師走ムードも漂い始めていることだろう。










真夏のRAY BROWN

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No.736 2017.8.2





これは作り話ではありません。
今朝方夢にこの人が現れ「私が誰だか分かるか?」と言った。「えーと・・・えーと・・・ブラウン・・・」夢の中の私はブラウンしか出てこなかった。すぐに目が覚め、起き上がりレコードリストをめくった。
それにしても、何ゆえ唐突にレイ・ブラウンが夢枕に立つのか。このところクラシックばかりかけて、ジャズに薄情な態度だったからかなと反省し、謹んで本作を聴いた。
レイ・ブラウンはオスカー・ピーターソン・トリオにベーシストとして長らく在籍していた。また、ダウンビート誌などの人気投票で一位になり、「ポールウィナーズ」名義で吹き込んだ盤も名高い。ただブライアン・ブロンバーグ的な派手さがないので、リーダー作は少なく、私が所有するレイ・ブラウンのリーダー盤といえばこれ一枚きりだ。OJCのアナログ盤である。
Something for Lester」のレスターとは、コンテンポラリーのオーナー、レスター・ケーニッヒのことである。だいぶ世話になったようだ。
ドラムのエルビン・ジョーンズが気をつかい手加減しているのが微笑ましく、シダー・ウオルトンのピアノ相変わらず美しく煌いている。
だがレイ・ブラウンは、リーダーだからと音が大きく入っているだけで、やはり全体に地味だ。
コンテンポラリーらしく録音がいいのは言うまでもないのだが、肝心のベースに限って、どちらかと言えば平凡な音に録られている。名盤と言うには少し何かが足りない、そんな風に思った時、背筋がスーッと寒くなった。冷房が効きすぎているだろうか。いや、そうではないだろう。
15年前の夏、ツアー先のホテルでレイ・ブラウンは突然亡くなった。この世に未練を残して。
私は本作を恐らく数回、多くても10回程度しか聴いていない筈である。お盆も近いことだ、供養にもう一回通して聴いてみようと思った。できるだけ大きな音で。彼がそれを望んでいるのだ。成仏してくれミスター・ベースマン。












5号来るのか

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No.735 2017.8.1





台風の影響なんだろう、昨日はずっと雨が降っていた。
なんと今日から8月、あっという間だな。妻と妹と彼女らの母親が温泉一泊に出掛けるそうな。だったら、私は一人留守番となる。
妻がカレーを作ってくれた。カレーと赤ワインの相性案外悪くない。
それを食べたら、あとは別にやる事もないので、本など読んで過ごそうと思う。もちろん音楽をかけたままだ。多分、最近買ったばかりのマーラーかメンデルスゾーンだろう。クラシックは読書の妨げにならない。少なくともジャズよりずっと。
暑さ一服過ごしやすくなった。ただ、次第に夜明け遅くなり、日が短くなりだしている。間もなく秋風も吹き始め、やがて2017年が終わる。気が早いか、いやそんな事はない、実際年末まであと何ヶ月もないのだから。
毎年なんて短いのだと少し寂寥漂うけれど、だからと言って特に名案もないので、2017年このまま暮れてゆくに違いない。いや、それが一番、無事が何よりである。









老漁師のように

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No.734 2014.7.31





昨日のテニスも暑かった。後から後から際限なく汗が噴き出す。
そんな7月最後の日曜日、9人が集まり三時間で7セットのゲームができた。
暑い暑いと文句を言うけれども、寒ければ待つのが辛くなる。寒くないから他の人のゲームを見ながら待っていられるのだ。
ただ炎天下の屋外に三時間もいれば、当然日焼けもハンパない。
私は「老人と海」の漁師サンチャゴのようになってきた。間違いなく放送禁止用語であろうところの「土人線」くっきり。掌はメラニン色素が少ないため日焼けせず、手の甲との境目がくっきりと分かれてくる。
こうなると最早日本人に見えないらしく、以前テニス仲間と三人で街を歩いていたら、同じ日本人から英語で話しかけられた事があった。
男はまあ、どれだけ日焼けしようが特に問題ないと言えばない。でもご婦人はいくつになっても(失礼)そういう訳にはいかないらしく、このクソ暑い中、長袖長ズボン姿のテニスである。
見ているこちらがクラッとするほどだから、ご当人らの不快感如何ばかりか。大変だなあ、とご同情申し上げること頻りなり。








逃げ場なし

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No.733 2017.7.30





7月27日の休戦「記念日」に向けて準備進められていた北のミサイルが発射された。
28日深夜11時42分に発射されたミサイルは最高高度3724キロまで上昇、47分間飛行して北海道の積丹半島西方200キロ、奥尻島の北西150キロの我が国EEZ内に着弾した。
米国防総省は即刻、これをICBMであるとした。事実上米国東海岸を射程内に捉えたとする軍事評論家もいる。
仮にミサイルの着弾地点を北東方向へあと200キロほどずらせば、そいつは私の頭上に落ちて来ることになる。音速の10倍を超えるミサイル迎撃の難度高く、北が所持するという核を搭載していればどうなるか言うまでもない。首尾よく撃墜しても、降り注ぐ核のゴミは防ぎようもないのである。
関係各国はこの脅威にどう対処するのだろう。特に日米両政権に陰り差している点が非常に気になる。それがただ事ならざる緊迫感漂い始めているこの時期に丁度重なった。




筋トレを再開する

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No.732 2017.7.29





できればテニスで足がつるのをなんとかしたい。
筋肉は20歳から毎年1%ずつ落ちていくそうだ。もしも加齢による筋力低下が原因なら、筋トレで改善する可能性がある。
何らかの病気が原因という事もあるようだがそっちは無視。
実は還暦まで週三回の筋トレを継続していた。しかし落ちてきたサーブのスピード戻らず、還暦を機にやめてしまった。でも筋トレしていた時には足がつるなんて事はなかったのから、この際最後の足掻きだ、筋トレを再開してみようと思った。
特にジム通いなどせず、自宅で自重のみによるトレーニングである。
①片足立ち爪先屈伸左右20回
②スクワット50回
③腕立て伏せ20回2セット
④腹筋は(腰を痛めないように)足と頭を上げ静止30秒2セット
テニスのない日に週3回、これだけだ。
たったこれだけだが、やってみるとまあキツいこと。後で全身グッタリしてしまう。
筋力低下が足つりの原因なら、3か月も経てば効果が出て来るだろう。








転機

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No.731 2017.7.28





民進党の蓮舫代表が辞任、ただし都議選敗北の引責辞任であり、国籍問題は無関係とした。
長く務めた印象あるも、実際は昨年9月の就任だったのである。
後任として前原誠司元外相や枝野幸男元官房長官らの名前が取り沙汰されている。
彼らがダメな理由はっきりしている。能力によらず、民主党政権時代のネガティブな印象が貼り付いているからで他にはない。
もっと他に人がいないのか、民進党にはあと暫くの間、もう少ししっかりしていて欲しいのである。
次の総選挙で、自民党批判票の受け皿ないことから、変な方へ票が流れても困るからだ。その次までには多分、何か別の形も出来ていよう。
離党者相次ぎ自壊すらが現実の可能性として考えられなくもない、そんな民進党が今後まとまれるのか、そう聞かれた蓮舫氏「できます。後ろから撃たれても水鉄砲、時間が経てば乾く。時間かけてゆっくり関係構築し、信頼できる民進党にできる」と答えていた。
生温くはないですか。スターリングラード攻防戦において、絶体絶命の赤軍が勝利し得たのは、監戦隊が自軍部隊を後方から監視し、敵前逃亡や降伏の動きあれば文字通り背後から撃ったからだ。容赦のない背水の陣である。そんな鬼気迫る迫力や危機感が民進党に一切感じられない。
もとより民進党に残された時間は多くない。今更関係構築に時間をかけてなどおられまいに。
そしてもう一つ、どうやら安倍政権も長くないようだ。改憲の目がもうないなら、別に誰だって構わないのである。残念無念ながら、千載一遇の好機が加計問題に抱きつかれて無理心中させられた今となっては。









君の名は。

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No.730 2017.7.27





北広島テニスを休み「気味の名は。」のDVDを見る。
確かによくできていると思った。
映像がとてもきれいで、なるほど大ヒットの理由も分かる気がする。
だが二日酔いのせいか途中で少し飽きてきた。
公開中に劇場まで行くかどうか迷い、しかしなんとなくDVDで十分な気がしていた。それ正解だった。
そういえば昨夜、O夫妻が洞爺方面へ移住するような話をしていたな。あれは本気なんだろうか。
もっと詳しい話を聞くべきだったな。素面になって考えたら、これはどうも普通の話ではなかろう。
酒の席で大事な話とどうでもいい話の見境がつかなくなる。よくあることだが気を付けられたい。特に孫の話など不要。何れにしても、クラシック大会が盛り上がらないとよく分かった。
一方で酒快調に進み、6人で飲んだワイン9本、何を食ったか覚えていない。







世論調査の秘密

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No.729 2017.7.26





某社が都議選前に行ったという世論調査の内閣支持率に驚く。
調査では購読紙についても尋ねているのだが、最も右寄りとみられる産経新聞読者の安倍政権支持率が86%であるのに対し、最も左であろうところの東京新聞読者の支持率わずか5%となっている。
また、国会答弁で首相が熟読を求めた読売読者は41%の支持、改憲阻止すべく現在倒閣運動展開中とすら見える朝日の読者は14%である。
この結果をどう見るか、保守派が産経・読売、リベラル層は東京・朝日を購読するという傾向は一定程度確かにあるだろう。だがむしろ購読の動機希薄なのが民草の普通であって、たまたま親の代から読んでいる新聞が朝日だった、よく分からないままサービスに釣られて読売を取り始めたというケースが多数派のように私には思える。以前言ったように私の場合朝日を取り始めた理由は、天声人語が入試問題の素材になる場合があるからで、取り立ててリベラルだったことなど一度もない。一般の人は新聞を一紙しか読まず、他紙もだいたい同じような内容だろうと考えている可能性があり、そこに書かれている記事や社説が右寄りか左寄りかなどという判断もしないだろう。
そのようにして「たまたま」読み始めた新聞の薫陶を長年に渡って受け続けた結果、見事その旗色に染められていったのだとしたら、それを洗脳と言い換えても大きな差し支えないのではないか。もしもそうなら、これはずい分と恐ろしい事だ。
新聞を購読するならバランス良く二紙以上とするか、それが無理なら特定の新聞への妄信をやめ、インターネットに情報を求める方がマシのような気がする。









団体戦あり

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No.728 2017.7.25





北広島の団体戦に勧誘され出場した。
誘ってくれた方というのが67歳の元刑事さんで、退職してからテニスを始めたというが、とてもそんな風には見えない。
つまり上手いということだ。それもその筈というか、スクール含め週5回も色々なところでテニスをしているそうだ。
あと二日は何をしているのか尋ねたら、無料のコートがあるのでそこで一人黙々サーブとフットワークの練習をしているというのである。
団体戦には私の妻とその妹も同じチームで参戦した。
男5人女4人のチームが5つあり、男子ダブルス2女子ダブルス1そしてミックスダブルス1の構成で四対戦したのだが、まず最初のミックスダブルスを妻と組むことになり妻ゴネる。それでも何とか勝利もぎ取り良かった。私は残りの男子ダブルスも三つ勝ち、なんと全勝で優勝。実はチームの男全員が全勝だったのだが。
つまり男子ダブルス及びミックスダブルスに全勝し、負けたのは4つの女子ダブルスのうちの2つだけ(14勝2敗)という好成績だった。妻2勝1敗、妹3勝である。
このチーム、団体戦三連覇がかかっていたのだ。そうとも知らず「足がつったらごめんなさい」などという弱音に「いいよ、いいよ。足がつったらデフォすればいいんだから」なんてことを言っておられたが、いい筈がなかったのである。



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事前の予報で雨の確率高くギリギリまで開催が危ぶまれたが、一転晴れて気温高く過酷な試合となった。
遂には全身に痙攣を起こし、救急車で運ばれる人すら出た。
私の足がつらずに済んだのは、只々無理をしなかったからとしか言いようがない。









ジェラルド・R・フォード

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No.727 2017.7.24





アメリカ海軍最新の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が就役した。
40年ぶりの新型空母と報じられているのは、前艦級となるニミッツ級一番艦の就役が1975年であるからで、ニミッツ級最終となる10番艦「ジョージ・H・W・ブッシュ(第41代大統領にちなむ)」の就役は8年前の2009年だった。
11隻目の現役原子力空母となる本艦から、艦級も「ジェラルド・R・フォード級空母」となり、過日退役した「エンタープライズ」も新艦級3番艦として復活が予定されている。
言うまでもなくこの艦名は第38代アメリカ合衆国大統領ジェラルド・R・フォードにちなんだものだ。将来「空母ドナルド・J・トランプ」が誕生するかどうか、現時点でそれは何とも言えない。「空母リチャード・M・ニクソン(ウォーターゲート事件で辞任)」はまだ存在しない。
新型であるからには「ジェラルド・R・フォード」にもいくつかの特徴がある。
たとえばステルス性に配慮した船体であり、このため艦橋が小さく、後方へ下げられた。また、シルエットが左右対称になっている。
最大の特徴はリニアモーターによる電磁式カタパルトの採用だと思う。従来型は蒸気式だった。
カタパルトは偉大な発明だが、反面機体にかかる負荷が大きく、空軍機に比べ頑丈に作られていても、一般に艦載機は短命である。電磁式カタパルトは初速が低いため、蒸気式よりも機体への負担が小さい。
帝国海軍は空母搭載カタパルトを実用化できなかった。大型艦に偵察・着弾観測のための水上機を載せ火薬式カタパルトで運用したが、これは蒸気式よりもさらに射出負荷が高く、しばしば搭乗員を失神させた。
アメリカ海軍は太平洋戦争中のエセックス級空母で油圧式カタパルトの実用化に成功していた。
この差は大きく、帝国海軍の艦載機は最後まで、防弾板やエンジン大型化による重量増を許されなかったのである。










レベル 3

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No.726 2017.7.23





アウディA8がモデルチェンジされて来年登場する。
そのこと自体に何の興味もないのだが、この車には初めてレベル3の自動運転機能が搭載されるようだ。遂にきたか、という感じ。
もはや止めようもない自動運転化の流れだが、その自動運転にもレベルの定義がある。

レベル1 加速・制動・操舵のうち、いずれか一つをドライバー以外のシステムが行う。
レベル2 加速・制動・操舵のうち、複数の操作をシステムが行う。
レベル3 すべての操作をシステムが行い、システムの要請(システムの限界)によりドライバーが替わって対応する場合がある。通常時ドライバーは運転から解放されるが、事故の責任はドライバーにある。高速道路での手放し運転が可能で、ドライバーはスマホ等の操作に集中できる(日本の現行法では不可)。ただし何らかのトラブルで急にドライバーが運転する必要に迫られる可能性があり、その際スムーズに移行できるかという「引継ぎ」問題が指摘されている。現在自動車メーカー等が、開発に鎬を削るのはこの段階である。
レベル4 すべてをシステムが支配し、ドライバーはまったく関与しないが、天候の変化に対応できない場合があるレベル。レベル4以上の車はまだ存在しない。
レベル5 レベル4の全天候型。

A8の登場で自動運転化が急激にスピードアップするだろう。それに伴ってとんでもない事態も起きて来ると思われる。
・システムやソフトウェアの信頼性に起因するトラブル
・ハッキングによる乗っ取り
・爆弾テロへの悪用
思わぬトラブルで事故が起きた際の責任を誰が負担するのか、といった法整備もまだなされていない。
衝突不可避の状況で、AIがどれを衝突対象に選択するかという問題も指摘される。ある人を助けるために、他の人を犠牲にして良いか、特に衝突で予想される犠牲者の数または地位ないし人材的経済的価値で対象を選択して良いかという問題である。
個人的には根源的な問題として、自動運転車への搭乗が果たして楽しいのかというのがある。
環境問題や資源問題の視点で言えば、「ドライブに行く」などという行為が許されない時代に、もうとっくになっているのかもしれないし、或いはその点についてはテクノロジーの進歩で将来克服可能とも考えられる。
ただ、いずれにしてもレベル5の自動運転が普及可能になった段階で、公道での非自動運転は禁止の方向へ動くだろう。それは「自家用車の時代終焉」とニアリーイコールの筈だ。










干支

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No.725 2017.7.22





間もなく鰻で盛り上がりそうな土用の丑(うし)の日。これは十二支の丑にあたる日という事で、今年の土用期間中に7月25日(癸丑 みずのとのうし)と8月6日(乙丑 きのとのうし)の二回ある。今年の干支(えと)が何だったか既に思い出せないが、どうやら酉(とり)年ということのようだ。これを正確に言えば2017年は丁酉(ひのとのとり)となる。
干支(えと)というのは本来、十干(じっかん 甲 きのえ・乙 きのと・丙 ひのえ・丁 ひのと・戊 つちのえ・己 つちのと・庚 かのえ・辛 かのと・壬 みずのえ・癸 みずのと)と十二支(じゅうにし 子 ね・丑 うし・寅 とら・卯 う・辰 たつ・巳 み・午 うま・未 ひつじ・申 さる・酉 とり・戌 いぬ・亥 い)の組み合わせを年月日に当てはめたものだ。
例えば今年の正月2017年1月1日(日)の場合なら丁酉(年干支 ひのとのとり)壬寅(月干支 みずのえとら)戊子(日干支 つちのえね)となり、本日7月22日(土)は丁酉(年干支 ひのとのとり)戊申(月干支 つちのえさる)庚戌(日干支 かのえいぬ)である。
少々面倒な話になるが、十干と十二支の組み合わせであれば120通りの干支がありそうなところ、実際には60通りしかない。
これは十干の奇数番目は十二支の奇数番目にしか対応せず、偶数番目も同様という仕組みになっているからで、甲丑(きのえのうし)や乙寅(きのととら)という干支は存在しない。
今年と同じ干支、すなわち「丁酉(ひのとのとり)」がめぐって来るのは60年後となる。還暦とはだから、すべての干支を経験したという事なのである。人生50年だった頃なら、もう十分生きた感もあったろうし、暦を一巡し元に還る、つまり赤ちゃんにかえる(そろそろボケる?)という事から赤いちゃんちゃんこを着て祝うようになったと言われている。
壬申の乱や戊辰戦争の名称は、この干支に因んだものだ。










土用

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No.724 2017.7.21





今年の夏は猛暑になりそうだ。というか既になっているわけだが、この先ピークが二度あるらしく、一回目が7月下旬から8月上旬、二回目が8月下旬から9月上旬と予想されている。この時太平洋高気圧に加え、チベット高気圧の勢力が強まって重なり日本を覆う。ということは猛暑でないのは8月中旬だけということになろうか。
夏といえば土用丑の日に鰻を食いたくなる。鰻好きの一人として昨今の鰻を取り巻く厳しい情勢に心を痛めていたが、今年は稚魚が豊漁とかで久々にやや心置きなく頂けそうだ。問題は資源減少によりいい店が次々廃業している点で、特に札幌では関西式の蒸さない店が見当たらなくなった。江戸前は各地の有名店で食べた経験上値段の割にどうも、といったところである。
ところで土用というのは立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間のことで毎年4回あるのだが、一般的には立秋前18日間の夏土用を指している。夏土用の期間を暑中とも言う。土用の最終日は節分であり、旧暦の土用は毎回18日間なのだが、現在の暦では誤差が生じるため年によって日数も異なる。今年の場合だと土用入りが7月19日、土用明けが8月6日で19日間となっている。つまり、ただ今現在まさに暑中であり、8月7日以降は残暑になる。









普通で結構

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No.723 2017.7.20





北広島テニス、この日は走り過ぎないテニスを心がけた。必要なだけ走るというか、追いかけず諦めるボールも中にはあるということだ。この日涼しかったこともあるだろうが、最後まで足がつらなかった。当分これでいこうと思う。どこに体力を使い、どこをサボるか、そのうちに骨が分かって来るだろう。
戦闘機のアフターバーナーの使い方と同じ要領である。
現代のジェット戦闘機といえば超音速で飛ぶイメージだが、実際には排気に再度燃料を吹きつけるアフターバーナーの使用によって達成されるのが普通だ。これにより最大5割増しの推力を得るが、燃料もあっという間に消費してしまう。アフターバーナーなしで超音速を得ることをスーパークルーズといい、それが可能なのはF-22など一部の高性能機に限られる。私は年相応に普通の選手なので、アフターバーナーの使い方に注意が必要ということだ。







思い出の街角

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No.722 2017.7.19





4月以来久しぶりの母通院。
冒険による寝不足から待合室にて舟をこぐ。
予約時刻から1時間半も遅れてようやく診察、4月比4%ほど心臓が肥大している。それ以外は特に問題なし。ということで、ビソプロロールという薬を半分にした。もちろん医者が。これは血圧を下げたり頻脈や狭心症の症状を改善するための薬である。このほか血圧を下げる薬4種類を含め、母は毎朝8錠の薬を飲んでいる。この日医者による測定値で、母の血圧118/75だった。この数値で降圧剤服用は素人の考え及ばないところだ。次回10月。



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待合室に子供を二人連れた若くガタイのいい母親あり。子供泣き叫ぼうが走り回ろうが、母親叱る素振りなくスマホをイジり続ける。そうかと思えば突然電話がかかってき、彼女その場で延々話し出した。実に傍若無人なり。
上の男の子が、母親の髪を縛っていたと思われる黒いゴムを飛ばしだした。私の足元へも飛んでくる。それを追って二人かけだし、下の女の子と奪い合いになって大騒動に。どうやらタイガとセシルというようだ。
そこへ父親と思しきラッパー風の男登場。首のうしろに1987.8.7のタトゥーあり。ヘイ!メ~ン!来月30?
ほどなくナースも現れ、膝を突いての問診開始。
男「14からスキーやってたから」
ナース「そうなんですか」
妻「このひと全日本の強化選手だったのよ」
ナース「凄いですね」
男「でもヘルニア出て17でやめた」
ナース「ヘルニアですか・・・」
男「そう、ヘルニア。痛いんだよね今でも」
妻「ヘルニアさえなければオリンピックに行った?」
男「国体くらいならな」
・・・予約時間も押すわけだ。ここは循環器内科、見知らぬ者が出会う人生の交差点。










ブルックスで娘の仕事着を買う

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No.721 2017.7.18





海の日、もちろん海へなど行かない。
娘の買い物に付き合って、妻と三人で大通エリアの老舗百貨店へ。買い物はスーツである。イメージとして東京地検特捜部の家宅捜索だそうだ。つまりカチッとした仕事着を求めに行ったのだが、さっぱりないのですねこれが。女性の場合その手の服なら「洋服のなんちゃら」的な店が定番で、そうした物を百貨店なんかで買う客はいないということだろうか。



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休日にもかかわらず、いつも通りガラガラの店内。例によって客より店員の方が多い。誰が買うのか高級食器の数々を展示している。さすが百貨店、でも当方が欲しいモノは置いていない。



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これではどうしようもない、店をかえようということになった。
隣のブルックスブラザーズへ行ってみる。この会社、来年創業200周年を迎えるのだとか。昔は色々お世話になったけれど、ブルックスで最後に何を買ったか思い出せないし、そもそも私が買い物をした店舗は別の場所にあった。だが、カチッとしたビジネススーツのイメージ濃厚にある。
紳士服売り場を通過、客が一人もいないのを見て不安感漂う。婦人服売り場は上の階にあり、年配の女性客が数人入っていた。店内を見渡す。特に品揃えが良いとも思えない。壁に木製のテニスラケットを飾っている。まさにそれがどうした、我が家にだって数本あるのだ。それよりもビジネススーツは・・・あった、しかし一点のみ。
ところが試着した娘はそれが気に入ったようだ。実際私も似合っていると思った。何とか見つかって良かったのだけれど、エラく高くついたのも確かだ。







FF14

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No.720 2017.7.17





そして冒険が始まった。
テクノロジーの進化に驚くばかりだ。
ヘッドセットを装着し、プレーヤーは各々自宅に居ながら会話による意思疎通が可能である。
しかしながら操作複雑であり、まだまだ手探り状態だが、息子の的確なサポートで何とか前進している。
とは言え全貌を把握する姿など、まだ遠く彼方に霞んで良く見えていない。
数日前から天候不良確実だった7月の第三日曜日。昨今では忍び寄る雨雲が、レーダー情報で素人にも簡単に分かるご時世となっている。それでもなかなか降り出さない以上、バカバカしくとも契約上一応テニスコートへ行くしかない。
開始30分前、家を出るのとほぼ同時にいきなりのドシャ降りでやっと中止確定。
その後は当然のように冒険再開となった。
テニスとは違う妙な疲労で参ってきた頃イヤホン越しに娘、眼が疲れてもう限界だと。助かった、と思った。ところが勇者達は20時、空想の世界に再度集合するのである。ゲーム好きも遺伝するもののようだ。
続けて見たウィンブルドン男子シングルス決勝、特別思い入れのないフェデラーなのだが、それはそれでもちろん大したものに違いない。それがどうした、などと言ってはいけないのである。フェデラーも冒険者も大変お疲れ様でした。








PS4導入

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No.719 2017.7.16





ファイナルファンタジー14をみんなでやろうと息子が言いだした。
各自(息子夫婦・私・娘)自宅に居ながらオンラインで繋がり、一緒に冒険の旅に出ようと言うのである。異論なし。
ついてはPS4を買わねばならぬ、そのかわりセッティングはすべて任せよと息子は言うのである。
今更感ハンパないが、仕方ない分かった買おう、とケーズデンキに行った。その場でズバッと現金値引きが好きだ。ところがケーズデンキではゲーム機を置いていないのだ。やむなくヤマダ電機に移動、ここにはあった。一番安い機種を買う。ポイントカードを持っているかと問われ、ないと言ったら大抵「作りますか?」となる流れだが何も言わないので安堵。しかし品物と一緒に頼みもしないポイントカードを渡される。約1000円分のカードだが、多分忘れ失効するだろう。それに気付き腹立つだけのポイントカードが嫌いだ。



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昨日、息子夫婦がセッティングにやって来た。
暑い中我が家と娘の所を往来し、あーでもないこーでもないと活躍したが、アップデートのダウンロードに数時間かかる事が判明、結局当日のものにならなかった。だが明日から間違いなく新たな冒険が始まる。







さらに猛暑続く

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No.718 2017.7.15





昨日も車載外気温計が36度を表示。
そんな中、エアコンのないインドアで90分のレッスンというのは、いささか常軌を逸していると思われる。蒸し焼きにたまらず、500mlのスポーツドリンク二本を飲み切った。
私は90分で終了だが、コーチはそれを一日3回も4回もやるのである。テニスが上手いだけでは到底勤まるまい。
妻がウィンブルドン女子シングルス準々決勝、シモナ・パレフ対ジョアンナ・コンタ戦の録画を観ていた。
コンタのマッチポイントで、ラリー中観客が悲鳴をあげる。パレフはプレーを止めるかのようにボールをネットにかけ、主審へ視線を向けた。しかしポイントはやり直されず試合終了、パレフは抗議することなくコートを去った。パレフはこの試合に勝てば世界ランキング一位になっていた。コンタは地元イギリス人として39年ぶりに女子シングルス準決勝に進んだが、ヴィーナス・ウィリアムスにストレート敗けしている。
テニスという競技は周囲に静粛を求める。それはアマチュアテニスも変わらない。実際周りの音が気になるものだ。それが練習であっても、仲間の笑い声や歓声なんかには比較的寛大だが、隣のコートの話し声が気になったりする。
当然パレフは主審の判断に不満だった筈だし、これは実際ミスジャッジと言っていい類の話だった。
ただ、パレフ(だけではないが)がプレー中球を打つ時に、一々奇声レベルの唸り声を出すのに対し、コンタは殆どそういった声を出さない点も特筆に値する。というかパレフはうるさい。
シャラポアあたりもうるさいが、これはモニカ・セレシュが元祖だったろうか。非常に良くないと思う。相手選手のプレーに影響を及ぼさぬ筈がない。何よりもテニスに求められる上品さに馴染まない。









猛暑続く

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No.717 2017.7.14





寝苦しい夜がやっと明け、残金決済のために大通の某銀行本店へ出向く。
出掛ける前にシャワー浴び万全期すが、どうもシャキッとせず足取り重い。
知り合いの司法書士が「すみません、クールビズにさせてもらいました」とノーネクタイで来た。
やはり締まりがない。本州方面ならある程度仕方ないと思えもする。場合によっては命にかかわる感が、その場に居合わせた者全員にダイレクトに伝わるからだ。だから、なんだこいつ根性ない、だらしないわと誰も思わない。札幌あたりのビジネスマンは我慢しなさい。
ところが話を聞いて仕方ないかもと思った。
多汗症で額やアゴからポタポタ汗が落ち、権利書が濡れるというのである。病院で治療してもらうのも検討中だと言っていた。汗腺に注射を打つらしい。
額と顎に注射か、それは辛そうだ。そもそも訳あって出る汗を、注射で止めるというのも身体に良くない気がするし。健康を取るか書類を取るかの究極の選択になるよね。よし、君のクールビズを認めよう。そう思って見ていたが、司法書士の額には終始玉の汗が光っていた。ツーッと伝わる直前のタイミングで、それを彼はハンカチで拭い取るのだ。
帰りの車で車載外気温計が36度を表示していた。
今日も明日も暑い。そしてどうやら日曜は雨らしい。








足がつる

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No.716 2017.7.13





北広島のテニス、微妙な予報だったがなんのなんの一滴も降らず、次第に晴れ渡り湿度も高く、今シーズン最高の過酷さだった。
そしてまた足がつった。まず足の指がつり始める。どうもこれが前兆らしい。その後過激に動いた弾みでつるのである。
もう帰ろうかと思ったが「少し休んだら治ってまたできるよ。若い頃のつり方と違うと思うよ」と誰かが言った。
その通り、しばらく休めば出来た。ただしつる前と同じように動けるわけではない。水分補給とかツムラ86番とかそういう問題ではない。
30歳までに二度、足がつったことがある。一度はテニス一度はバスケだった。完全に歩行困難になり、一週間ほども影響が残った。その時とは確かに違う。どこがどう違うのか分かる気がするが、まああまり詳しく書くまでもない。
20年前と同じスタイルでやろうと私はしているのだろう。
まだ身体が動くので数ゲームだけもつのである。だが筋力がそれで限界となる。プレースタイルを変えるしかないようだ。だが、どう変えればいいのか、それが問題だ。







いとをかし

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No.715 2017.7.12





レコードブームがSNSとくっついて妙なことになっているようだ。
ある老舗レコード店主の話によると「レコードをまったく買わず、ただ写真だけ撮りに店を訪れる若者が増えている」というのである。
「突然人が入ってきて驚いた」そうだ。なるほど、私の知る限り今世紀になってからのレコード店は、金物屋と同じくらい客が入らないのが普通だった。だからよく行っていた頃、読書中の店主を驚かさないように「すみません、ちょっと見せてください」などと声を掛けてから入店したものだ。
ところが最近どうにも場違いな人が店に入ってくるようになり「しかも若い女性三人組。一人がレコードを見ている様子を他の人が撮影し、わずか1分ほどですぐに帰っていった」この春以降同様のことが数回あったが、レコードを買った人は一人もいないという。
インスタグラムで「レコード女子」と検索すればレコード店での写真が多数ヒットし、ツイッターでも「オシャレなレコード屋さんに来た」などと報告する投稿がたくさん見つかるそうで、「ある老舗レコード店主の話」も実はツイッターである。
すべてよく分からない。一体何のために?
ではおまえはどうなんだと問い詰められたら、こちらも反論のしようがないのだけれど。或いは人の行いそれぞれに、他人に分からぬ正当な理由があるということになろうか。
滅多な事で偉そうに言うものではない、それはそうだ。つまり万事に三分の理あり、ご苦労様ですお疲れ様ですと言っておけばとりあえず。











こたえた

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No.714 2017.7.11





日曜日、カウントを数えるのも面倒になる炎天下のテニスだった。逃げ場のない日陰ゼロのコート上、体感的に40度はありそうに思った。
妻の親友が東京から帰省中で、退屈していたその夫が参加。彼は今年65歳になり、年金生活を始めたところだ。週三回テニスクラブに行き、毎日楽しく暮らしているようである。
この日は夜になっても暑く、身体の疲れすぎもあって一晩中寝苦しかった。
ゲーム中に少し具合が悪くなった女性がいたと後で聞いた。他のみんなも大丈夫だっただろうか。
私はまだ頭がボーッとしている。夏・テニス・甦る青春だなんて、とんだ思い過ごしだろう。もう青春でなくて結構。今週も暑いらしい。






軽く19階層

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No.713 2017.7.10





息子とその妻が家に来てチャリの練習をした。
私の妻用に買ったジェイミスのクロスバイクだったが、もうイヤ!などと言うので娘に渡り、この段階でもう一台追加して息子と三人で何度かサイクリングに行った。
しかし娘ももうやらないと言うので、じゃあ息子夫婦で乗ればという話になっている。彼女チャリには乗れてもそれはママチャリで、後輪の上から右脚を回して跨る乗り方(要するに「男乗り」)をしたことがないと言う。これは妻も娘も同じだった。出来るようになるまでに相当練習を要した。だから息子の配偶者も同じだろうと、この日中に乗れるようになるかどうかと思っていたら3分で出来た。
それで軽く三人でサイクリングに出発したのである。



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炎天下を2時間ほど走った。
帰宅後入浴、息子の妻がなかなか出て来ず少し心配になったが、単なる長湯と分かった。
四人でウィークエンドサバイバーに挑む。交代しつつ19階層に到達、息子の妻は銃器の扱いにも慣れていて立派な戦力であることも判明。
その後宴会となりだいぶ飲んだ。
娘いつも通り泊まり、息子夫婦帰宅。我が家にはベッドが4台しかない。いずれ解決を迫られるだろうか。



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近いうちに息子夫婦が2台持っていくと、家に私の一台だけ残ることになる。







あれは140年前だった

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No.712 2017.7.9





1877年のこの日、ウィンブルドン選手権第1回大会が開催された。
ウィンブルドンという名称を最初に認識したのは、ビヨン・ボルグが五連覇を達成した1980年だったと思われる。朝日新聞一面に載った見出し「熱闘5時間 マッケンロー力尽きる」を覚えている。この時私はまだラケットを握ったこともなかったが、この記事を読んでテニスをやってみようかと思った。ある意味朝日新聞が私の人生を変えたとも言えるのである。
つい昨日のことのようでも37年前という事になるのだが、第1回大会となれば140年も前の話だ。
いくらなんでも前過ぎて、この時の生存者もう誰もいない。しかし実は惜しかったのである。今年5月に世界最高齢とされていたインドネシア人男性が146歳(とされる)で亡くなった。
10人の子供と4人の妻に先立たれ、120歳になった24年前から死ぬのが恐いと言っていたそうだ。
あともうちょっと長生きしてくれたら今頃、「第1回大会?・・・ああ、覚えているよ」という話になったかもしれなかった。
現在の世界最高齢はジャマイカ人女性で1900年3月10日生まれの117歳、日本人最高齢は同年8月4日生まれで116歳、トップ10すべて女性であり、そのうち半数を日本人女性が占めている。
「天声人語」が受験問題に使われる頻度高いというので、それではと読むようになった朝日新聞の評判その後だいぶ低下したし、実際に天声人語が役に立った記憶もない。10年以上前に解約してから、私の家ではもうどの新聞もとっていない。







あと23年で?

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No.711 2017.7.8





昨日は暑かった。車載の温度計が33度になっていたが、だいたい合っていると思う。
今日も同じくらい暑くなるそうだ。7月上旬でこんな気温になるなんて、子供の頃には考えられなかったことだ。つい先日まで寒い寒いと文句を言っていた私だが、まことに勝手な個人的意見として温暖化の実感確実にある。
蜂が外壁に巣をつくった。親蜂の留守を狙って駆除に成功したものの、しばらくして戻った親が怒る怒る。2時間ほども興奮して飛び回っていた。こんな事初めてで、温暖化と関係があるのかないのか不明であるが、人間にも蜂にもそれぞれ事情と正義があるのは確かだ。
トランプ氏がパリ協定離脱を宣言する一方で、フランスのニコラ・ユロ環境相がパリ協定の目標達成のため、2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を終了するとした記事を読んだ。
現時点でポスト内燃機関の最有力候補は、コストの関係から電気自動車と見られている。
国沢光宏氏が日産の電気自動車「リーフ」について書かれた記事もあった。リーフの中古車価格が激しく下落しているというのだ。新車時に325万した2016年モデルが110万で買えるそうだ。理由はバッテリーの性能低下のためで、新車時に160キロ走れたものが100キロ以下となり、エアコンなど使うと80キロ程度しか走らなくなる。そうなると近所の買い物以外に使えない。
リーフに乗っていると遠からず自動車の役割を果たせなくなり「ゴミ」になってしまう気分を味わうという。
フランスがバッテリー問題を克服し、あるいは燃料電池車を軌道にのせ、内燃機関を廃止できるかどうかをこの目で確認するのに、2040年という未来はとても微妙なところにある。









七夕

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No.710 2017.7.7





韓国新政権の基本スタンスは南北融和である。
「北が核とミサイルの開発を中止すれば、米韓合同軍事演習や戦略兵器の配備を縮小できる。軍事演習等が北を硬化させてきた側面がある」とし、6月30日に行われた米韓首脳会談において文在寅は「北が核・ミサイルの追加挑発を中断するなら対話可能」と語っている。
トランプ政権も対話を排除していないが、北が核を放棄すれば対話できるとしており、実は米韓まったく嚙み合っていない。
そこへ4日の「ICBM」発射が起きた。当初米軍はICBMではなく、中距離弾道ミサイルとしたが、翌日になって米国防総省が「過去に見たことのない新型」であることを認めた。
国連安保理の緊急会合で、ヘイリー米国連大使は「外交的解決の余地が急速になくなっている。やむを得なければ軍事力を行使する用意がある」と述べた。ただ、国際社会が外交圧力をかけることの方が望ましいとも述べ、中国に対して影響力行使を求めた。
現段階で最も平和的であり且つ問題解決の可能性が高いのは、中国工作員による政権転覆ではないか。その上で軍部を掌握できる然るべき人物に政権を委ね、同時に核を除去できれば満点だ。この場合、拉致被害者全員奪還も可能だろう。







行くに行けない最果ての島

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No.709 2017.7.6





この夏どこか行きたい所があるかと聞かれたら与那国島と答える。
行きたい理由は一つ、「海底遺跡」を見たいからだ。
そして行けない理由が二つ、1986年に発見されたこのポイントへ行くには、スキューバダイビングのライセンスが要る。体験ダイビングやシュノーケリングでも可能かもしれないが、ここまで行ってライセンスがなければ必ず残念な気持ちになる筈だ。だが私はそれを持たない。海底遺跡が発見された30年前ならまだ十分に可能だったが、残念ながらその頃の私はテニスのことしか考えていなかった。さすがにもう手遅れだ。
行けない理由その二、ホテルと呼べるような宿泊施設がない、これが最大の理由である。
与那国島はその海岸線の多くを切り立った断崖で構成しており、ビーチが少ないためリゾートに向かないのだ。
日本国最西端のこの島に昨年3月、陸自の駐屯地が出来た。
現在駐屯地司令塩満二佐麾下の160名が任務にあたり、レーダーサイトで睨みを利かせている。
驚くべきことだが、それ以前の与那国島の防衛は、二か所の駐在所に二名の警察官のみだった。
沖縄県警が予備弾10発を貸与し、二丁の拳銃で有事に備えていたのである。
もちろん陸自わずか160名の戦力で島嶼防衛が可能な訳もなく、本格的な侵攻にあえばひとたまりもない。
「空母いぶき」では中国空挺による占領で大層苦労している。
ひとたび橋頭保を築かれれば、敵は対空・対艦ミサイルと島民の盾をもって島を固め、こちらは容易に近づくことが出来なくなる。
「空母いぶき 第7巻」は今月28日発売だ。
尚、現在日本国が実効支配する最北端は、稚内市宗谷湾の無人島弁天島(領有を主張している地域を含めれば択捉島)である。
最南端沖ノ鳥島、最東端南鳥島。与那国島以外の日本の果てに、民間人が通常の交通手段で上陸することは困難だ。









ICBM?

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No.708 2017.7.5





7月4日午前9時39分に発射された北朝鮮の弾道ミサイルと見られる飛翔体が、約40分飛行し日本のEEZ内に着弾した。
これを受け、トランプ大統領はツイッターで「日本や韓国がこれ以上我慢するとは思えない」としたが、他の誰よりも貴方はどうなのか。
午後になり朝鮮中央放送が「特別重大報道」を行い、ICBMの発射実験に成功したと伝えた。防衛省もこれを追認する形で、過去最高となる2500キロを大きく超える高度に達したとした。
専門家の中には、通常の角度で発射すればその飛行距離は8000キロ以上となり、アメリカ本土に届くとの分析もある。
トランプ政権は予てアメリカ本土に届くICBMの実験を強く懸念しており、ここがレッドラインであるとの見方が有力だった。
更にはスウェーデンの研究機関が3日、北朝鮮が20発の核弾頭を保有している可能性があるとの分析結果を明らかにしている。
7日からドイツで開催されるG20サミットで、日米韓首脳会談も予定されている。この件で相当突っ込んだやり取りになると思われる。
尚7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日であった。







台風3号接近か

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No.707 2017.7.4





台風3号が来ている。週の半ばくらいにはこちらに接近しそうな予報円である。
日本列島という場所は自然災害のショーケースのようではないか。
先日は未明に地震があり結構ゆれた。後で見たらスピーカーが1センチほどズレていたが、重すぎて一人ではどうしようもない。
思えば地球とその生命はこれまでありとあらゆる災厄にみまわれてきたのだし、これからも命ある限りそれは変わらず続いていくだろう。
究極の自然災害とも言える天体衝突だって、いつ起きても不思議はない。
「Potentially Hazardous Asteroid(潜在的に危険な小惑星 略してPHA)」として約1300個の天体が登録されている。
しかしこれはすべてのPHAの二割程度であると考えられている。つまりまだ殆どのPHAが未発見という意味だ。
因みにはやぶさの着陸で有名になったイトカワや、はやぶさ2の目標天体リュウグウもPHAである。
NASAがそれらの衝突に備えて準備を始めるようだ。
冷蔵庫ほどの物体を飛ばして小惑星等に衝突させ軌道を変えるという。
そんなことが可能なら、おそらく台風の進路を変えるくらいのことは既に可能なのではないだろうか。ただ変えた進路をどこへ向かわせるかで、周辺国と折り合いがつかないのだろう。だから今年も台風は来る。それは他国から見れば逸れるということでもある。物事には大抵二面性があるものだ。
ところで歯医者の使い回し「ハンドピース」に限らず、その約半数が手袋を患者ごとに替えていないようだ。中には手袋不使用なんていう剛の者もあるようだが、基本自分のためにしているということか。








最終楽章だった

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No.706 2017.7.3





読売新聞によると、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せず使い回している可能性のあることが、厚生労働省の調査でわかった。
調査はドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる柄の部分の管理について尋ねたもので、治療時に口に入れるため使い回せば細菌やウィルスを感染させるリスクがある。
これは常々疑っていたことだ。やっぱり、という感じ。
次回から「それ消毒してますか?」と聞くか。いや、聞いても無意味。「もちろんです」と言うに決まっている。
昨日の屋外テニスは微妙な予報と空模様の下で久々に何とかなった。
個人的には腰の養生に休もうと思ったのだが、面子足りず強制参加してボチボチやった。
蒸し暑い。だが夏とテニスはいつも相性が良い。いつだって。それはいくつになっても変わらない青春のフラッシュバックだ。
何はともあれ出来てよかったのであった。毎週毎週雨ではかなわないじゃないか。
テニスの後、録画しておいた委員会を2回分見つつ二人宴会、都議会選挙開票特番まで英気を養う。
そして投票締切となる20時直前から始まった特番は、締め切りと同時に都民ファの都議会第一党確実、小池一派による過半数確保確実、ならびに自民党過去最低を宣告した。
一地方議会選挙に過ぎない都議会議員選挙のこの異様な扱いを、今日届いたばかりのドヴォルザーク「交響曲第9番 新世界より(DECCA盤キリル・コンドラシン指揮ウィーンフィル79年録音)」を聴きながらテレビの音声を消して見ていた。「新世界より」が第2楽章の「家路」もさることながら第4楽章に収斂されているのと同様に、この選挙も開票前から評価が定まっていた。
約一年の残された時間で憲法改正を成し得るか、次の興味はそこに移ったと言っていいだろう。









文藝芸人~おもろいで

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No.705 2017.7.2





おさむちゃんがジミー大西の師匠だったとは。
ジミーちゃんはバイトでなんば花月の進行係(緞帳上げたり)をしていたが、しばらくするとぼんちおさむの弟子になりたいと言ってきたという。
それで二年間の期限付きで弟子になった。毎日がむちゃくちゃな事の連続で、車を運転すると寝てまうし、「混んでますねー」と言いながら縦列駐車中の車列後方に並んで動かず、一緒にうどんを食いに行けば師匠がきつねうどんを注文しているのに鍋焼きうどんを頼むしで、二年の契約が更新されることはなかった。
それで「もうすぐ二年になるけどどうする?」と聞かれたジミーちゃんは「東京へ行って早見優ちゃんの弟子になりたい」と答えた。
「おまえ、早見優の弟子について何すんねん?」「着替え手伝います」その後ジミーちゃんは本当に上京したが、早見優の弟子にはならず、美大生と付き合うようになって自分も絵を描きだしたとのことだ。ジミーちゃんは意外と女性にもてるらしい。






翻弄される香港

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No.704 2017.7.1





早くも今日から七月である。
我が社の商品を250万円値引きするなら買うよと香港の人からfaxが来た。中国の方はこういったムチャを平気で言う。
中国人と呼ばれたくないと香港の人は言うが、この点で私にはあまり区別がつかない。
1997年7月1日に香港が返還されてからあっという間に20年経った。
アヘン戦争の結果割譲された香港島と九龍半島、そして1898年から99年間租借された新界、それまでこの三つがイギリスの統治下にあった。ひどい事をするものである。
ところが鄧小平に実力行使辞さずと凄まれ、当初租借期間が終了する新界のみの返還で済ますつもりだったイギリス側がビビッてしまい全部返したのである。力と根性があれば交渉で領土を取り返せるのだ。
この時中国政府は50年間の一国二制度維持、香港の高度な自治容認を約束したが、20年にして最早風前の灯火である。
返還前の香港に行ったことがある。対日感情すこぶる悪く、再訪あり得ないと思いつつ帰ってきた。
当時の香港で反日教育が行われていたとは聞いていない。
それでも対日感情悪化するに足る尤もな理由があったのだ。
太平洋戦争の開始間もなく香港を占領した日本軍は、その後3年8ヶ月に渡って軍政を敷き、香港ドルに替えて軍票を発行したのである。
裏にいつでも日本銀行券と交換できる旨の記載があるにもかかわらず、日本政府は敗戦直後に無効化を宣言、香港の人たちが持つ軍票は一夜にして紙クズと化している。









腰痛きた

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No.703 2017.6.30





北広島のテニスも6回目となった。
これまで概ね天候に問題なく、ほぼ順調に推移してきたのだが、この日体調に問題が起きた。
何をした訳でもないのに、突然足がつり腰にもきた。
5年ほど前にも同様の症状で近所の整形にかかり、紹介状を持ってある病院へ検査に行ったことがある。
その時は経過観察となったが、将来手術が必要になるかもしれないとのことだった。
その後痛みなど出ず、喉元過ぎた熱さをすっかり忘れていた。
しばらく様子を見ようと思っている。




ヤァ!ヤァ!ヤァ!

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No.702 2017.6.29





台風一過の東京1966年のこの日、ビートルズがやって来た。
計5回武道館のステージに立ち、同じ演目で11曲歌い、彼らは四日間東京ヒルトンホテル(現キャピトル東急 2010年に建て替え)に缶詰めにされた。
しかし単身ホテルを脱出したジョン・レノンが裏参道散策に成功している。この時買ったとされる福助人形が、一年後発売された「SGT.ペッパーズ・・・」のジャケットに写っている。
金と名声の他に何が欲しいとの問いに「平和だ」と答え、彼らは7月3日朝次のツアー先フィリピンへ向かった。



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来日公演の海賊盤が出回っており、おそらくそれを現在も入手可能だろう。
ジョンの投げ遣りな演奏が歌声が、その後の彼らを暗示しているようだ。
ファンの絶叫に対し「I Know」とジョンは言った。分かった、もうたくさんだと。
ビートルズはこのツアーを最後にコンサート活動をやめ、映画「LET IT BE」におけるアップルビル屋上の劇中ライブを例外として、四人揃ってファンの前に立つことは二度となかった。
ポールの「Yesterday」がひときわ物悲しい。






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Count Basie 2号
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