トラブルらしい

No.1088 2018.7.20





管理画面へ入るたびに「長期間変更していない」として、パスワードの変更を求められている。
この事態が収まるまで休止して暫く様子を見ることにした。









123便の教訓

201871900001111.jpg
No.1087 2018.7.19





航空ネタ続く。1985年夏、群馬県上野村で起きた日航機御巣鷹山墜落事故関連の本を二冊続けて読んだ。青山透子著「日航123便墜落の新事実」と、杉江弘著「JAL123便墜落事故」である。青山氏は元日航の客室乗務員で、123便事故で亡くなった乗員と同じチームで勤務していた経歴を持ち、同僚の無念を晴らそうとの思いもあって、この事故に関する著作を複数上梓されている。本書では墜落の原因を自衛隊の模擬ミサイル誤射とした。元日航のパイロットだった杉江氏は、ジャンボ機の機長を長年勤めてこられた。航空機関連の著作が多数おありだ。過日「マレーシア航空機はなぜ消えた」を大変興味深く拝読した。
「JAL123便墜落事故」は青山作品を受けて書かれている。「スチュワーデス風情がいい加減なことを・・・」的ニュアンスが正直言ってある。確かに青山本も大胆な主張の割に証拠がやや希薄なのは事実だ。ただし本件が事故にしろ事件にしろ、いまだに腑に落ちない点が多々あるのも間違いないところで、それ故多くの憶測を呼んできたのである。
さて実は本題はここからで、本日この話になっている理由がある。1989年7月19日、デンバー発シカゴ行ユナイテッド航空232便の不時着事故が起きている。本件の機体はDC-10だった。上空で垂直尾翼の2番エンジンが爆発した232便は、JAL123便同様すべての油圧系統を失い操縦不能となった。ところがアメリカでは過去の事故をきちんと研究し、そこから教訓を引き出して役立てることに余念なく、日航機事故後左右のエンジン出力調整により機体をある程度コントロールする方法を確立していた。
救難機関は「大型機が空港に墜落、150名の生存者があり救助を要す」との想定で救難訓練を行ったばかりだった。訓練ではすべての受け入れ準備を30分で済ませることを目標としていた。その結果、232便が来る前に医師がヘリコプターで空中待機し、700名ものレスキュー隊が地上に集結していた。12台の救急車と4機のヘリが二か所の病院への負傷者の輸送を準備した。病院では300名以上の医師・看護師が駆けつけて待機した。地元の人々が献血に集まり、長い行列を作った。この時採血された血液は推定必要量を超え、142リットルにも及んだという。
232便はクルー必死の操縦でスー・ゲートウェイ空港に降りることが出来たが、横転炎上し残念ながら多くの犠牲者が出た。とは言え乗客乗員296名のうち184名が生還したのである。524名中生存4名だったJAL123便の教訓は生かされたと言うべきだ。232便の事故についても、アメリカでは当然徹底検証がなされている。その結果、全油圧系統喪失での安全な着陸は困難との結論が導き出された。つまり次は着水ということになる。事故の検証では事故原因の究明以上に、同様の事故でどのように生還するかを研究することが大事だ。
翻って日本では123便事故の検証がなされたか。なされたのは原因究明のみだ。杉江氏によれば、パイロットを集めて再発防止の会議を開いたことは一度もないという。それは日本では「死者に鞭打つ行為」となるからだ。日米の文化の差という訳か。その結果もしも123便と同じトラブルが起きたなら、日本では再び同じ結果になると氏は言っておられる。



201871900001112.jpg











MRJ デモ飛行

201871800001111.jpg
No.1086 2018.7.18





開発中の国産ジェット旅客機MRJが16日、英ファンボローにて開催中の航空ショーに登場した。アメリカでの試験飛行を続けてきたMRJが、初めて一般顧客を前にデモ飛行を披露したのである。開発の遅れから今年3月期に、販売元である三菱重工傘下の三菱航空機が1100億円の債務超過となっていた。わずか8分間とはいえ、ローンチカスタマー(ANA)向けの塗装を施した機体が、大規模な国際航空ショー(航空機見本市)で実際に飛んだ意味は小さくない。
407機を受注(確定受注233、その他キャンセル可能なオプション契約等)しているMRJは、これまで5回も納入予定を延期してきた。このため2016年を最後に新規受注が途絶えている。初のデモ飛行成功で、商談に弾みがつく事を関係者は期待しているだろう。
100席前後の小型ジェット機は、旅客機製造の巨人ボーイングとエアバスが手を出さない市場である。そこにどのような落とし穴があるか、またうま味があるか、MRJの視界必ずしも良好とは言えない。最大のライバルであるブラジルのエンブラエル(世界第三位の航空機メーカー)が、新鋭機E190-E2のメディアフライトを前日同航空ショーで実施している。今年4月から納入を開始したE190-E2は、胴体が太くMRJよりひと回り大きい機体に同じエンジン(米プラットアンドホイットニー社製PW1200G)を搭載する。エンブラエルでは、今後のリージョナルジェットの主戦場を100~130席と読んでいるようだ。一方我がMRJで100席を超えるようなストレッチは難しいという。MRJの納入予定は現時点で2020年となっている。遅すぎた投入とならなければ良いのだが。



2018718000011112.jpg








おめでとうフランス!

201807160234140011.jpg
No.1085 2018.7.17





攻守にフランスが上回った。今大会の彼らは、一国だけ次元の異なる強さを見せつけた。ロシア大会の最後をフランスが無敗で締めくくり、同じくここまで無敗できたクロアチアは最後に力尽きた。クロアチアはやはり疲れていた。だがそれ以上にフランスの強さが光るゲームだった。
日本のサッカー関係者は今どんな思いでいるのだろう。日本と世界の差は限りなく大きい。4年でどうにかなるような差ではない筈。縮まるようで縮まらない、背中が見えるようで見えない、思えば20年ずっとそうだった。そして日本代表はワールドカップで敗けることに慣れた。この時期だけ小さくなってやり過ごせば、皆すぐに忘れてしまう。だが次のワールドカップが必ずやってくる。
とりあえず私はこれで寝不足から解放される。風邪で体調悪く、決勝はちょっと辛かった。






3位 ベルギー

201871600001112.jpg
No.1084 2018.7.16





これまで見てきた死に物狂い感はない。特にDFの寄せがあまい。つまりワールドカップのクオリティではない試合。このゲームが決勝戦なら、ベルギーの1点目はなかっただろう。
試合終了となり、勝ったベルギーの選手に歓喜なく、無念も未練も感じないイングランド代表と抱き合ってお互いの健闘を称えた。両チームともプレミアリーグでプレーする選手が多い。「明日からまたよろしく」そんな感じ。予選リーグでも両国同組で、イングランドは二重に連敗。
2014年ブラジル大会の三位決定戦を前に、オランダ代表監督ファン・ハールは「ワールドカップの三位決定戦はナンセンス」と語っている。「ベスト4まで行った偉大なチームが、最後に二連敗で大会を終えることになる」と。オランダと対戦したブラジルは、準決勝の対ドイツ戦1-7に続き、オランダ戦0-3で自国開催の大会を終えた。
ロシア大会も残すは決勝のみ。寂しくなる。








Mark Levinson ひと筋

201871500001111.jpg
No.1083 2018.7.15





風邪二日目。喉の痛みが治まってきた。とにかくだるい。熱はない。
長年探していたアンプの上玉がオークションに出ている。この個体は信用できる。オーディオ製品とレコードにキズをつける人間を私は信用しない。





連休前の夏風邪

201871400001111.jpg
No.1082 2018.7.14





久しぶりに風邪をひいたようだ。調べたら昨年四月以来のことだった。喉や節々痛く体がだるい。だが娘が研修明けで東京から戻るので、寝ているわけにもいかない。空港まで迎えに行く約束もしているのだ。気合入ったお迎え直前に娘から電話あり、同僚と同じ便なので恥ずかしいから来ないで、だと。直後に再度の電話。使用予定機材の不具合で欠航、代わりの機材を用意するというが、何時になるか分からないので先に寝て頂戴とのことだ。
話変わって、海洋のプラスチックゴミについて、Newsweekの記事が目を引く。毎年新たに800万トン増え続けている(累積分が溶けることはない)というのだが、そのうちの9割が10の河川から流入しているそうだ。中国の長江(揚子江)、黄河、海河(華北)、珠江(南部)。中露国境地帯のアムール川。東南アジアのメコン川。インドのインダス川、ガンジス川。エジプトのナイル川。最後に西アフリカのニジェール川である。
日本などのレジ袋廃止や制限なんか殆ど意味がない。男をスーパーマーケットから遠ざけただけだったのではないか。背広姿のオヤジが買い物袋や買い物カゴ持参で、街のスーパーに行く筈がないだろう。私はそれ以来一度も行っていない。これは抗議の意思表示であり、無料レジ袋復活まで間違いなく続く。









クロアチア決勝へ

201871300001111.jpg
No.1081 2018.7.13





正直に言うと、決勝戦はフランス対イングランドの方が絵になる、などと思っていた。だが新たな優勝国が誕生するのも悪くない。いや、ここまで来たらクロアチアが勝つべきだろう。フランスが勝って優勝では、普通過ぎてなんだか面白くない。ただクロアチアは疲れている。決勝トーナメント全試合が延長戦となり、前の二試合はPK戦まで戦った。しかも休養日がフランスより一日短いのだ。このハンデは小さくない。だが彼らはけしてエクスキューズなどせず、たとえ心臓が止まろうとも最後まで走り続けるだろう。まるで人生のすべてが掛かってでもいるかのように。
クロアチアがワールドカップ初出場を果たしたのは1998年のことだった。そう、日本が初出場したあのフランス大会である。この時日本はグループリーグでクロアチアと同組となり、ダヴォール・シュケルに一点取られて敗け敗退が決まった。同じ初出場国同士なのに、全然風格が違っていた。クロアチアは決勝トーナメントへ進出し、準決勝で開催国フランスに敗れたが、三位決定戦でオランダを破り三位。シュケルは6得点で大会の得点王になっている。
同期の桜クロアチアを私は断然応援する。








ベルギー散る

201871200001111.jpg
No.1080 2018.7.12





フランスとベルギーの準決勝、1-0でフランスが勝利し決勝へ進んだ。ほんの僅かな差だった。フランスの方が少しだけ守備が良く、少しだけついていた。試合後ベルギーの10番アザールが、一点取ったフランスがその後守備的になったのを難じ、あんなフランスチームの一員であるよりベルギー代表の一員として敗けて良かった、みたいなことを語った。いささか負け惜しみが過ぎよう。よほど悔しかったのだろうな。
それにしても全員がワールドクラスの、DF・MF・FWそしてGKが激突する様まさに圧巻だった。実は40年前、「圧巻」を「あつかん」と言って嘲われたことがある。人生は忘れてしまいたい事だらけだ。だがそれだけではない。当然の話、監督もまたワールドクラスなのだ。
ところで外国人監督率いるチームが優勝したことがこれまでなく、今回ベスト4に残ったチームもベルギー(スペイン人マルチネス監督)以外自前の監督なので、今回もこの法則は引き継がれる事が決まっている。次期日本代表監督の選考が水面下で進んでいるようだが、考えてみればキーパー同様ワールドクラスの日本人監督が出現したこともまだない。日本のサッカー強豪国への道のりまだまだ遠いようだ。
この時私は唐突に戦艦三笠を想起した。日露戦争当時の連合艦隊旗艦だった三笠。この艦を建造したのは、大和を造った呉海軍工廠でも武蔵を造った三菱重工長崎造船所でもない。イギリスのヴィッカース社が、バロー・イン・ファーネス造船所で建造したのが戦艦三笠である。日本にはまだ戦艦を造る力がなかったのだ。力がないなら外国人に監督を頼むしかない。だがいつの日か、真に実力を伴った日本人監督に率いられた連合艦隊で、日本代表はワールドカップ初優勝を目指したい。










大人の事情

201871100001111.jpg
No.1079 2018.7.11





確かに最初は違和感あった。だが一か月も見ているうちに馴染んできた中国企業のロゴ。海信(家電 ハイセンス)WANDA(大連万達 不動産)蒙牛(乳製品)ViVO(スマホ)帝牌(紳士服)等々である。海信のロシアでの売り上げが、この期間に300%増となったそうだ。ワールドカップの宣伝効果恐るべし。
中国企業は今回、FIFAに約1000億円払ったといわれる。アメリカの倍だ。これには少し裏事情がある。2015年に起きたFIFAの汚職スキャンダル(誘致活動を巡る収賄や、会長選挙の資金工作など47件にものぼる容疑で幹部が逮捕された)で、ソニー・エミレーツ航空・コンチネンタル・ジョンソン&ジョンソンらがスポンサーを降りたのである。そこに中国企業が入り込んだ形となった。
しかしながら、今大会にマルチェロ・リッピ監督率いる中国代表チームは出ていない。と言うよりも、これまでの出場実績一回のみで、それは16年も前の2002年日韓大会のことだ。
率直に言えば、今のところ中国代表は弱い。でも中国でサッカー観戦はとても人気があり、目の肥えたファンが多いという。プロリーグ「中国スーパーリーグ」もある。観客動員数も右肩上がりで、昨シーズンの平均観客数は23,800人だった。これはJリーグ(18,800人)を上回る数字だ。
にもかかわらず中国代表が弱いのは、選手が海外に行かないせいだという。欧州でプレーする選手ほぼ皆無。それは国内リーグの年俸が高いからだ。Jリーグの5~10倍の水準なんだとか。中国サッカーが弱いのは金がありすぎるせいだと言われている訳だが、FIFAとしてはなんとしてもワールドカップに出てもらいたいのである。それはそうだろう。そこで出場枠を増やす名案を思いついた。出場国を48(1994年アメリカ大会まで24だった!)とし、アジア枠(現行4.5)を8.5とする決断を下したのである。人口14億(華僑を含めれば人類の三分の一が中国人)が形成する中国市場の抗いがたい魅力を前に、大概の事に目を瞑るのを誰が非難できようか。当初2026年大会からと発表されていたが、次の2022年カタール大会から適用される可能性も出てきた。確実につまらなくなる。



2018711000011112.jpg










一息ついて

2018710000011112.jpg
No.1078 2018.7.10





ワールドカップとウィンブルドンの観戦で疲れ、リアルのテニスでも消耗して、今日はちょっと休養している。前日から一転、予報通りのパッとしない空模様だが涼しくて助かった。この体調に猛暑が重なると辛い。おかげでゆっくり眠れる。
リー・モーガンの生誕80周年だという。1938年の7月10日に生まれ、ご当人は33歳で亡くなっている。本作で共演したジョー・ヘンダーソン(ts)とビリー・ヒギンズ(ds)も偶然共に64歳で亡くなっており、実際のところ80まで生きるというのは簡単なことではない。「BlueNote4199 ザ・ランプローラー」は1965年モーガン27歳の作品。「月の砂漠」を収録している話を何度もした。個人的にこのトラックが二番目に好きなので。一番は無論「アイ・リメンバー・クリフォード」。ジャズは哀愁だ。いつの世もそれだけは変わらない。







ついに準決勝

20187900001111.jpg
No.1077 2018.7.9





フランス・ベルギー、クロアチア・イングランドがベスト4に残った。準決勝二試合共とても楽しみ。そのあとに決勝と三位決定戦、残すところ四試合となった。お名残り惜しやワールドカップ。最後まで熱戦を期待しよう。現時点の我予想、優勝はずばりフランスだ。
当方天気予報大はずれにて、外テニスもコンプリート!被災地に申し訳なく思いつつ、こんな筈じゃなかった妹、厚着し過ぎによるのぼせで鼻血。オイオイ。私は過剰な日焼けによる顔痛、これは一皮剝け確定だ。
夕方になり孫が来た。会うたびに重くなっている。間もなくハイハイするだろう。日々成長しているのだが、彼と酒を飲む日が来るかとふと思う。それは少し難しい気がした。それでいいと思った。






王国の衰退

20187800001111.jpg
No.1076 2018.7.8





自国開催だった前回大会準決勝でドイツと対戦したブラジルは、1-7というワールドカップ史上最多の失点を喫して敗退した。2014年7月8日、世に言うミネイロンの惨劇である。あれから4年、セレソンが必勝を期して臨んだ本大会だったが、まさかのベスト8でベルギーに行く手を遮られてしまった。これでベスト4のすべてが欧州勢で占められる結果となった。
ファンタジスタがピッチを支配する南米式のサッカーが、分析と戦術と体格に勝る欧州科学サッカーに対して歯が立たなくなっている。これは最近のテニスも同様で、明らかにテクニックやセンスよりも身体能力と体格に比重が移っている。何よりも勝利が求められる以上、見ていて面白いのはどちらか、そんな事は関係ないと言えばない。だが観客がつまらないと感じるスタイルが蔓延るなら、それは間違いなく競技そのものの衰退に繋がるのである。事実テニスの長期凋落傾向に歯止めがかからない。サッカーよ、ワールドカップよ、おぬしも同じ道を行くのか。







七夕

20187700001113.jpg
No.1075 2018.7.7





連日の雨そして寒く、ストーブのスイッチに手が伸びかけては思いとどまる。昨日になり雨は一旦あがったが、やはり気温あがらない。
子供の頃七夕は8月7日だった。それが当然だと思っていた。ある時テレビを見て、本当は7月ではないのかと母に聞いたところ、北海道の7月は寒いから8月にやるんだよと言っていた。現在どうなのか。少子化で町内の行事など見かけなくなり、ロウソクもらいの子供らが来ることもない。



20187700001111.jpg



1974年のワールドカップ西ドイツ大会の決勝戦が7月7日に行われている。オランダを下した西ドイツが2回目の優勝を果たす頃、44年前の日本でも台風8号の影響により、西日本を中心に七夕豪雨が甚大な被害を残していた。
また1985年の7月7日には、ウィンブルドン男子シングルスの決勝において、ボリス・ベッカーが17歳7ヶ月での史上最年少優勝を成し遂げた。ベッカーは翌年の大会で連覇を達成している。









国情に大差

20187600001111.png
No.1074 2018.7.6





コロンビア代表のMFカルロス・サンチェスが窮地に立たされている。日本戦の開始早々にハンドでPKを取られ、一発レッドで退場となったあの男である。サンチェスは決勝トーナメント一回戦のイングランドにもPKを与え、敗退の一因となったことから、国内で殺害予告を受けている。
94年のアメリカ大会の時、同じくコロンビア代表のアンドレス・エスコバルが、アメリカ戦でオウンゴールを献上しチームが敗れ、これが原因となってコロンビアは予選敗退してしまう。代表チームが国民の非難を恐れて帰国をためらう中、エスコバルだけがオウンゴールについて謝罪する義務があると帰国。「オウンゴールありがとう」の言葉と共に12発の銃弾を撃ち込まれて死亡した。この時の犯人は殺人罪で服役したが、2005年既に出所している。
カルロス・サンチェスは現在スペインリーグに所属し、バルセロナで生活の基盤を築いているという。還暦までコロンビアには帰らない方がいい。








準々決勝へ

20180704130423.png
No.1073 2018.7.5





ベスト8が出揃った。彼らが本当の意味で「ワールドカップで一勝したチーム」である。6チーム(75%)がグループリーグを1位通過している。また開催国を除く全チームのFIFAランキングが、昔のワールドカップ出場枠の24以内に収まっている。こうして見ると、FIFAランキングなんかあてにならない、などというのはやせ犬の遠吠えに過ぎないのが明らかとなった。
好カードが左の山に偏り、右側はひどく地味だ。したがって決勝戦がだいぶ心配になる。万一ロシアが残れば、地元は盛り上がるのだろうが、ベルギー対ロシアなんてことになればちょっとどうなんだろう。日本が決勝に残る可能性も十分あった、などと言い出すヤツが出るのだけは確実だ。






越えられない壁

201874000011112.jpg
No.1072 2018.7.4





後半7分2点リードの場面、「もしかしたら」と「そんな筈ない」が交錯。ピッチ上の彼らも同じ思いだったのか。それとも楽になって緊張が切れたか、そこからの十数分、隙だらけで且つ寄せが消極的に見えたのは、私が浮足立っていたせいなのか。よく分からない。今となっては、すべてが夢の中の出来事のようだ。
24分のあり得ない失点を回避し、さらに10分のらりくらりと時計を進めることが出来ていたなら、その時こそどれ程ブーイングを受けようとも球を回してキープに入ればよかった・・・・握りかけた50年に一度のチャンスとベルギー人の心臓がスルリ、指の隙間から滑り落ちた。嗚呼ワールドカップ、汝鵺の如き輩也。
越後氏「負けは負け。10人の相手に一勝しただけ」とバッサリ。感動とは程遠いと。確かにな。だが日本中またも感動ムード一色で彼らを迎えるに違いない。これでは何一つ進歩せず、日本代表はいつまで経ってもひ弱なままだ。でももうどうでもいいわ。無理だ。






スペイン散る

20187200001111.jpg
No.1071 2018.7.3





スペインまでもが一回戦でロシアに不覚をとり、イニエスタ即座に代表引退を表明。
この試合、全員でゴールを守るロシアを相手にスペイン終始攻めあぐね、最後にPK戦でやっと決着がついた。ロシアとしては理想的な展開だったろう。PK戦では何が起きるか分からなくなる。スペインがいつまでもロシア陣地前で球を回していないで、どんどんゴール前に放り込んで行ったなら、このゲームが違う結末になっていた可能性も大いにあった。だが彼らはあくまでも美しく勝ちたいと思っているようだった。ゴリ押しで点を取る気配まったくなかった。美しいサッカーで勝ってはじめて価値があると、34歳のイニエスタは特に思っていた。だからこれは彼にとって、受け入れ可能な敗北だったのだ。むしろ清々しい表情で、イニエスタが静かにピッチを後にする。彼のサッカー人生の結末は多分間違いじゃなかった。
さらばメッシ、ロナウド、イニエスタ、一つの時代が確実に終わった。






雨天でインドア

201872000011111.jpg
No.1070 2018.7.2





梅雨前線の北上に伴い札幌では連日雨天が続く。この日新装なった平岸高台のコートを初めて利用する予定流れる。都合よくインドアが空いていた。単価の関係で2時間のみ利用。妻不調。薬指負傷の影響で練習不足だ。
決勝トーナメント一回戦でメッシのアルゼンチン、ロナウドのポルトガル共に消える。寂しくなった。






決勝トーナメント

20187100001111.jpg
No.1069 2018.7.1





今日から7月、ワールドカップ真の本番決勝トーナメントが始まった。3日(火)未明に日本はベルギーと対戦する。どんなに強弁しても、日本の行いがフェアプレーの規範に沿っていたと言い難い事実が歴史に刻まれた今、幾分の汚名を雪ぐ手段があるとすればベルギー戦の勝利しかない。正面突破だ。この勝利によってのみ、スタメン6人交代が合理化する。そしてチームと監督はポーランド戦を正当化し、批判者を黙らせることができるだろう。批判者は日本に3000万人、世界中に30億人ほどもいよう。私もその一人、だが勿論日本の勝利を心底祈っている。






残念だ

2018630000011123.jpg
No.1068 2018.6.30





いかなる基準に照らしても容認できなかった。あの行為が許されるとしたら、あのままゲームを終わらせる事で、予選通過が確定する場合に限られる。だが辛うじて。それでもやるべきでないと思うが、あの時点でポーランドの敗退以外にまだ何も決まっていなかった。セネガルが同点にする可能性も大いにあったのだ。予言者でないのなら全然話にならない。勝負師だと?違うな。やっていいことと悪いことの見境もつかない臆病者ではないか。少なくともワールドカップに出場するチームがやるような事じゃない。勇気をどこへ?誇りは?レベルが低すぎて悲しく、しかも失礼だ。ワールドカップを貶め水を差し、二戦の成果を台無しにしてしまった。







機甲師団壊滅

201862900001111.jpg
No.1067 2018.6.29





前回王者のドイツが、敗退目前だった韓国に敗れ道連れとなった。
前回王者のグループリーグ敗退はよくあることだ。1998年フランス大会で優勝したフランスが、次の日韓大会のグループリーグで敗退した。2006年ドイツ大会の覇者イタリアも次の南アフリカ大会で敗退した。前回2014年のブラジル大会においても、南アフリカ大会王者スペインがグループリーグで敗退している。しかもスペインは南アフリカ大会決勝で下したオランダと同組になり、1-5の大差で敗れている。日本が雪辱を果たしたコロンビア戦の構図に似ている。ただスペインはオランダを警戒し、コロンビアはどこかで日本を甘く見ていただろう。
ドイツは韓国を見くびっていなかったか。そうじゃないと言い切れまい。しかしなかなか得点できないままズルズルと時間が過ぎ、同時刻に行われていたメキシコ対スウェーデンの方が先に動いてしまう。スウェーデンがゴールを決め、このままではドイツは先に進めなくなったのである。ここからドイツの猛攻が始まる。だが焦りから攻めが単調になり、プレーの精度も上がらない。ドイツが放った20本以上のシュートのうち、ゴールマウスを捉えたもの僅か4本に過ぎない。そして後半の時間が殆どなくなった時、オフサイドと判定された韓国のゴールがVAR(ビデオ判定)によって覆った。
韓国が勝ち上がる最低条件は、自分が勝ちスウェーデンが敗けることだった。試合途中で自分たちの活路が閉ざされたのを悟ったかもしれない。だが彼らはけして足を止めなかった。敗退が決定的になっても尚サッカーを棄てなかった韓国の気迫が、またもディフェンディングチャンピオンを崖から突き落とした。ドイツにとってロシアの地は今も方角が悪いようだ。










アルゼンチン生き残る

201862800001112.jpg
No.1066 2018.6.28





D組最終節のアルゼンチン対ナイジェリアもまさに死闘となった。アルゼンチンの自力突破既になく、ナイジェリアは勝てば決勝トーナメント進出が決まる局面だった。崖っぷちまで追い詰められたアルゼンチンに待望のメッシのゴール。見事としか言いようのない完璧なゴールだった。だが不可解なナイジェリアのPKでゲームが壊れかかる。日曜日に31歳の誕生日をむかえたメッシの、多分最後となるワールドカップが予選敗退で終わりそうだった。だが後半残り4分、マンUのDFマルコス・ロホの足に当てることすら難儀だったと思われる渾身のボレー炸裂。アルゼンチンが2-1で逃げきる。信じられない、だがこれがサッカー、これがワールドカップ。そして大会におけるアルゼンチン戦の連敗を5に伸ばし、アフリカの大鷲ナイジェリアはロシアを去った。同時刻、一方のクロアチアがアイスランドを2-1で下したため、アルゼンチンがD組を2位で通過することになった。1位通過のクロアチアは全勝(勝ち点9!)である。
サッカーボールを蹴るために生まれた男、リオネル・メッシの武運まだ尽きていない。






イヤなものを見た

201862700001111234.jpg
No.1065 2018.6.27





グループB最終節、ポルトガルはイランと、スペインはモロッコとなんとか引き分けて決勝トーナメントへ進んだ。ポルトガルに勝てば、イランが勝ち点6で勝ち進む場面だった。だから命懸けで頑張る確かな理由がイランにあった。この試合で三度VAR(ビデオ判定)が採用されている。阻止されたロナウドのPK、ロナウドのイエローカード、それにロスタイムにイランのアンサリファルドが決めたPKである。
敗退が決まっていたモロッコに攻めたてられ、スペインも危うく敗けるところだった。モロッコのモチベーションは一切毀損していなかった。捨て身のゾンビに取り憑かれた絶体絶命のスペインが1-2でロスタイムを迎える。そしてこの試合にもVARが大きく影響を及ぼすのである。オフサイドと判定されたアスパスのゴールがVARで覆ったのだ。これがなければスペインは敗けていた。
明日のポーランド戦が大変なことになるかもしれない、そう予感させる死闘だった。最早彼らに失うものなど何もない。逆に失いかけたプライドを奪い返しに来るだろう。更には蓄積したストレスや義憤を清算しようとするだろう。どうする日本。







快挙再び

201862600001111.jpg
No.1064 2018.6.26






セネガル戦が勝てたゲームだったのか奇跡的に挽回できたのか、実際のところ私なんかにはよく分からない。だがここまで勝ち点4を積み上げて最終節を有利に戦える今の状況、悲壮感しかなかった大会前を思えば望外と言うか快挙と言っていい筈のものだ。ただ決勝トーナメント進出が決まった訳ではまだなく、ポーランドに敗けるとかなりややこしい事にもなる。
もう一つの試合でセネガルが勝てば、日本は敗けても二位通過だ。日本・セネガル共に敗けると、コロンビアが一位通過となる。そして日本・セネガル共に、例えば0-1で敗れると、両国が勝ち点・得失点差・総得点すべてで並ぶ。直接対決でも引き分けているので、この場合反則カード数(イエローカード1点、レッドカード3点等)の少ない方ということになるそうだ。万一それも同じなら抽選で決めるらしい。まあ普通そこまで行かずに決まるのだろうが、何れにせよ28日のポーランド戦もまったく予断許さない状況なのだ。
多分怖くて今さらキーパーは替えられまい。川島がせめて一回チームに借りを返せるかどうか。最終節、日本の命運が川島とセネガルの頑張りに掛かっている。失点さえしなければ、日本の決勝トーナメント行きが決まる。尚、コロンビアとセネガルが引き分けて日本がポーランドに敗けた場合、セネガルが一位通過し日本は得失点差でコロンビアに及ばない。既に敗退が決まっている対戦相手のポーランド、彼らのファイティングスピリットは消え失せたか。そんな筈はない。彼らもまた国の誇りと名誉を背負った戦士なのだ。








熊出没

201662500001111.jpg
No.1063 2018.6.25





我が家の隣接地域にまたもヒグマが出た。人間の生活圏だ。ここ10年こうした例が増えているという。ばったり出くわせば、熊にとって人間も餌でしかあるまい。特に子供と老人は恰好の獲物だろう。注意を喚起するだけで本当にいいのだろうか。私は積極的に駆除すべきだと思う。最低でも麻酔銃等を使用して捕獲し、人間の生活圏から排除すべきだ。行政には住民の生命を守る義務があろう。熊の命と人間の命のどちらが大事かに議論の余地なし。ゴミの出し方がどうこうの問題ではない。それは別の話だ。犠牲者が出てからでは遅い。






ナイジェリア対アイスランド 2-0

2018624001111.jpg
No.1062 2018.6.24





敗ければ敗退のナイジェリアがFWアーメド・ムサの2ゴールで勝利。この結果勝ち点3でD組2位に浮上した。天国と地獄紙一重なり。既に決勝トーナメント進出を決めているクロアチアを除く3チームが残り一席を争うが、ナイジェリアだけが最終節の勝利で自力突破が可能だ。勝ち点1で並ぶアイスランドとアルゼンチンの自力突破はなく、勝利が最低条件あとは他次第。アルゼンチンは得失点差で現在グループ最下位だ。クロアチア戦の3失点目が最後に祟る可能性もある。ここでアルゼンチンが消えると面白くなくなる。頑張ってもらいたいところだ。だが、他国の心配をしている場合か。今夜日本も第二戦である。解説者などが「セネガルはコロンビアに比べてどうか」との問いに「セネガルの方が強い」と言い出した。だいぶ話が違うじゃないか。






アルゼンチン対クロアチア 0-3

201862300001111.jpg
No.1061 2018.6.23





非常に苦しくなったアルゼンチン。強豪国であろうとも、同じように初戦が大事ということだ。初戦で勝ち点3が入れば楽になり、引き分ければ次節にプレッシャーが掛かり、敗けると一気に追いつめられる。特にメッシの場合、アイスランド戦のPKを決めていれば勝っていただけに、心中穏やかでなどおられまい。彼は現在30歳、世界のメッシといえども、兄ちゃんとは言わないがまだまだ青年だ。人生の厳しさに慣れているとは言い難いのである。GKカバジェロの信じ難いミスキックも、アルゼンチンを覆う重苦しい空気が伝染した結果だ。ムカつくなんて言っちゃいけませんよ、小柳ルミ子さん。人生の厳しさを熟知している筈の貴方でも、あの重圧に耐えられるかどうか。私なんかにはとてもとても。







世紀の誤審

2018622000011112.jpg
No.1060 2018.6.22





1986年の6月22日ワールドカップメキシコ大会において、アルゼンチンとイングランドが準々決勝で対戦した。この試合のアルゼンチンは、ディエゴ・マラドーナの挙げた有名な「5人抜きゴール」と「神の手ゴール」による2-1でイングランドを下した。
「神の手ゴール」はFIFA選定世紀の誤審10(FIFA FEVER)のトップに挙げられる。またその半数近くを日韓大会の韓国戦が占めている。こうした事件の反省からか、今大会からVAR(Video Assistant Referee)が漸く導入されたが、その適用が主審の判断に委ねられており、恣意的で分かり辛いものとなっているのが残念だ。一方これも今大会から導入された「ゴールライン・テクノロジー」によって、ゴール判定の不明瞭さが排除されたのは良いことだ。しかしながら、コロンビア戦でキンテロのフリーキックを阻止し損ねた川島が、無駄なゴマカシを試みたのは本当に見苦しく情けないことだった。
メキシコ大会のマラドーナは準決勝のベルギー戦でも2ゴールを決め、合計5得点で大会MVPに選ばれている。アルゼンチンは決勝で西ドイツを3-2と退け、1978年の自国開催以来二度目の優勝を果たした。この頃の出場枠はまだ24、アジア枠は2だった。韓国とイラクが出場しているが、両国ともグループリーグ三連敗で大会を去っている。日本がワールドカップに初出場する12年前のことである。娘は1歳、息子はまだ生まれていない。








BLACK EUROPEAN

20186210011112.jpg
No.1059 2018.6.21





奇跡再来を見届けた後、続けてポーランド対セネガルを観戦する。ポーランドは不運だった。味方に当たって30度ほども方向が変化したセネガルの先制点もハードラックだったけれど、特に2点目が酷かった。セネガル陣内に攻め入っていたポーランドが自陣へバックパスしたタイミングと、その辺りで治療のためピッチ外に出ていたセネガルのFWムベイエの戦線復帰が偶然重なり、ポーランドがセネガルにロングパスを出す形となった。これでムベイエはキーパーと一対一になった。ムベイエに出したのがセネガルの選手ならオフサイドだ。だがこの場合はオフサイドにならず、ポーランドはむざむざ2点目を献上する結果となった。長年サッカーを見てきたが、こんな酷い話は聞いたことがない。
確かにポーランドは不運だった。だがそれだけではない。セネガルは組織化された非常にいいチームである。この日の先発メンバーのうち、キーパー以外のすべてのフィールドプレーヤーがヨーロッパリーグに所属している。それだけではない。その大半がヨーロッパで育ち教育を受けたという。黒人の身体能力と欧州サッカーのハイブリッドなのだ。日本が24日に対戦するセネガルとはそういうチームである。西野の奇跡がまたしても起きるなら別だが、日本代表は相当苦労させられそうだ。それに手負いのコロンビアとポーランドだってこのまま終わる筈がなく、残り2戦で必死の巻き返しに出るだろう。グループHの先行きはまだ見えていない。








日本やりました!

2018620000001212.jpg
No.1058 2018.5.20





元日本代表監督の岡田武史氏らが日本サッカーについて語る「岡田武史とレジェンドたちが斬るワールドカップ」をyoutubeで見た。初めて出た98年フランス大会の日本チームは、スタッフを含む全員(中田英寿以外?)が舞い上がっていたという。テレビでしか見たことのない憧れのスター選手と対戦して完全に気後れしたと。或いは100メートル走を10メートル後方からスタートしたようなものだったとも。それが今なんとか同じスタートラインに立てるまでになり、これからは実際にワールドカップのピッチに立った世代が代表監督になる時代だ、と岡田氏は語った。それでやっと強豪国と互角の勝負になる。中田英なんかにやれと言っているんですがねえ・・・・中田が監督業を始めることは恐らくあるまい。真っ先に私が思い浮かべたのは、現日本代表キャプテン長谷部誠だ。
2010年5月30日、南アフリカ大会直前のイングランドとの強化試合でキャプテンを拝命してから8年、長谷部は代表チームのキャプテンであり続けた。超がつく生真面目。それ故チーム内で殊更正論を口にする者が「長谷部か!」と茶化されるそうだ。ブラジル大会で監督だったザッケローニが「本物のキャプテンと呼べるのは、マルディーニ(ACミラン、イタリア代表の元キャプテン)と長谷部だけだ」と述べている。こういう人物が日本の代表監督に相応しかろう。彼はけしてサッカーエリートだった訳ではない。むしろフィジカル的に通用しないのではないかと、プロ入りを周囲の人が反対したという。その時、彼を誠と名付けた祖父が「男ならやってみろ」と背中を押したのだった。祖父がいなければ現在の自分はない、そのように長谷部は語っている。私などに到底マネできないのは無論言うまでもない。そんな長谷部も34歳になった。そろそろ明日の日本サッカーを任されてもおかしくない年齢となりつつあるのだ。現役に拘る道があり、指導者の道がある。他にも解説者や芸能界やホストだってあるのだが、彼には是非指導者の道を行って欲しいと思う。そのための準備を始めてもらいたい。長谷部誠と日本サッカーは新たな時代への扉を開いた。世界への道は始まったばかりだ。









王者受難

2018619000011112.jpg
No.1057 2018.6019





前回王者ドイツがグループリーグ初戦でメキシコに敗れ、ブラジルはスイスと引き分けた。優勝候補となる強豪国は対戦相手国によって徹底的に分析されるのが、昨今モダンサッカーのすう勢となっている。監督個人の机上分析などではない。それは大雑把な印象に過ぎない。そうではなく、ビッグデータをコンピュータ解析する類の科学的な分析である。ドイツやブラジルは対戦前に丸裸にされている。アイスランドのキーパーはメッシのPKの特徴を完全に把握したうえで、もっとも可能性の高いポイントめがけて飛んだのである。黙って立っていれば必ず決められる。もちろん外れる可能性もあったが、この時は見事に当たった。
とは言え相手国のサッカーを科学的に分析しきれば勝てるというものでは無論ない。自国選手に十分な能力がなければ、そのデータを活かすことすらできないからだ。では日本の場合どうか。残念ながらここでも日本は大分後れを取っている。選手の能力以前に、どうも作戦面でビッグデータ解析前夜の状態にあるようだ。10年前のサッカー、つまりすべてが監督のひらめき次第なのである。
世界が科学的サッカーへと移行するなか、日本はマイアミの奇跡再来にかけた。そして今夜9時、遂にコロンビア戦を迎える。4年前の敗戦を活かせるか。それとも同じことを繰り返すのか。日本の長い一日が始まる。



2018619000011111.jpg








アイスランド対アルゼンチン 1-1

2018618000011112.jpg
No.1056 2018.6.18





アルゼンチンが初出場のアイスランドと引き分けた。人口わずか32万人、北海道ほどの面積の小国アイスランド。彼らはバイキングの末裔だという。とにかく身体がでかい。平均190センチのチームというのはあまり聞かない。もちろんキーパーもでかい。それにビビッたメッシがPKを止められた。日本にもこれくらいのキーパーが欲しいものだ。
世界基準のキーパーが日本代表にいれば、劇的に状況が変わる。マイアミの奇跡が起きた最大の原因は川口だった。若い頃の川口は素晴らしいキーパーだった。だが身長が足りないせいで、フル代表以降次第に通用しなくなっていったのである。もし川口の身長が190センチ以上あれば、ブラジル大会まで正ゴールキーパーだっただろう。そして日本はさらに一回か二回決勝トーナメントに残った筈だ。
川口の身長を15センチ伸ばしたようなアスリートが今アメリカで野球をしている。これが日本の現実だ。明日のコロンビア戦で彼がゴールマウスを守っていたなら、コロンビアのやつらは「日本なんか眼中にない」などと言っていられただろうか。そうあるべきだった。なぜならサッカーが弱いのは国の恥だからだ。それが世界の共通認識である。
遺伝子は個人の専有物ではない。民族の共有物なのだ。たまたま君のところに顕れただけのこと。野球なんかしている場合か?ワールドカップには国の名誉が掛かっている。ワールドカップは国家同士の総力戦である。









ポルトガル対スペイン 3 - 3

201861700000011123.jpg
No.1055 2018.6.17





これがサッカーなら日本がやってるのはなに?という試合。くだらないミスがなく、全員が上手いのでラフなファールがない。すべてのプレーが緻密で神々しく、誰一人として闇雲に蹴ることがない。そして決めるべき時が来たら、美しいゴールが当然のように決められる。この大舞台に22人の魂がメラメラ燃えているのだが、その炎は純度が高く極めて高温なためにあくまでも青白い。まるでピッチ上でチェスが行われているよう。6つのゴール一つ一つに上質な物語があった。いいものを見た。これは奇跡であり新たな伝説の誕生だ。ただ可能なら決勝で見るべき戦いだった。ワールドカップ開幕直後にこれを見たことで、あとが心配になる。残りのすべてがヘボに見えやしないかと。







開幕戦 5 - 0

20186160000111234.jpg
No.1054 2018.6.16





一方的な結果となった開幕戦、ロシアがこんなに強いと思わなかった。というよりもサウジが弱すぎか。いや弱いというより遅い。相手ゴールに迫るスピードがロシアと全然違った。それにしてもFIFAランキングって当てにならないよね。ロシアは今大会出場国中最低の70位、サウジ67位である。ちなみに日本は61位、それでも32枠しかないワールドカップに出ている。9位チリが出られないというのに。ワールドカップと言うからにはアジア枠も必要だろうが、ホント一つか二つでたくさんだ。
本稿がアップされる頃には4位ポルトガル対10位スペインの結果も出ている。三日前にロペテギ監督を解任して世界を驚かせたスペイン。上には上がある。これでもしポルトガルに勝つようなことがあれば、日本だって完全にペケということでもないかもしれない。それはちょっと話が違うかな。






Somehow it's Your Birthday

2018615000011111.jpg
No.1053 2018.6.15





過ぎ去りし日々の6月15日にも当然ながら色々なことがあった。1896年に明治三陸地震が起きている。大津波により3万人の犠牲者が出た。この時津波の余波がハワイにまで到達し、9mの記録が残っている。1944年にはアメリカ軍押し寄せ、サイパン島の戦いが始まった。欧州サッカー連盟が発足したのは1954年である。1960年安保闘争のさなか、国会議事堂前においてデモ隊が機動隊と衝突し、東大生樺美智子さんが亡くなる。死因は胸部圧迫及び頭部内出血だった。1963年、坂本九の「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)作詞 永六輔 作曲 中村八大」が米ビルボード週間ランキングの一位となった。1985年にはスタジオジブリが設立され、1992年PKO協力法が成立している。
この日生まれた有名人も大勢いる。1763年俳人小林一茶、1921年エロール・ガーナー(p)、1922年ジャッキー・バイアード(p)、1927年ジョージ川口(ds)、1929年藤山寛美、1937年伊東四朗・習近平、1950年細川たかし他。
生まれる人がいれば亡くなる人もいた。1189年には奥州平泉の地で源義経が自害(享年31歳)、1968年ウェス・モンゴメリー(g 45歳)、1993年F1レーサーのジェームス・ハント(45歳)、1996年エラ・フィッツジェラルド(vo 79歳)、2012年沢田研二の元妻でザ・ピーナッツの伊藤エミ(71歳)等々。死屍累々也。
三日連続のストーブ点火である。もう少し初夏らしく頼む。








Mさん鬼籍に

2018614000011112.jpg
No.1052 2018.6.14





昨日は一日中雨で気温上がらず、二日連続のストーブ点火となった。6月中旬ですよ。
体がだるくテニスも不調。全然キレがない。しょんぼり帰ろうとしたら、ストリンガーTの衝撃情報。昔同じチームだったMさんが亡くなったそうだ。享年67歳、二年前にリタイアしたばかりだという。60過ぎたら普通に死ぬなあ、と二人しみじみ頷き合った。上手く説明できないが、私もTもなんとなくMさんと似たタイプ。何と言うか、B男やK男みたいな甲種合格組ではなく、多分そういうところが寿命に関係すると私は思っている。B男などは先日、70までコーチを続けると豪語していたっけ。つまり60そこそこで死ぬなどとテンから思ってもみないのだが、実際それはその通りになるであろう。100まで生きるのはこういう男だ。それにしてもMさん働き過ぎたなあ。60で辞めれば良かったよ。でもそんなこと死んでみないと分からないから。
何はともあれ今日からワールドカップではあるのだが。






暫く安心だが

2018613000011112345.jpg
No.1051 2018.6.13





戦争と次の戦争の合間を平和と言うんだ、かのヤン・ウェンリーはそう言っていた。自分の退役後、その期間が数十年続いてくれればそれでいいんだと。だがミラクルヤンは合間を謳歌することなく、突然のテロに明日を奪われた。振り返れば世界平和などというモノが一度たりとも存在したことはなかった。いつもどこかで兵士が死ぬ。それも仕方のないことのようだ。ただ自分の周囲が局地的に凪いでいれば良しとする。それがこの国の在り様でもある。いいだろう、私とてこの年になって戦禍に巻き込まれるなどまっぴらだ。
昨年末以来の半年というもの、その点が日増しに危うくなりかけていた。暫く収まるなら上等じゃないか。核ミサイルが飛んでくるよりずっといい。まるで比較にならない。そして北の非核化なんて最早無理。可能だなんて思うのは、むしろ相手に失礼だ。これはアメリカの問題である以上に我が国の問題である。対抗策があるとすれば、こちらも持つことだけでそれしかない。必要なのは技術ではなく根性、それを覚悟とも言う。北にはあった。日本はどうよ。







イリューシン62

201861200001112.jpg
No.1050 2018.6.12





米朝会談の朝、雨音で目覚める。寒い。ストーブをつけたくなる火曜日。「べいちょうかいだん」で変換すると、家のパソコンが「米朝怪談」となった。人間国宝だった桂米朝師匠の演目に怪談があったか。
金正恩朝鮮労働党委員長は結局専用機イリューシン62に搭乗せず、チャーターした中国国際航空のジャンボ機でシンガポール入りしたようだ。年代物故に専用機がシンガポールまで飛べないのではないかと噂されていた。またこれを逆手に取ったサイバー攻撃による墜落を恐れたとも言われる。実際その初飛行が1963年と古く、安全性への懸念から2006年には欧州での運行が禁止されている。加えて多くの先進国の騒音規制に適合しないことから運用上問題があり、200機以上生産された機体の殆どが既に引退した。けれども北のイリューシンは10日平壌を出発、随行員を乗せて無事シンガポールに到着している。





ベニウツギも

2018611000011112.jpg
No.1049 2018.6.11





気温15度風も強く薄曇りの日曜日。いつかのように脱ぐと寒く着れば暑い外テニスだった。妻のシングルバックハンドが段々様になってきた。一応体裁は整っているのだが、十分に力が伝わらない時があり、ショットが短くなってやられるケースが間々ある。それでどうやって打てばいいのか聞かれたのだけれど、今さらそんなこと聞かれても分からない。アドバイスよろしくお願いします!
さて米朝会談がいよいよ明日にせまっている。どうやらこのまま実施されそうな勢いである。シンガポールにおける歴史的会談は一日で終わり、恐らく大きな成果に結びつくことはないと見られている。では共同声明が出るのか。出るとすれば中身はあるか。そしてこの会談が日本の明日にどう影響するのか。面白くなってきた。待ち遠しいワールドカップまでの数日、時間潰しの繋ぎに相応しいイベントとなろう。
因みにベニウツギの花言葉は「秘密」。





THE LOST ALBUM

201861000001111.jpg
No.1048 2018.6.10





コルトレーンの未発表録音が発見された。1963年3月6日にヴァンゲルダースタジオにて録音された公式録音らしい。マッコイ・タイナー(p)ジミー・ギャリソン(b)エルビン・ジョーンズ(ds)というレギュラーカルテットによる演奏で、録音の記録のみが残っており、マスター・テープの所在が分からなくなっていた。当時発売されることなくお蔵入りしたのであるから、何らかの瑕疵があるものと思われるが、今となっては少々難があろうとも問題ではない。コルトレーンの未発表オリジナル3曲の他、ピアノレスで演ったというネイチャーボーイが楽しみだ。
全7曲収録の本作、スタジオからコルトレーンが持ち帰ったとされるモノラル音源(カセットテープか?)を、妻ナイーマの遺族が発見し今回初めて日の目を見る事となった。これを聞いたソニー・ロリンズが「ピラミッドの隠し部屋を発見したようなもの」と語っている。今月29日世界同時発売されるという「THE LOST ALBUM」。問答無用、買うしかあるまい。







間もなく夏至

201869001111.jpg
No.1047 2018.6.9





アル中と思われるのを恐れ、歯科検診の前夜は禁酒と決めている。だから寝つき悪く眠り浅く四時前には起きてしまう有様だ。画像は東側午前四時丁度。夏至の21日が近いので既に明るい。父親の誕生日も近いので娘帰宅、今夜は宴会となろう。
地下の冷蔵庫が8年目で壊れた。主に泡とミネラルウォーターを冷やすだけだから、何でもいいだろうと大宇製を購入していた。大宇は1999年に破綻した企業グループで、現代に次ぐ韓国第二の財閥だった。これを購入する前の国産冷蔵庫は、妻が独身時代から四半世紀以上に渡って使用したものだ。壊れて買い替えた訳ではなく、特に省エネを企図したものだった。地下が水没した折、横倒しになり泥水にプカプカ浮いていたが、その後も長年問題なく稼働した。冷蔵庫は斯くありたい。






ヒメウツギも咲く

201868000011112.jpg
No.1046 2018.6.8





初夏である。いい季節になった。そこで短い夏を満喫しようというのだろうか、現在空前のキャンプブームらしい。90年代前半にもアウトドアブームが起きた。この時は携帯電話・パソコン・プレステ等の普及が重なり、人々の志向が一気にインドアへ傾いて終焉した。ところで今回のブーム実はスマホによるものだという。フェイスブックやインスタグラムにアップするために、非日常であるキャンプに行くのだそうだ。テントの組み立て方、ガスコンロ等キャンプ用品の使用方法も、スマホがあれば手軽に現場で確認できる。このキャンプブームは2015年頃から始まっている。ブームというもの大抵の場合数年で終わることが多いので、俄かキャンパーの出現に鼻白んでいる方々、多分あと2、3年の辛抱です。






Hondajet Elite

2018670011123.jpg
No.1045 2018.6.7





本田技研がビジネスジェット新型機の国内受注を開始した。
ホンダジェットは主翼上部にエンジンを配置した独特の設計だ。胴体にエンジン支持構造が不要となったことで、客室スペースの効率的な利用が可能となり、クラス最大の広い客室を実現したとしている。それだけではなく、ホンダジェットはクラス最高の航続距離・最高速度・最大運用高度・燃費・静粛性等を有し、2017年度の小型ジェット機市場で1位となっている。とは言うものの販売総数43機、これを聞けば実態が見えてくる。ホンダジェットは富裕層向けのプライベートジェットなのだ。最大7人乗りのこの機体、そのお値段が最低5億8千万円からと感じ悪く、その名も「Elite」とさらに感じ悪い。
全長13m全高4.5m全幅12m、機内の全長5.43m全高1.47m(立って歩けないんだな)全幅1.52m。
最大巡航速度782キロ/h、最大巡航高度13,000m、航続距離2265キロ、与圧0.59気圧となっている。



20186700111234.jpg







つつじ咲く

201856000011112.jpg
No.1044 2018.6.6





今週月曜日に真夏日となった札幌だが、火曜29度・水曜28度・木曜27度とジリ貧に推移、金曜日には雨が降り出し週末は20度を下回る予報だ。「寒いか暑いかしかない」と文句を言っていた家人も、今日あたりは丁度過ごしやすい筈。事務所で私はそう思っていた。だが早くも事務所のエアコンがついていたのだ。そりゃあ涼しい訳である。ビジネスパートナーの弟はやや肥満体のせいか暑がりで、すぐにエアコンをつけたがる。私はどちらでもいいけれど、切ればやはりそれなりに暑い。
今年も庭のつつじが咲いた。桜ほどではないにしろ、つつじの花も儚い命。しかも花が大きい分散ったあとが見苦しいと毎年苦情を申し述べる家人、できれば切ってしまいたいようだ。私としては清楚で愛らしいこの花が好きなので、いつまでも置いておいて欲しいと願うがさて。



201866000011123.jpg






SL-1000R

20186500001111.jpg
No.1043 2018.6.5





老舗オーディオメーカーオンキヨーの不振が東洋経済に取り上げられた。2017年度の業績が、5期連続となる34億円の赤字となったのだ。70年代のオーディオブームが終わり、国内のオーディオ市場は縮小の一途をたどったが、さらにこの10年で売り上げが半分以下になったいう。オーディオマニアとして心を痛めると同時に当然だとも感じる。オーディオ機器は高価になり過ぎた。需要が薄いからだ。しかもそれを買えば直ちに良い音が出るというものではない。機器が高価であればあるほど、上手く鳴らすための腕前と試行錯誤(忍耐)を求められる。だから今日、変わり者とM男しかオーディオに手を出さなくなった。コスパ重視の良識ある消費者は、けしてオーディオなんかに手を出さない。それでも一定数の変わり者とM男がいるので、一定数のオーディオ機器は売れる。だがなかなかオンキヨーまで回ってこないという訳だ。
そんな中SL-1200Gで復活したテクニクスが、さらにハイエンドアナログプレーヤーSL-1000Rを出してきた。テクニクスは松下の一部門なので、これが売れても売れなくても大勢に影響ない。売れなければまた地下にもぐるだけだ。そこがオンキヨーとは違う。一種の道楽のようなものかもしれない。それだけに惜しげもなく物量投入し、贅の限りを尽くしている。重量42キロもあり160万円の値札を下げたこのレコードプレーヤー、所有する喜び果たして如何ばかりか。私にはちょっと想像がつかない。








ついに来週開幕

20186400001111.jpg
No.1042 2018.6.4





日本チームが合宿地オーストリアへ向けて出発した。もしベスト8に残ったら監督続投と協会が言っているらしい。そんな事を言うよりも「今回限りです」の方が余程誠実な態度だろう。高すぎる目標設定はニンジンとなり得ない。この大会でもしぶら下げるなら予選で勝ち点4が最大だ。これを聞いて益々不愉快になったが忘れる。大会前のドタバタを全部忘れて、ワールドカップを楽しもうと思う。これが最後のワールドカップかもしれない。それにしても長谷部と武藤はつくづく男前だな。





F-1

20186300001112.jpg
No.1041 2018.6.3





嘗て三菱重工が開発した日本初の超音速航空機があった。双発複座のジェット練習機T-2である。F-1はこのT-2をベースとして、太平洋戦争後日本が初めて独自開発したジェット戦闘機だった。諸事情により支援戦闘機と呼ばれたF-1は、諸外国において攻撃機・戦闘爆撃機に相当する機体である。超音速を達成するために主翼が非常に小さく、戦闘機として致命的なほど運動性が悪かった。また対艦ミサイルを装備するハードポイントの機体強化と、実際のミサイル実装によって重量が増え、それに比してエンジンパワーが非力だった。だがF-1の使命は対艦ミサイルのキャリアーに特化されていたから、これらの弱点は特に問題ではなかった。それよりも日本が超音速ジェット戦闘機を自力で開発した点に価値があった。F-1は1975年の今日初飛行に成功し、F-2と交代するかたちで2006年に全機退役した。ベースとなったT-2練習機がブルーインパルスにも採用されている。







WORLD CUP

20186200001112.jpg
No.1040 2018.6.2





ワールドカップまで二週間を切っている。こんなにわくわく感のない大会など嘗てなかった。だが日本代表を中心に考えるからそうなるだけ。だったら今回過度に日本代表に感情移入するのをやめようと思った。勿論日本の試合は見る。応援もする。しかし隣の子供に対するように、ごく普通に応援するのだ。つまり同じ船には乗らないということ。
日本代表の試合よりずっと面白そうな好カードが他にある。第1節ならグループBのポルトガル - スペイン。6月16日午前3時(日本時間)と厳しいがそれがどうした。グループEブラジル - スイス、グループFドイツ - メキシコも見逃せない。第2節ならグループDアルゼンチン - クロアチア。そして本当のワールドカップ本番は、これらのチームの多くが進出し6月30日から始まる決勝トーナメントである。その前に予選でおかしな番狂わせが起きないよう願いたい。







若者は、テニスどこへ行くのか

2018610000111.jpg
No.1039 2018.6.1





博報堂の「生活定点1992-2016」によると、20代の若者が「よくする」と答えた趣味・スポーツがこの四半世紀で激減している。増加した項目はパソコン(20.6%増)映画鑑賞(7.9%増)カメラ・ビデオ撮影(7.2%増)ジョギング(4.5%増)のみである。以下、サイクリング(0.1%減)ショッピング(1.2%減)楽器演奏(1.4%減)野球(3.7%減)麻雀(5.3%減)音楽鑑賞(9.7%減)などが続き、ワースト3がテニス(18.7%減)スキー(27.3%減)ドライブ(33.2%減)となっている。テニス・スキー・車といえば70年代の終わりから80年代にかけて、若者文化を象徴する三種の神器といっていいポジションにあったアイテムだ。それが今やワースト3・・・・所得の減少によって若年層の経済活動が縮小している、というのが一般的な解説となっている。だが待たれよ。若い頃私とて問答無用に貧乏だったけれど、テニスもスキーもやり20万の中古シビックを36回払いで買った。それは何も私に限った話ではない。見境なく突っ走り私たちは現在ここにいる。そしてある日、ふと気づけば世間の何かが変わり、街から熱気が去っていたのだ。君たちはどこへ行こうとしているのか。嘗てテニスコートやスクールに若者が溢れていた。今日彼らの姿を見る機会など殆どない。20代~60代のテニス愛好者の絶対数を見ると、1993年に約1400万人いたテニス人口が、2016年には約500万人と三分の一近くまで減っている。失われた熱気はどうやら若者に限らないようだ。








プロフィール

BARONDEBOP

Author:BARONDEBOP
そうだ どこかへ行こう

Count Basie 2号
最新コメント
最新記事
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ