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涼月

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No.1359 2019.4.22





中国海軍創設70周年を祝って国際観艦式が明日行われる。これに海自から護衛艦すずつきが派遣された。護衛艦の訪中は2011年以来のこととなる。すずつきは三菱重工長崎造船所で建造され、2014年に就役したあきづき型汎用護衛艦の3番艦である。
旭日旗を掲げ、21日既に青島に入港しているすずつきの乗員諸君は日本国民の代表でもある。誇りを胸に秘め使命を全うされたい。今回の事で否応なく繋がりが発生している。何か仕掛けてくるとすれば、帰国後のことだろう。身辺の注意を厳にお願いするところだ。
先代の涼月は大和の沖縄特攻作戦に随伴し、辛くも沈没を免れた幸運艦だった。同じく秋月型駆逐艦の3番艦だったが、これは無論偶然ではあるまい。






驚かない

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No.1358 2019.4.21





右うしろのドアのヒンジである。最初見た時、鳥の糞でもついたのかと、ウエットティッシュで拭ってみた。いくら拭いてもとれそうにない。どうやら鳥の糞ではなく、塗装が剥離しているらしい。よく見ると周囲の塗装が浮いている。まあこんなものだろう。









Get Up With It

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No.1357 2019.4.20





長い間本作を避けていた。これもジャケットが好きじゃなかった。エレクトリックマイルス、長尺トラック、二枚組。この三つから内容が容易に推測され怖気づいた。ただ、中山康樹氏の「マイルスを聴け!」における特別扱いを認識していたから、何れの日にか聴くことになるだろうと思っていた。そしてその日が来たのである。
宴会の夜、私は本作の封を開け「皆でこれを聴こう」と言って掛けた。32分に及ぶオープニングナンバー「He Loved Him Madly」が流れ、誰も聴いていなかった。想像をはるかに超える内容。一般に言うところの「音楽」ではない。私は曲の途中で再生をやめたが、その事にすら誰も気付かなかった。
翌日から毎日本作を聴いている。中山氏は言う。「君はGet Up With Itが好きか否か、理解できるか否か。これに対して(好き)あるいは(理解できる)とこたえた人こそ、真のマイルスファンであり、最上のマイルス理解者なのだ」踏み絵である。私はこう答えた。「好きなところと嫌いなところがある。理解できるところとできないところがある」それはつまり、自分が凡人であることの告解だ。








BOHEMIAN RHAPSODY

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No.1356 2019.4.19





昨年テニス仲間のガメからこの映画の話を聞かされていた。映画館でさめざめと泣いてきたと言うのであった。その後涙なくして語れない感動作品という評判が巷に溢れていた。いったいクイーンのどこで、フレディ・マーキュリーのどこで泣くのか興味はあったが、劇場へは行かず、レンタル開始を待っていた。そして遂にレンタルの日が来たのである。どこ?どこで泣くの?と私はいつもより真剣に拝見したものだ。ソファーに寝転がって見るようなこともなく。だが泣きポイントを発見することなく、映画は静かに終わった。フレディ役のラミ・マレックがどうしてもフレディ・マーキュリーには見えず、口元のメイクを含め最後まで違和感が残ったまま。
個人的に新発見もあった。「ボヘミアン・ラプソディー」の内容を私は誤解していた。Mama just killed a man....を「今ママが男を殺したばかり・・・」と解釈していたのだが、実際はMama,(I)just killed a man....つまりMamaは呼びかけであり、その後に主語「I」が省略されているというのが正解だった。







海軍甲事件

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No.1355 2019.4.18





No.1352で触れたP-38による山本五十六殺害を海軍甲事件という。当時米軍は日本軍の暗号を解読していたので、山本長官がラバウルからブーゲンビル島へ向かうのを事前に把握していた。そこで行われた会議は驚くべきものだった。チェスター・ニミッツ米太平洋艦隊司令長官とその幕僚は、山本長官を殺害した後の影響を検討したのである。その結果、山口多聞亡き今、山本五十六よりも優れた人物が後任となる事はないと彼らは判断した。こうして山本長官殺害作戦がスタートする。作戦はガダルカナル島のヘンダーソン基地を起点とする、非常に長距離なものとなり、それが航続距離の長い陸軍機のP-38を採用する理由となった。もしこの件がなければ、P-38の名が歴史に刻まれることはなかった。
それは1943年4月18日のことだった。18機のP-38が投入され、2機の一式陸攻を護衛するゼロ戦は6機のみだった。日本軍が油断していたと言うよりも、ブーゲンビル一帯が自軍の制空権下にあり、護衛は形式的なものに過ぎなかったのだろう。つまり暗号を解読されでもしない限り、長官機に危険が及ぶ恐れはなかったのだ。だが事実長官機が敵の攻撃にあっても、日本軍が暗号解読を疑う配はなかった。
数を恃むP-38はゼロ戦を無視して一式陸攻のみを攻撃し、当然の如く作戦は成功した。その後米軍は、日本軍の暗号を解読している事実を日本側に悟られないよう、遭遇戦による偶然の撃墜であったかのように装っている。山本五十六の後を継いで連合艦隊司令長官となった古賀峯一海軍大将だったが、およそ一年後の1944年3月31日、搭乗した二式大艇の墜落により殉職する事となる。この時日本軍の機密書類が敵の手に渡ってもいる。これを海軍乙事件という。









April Come I Will

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No.1354 2019.4.17





雷雨をもたらした低気圧が東へ去り、高気圧に覆われて気温も上がった。春らしくなってきた。今日は道内で夏日になる所もありそうな陽気だ。だが前夜の宴会故ほぼ間違いなく二日酔いになり、多分テニスのレッスンをお休みする可能性が高い。そう言えばコーチも大腸ポリープの切除で休むと言っていたな。私にもポリープの二つや三つあるだろう。でもそうしたものを探すのを私はやめた。10年以上前のことだ。
依然として死は恐ろしい。だからと言ってどれほど健康に気を遣ったところで死を免れることはできないのだし、神経質になって益々恐くなるだけだ。医者にかかるのは自覚症状がある場合だけ。それでたくさん。何か手遅れになっても容認する。そう決めてからずい分気持ちがすっきりしている。思えば特に長生きする理由もないのだ。だから酷い二日酔いでもなければ、毎晩呑みたいだけ呑むことにしている。もう十分生きたと思っている。






キャッシュレス時代

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No.1353 2019.4.16





激しい雷雨となった。今年初めて傘をさし街を行く。紀伊国屋書店に寄り、文藝春秋五月号を買い求める。レジでマゴついた。傘を固定する場所がないため、傘の柄で片手が塞がった状態をキープしながら、もう一方の手で財布から金を出して支払う。結構しんどいものだ。だが他の人は誰もそんなことをしていない。スマホをピッと端末にかざして支払い終了。
キャッシュレス決済の時代らしい。現在出ている経産省の統計資料がちょっと古く、2015年の数字になるが、国民性が似ていると言われる日本とドイツがこの時点で20%を下回っていた。だが4年後の今、両国とも半分以上がキャッシュレス決済になったと言われている。聞くところによると、楽天が運営する施設で完全キャッシュレス化がなされ、なんと現金を一切使用できないらしい。
これらの話にはクレジットカードによる支払いが含まれている。だが現在中国でスマホでのモバイル決済が90%を超えている。現金もカードも持たない。つまり財布を持ち歩かないということだ。そればかりではない。顔認証サービスが既に始まり、客がカメラに顔を向けるだけで決済が完了するというのだ。最早スマホすら不要な社会になってきた。便利かもしれない、だがそれは率直に言ってどこか軽薄な社会に見えはしまいか。
そんな中で私はと言えば依然としてスマホすら持たず、これまで通りの現金主義で生きてゆく心算。中国にも韓国にも一生行くことはないのだし、日本にいればそれで何一つ不自由などない。







空中発射台

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No.1352 2019.4.15





全幅117m、世界最大の飛行機ストラトローンチが初飛行に成功した。これも戦艦武蔵を発見した故ポール・アレン氏のプロジェクトである。見ての通り、本機は胴体が二つに分かれた双胴機だ。双胴と言えば、山本五十六長官の搭乗する一式陸攻を撃墜した双胴の悪魔、P-38を普通思い浮かべる。長官機撃墜作戦にP-38を使用した理由は航続距離だった。胴体が二つあれば、搭載燃料もそれだけ増える理屈である。P-38の旋回性能はゼロ戦などに比ぶべくもなかったが、高速での一撃離脱戦法を身上とし、米兵がワンショットライターと揶揄した防備脆弱な一式陸攻に対して、一撃のワンチャンスがあればそれでよかった。
ストラトローンチが双胴構造なのは、機体中央にロケットを吊り下げるためである。人工衛星搭載ロケットの空中発射台として本機は開発された。その方が地上発射より低コストという事らしい。思いついた技術者も偉いが、それを採用したポール・アレンも凄いと思った。もしや頭の片隅に「桜花」の残像があったのだろうか。飛んでいるあいだにポキッと真ん中から折れそうだが、まさかそんなことはないのだろう。



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ピンチかも

No.1351 2019.4.14
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インターネットの番組で、新知事に当選し今月23日就任する鈴木直道氏への公開質問状が提示されていた。
2002年26億円にて夕張市が取得したマウントレースイ等の施設を、鈴木氏が市長の職にあった2017年、「元大(げんだい)リアルエステート」という中国系の会社に2億2千万で売却している。2016年に中国系航空会社から10億以内で購入希望の申し入れがあり、夕張市はこれを断ってもいる。その翌年に5分の1の価格で、同じ中国系に謂わば投げ売りした背景に何があったのか。当時元大リアルエステートは日経紙上で、「全従業員の雇用維持。2、3年で100億円を投じて施設刷新」を表明していた。ところが先月同社が、15億円で当該施設を香港のファンド(素性不明)に転売してしまったのである。番組の調査によるとこの会社、実態は資本金100万円の所謂ペーパーカンパニーらしい。マウントレースイの雇用を維持するとか、100憶円投資して施設をリニューアルするとか、そんなタマではそもそもなさそうなのだ。しかも反社勢力と接点があり、今回の利益約13億円から反社組織に資金が流れた可能性もあるという。番組では鈴木氏に説明を求めている。








締めて22梅子

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No.1350 2019.4.13





白いチェロキーをお借りした翌朝、車に乗る時に気付いた。右後方に擦り傷がある。まったく身に覚えがない。当て逃げされたのか。しかし当て逃げされるような場所に車を停めていない筈だ。これは参ったと思っていたら、何の偶然かディーラーの担当者から電話が入った。ブレーキパッドが摩耗しているので、交換した方が良いという話。それは了解だが、実は・・・と傷の話をしたところ、それは前からあった傷だというのだ。なんだと!なぜそれを昨日言わないんだ!言いかけたがやめておいた。
夕方車が戻り、大変安堵している。



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降臨

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No.1349 2019.4.12





タイヤ交換やエアバッグのリコールや定期点検等に車を出し、白いチェロキーをお借りしている。この車種は初めてではない。だがどうも走り辛い。曲がり難く止まり難くシフトショックも大きい。前はこんなじゃなかった気がする。ただ、やたらとスピードは出る。そしてスピードの感覚がジープと大分違う。ジープなら60キロも出せば相当速く感じるが、チェロキーは気がつけば70キロオーバーで、しかも速く感じない。しばらく乗用車的なものを運転していないせいだろうか。それともチェロキーのキャラか。何れにしろ本日夕方に入れ替えるまで、出来るだけ乗らないようにしようと思っている。
でっぱりんがブログを始めた。あいのりAsian Journeyシーズン2で、じゅんきとカップル成立した例の地雷女だ。酒を呑んだら手がつけられない。とんでもない酒乱の暴力女なのだが、どこか愛嬌があって憎めない。女は愛嬌って、まさにでっぱりんのためにある言葉だ。九州女ってこんな感じなのかB子。とにかく九州弁は得だ。白々しい京言葉なんかよりずっといい。あらゆる方言で一番かもしれない。好いとうと・・・なんて言われてみたかったが機を逸した。







F-35ピンチ

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No.1348 2019.4.11





木製ホーンに樹脂ワックスを塗布した。これは初号機でも好結果を得た経験がある。音離れが良くなった。ような気がするが単なる思い込みに過ぎず、気のせいである可能性もけして低いものではない。だがツヤが美しい。施工が難しく面倒でもあり、今まで手を出さずにいた。やはり多少ムラになった。
母親の不具合について、施設の看護婦長が問題点として圧迫骨折の後に生じた仮骨(化骨)形成を言い募る。だが調べてみるとこれは、骨折後に見られる通常の経過に過ぎないようだ。こちらとしては不信感募るも、だからと言ってどうしようもないのが現実だ。
三菱重工にて組み立てられた空自のF-35A初号機が墜落した。乗員の安否、同型機の飛行停止、原因究明、国民への謝罪等々、政府声明がナイーブな視点に集中している。だが関係者最大の関心事は、墜落した機体を日米が回収できるかの一点にあるようだ。現在中露が活発に動いているという。墜落現場は日本の領海外である。







Another Day

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No.1347 2019.4.10





1970年4月10日のデイリー・ミラー紙上に、ポール・マッカートニーの脱退声明が掲載された。これ以前にバンドは事実上空中分解していたし、実質的にはジョン・レノンも既に辞めていたのだが、この日の発表をもって正式にビートルズが解散することとなった。
4月10日はスチュアート・サトクリフの命日でもある。1962年に22歳で亡くなったスチュは、ビートルズの初代ベーシストだった。1961年に彼が画家の道を志して脱退したため、その後ポールがベースを担当することとなったのである。
初期ビートルズの象徴とも言えるマシュルームカットは、スチュの恋人だったアストリッド・キルヒヘルがスチュの髪をカットしたのが最初だった。他のメンバーがそれを見て気に入り、ビートルズがダサいリーゼントを棄てるきっかけとなっている。
アストリッドをスチュアート・サトクリフに紹介したのが、後年リボルバーのジャケットデザインを手掛けた画家のクラウス・フォアマン(ブーアマン)である。よくあることで、当時アストリッドはフォアマンの恋人だった。アストリッドはイケメンのスチュに走った訳だ。何らかの事情で別れようと考えている場合以外、イケメンに女を紹介するのは良く考えた方がいい。何らかの事情があったのかなかったのか不明ながら、フォアマンは二人を赦し、また、後日スチュがビートルズを脱退する際彼のベースギターを買い取っている。これがフォアマンがプラスチックオノバンドのベーシストになる道を開いた。多くの場合、歴史は偶然の積み重ねである。



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Stuart Sutcliffe







神風号

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No.1346 2019.4.9





1937年4月9日、朝日新聞の神風号がロンドンに到着した。当時まだ日欧間の定期航路もなく、4月6日に立川飛行場を出発した同機は、台北・カルカッタ・バグダッド・パリなどを経由し、計51時間に及ぶフライトの末やっとロンドンに着陸している。
神風号は世界初の戦略偵察機「九七式司令部偵察機」の試作機を陸軍から払い下げられた機体だった。戦後変節した朝日と旧軍はズブズブの関係だったのだろう。制式採用後、三菱重工が400機以上の九七司偵を製造している。乗員二名、最大速度450km/h、航続距離400km、当時としては優秀な飛行機だった。
その後神風号は再び陸軍に接収され、1939年10月6日、台湾南方沖に不時着水して大破する。だが陸軍はこれを引き上げて修復し、大阪に神風記念館を設けて展示した。かなりの執念である。神風号は戦災すら免れたが、戦後残念ながらGHQが焼却処分してしまった。



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テニスお休みして

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No.1345 2019.4.8





倅の配偶者のご両親が来た。退職をお祝いする会だった。二人にお会いするのは結婚式以来のこと。まことに気詰まりこの上ない。お互い無理に話題を提供しようと頭を働かせる。だが結局一番無難なのは、多分にもれず孫の話だった。
後刻、ナギは向こうの親になついていると寂し気に家人。彼女はこの日、ひと月ぶりに会った孫を抱く機会すらなかった。これは向こうのご両親がそれだけ孫に会っているということだ。
あらゆる意味でやむを得まい。だがむしろ好都合かもしれないと私は思った。普通孫は成長すれば特に爺婆に用などないものだ。自分自身を振り返れば理解できる話である。我々は過度に感情移入すべきでない。してもしょうがない。現在の設定において、彼が我々をまったく必要としていない事も明らかだ。そして何か大きな変更がなければ、この設定は一生変わらない。



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どうした?

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No.1344 2019.4.7





脚が痛いと母が自ら訴え、施設の職員が付き添って整形を受診した。結果異常なし。その後母の部屋に電話したところ、施設の看護師が出た。母は臥せっているという。これからそちらへ向かう旨伝えたところ、道すがらロキソニンを買ってこいと言う。指定されたドラッグストアに寄るも、薬剤師のいない(たまたまではない)店舗であり、そもそもロキソニンは置いていなかった。そこで妻が妹に電話し、からくも入手後施設へ。
母は歩行困難で、ベッドから離れることすら大変な状態だった。間もなく夕食が部屋に届けられたが、我々が介助しなければこれを食することもできなかった。食後自力でトイレまで往復できるか様子を見たが、無理だと分かった。
帰る際、フロントでこれら母の状態を言い、何事か起きているようだと伝えた。暫くすると施設の支配人から電話あり。「お母さまは自分で動けますが、念のため今夜は介護棟に移して様子を見ます」などと言うのだ。自分で動けるだと?大きすぎる認識の隔たりが、強い不信感を惹起させた。









清明

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No.1343 2019.4.6





「吉祥寺JAZZ物語」は四半世紀前の本だ。それを今初めて読んでいる。
メグもファンキーもA&Fも既になく、中山康樹氏、野口伊織氏は鬼籍に入られた。ここで話題になった盤やミュージシャンが注目されることなど今や殆どない。四半世紀とはそれほどの歳月である一方で、呆気にとられるくらいのスピードで過ぎ去った時間でもある。すべてのことが恐ろしい勢いで過去となっていった。
セロニアス・モンクについて、寺島靖国氏がこんなことを言っておられた。この時、寺島さんの年齢は現在の私よりもずっと若い。「モンクはいいことにしよう、と世界中のジャズ界が暗黙のうちに決定しているのに、あれは良くないとはなかなか言えない。人がいいと言うから、どうもヘンだなと思いつつ、いいと思っているだけの話。」モンクのピアノは先日決まった元号に似ていると思ったものだ。実は幾何かの違和感を感じた人が、或いは少なくなかったのかもしれない。令は命令の令であり、召集令状(赤紙)の令である。どうしてもこの字でなければならなかったのだろうかと。
二十四節気の清明。万物清々しく明るい頃となり、花見シーズンの到来。東京あたりでは最高気温が20度を超えた。だが札幌は今日も小雪舞う。








秘密戦隊ゴレンジャー

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No.1342 2019.4.5





1975年4月5日、戦隊モノの始祖「秘密戦隊ゴレンジャー(第一回 真赤な太陽!無敵ゴレンジャー)」が放送された。原作は少年サンデーに連載されていた石森章太郎作品であり、2年に渡る放映後ビデオにもなった。これを3歳の娘が気に入り、モモレンジャーになりきって毎日見ていた。彼女はその後間もなくピンクマスクに転身し、弟がジュウレンジャーになる頃には興味を失った。ゴレンジャー基地が新宿駅西口近くの「スナック・ゴン」の地下にあった。






パタカラ体操

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No.1341 2019.4.4





口も加齢で衰える。口腔機能の低下で、誤嚥性肺炎は言うに及ばず、要介護リスクが二倍以上に高まるそうだ。機能低下で滑舌が悪くなると、他人と話すのが億劫になり、益々機能が低下する。そこで推奨されるのが「パタカラ体操」だ。「ぱぱぱぱ・・・・・」「たたたた・・・・」と高速で発音するだけだから、これは割と楽に継続可能なのではないか。噛む力、飲み込む力の維持・向上や、唾液の分泌促進、発音が明瞭になる等の効果が期待できる。そればかりではない。表情が豊かになり、二重アゴの解消にもなるという。発音をできるだけ大きくはっきりと。食事前の一分でオーケー。上向きに(アゴを上げて)行えば、小顔効果もアップするそうだ。唯一の問題は翌日「パタカラ」を思い出せず、あれ?なんだっけ?となる点だけ。






Wedding Bell

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No.1340 2019.4.3





今月末に知人女性M子の結婚披露宴がある。この歳になるとなかなかないことだ。夫君が東北大学テニス部出身で、かなりの猛者と聞いているが面識はない。M子も少々テニスをやる。つまりこの二人はテニスが縁でこうなった。我が家もそうだが、こうしたカップルは当然のように多いものだ。縁結びのツールとしての貢献をこれからもテニスに期待したい。
この披露宴の発起人Su子から、当日会場で使うBGMを二時間分用意するようにとのミッションを仰せつかった。これをCD二枚に編集した。宴後お二人に渡すという。
私の手元に何も残らないので、リストを書き留めておく。例えば妻が選んだApril Come She Willは、4月に出会って6月には心変わりして7月には別れて9月には彼女が死ぬという、いささか問題のある内容だ。またBohemian Rhapsodyは母親が男を殺すという歌詞で発禁となった国もある。だが二人共立派な大人だし、第一誰も真剣に聴いている筈がないというのが選考理由である。


<Disc 1> 

1. 結婚行進曲(メンデルスゾーン) 2. Your Song(Elton John) 3. Brother Go To Mothers(David Benoit) 4. フィガロの結婚(モーツァルト) 5. Teach Your Children(C,S,N&Y) 6. B-Rush(大西順子) 7. 花のワルツ(チャイコフスキー) 8. A Song For You(Leon Russell) 9. 夢見る頃を過ぎても(Roland Hanna) 10. トロイメライ(シューマン) 11. I Got A Name(Jim Croce) 12. French Guitar(Romane) 13. 金婚式(マリー) 14. You're In My Heart(Rod Stewart) 15. Beverly(山中千尋) 16. 美しく青きドナウ(J.シュトラウスⅡ)

要するに、クラシック~ポップス~ジャズ の繰り返し。


<Disc 2>

1. When I'm Sixty-Four(The Beatles) 2. 愛の挨拶(エルガー) 3. Fly Over(Ernst Glerum) 4. Ol' '55(Tom Waits) 5. 主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ) 6. Moonflower(Louis Van Dijk) 7. April Come She Will(S&G) 8. 無伴奏チェロ組曲1-1(J.S.バッハ) 9. Bebop Tango(David Gordon) 10. Bohemian Rhapsody(Pentatonix) 11. 四季~春(ヴィヴァルディ) 12. The Summer Knows(Art Farmer) 13. てんとう虫のサンバ(ミサト、レイ&アスカ) 14. G線上のアリア(J.S.バッハ) 15. Bittersweet Samba(Herb Alpert) 16. First Of May(The Bee Gees) 17. アルハンブラの思い出(タルレガ) 18. 恋のゆくえ(Dave Grusin) 19. うつろな愛(Carly Simon) 

お幸せに!









令和元年

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No.1339 2019.4.2





私が提案した文栄は採用されず、令和と決まった新元号。
夕方母に電話した。部屋に備わる固定電話に掛けると、少し時間のかかる時もあるが、母はなんとか電話に出ることが出来る。だが携帯電話の操作もはや難しく解約の方向だ。
新元号が発表されたことを母は知らない。ノートに「令和」とメモしてもらった。来月から令和元年なんだ。ふ~ん、と母。なんか変な感じだね。私もそう思う。だがこんなものはただの符号に過ぎない。2,3年もしたら慣れるのかねぇ・・・。平成だってそうだった。今回もきっとそうなると思う。しかし昭和がいよいよ遠くなったな。






新年度

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No.1338 2019.4.1





S子早退で代わりに女子ダブルスにも参戦、大いに疲れる。終了後母の所へ。その対応、入所前に聞いていた話と今のところ大きな隔たりがある。期待が大き過ぎたか?母所在なげに部屋でティッシュペーパー千切っている。さらに混乱続くだろう。それでも食事は前より美味しいと言っているのが唯一の救いだ。
昨年係長になった娘の部下に、今日から新卒の青年が赴任してくるのだとか。先日挨拶に来たそうだ。子供で参っちゃうと娘。返答に窮した。
「BlueNote アルバム・カバー・アート」が届いた。これは聴きたいと思う未聴盤がまだ多くある。まだまだ捨てたもんじゃない。



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Jackie McLean

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No.1337 2019.3.31





個人的に一番ジャズを感じる男、ジャッキー・マクリーンの今日は命日だ。
マクリーンの個性は音色でありピッチにある。ディストーションのかかった独特の音色と、ややフラット気味のピッチでブルージー且つ唯一無二のジャズを表現した。これで他人名義のレフトアローンやクールストラッティンをマクリーンは乗っ取ってしまった。だがブルーノート移籍後のリーダー作は空回りが多く、今聴くと少し辛いものがある。人には下手に変えない方が良いこともあるけれど、なかなかそうもいかないもののようだ。一度だけ間近にお見かけしたことがある。ちょっと無愛想で気難しい感じの爺だった。私が彼を聴きに来た客であることは認識していた筈だが、きっと日本人が好きじゃなかったんだろう。2006年没、享年74。







さらばCARROT

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No.1336 2019.3.30





長年通ったテニススクールのレッスンが昨日で終了した。やめたということだ。長年といっても30年以上だから本当に長い。積み重ねとは恐ろしいもので、その間に支払ったレッスン料をざっと計算すれば400万とかの金額になるのである。だがそれなりの価値はあったと思う。ならばそれを何故やめるのか。一つには今の私にとって適当なクラスがないということ。そして施設が合わないという理由になる。画像奥の窓を、今は冬だから閉めているが、暖かくなるとこれを換気のために開けるのが困る。そうすると天気の良い日には、明暗の激しいコントラストが発生するのである。白内障が進んでいるため、私はこれに対応できなくなっている。残念だがこのテニススクールは諦めることにした。他のスクールを継続しているのだが、それもいつまで続くか分からない。仕方ないだろう、何事にも終わりがあるものだから。







邂逅

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No.1335 2019.3.29





MJQのバンマス、ジョン・ルイス(p)の命日に本作を聴く。
ミルト・ジャクソン(vib)抜きにMJQはけして成立しない。勿論それはそうなのだが、実際ジョン・ルイスがバンドの音楽性を決定付けていたのである。本作を聴くと改めてそう感じる。良く言えば精緻で格調高い。裏を返せば少々勿体ぶった感じが、ジョン・ルイスの嗜好するするところだった。チコ・ハミルトン(ds)の参加でMJQとは大分違うタッチに仕上がってもいるのだが、あまり掛けるとジャズの偏差値が上がり過ぎて熱気がなくなるので注意が必要だ。
チコ・ハミルトン、ジム・ホール(g)ビル・パーキンス(ts)の三人が西軍、ジョン・ルイス、パーシー・ヒース(b)のMJQ勢が東軍。一期一会、1956年2月10日パシフィックレコードにおける西と東の豪華な出会い(Grand Encounter)となった。写真はウィリアム・クラクストンによるもの。ジャケットに惚れてずい分探した。この時20歳だとしても現在83か。ご健在かもしれないが、今さら会ったところでどうなるものでもない。クラクストンは2008年に亡くなっている。









BLUENOTE 4108

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No.1334 2019.3.28





これもクリムゾン宮殿と一緒に購入した。ルードナのオルガン入りファンキー盤である。どす黒くうねるかと思いきや、意外に軽快だ。オルガン盤を許容できるかどうかの分岐点は、リスナーがどんなベースを求めているかにあると思われる。オルガンが入ることで、ウッドベースが省略される。オルガン奏者がフットペダルで器用に(しかし生温く)ベースのパートを弾くからだ。ドラムの代わりにギターを入れたピアノトリオの是非と同類のテーマになるだろう。私にとってウッドベースとドラムは、ジャズにおいて不可欠の要素だが、たまに聴くならこれも悪くはない。BlueNote 4108 ぎりぎりセーフ。だがあくまでもたまにだ。あまり掛けるとジャズの偏差値が低くなるので。
だがそうは言っても、本作の持つ捨てがたい軽快感が、オルガンによる所が大きいのもまた事実なのである。もしもジョン・パットンの代わりにジミー・スミスが入っていたら、本作はもっと黒々とした展開になったであろう。個人的にはこれで良かった。ジョン・パットンにとってこの録音が、彼の記念すべきレコードデビューでもあった。1962年5月9日のことである。
ジャケットの女性はグランダッサ・モデルズ社(The Grandassa Models)所属のモデル嬢であるという。どうもフランシス・ウルフの手によるものではないようだ。これ以降4000番台後半のジャケットに、グランダッサのモデルが頻繁に採用されることになる。素性の知れない黒人女性が写っていたら、それはほぼグランダッサ関連と考えていい。ブルーノート最終楽章を彩る徒花である。









航平誕生

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No.1333 2019.3.27





2015年3月27日、平成の大改修を終え新装なった姫路城が再公開された。同年11月22日、妻の甥が神戸で結婚式を挙げ、我が家四人にみっちゃんを加えたチームで遥々出向いたものだった。この時点で勿論なぎはまだ影も形もない。
翌23日、私は子供たちを連れて姫路城まで足を延ばしている。その間妻とみっちゃんは神戸で静養していた。昔よく乗ったJR(当時国鉄)の新快速で姫路へと向かう。神戸・姫路間は一時間かからない距離だ。確かに姫路城は白鷺のように真っ白だった。その壁を白く化粧している建材が漆喰である。本州方面にはこのような需要が様々あり、従って伝統の技も脈々と継承されている。ところが札幌あたりにそれはなく、昨年11月のリフォーム工事の際我が家も調湿機能に優れる漆喰にて施工したいところを断念、漆喰モドキで妥協した経緯がある。一時高級内装材として珪藻土が多用された理由も多くはこれだ。珪藻土は漆喰よりはるかに施工し易いのである。ただし昭和50年代後半から現在まで、一般家庭における内壁の圧倒的大部分は、石膏ボードにクロス仕上げが主流となってきた。何と言っても安価で手っ取り早いのがビニールクロスというわけだ。
あの大袈裟な結婚式(そもそも"いい夫婦の日"であり気合が違う)から三年半が過ぎ、先日甥夫婦に第一子が誕生した。そして妹も遂に婆となった。おめでとう!








REVELATION

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No.1332 2019.3.26





キングクリムゾンと一緒に本作も届いている。送料を払いたくないというのが購入理由である。私は買い物で送料なんか払うのを良しとしない。アマゾンでは2000円以上(クリムゾン宮殿1600円)の買い物をすれば送料を取らないので。とはいえ同梱されて来た訳でもなく、それぞれバラバラに送られたのだから、どうも意味不明気味なのだが。
本作の購入実は二度目になる。最初に買った輸入盤中三曲のデータが毀損していた。20年ほど前のことだ。その後廃盤となっていたため、なかなかチャンスもないまま、本作の真の姿を見ることなく月日が流れていた。今回思いついて調べたら、廉価盤の国内盤が出ていた。おかげで税込み1000円で買い直すことができた。輸入盤の三分の一だ。この二枚が並んで棚にささっている。こうした例は他にもある。ダブッて買ったものとか。これは情けない。
ところで当時私は、若手バカテク三兄弟というのを認定していたものだ。本作のサイラス・チェスナット、ゴンサロ・ルバルカバ、それにモンティ・アレキサンダーである。中でもサイラス・チェスナットの書く曲が好きだった。冒頭のBlues for Nitaを聴いてグッとくるものがないなら、もうジャズは諦めた方がいいという、それくらいの美曲。アルバムタイトルRevelationとは天の啓示である。サイラス・チェスナットは神の声に背中を押されてこの曲を書いた。
昔友人らがRevelationというラケットを使っていたのだった。彼らもまた神の声を聞き、テニスコーチを天職とした。私も声なら聞いたのだが、ミュージシャンにはなれず仕方なく不動産屋になったというわけだ。






IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

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No.1331 2019.3.25




あまりにも遅ればせながら、リマスターされ再発された「クリムゾン宮殿」が届いた。私は本作を一度も所有した事がなかった。よくあることだと思う。
「地球上の全人類を騒然とさせた、ロックでクラシックでブルースな衝撃の一作。カオスもあれば美しい旋律もある。これぞプログレ。緊張と弛緩。これはまさに何千年経っても威光を放ち続ける、ロック界のスフィンクスだ。誰も作れない。二度と作れない。聴き終わったあとの解脱感。見よ、その時のお前の顔が、ジャケットの男の顔だ」帯のコピーがいささか大袈裟ではある。だが1969年、あのアビーロードを全英ヒットチャートNo.1から引き摺り下ろし、世界中に本作があまねく知れ渡ったのは確かな事実だった。だから家人までもがこのジャケットを認識し、既に家にあるものと思っていたのである。このジャケットを手元に置く事に、長年私は抵抗を感じてきた。他のジャケットでも良いのではと思っていた。それは今も変わらない。では何故今さらこれを?加齢故に基準が緩くなったとしか言いようがない。







ちょっと休憩

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No.1330 2019.3.24





目覚めたら雪景色。毎年繰り返される名残の雪に少々がっかりするが、なにこんなものはすぐに融ける。だが昨夜娘が帰宅しており、玄関にパンプスがあった。この状態ではガレージまで歩けないので、必要最小限の除雪を行う。母の様子を見に行こうと思っていたが、今日の所はとりやめ明日に延期とした。娘の依頼でバッハの無伴奏チェロ組曲(ピーター・ウィスペルウェイ)のコピーを作製。久しぶりに聴いた。やっぱりいい音だ。それから女二人、春物の服を見に出掛けた。私は一人家に残り、のんびりと過ごす。                                                    






老人ホームへ

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No.1329 2019.3.23





老人ホーム。的確だがなんてイヤな名称だ。母の入所は初日からつまずいた。夕食時、食堂でテーブルにつくところまで確認して私は帰宅した。お彼岸の特別メニューを母は美味しく頂いたのだろうと思う。そして食後、スタッフの方が7階の部屋まで送り届けてくれる筈だった。ところが母は他の入居者のあとについて席を立ってしまう。13階建てが二棟連なる巨大施設で母は迷子になった。施設側は慌てたことだろう。結局親切な入居者の方が、母を部屋まで送り届けてくれたのだという。その方は別棟の7階で、母は7階ということだけは覚えていたらしく、その方の部屋に入って来たらしい。
ところがこれで一件落着とならなかった。部屋に帰った母、今度はナースコールを10分置きに鳴らし始めた。その度に夜勤の看護婦さんが部屋まで来る。どこか具合が悪い訳ではないので、看護婦さんは詰め所に戻るがまたナースコール。これではたまらんと、母は介護病棟に移され、朝まで一睡もしなかったそうだ。その他ここに書けないことも起きている。思った以上に混乱が激しいようだ。どうしたら良いか分からない。私にできる事があるだろうか。








改元

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No.1328 2019.3.22





日本で最初の元号「大化」は、日本人なら誰でも知っているところの西暦645年に制定された。そしてわずか5年後の650年3月22日、或いは気紛れなのか「白雉(はくち)」へと最初の改元が行われている。白雉も4年後の代替わりで使用されなくなり、686年に朱鳥(しゅちょう)が制定されるまで、30年以上に渡り元号はなかった。
あと10日で新元号が発表される。安久・安寧などを予想する向きあるも、政権としては採用し辛いだろう。平和なんてのも見かけたが、イニシャルHは絶対ない。感永などイニシャルがKになるものも、時節柄使い難い。私は文栄で。






しょうりゅう就役へ

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No.1327 2019.3.21





そうりゅう型潜水艦10番艦しょうりゅうが海自に引き渡された。2017年11月に進水し、艤装に1年半かかったのである。そうりゅうには空母蒼龍という先代艦があるが、帝国海軍に翔龍・昇竜などの艦はなかった。これは11番艦として建造中のおうりゅうも同様で、海自が新たな歴史を刻むことに反対するものではないが、他にまだ使いたい艦名がある私としては少し残念な気もするのである。
しょうりゅうはそうりゅう型のセールスポイントである非大気依存推進システム(AIP)、スターリングエンジン搭載を踏襲している。通常のジーゼルエンジンを使えば、運転中シュノーケルを海面から出す必要がある。スターリングエンジンではこれが要らず、また静粛性でも勝るため、大変優秀な動力源なのだが、如何せん盛大に場所を取る。スターリングエンジンを採用した結果、艦内スペースに支障をきたすようでは、いささか本末転倒気味な話になってしまう訳だ。そこで11番艦おうりゅうはスターリングエンジンを棄て、リチウムイオン二次電池(蓄電池、充電式電池)を採用してきた。
リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いため、他の電池との比較で軽量小型化が可能となる。また、高速充電が可能であり、自己放電が少なく寿命が長いなど、良いこと尽くめなのだが、唯一の問題点として発火・爆発の危険性がある。ボーイング787で起きた事案が記憶に新しい。航空機内における発火・爆発と、潜水艦内のそれとでどちらがシビアか比較は難しいが、どちらにしても不安感を完全に払拭しきれないのは事実だ。








やらない方がマシな場合もある

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No.1326 2019.3.20





ダイヤモンドオンラインで紹介していた「百貨店の進化(伊藤元重 著)」の記事を興味深く読んだ。三越伊勢丹のような伝統ある百貨店でも、これからはIT企業化を目指すべき、と説いている。これまでの業態に少しITをプラスするのではなく、本格的なIT企業になるべきだと。
アマゾンでは客の購買履歴や閲覧履歴から、次に買いそうな商品を予測して提案してくる(リコメンデーション機能)。アマゾンは顧客一人ひとりのニーズを多様な切り口でしゃぶり尽くすように分析する。三越伊勢丹ではそこまでの分析が出来ておらず、せっかくの手持ちデータも活用しきれず、客が求める商品を効果的に提供できていなかったとする。
ところが三越伊勢丹でもやろうとはしているのだ。私のところにセットワインのDMが届いた。私は三越伊勢丹のクレジットカードを使用しており、札幌の三越や丸井でワインを買ったこともある。その履歴を見てDMを送ってきたのだろう。「金賞ワイン集めました」的な企画だった。ほう、と食いついた。安いのである。高くて旨いのも安くて不味いのも普通の話。これは三越伊勢丹のバイヤーが総力を挙げ、試飲しまくって厳選した「安旨ワイン」に違いない。私はそのように勝手に決めつけて注文したのである。その結果、大量の調理用ワインが発生することになった。「ワインしゃぶしゃぶ」なんていう珍味を口にすることにも。







NETFLIX 2

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No.1325 2019.3.19





私は映画を映画館で観るべきだと思っていない。最近の映画は益々長編化しており、そのため2時間以上も狭い椅子で拘束される苦痛が歳と共に増している。第一映画館まで出向くのが面倒だ。ネットフリックスなら好きな時間に、家のソファーに寝転んで観ることができる。途中で停止して飲み物を注いだり、トイレに行くことも自由にできる。これはジャズなどのライブにも言えることで、客を現場まで呼ぶというのは今や相当ハードルが高くなってしまった。率直に言って家で聴く方が音が良い場合が多い。そうなると演奏のクオリティが高く、その上更に客を楽しませる何かがなければ、わざわざ演奏会場まで客を呼び寄せることは困難になる。況んや場末のライブをや。
ネットフリックスはレンタルDVDをどうこうする手間もなく、家の居間ですべて完結しつつ映画を楽しむことが出来る。今後映画業界がこの方向へ行くだろうことは最早疑う余地もない。余程の話題作でもない限り、普通の人が映画館へ足を運ぶことなどなくなるだろう。それで映画がどう変わっていくのか、それはまた別の話になるが、スピルバーグのように映画は映画館で観るべきだといくら言っても意味はない。映画配信の流れを止めることはもう出来ない。
ただしネットフリックスの現状に限って言えば、コンテンツの大半が自社のオリジナル作品で占められているのが最大の弱点である。それもアニメやヒューマンドラマの類が主体で、SF系がきわめて少なく、あっても面白くない。これは制作費の問題である。SFは金が掛かり過ぎて配信だけではペイしないのだろう。それでも少しは作らなければならないのだろうが、製作費をケチった貧乏臭いSFなど見ていられるものではない。
ヒマな時に何か観てやろうとオリジナル作品を物色するのだが、どれを観たら良いのかまったく見当がつかない。出演者を誰ひとり知らない場合が多いからだ。つまらない映画で2時間ムダにしたくないので、結局何も選ぶことが出来ず、YouTubeのスーツ君なんかを観ることになってしまう。そんな感じで、今のところ木曜夜のあいのり鑑賞以外ほぼ使い道がなくなっている。そしてこのあいのりが、またやけに短いのである。え?ここで終わる?と妻、毎回絶叫と言うか絶句。










今日も疲れた

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No.1324 2019.3.18





日曜テニスは二人お休みが出て7人で。M子は何か不幸があったようで、夫の実家へ帰った。ガメ男は風邪でダウン。患者にうつされたのかと話していたら、H医師によれば不摂生だろうと。どうやら特に根拠あるでもなく、それにしては酷い言われようだ。下手に休むと、何を言われているか分からないのが世の中というものらしい。帰りに母のところへ寄り、水曜日に今いる施設を出ると伝えた。勿論何度も話しているのだが、毎回新鮮な驚きを伴う反応がある。水曜日に迎えに行けば間違いなく忘れているだろう。そして翌日また違う施設に入ることになる。
居間のダウンライトの球がきれた。特殊な形状の蛍光灯である。口金の合うLEDが開発されていればいいなと思いつつ、コジマ電機に行ってみた。なかった。同じ規格の蛍光灯がまだ辛うじて生産されている。だが需要がないのだろう。必要な数量の在庫なく取り寄せとなる。一生もつかどうか微妙な情勢。



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本日母の新居に家具を入れる。ベッドと応接セットである。当初母の自宅から移そうと思い、運送屋に見積もりを依頼した。そうしたところ、僅か四点の家具を市内で移動するのに6万円というふざけた金額を提示してきた。繁忙期の引っ越し費用が高額となり社会問題化している。昨年の今頃娘が転勤となり、実際にその事実を体験している。それは一年後も変わっていない。向こうにも事情があるだろう。だが6万円は普通、トラック一台を使用する一家族の市内引っ越し代金だ。あまりにも足元を見ていないか。気分が悪いので私はこれを断り、新たに家具を購入することにした。今日配達される新品の家具は無論、6万円より高くついた。






NETFLIX 1

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No.1323 2019.3.17





定額制(サブスクリプション)動画配信サービスのネットフリックスは、現在世界190か国に1億3000万人の会員を持つそうだ。三つあるプランのうち、仮に中間の1200円/月で計算すれば、それだけでネットフリックス社の売り上げは、年間1兆8720億円という途方もない金額となる。同社はカリフォルニアに本社があり、2015年から日本にもオフィスを構えている。
日本進出の際、ネットフリックスとの提携を求めるTVメーカーに、リモコンの専用ボタンをつけさせた。それで家のリモコンにもボタンがついていたという訳だ。電源オフの状態でこのボタンを押すと、それだけでTVの電源が入り、直接ネットフリックスに繋がるように出来ているのだ。この機能を最近まで知らず、電源を入れてからネットフリックスのボタンを押す二段階操作をしていた。なるほどこれは便利だが、ここまで家電メーカーを説得できるとは驚いた。
2018年にネットフリックスがコンテンツに投資した金額は1.4兆円にのぼる。先日アカデミー賞監督賞他を受賞した「ROMA/ローマ」がそのうちの一本で、ネットフリックスのオリジナル映画である。原則劇場公開しないネットフリックス映画を映画と認めて良いのか議論にもなった。実は「ROMA/ローマ」はアカデミー賞の審査基準を充たすために、短期間限定された劇場でのみ公開してエントリー資格を得ている。これを問題視するスピルバーグが、配信用に製作された作品をアカデミー賞の対象としないよう求めた。つまり映画は映画館で観るものだと。だが私は必ずしもそのように思っていない。



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Overseas

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No.1322 2019.3.16





1930年の今日、デトロイトでトミー・フラナガンが生まれた。名盤請負人などと妙な言われ方をするものの、本人名義の代表作となると、どうしても本作に限定されてしまう。つまりそれは彼がバイプレーヤーであること意味したし、カリスマ性に必要な要素が趣味の良さよりもアクの強であることを証明してもいた。
端正だが地味な他作品が売れない中、本作だけが別格扱いとなる理由がある。それは本作が持つ独特のドライブ感と、おそらくは音の良さだ。その功績の半分がエルビン・ジョーンズ(ds)による。
「Overseas(海外)」は1957年8月15日にストックホルムで録音されている。J.J.ジョンソン(tb)のツアーに参加したついでに、こっそりピアノトリオだけで録音したものだ。私が所持する国内盤LPのジャケットはこれである。しかしこの禿げ頭、どうもトミフラ27歳の姿ではなさそうだ。



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メトロノーム原盤オリジナルは、何故か知らぬがシングル盤三枚に分割されてリリースされている。実際に拝見したこと未だ一度もない。シングル盤のコンディションが良好に経過する確率は、おそらくLPよりもだいぶ低いと思う。今ミント盤が三枚揃って売りに出たら、きっと恐ろしい値札が付けられるのだろう。そのうち一枚(MEP 311)のジャケットがディスクユニオン発売のCDジャケットに使われ、私もこれを持っている。若き日のトミフラの貴重な画像である。



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後日となり、本作の版権を手に入れたプレステッジから出た盤(Prestige 7134)がこれ。正確には後年のファンタジー盤CD(アメリカOJC盤)のジャケットである。30年前にOJCのLPをこのジャケットで入手可能だった。賛否あり相当迷った挙句、すでに国内盤を持っているからと私は購入を見送った。買っておくのだった。
2001年、我が人生三度目となるトミフラのコンサートのチケットを私は手にしていた。だが彼の急死により幻のライブとなる。トミー・フラナガン71歳の晩秋だった。









PRES

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No.1321 2019.3.15





レスター・ヤング没後60年目の今日、晩年の代表作「PRES and TEDDY」を聴く。レスターの絶頂期は40年代だから、本作に往時の輝きがあるかと言えば勿論それには少し無理がある。だが彼のピークを捉えた戦前のベイシー楽団等の演奏は、その多くの録音が悪く、私は今さらあらためて聴く気になれない。本作最大の美点は、比較的音が良いところにある。
音が良いだけではない。亡くなる3年前の録音にしては、そんな風に思えない立派な演奏だ。人は徐々に弱っていく場合もあれば、パタッと突然終わる場合もある。普通誰しも後者を希望しよう。ただなかなか思うようになるものではないのが現実だ。レスターの場合は翌57年以降体調を崩し、本邦ジャズファンが切望した初来日公演を果たすことなく、49歳で世を去った。同時代のコールマン・ホーキンスやベン・ウェブスターと比べ、やや線が細い印象のレスターは、印象通りに身体も弱かったのかもしれない。
そんなレスターのテナーを誰よりも愛したのがビリー・ホリデイだった。プレスとレディ・デイはヤク仲間だったのである。レスターにプレス(プレジデント)の愛称を贈ったのはビリー・ホリデイだ。プレスが亡くなって僅か四か月、レディ・デイも後を追うように波乱に満ちた人生を終えている。彼女は酒とヤクで少しずつ弱り、最後はボロボロになって亡くなった。この時ビリー・ホリデイ44歳。本作のピアニスト、テディ・ウィルソンはビリー・ホリディ専属の伴奏者の一人だった。








737MAX

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No.1320 2019.3.14





3月10日、アジスアベバ発のエチオピア航空302便が離陸6分後に墜落した。乗客乗員157人全員死亡。同型のボーイング737MAX8が昨年10月、インドネシアのライオン航空の墜落事故で189名の犠牲者を出していた。
ニューヨークタイムズは、失速を防ぐシステムの不具合を可能性として指摘した。現段階で二つの事故の関連は不明であるが、世界中で737MAXの運航停止が広がっている。欧州航空安全機関が、EU域内における同型機の運航を一時停止させた。その他、エチオピア・ブラジル・アルゼンチン・メキシコ・クウェート・カザフスタン・オーストラリア・ニュージーランド・インド・中国・香港・マレーシア・タイ・シンガポール等々に同様の動きが広がっている。一方で本国アメリカ連邦航空局は、運航を停止しない方針のようだ。裏にエアバス社 VS ボーイング社といった構図もあるのだろうか。
最新鋭機737MAX最大のセールスポイントは燃費向上にあるという。これが事故に影響していたらちとヤバい。数が多いだけに、ボーイング社の株価にも影響しているようだ。三例目が出ないよう関係者は祈っているだろう。日本では1月にANAが同型機30機を発注している。しかし幸いにもと言っていいのか、納入時期が2021年以降となっており、当面直接的な影響はなさそうなのだが。








若気

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No.1319 2019.3.13





昔話をついでにもう少し。高校三年になる時、父親が転勤になった。それで私は同級生の渡部に持ち掛けて、二人でアパート暮らしを始めることになった。家賃9000円、6畳二間に台所が付いていた。風呂はなくトイレも共同で、遊びに来た友人がトイレに行きドアを開けたら、女が用を足していたなんてこともあった。
渡部は警官の息子でありながら、何かと悪い事ばかりする男だった。洋服屋でセーターを万引きしたり、ゲームセンターで隣の客のハンドバックを盗んだり、そういうことを平気で行う男だった。こうなると紛れもない窃盗犯だ。そしてその場面に実は私も居たのである。
近頃のように防犯カメラが整備されていたなら、渡部は即刻御用となり、一緒に居合わせた私も当然の如く共犯扱いされたことだろう。私はセーターもハンドバッグも盗まなかったけれど、渡部を制することもしなかったのだ。勿論そんなことになれば退学処分を免れまい。今なら状況判断も自己弁護も出来ようが、高校三年生の私に冷静且つ正当且つ有効な申し開きが可能だったとは思えない。結局私の人生に学歴なんてものは殆ど影響を及ぼさなかったのだが、もしあの時高校を中退していたら、さすがにその後のストーリーは相当違う方向に行ったと思う。
二人の子供たちは多分この世に存在しない。そうなれば当然孫のなぎも存在しない。家人は落胆するだろうか。いや、このようなパラレルワールドにおいては、私と家人も出会うことがなかった筈だ。そうすれば彼女の人生もまったく違う展開となったことだろう。円山公園で〇〇を揉まれた初恋の男と再会し、その後一緒になったかもしれない。それは今よりもっといい人生だったのかもしれない。今思えば、高校三年のあの時が人生最初の分岐点だった。それも私一人の人生ではない。







TARKUS 2

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No.1318 2019.3.12






高校一年の秋に、文化祭で私は本作を聴いた。河村という医者の息子が「吉田拓郎ばっかりじゃダメ」と言って皆に聴かせたのだ。「なんじゃこれは・・・」というのがその時の(マカロニ刑事的)反応だった。今聴けばフュージョン風味のプログレロックで、別に驚くほどのことは一つもない。だが当時の私に、これはまったく理解不能な音楽だったのである。しかし河村はこれを宝物だと言った。本当に理解していたのなら、私が未熟だったのは事実にしても、やつは恐ろしく早熟な16歳だったと言っていいだろう。
だが河村はそんなことばかりしていたせいで成績が悪く、いつも父親に責められていると言っていた。もっと勉強してお前は医者にならなければならないと。その後河村がどうなったか私は知らない。それは他の連中についても概ね同様である。皆いい年になった今、それぞれに思う所がある筈だ。なあ、実際お前らの人生どうだったの?
結局大したことなかったと、どうやら一様に感じているらしい。ある者は公務員になり、ある者は家電メーカーに就職し、ある者は予備校の講師になり、ある者は医者になって田舎に帰り、ある者は不動産屋になり、ある者は詐欺師になり、ある者は交通事故で或いは風邪をこじらせて死んだ。そしてまだ生きている者は、過去の時間よりも未来の方が遥かに短くなったことを悟り、生涯の終え方を考え始めているという。そうだよな、たしかに色々あったのだし、だからといって今さらどうもこうもなかろうとは思ったけれど、一応訊いてみた。

TARKUSネタを以前どこかで使った筈なのだが、見つけることができなかった。それで、まあいいやと使い回している。最早万事にこの調子である。









何度でも起きる

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No.1317 2019.3.11





東日本大震災から8年。1万6千人が亡くなり、依然として2500人が行方不明のままだ。また今なお7万人の方が避難生活をしておられるという。その後も各地で地震が発生し犠牲者が出た。こんな恐ろしい土地だが、我らは犠牲者の冥福を祈りつつこれからもこの地で暮らしていく。私自身を含め、殆どの人たちにそれ以外の選択肢がないからだ。せめて行政には、被害を最小限にとどめる努力の継続をと切に願う。
あと少しで東日本に人が住めなくするところだった原発事故は結局人災だった。東電では施設の解体まで30~40年と表明しているが、根拠に乏しくどうやら希望的観測に過ぎないようだ。廃炉のゴールは見えておらず、100年以上かかるとする学者もある。この教訓を軽はずみに扱ってほしくない。肝に銘じよ。そうでなければこの国の未来がとても怪しくなる。まあ私はもうどうでもいいが、孫の将来がかかっているのだ。






TARKUS 1

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No.1316 2019.3.10





2016年3月10日、ELP(エマーソン・レイク&パーマー)のキース・エマーソンが亡くなっている。本作はELPのセカンドアルバムで、1971年5月にイギリスで発売され、全英ヒットチャート一位になった。「TARKUS」とはアルマジロと戦車が合体したような外観をした、キース・エマーソンの創造による空想上の怪物である。
強固な装甲と強力な砲を有するタルカスは、他の怪物を次々と撃破してゆくのだけれど、最後に獅子の身体サソリの尻尾に人面をくっつけたマンティコアに、唯一弱点の目を刺され敗れる。7楽章からなるこのストーリーが、A面全部を使い展開されている。B面は無関係。
ELPワールドの中核となるのは、キース・エマーソンのキーボードである。彼はロック界にモーグ・シンセサイザーを導入したことで名を残している。またハモンドオルガンの名手でもあった。ジャズにも造詣深く、本作から声をカットすれば、フュージョン盤として十分通用する。
タルカスは近年になり、突然NHK大河ドラマの劇伴に採用されたらしい。私はテレビを殆ど見ないので、この件をまったく承知していない。その時のプロデューサーがおそらく同年代だったのだろう。私の良く知る人物が、NHKのプロデューサーになった可能性は低い。







Callos Ghosn

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No.1315 2019.3.9





やっと娑婆に出られたゴーンさんが、本日9日65歳になられた。長期間の拘置所暮らしでさぞお疲れだろう。今頃シャンパンでも飲んで憂さを晴らしておられるだろうか。
マスコミにすっかり犯罪者扱いされているゴーンさんだが、どれほどの悪事をはたらいたのか実際のところまだ何一つ明らかになっていない。それをこれから検察が、特捜の威信をかけて立証しようとしているところだ。現段階においてあくまで推定無罪。かりそめにも法治国家だという限り、何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定されなければなるまい。
だが今後仮に検察の思惑通り事が運んだとしても、これが大した犯罪になると私には思えない。つまり特捜がゴリ押しでやるほどのヤマに、最初から見えないというのが率直な感想だ。日産がフランス政府の手に落ちるのを、日本国政府としてはどうしても阻止したかったのだろうか。
この騒動、結果的に日産のクーデターに特捜が手を貸しただけという、無残な結果に終わる可能性すらある。もしそんなことになれば、そもそもちっぽけな手柄のために100日以上も身柄を拘束したとしか見えなかった人質司法が、世界的に益々評判悪くなるのは当然の話だろう。この事案が外圧を呼び、日本の司法を変える端緒となるのかもしれない。元よりこの国の人権感覚は、よそ様を批判できるほどに開明的なものではけしてなかった。外圧でいいから即刻変わるべきだ。そうでなければ、人も金も逃げて行く。

( ただ今金曜日の17時半。まだ外が明るい )







The Wind in the Willows

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No.1314 2019.3.8





160年前の今日、スコットランドの作家ケネス・グレアムが生まれている。病弱な息子のために書いた代表作「たのしい川べ」は1908年に発表された。日本でも何度か翻訳されているが、1963年に刊行された岩波書店版を、東京みやげだと父が買って帰った。話の中身などモグラとネズミとヒキガエルが登場する他愛もないものだ。父が何故この本を息子に与えようと思ったか分からないけれど、多分内容を吟味して選んだわけではない。
公務員だった父は当時、盆と正月に東京へ出張していた。翌年度の予算獲得に関する任務というような話をしていたが、詳しいことはよく知らない。必ず持ち帰るみやげが、私には大抵の場合岩波書店の童話であり、弟にはスーパーボールやスリンキーなどの玩具だった。私はこれが大変不満だったが、父に理由を尋ねることは遂になかった。でも、もう特に訊きたいとは思わない。
自分の倅が父親になった今、父親の役割とは何なのか、少し考えるところがある。母親の場合一切迷いがない。一方父親というのは色々と難しいものだ。ここで一つだけ言えることがある。私はけして最良の親ではなかった。それだけは間違いない。そしてそれが私の限界だったのだ。これは何度やり直しても変わらないだろう。だからと言うのではないけれど、私は絶対に親の仕事をやり直したくない。そこが多くの母親と完全に違うところなんだろう。つまり言うまでもなく、子供にとって最も大切な存在は母親であり、父親にその代役は務まらないということだ。



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さらに雪解け進む

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No.1313 2019.3.7





低気圧が通過し、本日本州方面は雨。殆ど影響ない札幌だが、一時的に冬型の気圧配置となり今日は少し寒くなりそうだ。
昨日の雨で少し道がきれいになった。いつの間にか手繰り寄せられる所まで春が来ている。今では午前5時を過ぎれば空が明るくなり始める。それもその筈、あと二週間で彼岸なのだ。冬至と夏至の中間地点まで、地球の公転が到達しているというわけだ。つまり一年の四分の一が過ぎようとしている。マジか、こないだ正月になったばかりだろう。あまりの速さにびっくりだ。
気温が上がったせいで、テニスのコンディションに変化が生じている。最大の変化はガットのテンションだ。やけにボールが飛ぶ。次にボールの伸びが変わった。ボール内の圧力が上昇している。だからバウンドしてから手元に来るまでが速い。少しずつそうしたことに身体が慣れていく頃、本当に季節も変わっているだろう。もう少しだ。





啓蟄

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No.1312 2019.3.6





えらい勢いで雪解け進行中。このまま春になるのか?そんなことはないと思うけれど、今年はどうやら春が早いようだ。3時前から起きていたせいなのか、それとも季節の変わり目だからか、体が気だるく重い。
あいのり界のミューズ、あのベッキー嬢が本日35歳になったそうだ。昔35歳の三児の母に「青春ていつまでだと思う?」と問われ、不承不承35までと返答したけれど、きょうび35歳は立派に青春である。しかしきょうびであろうと何だろうと、さすがに65歳は違うのだが、何はともあれ明日の配信が楽しみだ。春は恋の季節でもある。我が家の周囲で盛りのついた猫がミャアミャアうるさくてかなわない。
でっぱりんのさまよえる恋心は何処へ?そして再び登場のシャイボーイは何をしに?かすがとのラブストーリーはその後どうなった?不覚にもズブズブにはまっている。これはVRというか代理戦争みたいなものかも。






終の住み処に雪五尺

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No.1311 2019.3.5





介護付有料老人ホームを見学し即決した。人と対応が抜群に良かった。実際に暮らす部屋も良かった。35㎡あり、母の家からベッドと応接セットを持ち込んでも問題ない広さだ。尚、この小規模な引っ越しの見積りにまで、担当者が母の家に来て立ち会うという。
窓の景色もいい。四季の移ろいを楽しめそうだ。食事も施設内の厨房で三食プロが作る。スタッフの陣容が充実しているのは当然としても、施設の支配人までもが看護師資格を有しているという。ここなら安心して母を任せられると思った。
あとは母が新しい環境に馴染めるかどうか、馴染めるとしてもどれくらいかかるか、そこが大変気掛かりではある。たとえば母の家は9階で、新しい住まいは7階になる。食堂は1階、風呂は2階だ。この状況下、食事や入浴後にエレベーターに乗って、7階の自室まで戻れるようになるだろうか。他の方の部屋に入ってしまったりしないだろうか。それはないとしても、相当混乱するのは間違いないと思う。大変心配である。だが、こればかりは慣れてもらうしかない。見学時に館内で見かけた方々の中には、母よりずっと進行している人が大勢おられた。彼らが暮らしていけるなら、母も大丈夫だろうと、今はとりあえずそう考えるしかない。



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いないいないバア である

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No.1310 2019.3.4





目下のところ家人、この若様に首ったけである。愛しくてならず、ヒマさえあれば写真を見、動画を見てはため息つく始末。どういうものか私自身は普通というか、可愛いけれど比較的冷静に観察している。この差を生ぜしめたのは、母性というやつの仕業であろうか。私の理解を超えた状態になっている家人。ちょっと嫉妬した。孫に。






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