SPU

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No.190 2016.2.1





HD1500へのLPレコードデジタルデータ化が進んでいる。
現在200枚を超えたところだ。
ここで少し問題が発生している。
LINNのプレーヤーLP12をリンジャパンにてメンテ中なので、デンオンシステム一台態勢になっている。
こちら側のカートリッジ(レコード針と周辺装置)が画像のオルトフォンSPUシナジーである。
SPU全般に言えることなのだが、盤によってはピークでビビッてしまう傾向がある。
問題のない盤はまったく症状が出ない。
そして素晴らしい再生音を聴かせる。
だから諦めきれないのだ。
手持ちのSPUが三個ともそうなので、個体差ではないようだ。
LP12(カートリッジはAT33PTG)があればビビる盤はお願いする事も出来るが今はそうもいかない。
どんどんSPUで録音を続け、問題の盤があればLP12と一緒にAT33PTGが戻ってからデータを差し替えようと思っている。



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カートリッジには大きく分けてMMとMCがありSPUとAT33PTGはMC型だ。
音も違うがそれは好みの問題になる。
最大の違いが二つ。
MC型は自分で針交換が出来ない。
それと簡単に言えば音が小さいのでトランスかヘッドアンプで増幅する必要がある。
つまり余計にひと手間かかるので面倒だ。
しかし見方を変えればひと手間余計に楽しめる。
MM型は針を抜き差しするだけなので、ユーザーの手で簡単に針交換が可能だ。
現在ちょっとしたアナログレコードブームなんだそうだ。
初めてレコードを聴いてみようという方にはMM型のカートリッジをお薦めする。
扱いが断然楽だから。
日本一音がいいと言われる一関のジャズ喫茶「ベイシー」で使用されるシュアーV15タイプ3はMMである。







NAGAOKA

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No.191 2016.2.2





ナガオカのレコードスプレーとクリーナーを40年以上愛用している。
今となってはこれ以外になく、またいつ生産終了しても不思議はない。
では生産終了すると困るかといえば実は困らない。
この二つを使い何をするか同年輩で知らない方はおられまい。
レコードを掃除するのである。
では何を期待してレコードを掃除するのか。
パチパチというスクラッチノイズというヤツを除去しようというのだ。
ナガオカのレコードスプレーとクリーナーを使えば、パチパチが解消するか。
結論を言えばしない。
レコード面にはたいていホコリがたくさんついており、掃除すればこれらが取れてきれいにはなる。
それだけなのである。
鏡のようにきれいな面をしていてもパチパチいう盤があるかと思えば、一見ガチャガチャでも一切ノイズが出ない盤もある。
問題は溝の奥だ。
だからナガオカのレコードスプレーとクリーナーで表面のホコリを取っても、再生音には殆ど影響しない。
ではどうすればスクラッチノイズを除去できるか。
洗うのだ。
ガーゼに中性洗剤をつけ溝に沿って洗い、蛇口からぬるま湯を出しながらジャブジャブと濯ぐ。
これで改善される時がある。
というからにはダメな時もあり、溝の奥の奥深くまで入り込んだ汚れはもうどうしようもない。
少なくともレコードスプレーとクリーナーではまったくと言っていいくらい歯が立たないのだが、では何のためにレコードスプレーとクリーナーで盤面を掃除するのか。
かっこ良く言えばレコードへのリスペクト、まあ一種の儀式ですねこれは。
神社で柏手を打つとかお祓いをするのとほぼ一緒。
さあこれからレコードを聴くぞと気合を入れているのである。









Ms.PRESIDENT

ヒラリー
No.192 2016.2.3





もしもオバマが白人だったら、8年前にヒラリーさんがアメリカ大統領になっていたかもしれない。
今度はどうか。
今度こそ彼女が大統領になりそうな気がする。
共和党候補はトランプの方がいいだろう。

映画なんかで側近が「Mr.President」と呼びかける。
大統領閣下、ということか。
ヒラリーさんの場合どう言ったらいいだろう。
「Mrs.President」はない。
「Ms.President」くらいだろうか。
大統領閣下、女性初とはりきり過ぎないで下さい。
普通でいいと思います。

そうは言っても誰だって最初は気負いがある。
周囲の混乱もあり得る。
だがそれらは次第に落ち着いていくだろう。
そして新しい時代が始まる。
本当のChangeだ。
21世紀は女性の時代になるかもしれない。
少なくともその始まりになるだろう。
その方が世の中ずっと平和で生きやすいんじゃないか。
男はコツコツ現場仕事だけしていればよろしい。






DIG-3000

saec dig3000
No.193 2016.2.4





SAECのデジタルケーブルDIG-3000をオークションで落札、これで今回のシータDAC作戦はすべて終了した。
それにしてもこれも安かった。
RCAタイプのデジタルケーブルが今時の流れから外れているかもしれない。
オークションで見ていても光ケーブルの方に勢いがある感じだ。
それならそれで構わない。
むしろ好都合である。
私は光ケーブルに興味がないからだ。
光ケーブルに人気が集中したお陰でRCAを安く買えたのなら、こんな有り難い話はない。

デジタルケーブルでCDR-HD1500とシータ(DAコンバーター)を繋いでデジタル信号を送る。
不思議なことにケーブルで音が変わる。
扱う信号というのがデジタルデータなのだから、接続ケーブルなんかで音が変わっていいのかと逆に不信感すら抱く。
でも変わるのだ。
特に光接続の音が薄い。
それでRCAタイプに拘っている。
一応私なりに理由があるのです。







そういえばPSE

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No.194 2016.2.5





サエクの電源ケーブルが届いた。
PSE対応じゃないか。
2001年に施行された「電気用品安全法」に適っているというお墨付きだ。
しかしあの騒動一体何だったのだろう。
一時はPSEマークが付いていない製品を扱えない事態となり、中古オーディオ業界が騒然となった。
しかし今ではマークなどなくても普通に流通している。
手持ちの電源ケーブルの殆どがPSEに対応していないが、もちろんだからといって危険などない。
マークが付いている事で音質に影響もないと思う。
つまりPSEで特別音が良くなる訳でもない。

今回のサエク電源ケーブルはCDR-HD1500用だ。
この機械、CDドライブとハードディスクが合体した謂わばパソコンのようなものだ。
パソコンの電源ケーブルを高性能にすることでどんなメリットがあるのか、という話になってくる。
しかしこれを設計したエンジニアは敢えて、本機をケーブル交換可能な設えとしたのだ。
毒食らわば皿までと言う。
今更ここだけ手を抜いてもはじまるまい。



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デジタルケーブルDIG-3000も届いた。
オークションの画像で見るとヨレた猿股か股引みたいで、あまり素敵に見えずその点が気になっていた。
しかし実物はガッシリした造りで存在感がある。
ところがHD1500に挿したら、音が途切れ途切れではないか。
マジですか・・・
あーでもないこーでもないの挙句やっと分かった。
ケーブルのプラグが汚れていたのだ。
ただそれだけ。
綿棒にてお掃除したらウソのように直った。
デジタルデータのやり取りであろうとも接点が大切なのである。
これだもの、ケーブル交換で音が変わるのは尤もな話だと思った。







亡国のバット某国のミサイル SO WHAT?

野球
No.195 2016.2.6





子供の頃、男なら野球をするのが当たり前だった。
疑う余地もなかった。
理由を考えた事もないが、それが日本の常識だったのだ。
大人は大人で夜ともなればビールなど飲みながら、テレビのプロ野球中継(と言っても巨人戦に限られた)に熱狂するものと決まっていた。
それらを一大事として報道するのがマスコミの重要な使命でもあった。
トップ選手達は英雄であり、目も眩む高給を得てスター扱いを受けた。
以上の事らがまるで法律で定められてでもいるかのように、多くの日本人は全く違和感を感じていなかった。
だからだろう、親父と倅は何時だって、キャッチボールによる会話すらが可能だった。

そもそも世界的にはマイナー競技に過ぎない野球が、日本で何故かくも繁栄したかと言えばもちろんアメリカで盛んだからだ。
とはいえ日本のプロ野球が選手に何億も給料を払えるほど儲かっているかといえばそうではない。
むしろ恒常的な赤字経営である。
ではどのようにして高額の報酬が維持されるのか。
親会社が払うのだ。
親会社は儲かっており、子会社の球団に掛かる大金を損金処理する事が可能だった。
そして万一親会社が維持困難になれば、新手の寵児にバトンが渡されてもきた。
それは日本経済が順調だった証でもある。
しかしたかだか野球が上手いだけの大男に支払われた超高給は、本来なら法人税として国庫に入る筈の金だった。
それは現在この国が抱える財政赤字の一部と見ていいだろう。
亡国の興行、それがプロ野球の実体だ。

現在日本のプロ球団は12だ。
米大リーグは30。
日本は12しかない。
なぜって?それ以上需要もなければ維持も出来ないからでしょう。
それが二つのリーグに分かれているので、1チームが対戦する相手は基本的に5チームしかない。
毎年毎年、何年も何年もそれが繰り返されてきた。
そしてどんなに成績が悪くても、東大野球部同様リーグ落ちするなんて事はない。
サッカーと比較してみようではないか。
Jリーグ1部が18チームあり、J2(22チーム)との入れ替えがある。
イタリアのセリエA(20チーム)とそんなに事情が変わらない。
フィオレンティーナがセリエBに降格したように、日本ではジュビロ磐田がJ2に沈む。
閉鎖社会の象徴のような角界と比べても、プロ野球の閉鎖性が際立つ。
大相撲は幕内(1部リーグ)の枠が44ある。
下部リーグ(十両)28枠との入れ替えもある。

毎年毎年固定された僅か5チームを相手にし、優勝もへったくれもあるものだろうか。
それでも面白い人には面白いらしいのだ。
良いではないか、特に異議はない。
何事によらずそういうものだと思う。
この場合自分がプロ野球に無関心なだけだ。
ただ関心がないと言う以上、一切驚いてみせる訳にもまたいかない。
だから八百長に加担するもシャブ中になるも、どうぞお好きなようにとそのように言うしか私にはない。
SO WHAT? それがどうしたと言うほかない事が世の中にはたくさんあるものだ。








帰って来たLP12

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No.196 2016.2.7





LP12がメンテから無事戻った。
消耗品を交換しアームボードをマウントし直して細部を再調整してもらった。
電話でのやり取りでプレーヤー周りのものをとにかくすべて送れと言われていた。
それでカートリッジからアームのパーツに至るまでバラして送った。
細かい部品もあり、戻って来なかったらイヤだなと内心思っていた。
しかし彼らはきっちりと梱包してすべて忘れず戻してきた。
嬉しかった。
当然なのだが世の中この当然が、なかなかどうしてそうもいかない。
彼らの仕事ぶりを見て、なんとなく自分と同類の匂いを感じた。


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交換したサスペンションやアームボード、それに新しいベルトに軸受けのオイルなど。
オイル充填やベルト装着は自力でやらねばならない。
ベルトには表裏があるといい、より滑らかな面を内側に、つまり接触面に使用するよう取説に書かれている。
しかしこれがわからんわ。
見ても触ってもどちらも同じようだ。



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中央の黒いキャップを外しオイルを充填する。
そこにインナープラッター(ターンテーブル二分割の半分)を装着、周囲をティシュで養生しておき溢れたオイルを吸着。
左上モータープーリーからの動力をベルトで伝える。
右のアームにはウエイトとカートリッジを取り付けて、針圧やバランス等細かい調整が必要だ。
音が出るまであと少し。










LP12復活

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No.197 2016.2.8





インナープラッターとモータープーリーがベルトで繋がれている。
脚の高さを調節して水平を出す。
これが結構難しい。
全体を持ち上げ、脚を回して高さを調整するも、元々の全体構造がリジッドではない。
それだけでなく、苦労した水平が他のパーツ装着で狂ってしまう。
何故この段階で水平調整をやるかと言えば、完成状態ではターンテーブル等がユラユラして更にやり難くなるからだ。
想像し辛いと思うが、アジャスターとサスペンションを兼ねた脚を、本体持ち上げつつ回すのである。
よしこれくらいで丁度いいと思っても、暫くすると変わってしまう。



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アウター・プラッターを装着。
やっとレコードプレーヤーらしい雰囲気になる。
ターンテーブルと全体の比率から、12インチレコードを回転させ得るミニマムサイズである事が分かる。
潔さに惚れ直す。



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完成したターンテーブルにカーボン製マットを載せる。
今回初めてこの重量込みのサスペンション調整が実現した。
と言うのもリンの担当者にマットはどうしているか問われ、オリジナルのフェルトではなく社外品を使用していると告白したのだ。
そうしたところ、ではそのカーボンマットを一緒に送ってくれ、それがないと完璧な調整が出来ないとの事だった。
本当はそんな怪しげな社外品使用に不満を言いたかったのではないか。
だがリンフルさんはイヤな顔などせず、社外品込みの調整をしてくれた。



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カートリッジを装着した完成図。
音を出す。
あ~・・・間違いなくしっかりしたぜ・・・
特に内周での歪が減りクリアーになった。
満足、満足。
この度ついでにインサイドフォースキャンセラーを廃止した。
何の支障もない。








新旧対潜哨戒機

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No.198 2016.2.9





娘がくれたミリタリーカレンダー、大判の出元は防衛省だ。
一月が終わると切り離し、下から三月の暦が現れる仕様となっている。
一枚目に登場するはP3Cオライオン(星座のオリオンの意)対潜哨戒機である。
陸自カレンダーの10式戦車に歩調を合わせたか、やはり富士をバックに勇躍編隊飛行中だ。
本機はトライスター旅客機と合わせ、ロッキード事件を構成した曰く付きの機種である。
この時哨戒機の純国産計画も検討されていた。
それが田中内閣により覆され、突然本機の導入が決まったのは事実だ。
もしも国産計画が継続されていれば、本機を凌ぐ機体が生まれていたかどうか、それは分からない。
見てみたかった気持ちはもちろんあるが、時期尚早だった可能性もあると思われる。
何れにせよ半世紀を経、P3Cの老朽化は最早否定のしようもない。
でも大丈夫です、安心してください。
我が国は次期対潜哨戒機(P-X)を着々と準備しておりました。
しかも今度こそ純国産。
IHI製のジェットエンジンを四発搭載する新型哨戒機P-1である。
プロペラ機だったP3Cの性能を遥かに上回る最新鋭の機体が、今後続々と実戦配備されていくだろう。



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WTC-0

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No.199 2016.2.10





HD1500二号機用電源ケーブル、今は無きACデザインのWTC-0である。
実はこれ10数年も前の製品で、今時のHiFi調ケーブルともかなり違う傾向を見せる。
ZERO1.4よりも前の物で、仕上げの被覆がコンクルージョンと同一である。
こいつがHD1500にドスを利かせた。
本機内蔵のDACは典型的なヤマハサウンドで、春風のように爽やかだが少々ガッツが足りない。
まあ金額を考えれば十分頑張っているとは思うのだが、本機同軸デジタルアウトを外付けDACのDS PRO BASIC 3に繋いだところやはり別次元の音が出た。
さらに電源ケーブルを交換してみたら、春風どころかハリケーン級に変身したようなのだ。
オーディオって面白いなあと久々にそう思っている。






Bar M にて

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No.200 2016.2.11





飲み仲間でテニス仲間のMがバーをやっている。
近年ライブをやりだしたのはいいが、全然営業しない。
つまり客を呼ぼうとしない。
この日桃子嬢のソロに誘われたが時間が遅いからと一度は断った。
では少し早くするからどうしても来いと言うので、同じ飲み仲間5人でまあ行った。
客は事実上我々だけだった。
それでも入った方だ。
前回一人だったらしい。

ステージの男がMだ。
ドラムを叩く女性はミュージシャンではなく、アフターアワーズに戯れるS嬢。
右に見える小学校の教室によくあるオルガンのような物体は電子ピアノである。
これを歴としたプロのジャズピアニストに弾かせる。
そりゃないだろうと言うのだが改善される気配なし。
それでいて今回行ったらカラオケが導入されていた。
電子ピアノの左で怪しく光るのがそうだ。
リース料毎月4万だと言っていた。
金の使い方を間違ってるぞM。

MのパートナーH熱唱。
20年ぶりにOの歌も聴いた。
テニスコーチにならなかったら演歌歌手でもいけたんじゃないか。
S嬢の可憐な歌声もあやしく記憶に残る。
ヨッパのせいでよく覚えていないけれど、なんか私までデスペラードとか歌ったような気も・・・いや、まさかそんな筈はない。
家に着いたら午前1時だった。



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何故にM接吻迫る。
オイオイばかな事はやめなさいとかわすG。
あることないこと色々起きる深夜のバー。
世の中真相なんか当事者以外の誰にも分からない、そういう事かH。








建国記念の日

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No.201 2016.2.12





建国記念日で仕事もお休み。
戦前は紀元節といい紀元前660年のこの日、天照大神五代の孫神武天皇が即位したとされる神話の世界のお話である。
従って今年は皇紀2676年という事だ。
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)は西暦1940年に制式採用され、この年が皇紀2600年に当たるためこの名を冠したのは有名な話。
先日、気紛れに福永武彦氏による現代語訳古事記を読んでみた。
神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイハレビコノミコト 神武天皇)は高千穂の宮(宮崎県)にあって国を治めていたが、あまりにも辺境でありもっと東へ行こうという事になった。
畿内へ向かう途中、筑紫に一年安芸(広島県)に七年吉備(岡山県)に八年ほど足止めされる。
しかし、なかなか埒が明かない東征の先を案じた天照大神より授けられし霊剣布都御魂によって盛り返し、兵を引き連れ転戦した。
そののち大和(奈良県)へ進出した神倭伊波礼毘古命は橿原宮において即位、少なくとも137歳まで生きたのだとか。
有り体に言えば、私のような者が読むような代物ではなかった。

虎ノ門ニュースをライブで観、青山繁晴氏があまりにも鼻につくのですぐ消す。
なんだか妙に暖かい。
だが二暁続けて雪が積もっていた。
ちらり窓の外を眺めため息をつく。
重いだろうな。
レコードを3枚ばかり録音し、リンゴなど食す。
R1も。
除雪機に軽く下敷きにされそうになりながら除雪を終えて、恵氏不在のつまらない昼おびを観ているという何もない日だ。
現在どうやら空前の猫ブームらしい。
猫相手に飲むと結構楽しいからな。
犬も相手に不足なし。
ウサギはつまらん。
弟は大きな亀を飼うがどうであろう。








円高株安

チャート3
No.202 2016.2.13





どうも良くない。
円高はともかく株安なんか私に直接関係ないのだが、その流れはたいてい景気悪化に直結する。
もう既に北海道の景気は十分悪い。
とは言え対策は限られ効果も限定的だ。
そもそも円高の原因がけして日本経済の好調などでなく、あくまでも相対的にマシだという理由に過ぎないから困る。
たいして儲かってもいないのに、他人が飲み食いした請求書までジャンジャン回って来る感じだ。
対策は限られると言ったが「ない」と言う方が早いくらいだ。
相場に介入するくらいしかないんだから。
そんな事しても知れたものだ。
それで少々持ち直したところで、直ちに北海道経済が良くなる事はない。
当面悪くなっても良くはならないと覚悟する。





定山渓

定山渓2
No.203 2016.2.14





1918年定山渓鉄道(定鉄)の営業開始と共に、定山渓温泉の賑わいが始まった。
1969年に廃止されるまでの半世紀、定鉄は札幌市民に愛された。
中学の担任教師が途中の簾舞に住んでいたが、彼は定鉄を利用して通勤していた筈だ。
私も幾度となくお世話になった。
沿線にスキー場があったからだ。
年2回ほど、家族で定山渓温泉まで出掛けもした。
公務員の保養施設があり、多分安く泊まれたのだろう。

その頃我家は月寒の官舎に暮らしていた。
そこから札幌中心部との中間地点に定鉄豊平駅があった。
学帽、蝶ネクタイ、革靴、そして半ズボンの下に少し弛んだ白タイツ姿の私たち兄弟は、母に連れられ土曜午後の豊平駅で父とおち合い定山渓へ向かった。
父の勤務先が札幌駅の近くにあり、定鉄は札幌駅から白石を経て豊平まで繋がっていた。
家族四人で温泉旅行というのは、当時にしてみれば相当贅沢だった。
豊平川の渓谷に立ち並ぶ温泉街の非日常的景観が遠い記憶に今も残る。

定山渓温泉の最盛期は60年代初頭だろうか。
現在ここを頻繁に訪れる札幌市民はそう居まい。
二泊三日の麻雀三昧に利用する妻の母、みっちゃん一派くらいのものだろう。
まあそんな事もないと思うけど、今一番需要のある小規模でちょっとリッチなオーベルジュ的なものと、残念ながら多くの施設が乖離しすぎている。
最大の顧客は言わずと知れた外国人だろう。
大浴場でシャワーキャップを被っているのですぐわかるそうだ。

だが比較的近いというのは特にこの時季には大きな美点だ。
順調なら車で一時間かからない。
そうは言っても小一時間。
信じ難いことに、ここまで来てもまだ札幌市内なのである。
娘に誘われ、昨夜からちょっと来ている。



定鉄2










日本の希望

宮崎
No.204 2016.2.15




詰腹切らされた。
甘利問題ですっかり知恵つけたな。
宮崎君もこれっぱかりの事で議員辞職させられてさぞ無念だろう。
潔く辞めれば次も面倒見るとでも言われたのか?
人となりについて一切知らないが、人様の下半身事情を覗き見して鬼の首でも取ったようにゲス扱いする方が余程の下衆だ。
ペンの正義だとかそんなたいそうなものからほど遠いだけでなく、手足縛られて反撃出来る筈のない者への一方的な嗜虐じゃないか。
そもそもゲスに投票した無知蒙昧な有権者の立場はどうなるんだ。

育休と不倫は何も普通に両立する問題であろう。
皆さん先刻ご承知の通り、それとこれは話が違うのである。
この男に非があるとすれば、少し警戒心が足りなかった事くらいのものだ。
選挙公約で浮気は絶対しませんとでも言ったならともかく、簡単に頭を下げるこたあなかった。
もうどうしようもないんだ、最期までひらき直って堂々としておれば良いものを。
法律的に問題あるとすれば、離婚訴訟で不利になるくらいのもので、別に何の違法性もないんだから。

それにしてもウラマヤシイやつだな。
188センチ?早稲田?国会議員?ひょっとして金もあるのか?結構結構、ホイホイ釣れるだろ?
いいじゃないか。
「わたしはコレで議員辞めました」
男35歳、今さら新人ホストはちょっとキツイかもしれんが、芸人にでもなれば暫くこのネタで食えると思う。
陰ながら応援してます。







定山渓 Ⅱ

山水1
No.205 2016.2.16





ありがちな温泉街の佇まいにあまり人影なし。
定山渓だけではない。
国道230号線、通称石山通りの通行量が少ない。
かつては週末ともなれば必ず渋滞したものだ。
冬季の場合、それらの内で少なくない数がスキー客だった。
何故分かるかと言えば、車にキャリアーを付けてスキーを積んでいたからだ。
札幌市民の嗜好が変わり、車の流れも変化した。
定山渓温泉は苦しそうだ。



山水3



部屋に源泉かけ流しの露天風呂が付く。
私風呂は熱い方が好きだ。
しかし熱すぎて入れない。
やけどするレベル。
しかし温度調節したくても水道管が来ていない。
それも当然で、そんなものが屋外に出ていればこの時季あっという間に破裂してしまう。



山水4



夜は花火が打ち上げられる。
なんだか侘しさつのるだけだった。



山水6



ロビーに飾られていた。
もうすぐひな祭りなんだな。
日の出が早くなり、日没は遅くなってきた。
たとえ気温が氷点下5度でも、日中陽ざしに力があるから雪が溶ける。
よかった、友よ春はすぐそこまで来ている。










現代のコペルニクス

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No.206 2016.2.17





DHCシアターというYoutubeの番組がある。
虎ノ門ニュースもこれの一つだ。
武田邦彦氏の「現代のコペルニクス」を見た。
ネット放送なので視聴者参加型の双方向番組である。
つまり武田さんのお話に対して、視聴者がオンタイムでコメントが可能なのだ。
もうこの流れは止まらないな。

この番組は武田さんが科学者目線で森羅万象を語るという内容で、今回は「君はもう死んでいる」というどこかで聞いたようなタイトルが付けられた。
当初科学的な話しかしないように言っておられ、事実その線に沿って番組が進んだが、後半は宗教番組になってしまった。
その部分を省いて言えば、動物の寿命は大きさと動くスピードにより概ね決まってくるとの事だった。
小型の犬猫は大体10年。
しかし同じ小型でも動きの遅い亀なんかは比較的長寿ということになる。
人間で言えば身体の小さいネアンデルタール人の平均寿命はおよそ18年くらいだった。
古代ローマの人達が25歳、19世紀イギリスで43歳、現代の日本人が83歳だ。
科学的にはネアンデルタール人の18歳、ローマ人の25歳が理に適っており、イギリス人の43歳がぎりぎり。
日本人の83歳という長寿はまったくおかしい状態と言わなければならない。

自然界では閉経した雌はすぐ死ぬそうだ。
群れを追われたハグレ雄もすぐ死ぬ。
生殖を終えた個体は生きていても意味がないからだという。
そうした点から考えると日本人の平均寿命83歳はあまりに合理性を欠く。
武田さんは35歳脳死説を唱えておられた。
多くの人は一見生きているようだが、その実脳死状態に近くゾンビのように彷徨っているだけだと言うのである。
このあたりから宗教番組になっていくので気にしなくていい。

一番気になったのは動きが機敏なものはその分寿命が短いという話だった。
私はテニスでも我ながら機敏に動く方だと思う。
身体が小さい分アジリティでカバーしないと勝てっこない。
それが寿命をすり減らしながらのプレーという事になるのだとしたら、それでも果敢にサービスダッシュやポーチボレーに行くか、それともステイか、ここはよーく考えよう。
動くと疲れる、最近これだけは確かだと思うようになった。








紅旗9

西沙
No.207 2016.2.18




中国軍は今月に入り、実効支配する西沙諸島の永興島(ウッディ島)にレーダー施設と地対空ミサイルを配備したようだ。
射程200キロといわれる「HQ(紅旗)-9」である。
最近不法な埋め立てが国際問題になり、米海軍イージス艦ラッセンが嫌がらせに行ったのは南沙諸島なので注意が必要だ。
しかしながら西沙諸島においても近隣諸国との間に、領有権をめぐる紛争が生じている点で大差はない。
一方で中国政府は、在韓米軍が北朝鮮ミサイルの脅威に対抗すべく検討しているとされる、THAADミサイルの配備に関しては強硬に反対している。
まあそんなもんだろうとは思う。
北朝鮮と中国が対外的にゴリ押しする時の姿勢というか作戦というか筋立てでしょうか、これがとても似ている。
最終的にウマが合うのも無理はない。
そもそもが相当に近いんだな。
そうした意味ではあの国だって、本来似たようなものである筈だ。
どうも隣近所に変なヤツばかりいる住み難い町内なんだよ。





西沙









インサイドフォースキャンセラー Ⅰ

analog1.jpg
No.208 2016.2.19





HD1500三号機への録音継続中。
多分三分の一くらいの所へ来ていると思う。
何故多分かと言うと、所有レコードの総量は大体分かっているのだが、以前一・二号機に録音した分があり、その時適当に選んで気ままににやり過ぎたせいだ。
レコードを棚から出しながら、ああこれは一号機に入れたな、これはまだだなと一々そんな調子でやっている。
ところで画像でお分かり頂けるだろうか。
トーンアームSME3009Rのインサイドフォースキャンセラーを外している。
先日お話ししたが、メンテから戻った時インサイドフォースキャンセラーの使用を止めたのである。

上手く再生すればレコードは音がいい。
しかし様々障害もある。
一つはノイズだ。
例のパチパチいうスクラッチノイズ。
そしてレコードの時代に使用されたテープレコーダーのヒスノイズ。
CDが登場した時、無音部の静寂に驚かされた。
しかし別の理由でCDは音が良くなかった。

レコードの問題点にインサイドフォースというのがある。
カーブを針が通過する際に摩擦で内向きの力が生じ、針が内側へ流れようとする。
これを解決しようとしたのがインサイドフォースキャンセラーである。
一定の力でトーンアームに外向きの負荷を掛けている。
これが良くなかったのだ。

レコードは内周へ行くほど条件が厳しくなり、音が歪みやすくなる。
カーブがきつくなるからだ。
理想の音溝は直線である。
であるので内周で歪みやビリつきを生じやすいのは構造的な欠陥と言っていいのだが、これをなんとかしたいと誰しも思う。
そうした点からもインサイドフォースキャンセラーは不可欠の機構だと、そのように私は信じ込んでいた。







桂三枝

sannsi.jpg
No.209 2016.2.20





桂文枝が好きだ。
しかし今でも違和感がある。
私にとってはいつまでも三枝なんだよな。
何年か前、わざわざ難波花月まで行ったことがある。
その時の噺はすべて聞いたことのあるもので、だから少しがっかりした。
彼の創作落語のファンであり、CDをひと通り揃えているからだった。
落語の「噺」という字は見ての通り目新しい物語という意味であるから、古典落語と言われるものもかつてはすべて創作落語であった筈だ。
では三枝の創作落語もいずれ古典落語となるのか、それは分からないけれども、もしも聞いたことがないなら強力にオススメしたい。
西郷隆盛が坂本龍馬とゴルフに興じる噺、昔の恩師とテレビでヤラセ対面する噺、町医者が嫁はんのシャワーキャップ被って盲腸を切る噺、高齢化社会となり高齢の運転手さんばかりが集まるタクシー会社の噺、モーツァルトの天才を聞いてきた父ちゃんが我が子にも期待する噺等々、どれも抱腹絶倒且つ筋立て見事な芸である。
現在72歳になられた。
今度38歳の演歌歌手とやらに交際をバラされたようだ。
20年間つきあっているのだとか。
20年前といえば女性は18歳、師匠52歳であった。
それが本当だとしたら、何故今になって告発する理由があるのか分からないな。
あるとすれば金ですか。
師匠もこの先いつどうなるか分からないからと。
それしか思いつかないけれども、案外もっと深い事情があるのかもしれない。
二人だけが知っていることだ、私はそれについて特に聞きたいと思わない、二人で解決して頂こう。
だがウソでも本当でも凄いんじゃないか。
男三枝72、最後の艶聞。
最期とは限らないって?そりゃそうだ。
オヨヨ・・・イラッシャ~イ!






レニー・トリスターノ

トリスターノ
No.210 2016.2.21





ピアニストの終盤にさしかかりレニー・トリスターノを聴いている。
横文字表記すれば「Lennie Tristano」であり終盤でもなさそうだが、昔レコードに番号を付けて整理した際何故かアルファベット順でなく五十音順としたためこういう事になった。
その後CDをアルファベット順としており、現在我家のライブラリーはやや混沌としている。

レニー・トリスターノは盲目の白人ピアニストで、比較的古い人だがスウィングともバップとも違う孤高のスタイルを築いた。
しかしなにぶんにも寡作であり、まとまった作品としては「TRISTANO」と「THE NEW TRISTANO」の二枚くらいしかない。
手元にあるのはアトランティックのLP二枚組輸入盤のみなのだが、実はこれ上記の二作品を「REQUIEM」のタイトルでカップリングしたボーナス盤だ。
およそ30年ほど前に中古で買い、多分一回聴いただけで仕舞い込み忘れていた。
まあ、その日はこれがあまり気に入らなかったのだ。
スカした感じがしたのかもしれない。
あるいはジャズの文法から逸脱しているとか。
その後私の中でトリスターノは、名前だけ知っている程度のピアニストに過ぎなかった。
どういう名前かと言えば、1940年代後半ビバップのアンチテーゼとして出て来たクールジャズの盟主というものだ。
彼はその提唱者といった扱いを特に日本でされていたのである。

それを今回聴いてびっくり。
2016年に聴くトリスターノの音楽は「クール」なんかじゃなかった。
黒人ピアニストのノリとは明らかに違うけれど、クールどころかむしろ熱い。
それが我家のスピーカーからほとばしり出る。
「ゴンゴンゴンゴン・・・・♪」
いいじゃないか。
鍵盤に向かう研ぎ澄まされた感覚、緊張感や覚悟まで伝わってくるようだ。
この30年で私の耳もきっと変わったのだろう。
それにしてもこれを聴き直す機会があって良かった。

だがちょっと待てよと、ここで私は思ったのである。
これ、どっかで聴いたことない?
そうだ、あの「WOW」じゃないか。
大西順子が「WOW」を録音したのは1992年、トリスターノは1978年に亡くなっている。
「TRISTANO・THE NEW TRISTANO」は「B-RUSH」や「THE JUNGLAR」の元ネタだったのか。
迂闊にも今まで知らなかった。






インサイドフォースキャンセラー Ⅱ

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No.211 2016.2.22





インサイドフォースキャンセラーはレコード内周部におけるビリつきの原因になっていた。
考えてみればインサイドフォースは最外周が最大であり、内側へいくほど弱まる。
内周ほどトラッキングのスピードが遅いからだ。
だからインサイドフォースキャンセラーも内側へ行くに従い弱まらなければなるまい。
でもそうはなっていない。
あくまでも一定の力でアームに外向きの負荷をかけ続けるのだ。

試しにインサイドフォースキャンセラーの使用を止めたら、多くの盤で内周のビリつきが改善された。
これは大きな発見だった。
無論すべて解決された訳ではない。
内周部の構造的な条件の悪さまでなくなりはしないからだ。
しかし何やら教訓めいた展開だが、金科玉条の如く信じていたものがかえってアダになっていたという驚きは小さくなかった。

こうしたものはきっとインサイドフォースキャンセラーに限らない気がする。
色々試してその結果音がどんどん良くなればこんなに嬉しい事はないぞ。
でもそんな筈はないな。
私にはわかる。
世の中そんな甘いものでもないのだ。
今回のは30年に一度の大発見だったと思う。









HEADPHONES Ⅰ

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No.212 2016.2.23





40年愛用したヤマハのヘッドホンHP-1が壊れた。
主にモニター用途に使用してきた。
小さくて圧迫感が少なく使いやすかったので大変残念だ。
今回はCDR-HD1500へのレコードの録音をモニターすべく、クローゼットの奥から引っ張り出して使っていた。
レコード盤に針を置く作業を私は手動で行う。
この時ヘッドホンがあるとやりやすい。
録音終了後の音質確認や編集も、ヘッドホンがないと上手くできない。
HP-1はご覧のように経年劣化により物理的に壊れたが、40年間まったく問題も不満もなかった。
私はヤマハが結構好きだ。
有名なスピーカーNS1000M、通称センモニに憧れたがとても手が届かなかった。
その頃のヤマハはとても手広く商売していた。
やはりピアノ・ギター等の楽器やオーディオ製品がメインだったのだろうが、他にもテニスラケット・スキーの板などスポーツ関係にも良い製品があった。

現在ヤマハの業績はどうなんだろう。
少し苦しいのではないだろうか。
東京以北に支店の類が一切ない。
昔は札幌にも支店があったが、いつの間にか撤退していた。
そうするとどうしてもユーザーにとって色々不都合が生じる。
度々話題にしてきたCDR-HD1500という機材、実はヤマハの製品なのだ。
これが欲しいと思った時既に生産を終了していたため、オークションで中古を入手した。
中にメンテが必要な個体がありヤマハに問い合わせたところ、札幌の提携先を紹介された。
これがエラくいい加減な仕事をし、役に立たなかったのである。
もしも「日本楽器札幌支店」があればそんな事にはならなかったと思う。

我が家の除雪機もヤマハ製だ。
こちらはヤマハ発動機という別会社だが事情は似ている。
やはり札幌に支店なく、紹介された提携先(バイク屋)にメンテを依頼した。
これもひどい仕事ぶりだった。
文句を言ったら一応直してはくれた。
ところが昨日気付いたのだが、本体のカバーが欠損しているのである。
整備時外して戻し忘れたと思われる。
メンテから三か月経っている。
今更言うのも遅いし疲れる。
絶対無くてはならないものでもなさそうだから放置する事にした。

ヤマハが絶好調だったのは70年代だろうか。
当時ピアノがバンバン売れて製造が追いつかなかったという。
しかしヤマハのピアノ教師に聞いたことがあるのだが、ピアノなんてものは車などと違い一度買えば普通それで終了らしい。
つまり二台目以降の需要がないのである。
当然ながら次第に売り上げが落ちていった。
そこへ追い討ちをかけるように不幸な事故が起きた。
1983年つま恋ガス爆発事件である。
たくさん人が亡くなり、ヤマハ躓きの一つの原因になった。
もしこれがなければ、ヤマハは四輪メーカーになっていた可能性すらある。

その後ヤマハはオーディオからも大きく後退している。
ハイエンドの製品は最早殆ど存在しない。
本来ならCDR-HD1500をインドネシアで製造したくなかっただろう。
そのお陰で定価7万8千円という超安価を実現した一方、盛り込みたかった機能やルックスが相当犠牲になっていると思う。











737エンジントラブル

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No.213 2016.2.24





雪の新千歳空港で重大なトラブルが発生したようだ。
昨日のこと、悪天候のため滑走路にて待機中の福岡行きJAL3512便が右エンジンから発煙、機内に異臭が充満し乗客乗員165名が脱出用シューターで非難する騒ぎがあった。
ボーイング737型というから、私も搭乗する機会が一番多い機体である。
実はどうも好きじゃないといつも思っていた。
何らかの予感だったのだろうか。
違うと思うけど。

整備不良によるオイル漏れが原因ではないかと言われているが今のところ詳細不明。
何れにしても離陸前で良かった。
恐い目にあった挙句脱出後の乗客は、何故か30分ほども滑走路上で待機させられすっかり凍えたらしい。
緊急脱出である、当然コートなどは機内に置いたままだ。
どうか温泉にでも入りリフレッシュして頂きたい。
JALもそれくらいは面倒見てやれよ。
事によればとんでもない巨額の出費になるところだったんだから。

イヤハヤやはり飛行機は見るもので、出来れば乗るものではないな。
昼おび等しばらくはこの話題で盛り上がるであろう。
幸い人が死んだ訳でなし、いじり易いネタに違いない。






HEADPHONES Ⅱ

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No.214 2016.2.25





ヘッドホンHP-1が壊れたので仕方なく手持ちのもう一台、オーディオテクニカATH-W100を出してきた。
10年ほど放置していたら、ウレタンのイヤーパッドがボロボロに劣化していた。
JBLのウーハーにウレタンエッジを使用したものがあり、やはり10年もすると穴が開くほど劣化すると言われていた。
なるほど、こういうことかと思った。
ボロボロだけなら我慢して使う可能性も残される。
しかしそれだけでなく、触れる物すべて墨を撒いたように黒く汚してしまう。
イヤーパッドを外してナマ装着してみた。
密着しゴツゴツして痛い。
音を出したら鼓膜が破れるほどデカい音がした。

このヘッドホンには思い出がある。
娘の大学受験時気が散るから音禁止と言われ、泣く泣くこれで音楽を聴いた。
あの頃私と娘は険悪な関係だった。
こちらはまだまだシャバっ気が旺盛だった。
そして娘も子供だった。
だから対立する利害を上手く捌く事が出来なかったのだ。
今ではウソのように仲良しだ。
不思議なものである。
普通かもしれないけれど。

ヘッドホンの不調を見かねた妻が手を真っ黒にしてカバーを付けた。
しかしそれでも上手くいかず、痛いけどこのまま我慢して使うしかないと思った。
だが待てよ、オーディオテクニカとはとても誠実な製品を作る会社である筈だ。
彼らがこの状態を看過するだろうか。
もしやと思いオーディオテクニカのホームページを見ていたら、イヤーパッドは消耗品であり交換可能とあった。
十数年経った今でもパーツ供給を維持していたのだから偉い。
2000円ほどで購入でき大変助かった。
オーディオメーカーなら是非こうあって欲しいものだ。








OPTONICA

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No.215 2016.2.26





決まったとされる鴻海(ホンハイ)によるシャープ買収が、わずか半日後何らかの理由で留保されている。
契約直前に条件をつり上げるのは別に珍しいことではない。
退路を断ったうえで梯子を外し兵糧攻めすれば、時に大幅な譲歩を引き出せるだろう。
上手い手だがけして尊敬はされまい。
だがどのみちシャープはもうどうにもならない所まで来ている。
ひらき直る他ないのだ。
これから日本の「ものづくり」はどうなっていくのだろう。
嘗てアメリカで起きた事が日本でも起きていくのか。

シャープは昔オプトニカというブランド名でオーディオ製品を販売していた。
私は一度も買ったことがない。
それは何より魅力がなかったからだ。
欲しいと思う商品がなかった。
国産に限っても、サンスイ・ラックスマン・オンキヨー・パイオニア・トリオ・デンオン・アキュフェーズ等々他にいくらでも選択肢があり、オプトニカにいく理由がまったくなかったのだ。
テクニクス(松下電器)の方がまだマシだった。

そんな三流扱いのオプトニカだが、やる気がなかった訳ではない。
CP-3830というスゲースピーカーを発売したのは70年代の終わりだった。
ガウス製ユニットを使いウーハーは15インチのアルニコであり、コンプレッションドライバーに自社製ホーンを組み合わせた3WAY構成だ。
これがなんと90万(1台)近い値札が付けられていた。
あのJBL4343が60万の時代である。
多分まったく売れなかったと思う。
世の中いい物を作れば売れるとは限らないのだ。
そこをシャープは最後まで理解していなかったのではないか。

当時すべての大手家電メーカーが挙ってオーディオブランドを持っていた。
ものづくり日本にとって一番いい時代だったのかもしれない。
ローディ(日立)、オットー(三洋)、オーレックス(東芝)、ダイヤトーン(三菱)、今は一つも残っていない。
沈んだ太陽が再び昇る日が来るだろうか。










HEADPHONES Ⅲ

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No.216 2016.2.27





ヘッドホンのイヤーパッドが届いた。
取説では簡単に装着出来るように書いてあるが実はそうでもない。
癇癪を起しそうになりながら、ギリギリなんとかなった。
妻の爪力である。
初めてたいしたもんだと思った。
でも何があっても私を引っ掻くのは勘弁して。



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装着するとヤマハに比べ圧迫感が強い。
鬱陶しいとすら感じる。
スタイルの違いだ、仕方ない。
元々こちらは本格的な音楽鑑賞を目的に購入したのだから。
ただ、静電気だけは何とかならないかな。
耳とユニット間でバチバチ。
痛いほどの結構な衝撃だ。
多分これがイヤでしまい込んだんだろう。
すっかり忘れていた。

音はどうか。
十分モニター可能だ。
構造上外部との遮断性高く、むしろ機能的にヤマハを凌ぐ。
他に傷付けた所などないから、これでほぼ十数年前の購入時のコンディションに戻ったと思われる。
イヤーパッドが消耗品なら、パーツがあるうちにもう1セット分ストックしておくか迷った。
でもそれは、自分の寿命との対比上Too Muchだと思った。








THE FORCE AWAKENS

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No.217 2016.2.28





スターウォーズ 7 をやっと観ることができた。
昨年末に一度出掛けたのだが、悪天候による渋滞で上映開始時間に間に合わずひき返して来た経緯があった。
封切後二か月が経過し、スクリーンは小さく客の入りも半分以下になっていた。
しかしこれで良かった。
満席の会場の隅っこで小さくなって観るよりずっといい。

本作はアメリカ本国での売り上げ10億ドル突破を、最速の12日間で達成した。
日本においても先月末時点で既に100億円を超え、同シリーズ他作品の売り上げを早々と更新している。
ファンは皆待っていたのだ。
初めてディズニー映画として制作されたこの作品は、そんなファンの期待に十分に応えただろうか。
特に言いたい。40年後のレイア姫やルークを登場させて良かったのか。
誰でも歳を取る。当たり前だがそれをわざわざスターウォーズのスクリーンで確認しにファンは来たか?
そしてハンソロをあんな風に扱って良かったのか。
ファンはそれらを観、納得して帰ったか?
私としては大いに疑問だ。

過去の作品に引き摺られ過ぎている点も鼻についた。
制作側は細部に拘ったつもりかもしれないが、それが上手くいったように見えなかった。
新兵器がデススターの大きい版てそりゃないだろう。
40年経って尚Xウィングが主力戦闘機である訳もないのだし。
ファンを侮っちゃいけない。
ディズニーは遺産に頼らず、スターウォーズの新しい世界観を描くべきだったのだ。
この40年で学びましたよ。
鉄砲の弾が雑魚にばかり当たる訳ではないって事も。
向こうも必死に撃ち返している。
しかしそれらは絶対当たらず、適当に撃っても雑魚には当たる。
そういうのはもう飽きたんだ。

スターウォーズがディズニーの手に落ち、その悪影響がキャラクターになって顕れたのがBBユニットではないか。
いくらなんでもあれは情けない。
戦場はいつも真っ平らなのか?
あれこれ不満ばかりが募る。
ではエピソード8は見ないのかって?
そんな筈ないじゃないか。
だから余計に腹が立つ。








あの日

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No.218 2016.2.29





本書を読まれただろうか。
私は益々分からなくなった。
嘘を言っているのは誰なのか。
彼女が理研の結論通り「捏造の科学者」なのか。
だとすればすぐにもバレそうな行いに何のメリットがあり、更にこの本の執念は何なんだ。
最初からはっきりしているのは、本件が私の能力を超えすぎていて一生理解できないだろうという事だった。
説明されても肝心なところが理解できない。
だから判断がいつもグラついている。
人には理系と文系があり、私に理科系の話は無理がある。
では文科系の話なら分かるかと言えば、実はそれも相当怪しい。
人にはもう一つ、アホ系というのもある。

本書を読めば、彼女一人が悪人とは到底思えなくなる。
しかし本書への反論を読むとそうかもしれないと思えて来る。
わからない。
ただこれだけは言える。
マスコミってのは何様のつもりか。
正義の代弁者?ないない、それはない。
もしも彼女がむさくるしいおっさんだったなら、こんな扱いはけしてなかった筈だ。
瓦版屋の昔から一貫していかがわしいものであり続け、更にこれから先も存在する限りずっと変わらない。
そしてもう一つ。
本書が本当に彼女の筆によるものならば、科学者の道は閉ざされたかもしれないが、当面執筆業で食っていけるのではないだろうか。
失ったものは確かに大きいだろう。
でも人生まだ先が長いのだ。
上手く出直してほしいと思っている。
年齢が近くどうしても娘とオーバーラップする。



さて今日で二月も終わり。
四年に一度の閏日2月29日であるのだが、この日生まれた友人がおり今夜は宴会の予定となっている。
他の人の四分の一しか歳をとらないせいなのか、実際非常に若々しい。
いいことだ、あやかりたし。









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BARONDEBOP

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そうだ どこかへ行こう

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