どうなるF-2後継機

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No.462 2016.11.1





2016年防衛省カレンダーも最後の一枚となる。
11月・12月はF-15JとF-2の絵になる編隊飛行だ。
今年4月22日に初飛行を成功させたX-2心神は、手前F-2の後継機を開発する前段階の実証機である。
F-2後継機に必ず求められるのが高度のステルス性で、現在空自に配備されるどの機体にもこれがない。
かわぐちかいじ氏の新連載「空母いぶき」を読めば、今後の戦闘機にとってステルス性が如何に大事かよくわかる。
最早ステルス機にあらずんば戦闘機にあらずと断言して良いだろう。
しかし敵レーダーに、たとえ小鳥サイズであろうとも捕捉されては何にもならない。
マッハで飛ぶ鳥はいないからだ。
中途半端なステルス性では意味がない。
2030年代の配備を目指すF-2後継機の方針が2018年には決定される。
それはおそらくF-16並みの運動性能を持ち、合わせてF-35並みのステルス性を備えた機体F-3となるだろう。
はたして我が国はF-3を独自開発できるのか。
はっきり言って現段階ではなんとも分からない。
一つだけ言えるとすれば、日本にはトップレベルのジェット戦闘機を自主開発した経験がない。
F-2の先代F-1は国産機だったが、性能が悪く足手まといになるから合同演習に出すなと米軍に言われる始末だった。



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タイヤ交換

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No.463 2016.11.2





警告灯点灯の原因が分からない。
それでチェロキーをずっと借りたままになっている。
最初に借りたのが先月中旬だったため、チェロキーはまだ夏タイヤのままだった。
しかし11月となり最早いつ雪が積もるか分からないので、昨日スタッドレスタイヤに交換してもらった。
二度目のガソリン給油もした。
長期戦を覚悟している。
あれ?!と今日はじめて気づいた事がある。
それはチェロキーのナンバー。
こいつ私のラングラーの隣りの番号だったのだ。
昨年6月2台同時に陸運局へ持ち込んだのだろう。
なかなか良い車だがタバコ臭いのが最大の難点だ。
それと私はすっかりブルートゥースによるハンズフリー通話に慣れてしまい、それ以外の携帯の扱いが極めて危なっかしくなっている。
こんな事で事故なんか起こしたら合わない。









PIETER WISPELWEY

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No.464 2016.11.3





文伽さんおすすめのバッハ作曲無伴奏チェロ組曲を聴く。
奏者はオランダ人ピーター・ウィスペルウェイである。
何故この盤を選んだのかを正直に言えばお買い得だったからだ。
CD二枚にDVDが付く三枚組で1700円ほど。
輸入盤である。
国内盤もあるが4000円だった。
輸入盤の方は解説が当然日本語ではないし、DVDに日本語の字幕もないが、私にはこれでじゅうぶんだ。
2012年と比較的録音が新しいせいもあって、実に実に生々しい音だ。
オーディオ的に素晴らしいと思う。
目の前でチェロを弾いているようだ。
いや、それよりもっとリアルかもしれない。
目の前の生チェロを聴いた事はないのだが、傲慢かませば長年のオーディオマニア体験で分かるものなのだ。
ただ時々背後に音楽以外の成分が含まれる。
これを当初輸入盤に間々あるデジタルノイズかと疑った。
もしや安物買いの銭失い?
しかしDVDを見て分かった。
弦を押さえる音、そして弓と弦が接触する音なのだ。
これらがマイクに捉えられている。
ジャズならよくある事だ。
ただクラシックの録音でこうした事が普通なのかどうか、その点は他の録音を聴いてみなくては分からない。
ピーター・ウィスペルウェイ氏であるが、このジャケットではなんだかマフィアのボスのように厳つい感じである。
しかしDVDを拝見すれば全然違う。
もっと繊細な芸術家肌の人物で、なんとなく小田和正氏あるいは軍事評論家の井上和彦氏を彷彿とさせる。
曲目については冒頭の第一番ト短調BWV1007前奏曲を知るのみだった。
音の良さに魅かれ繰り返し聴くうちに、他の曲も少しずつ覚えていくのだろう。













いじり壊し

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No.465 2016.11.4





給湯ボイラーの能力が落ちて来た。
2006年の機械だから10年目という事だ。
調べてみたら4年前に修理した履歴がある。
同じところへ電話で相談してみた。
見てみないと何とも言えないという。
そりゃそうだろう。
出張点検だけで約1万円とのことだった。
翌日サービスマンがやって来た。
偶然らしいが四年前と同じ人だった。
点検の結果、洗浄すれば良くなる可能性があるという。
それから劣化したパーツがあり、漏水の痕跡があるから交換した方がいいと。
合計3万6千円かかるようだ。
ボイラー自体の実勢価格約20万である。
3万6千円の修理であとどれくらい使えそうか聞いた。
それは何とも言えないと、思った通りの返答だった。
この時点で提案をお断りしても、出張点検料の1万円はかかるのだ。
やるしかないと思った。
今回3万6千円かけて直し、次に壊れたら交換しよう。
これであと数年もってくれたら有難い。
しかしサービスマン氏の言うように、それは何とも分からない。
その後1時間半ほどの作業を終えサービスマンは帰って行った。
どうもありがとう、ご苦労様でした。
その後入浴、心なしかお湯の温度が上がり湯量も増えた気がした。
ところが翌朝、ボイラー室へ行った妻が漏水を発見したのだった。
商売柄ありがちな話なのは分かっているけれど。











母退院できそう

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No.466 2016.11.5





母から電話があった。
来週あたり退院できそうだという。
その後主治医の話を聞く機会があり、この三日くらいで劇的に良くなったそうだ。
肺炎は高齢者によくある病だが、母の場合誤嚥性ではなく風邪からきたものらしい。
冬は特に注意が必要だ。
インフルエンザで重症化しやすいので、ワクチン必須との事だった。
退院前にワクチンを接種する予定だ。
肺炎のワクチンについては効果が疑わしいとの見解である。
その後夏の間行っていた外コートのレッスンで降雨中止した分を、インドアコートのレッスンに振り替えた。
初めてお会いする女性のコーチだ。
しかも妙齢ちょっと美人。
生徒さんも全員女性で、私はひじょーに居心地が悪い。
来るんじゃなかったと、始まってすぐに後悔した。
手加減しつつ上手くやる事が普通に出来るなら、最早それはプロの仕事と言って良い。
なんだか妙に疲れた。
どうにも健康に良くないテニスだった気がする。
しかし虎の門ニュースによれば、中高年男性は出来るだけ多くの妻以外の女性と(肉体関係を持たずに)接している方が健康で長生きするというから、この日のシチュエーションなんて完璧だった筈なんだが。
つまりこれは長生きしない質という事だろう。
やっぱりな、という感じ。










雪景色再び

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No.467 2016.11.6





お馴染みの風景だ。
寒い寒い殺風景。
三カ月前に見た青い海と空もけして夢ではなかった。
しかし目の前にあるこれが現実である。
雪の中朝8時半のテニスに全員集合する。
偉いじゃないか。
私はもう一つやる気が出ない。
私のサーブでパートナーの妹が動きポーチを決める。
やるやないの妹よ。
襖一枚隔てて今、小さな寝息をたててる妹よ。



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どうやら運転手にはそれぞれに停めやすい場所があるようだ。
ラングラーの目途立たず。
警告灯がオートライト機能によるヘッドライト点灯と連動していることから、そもそもオートライトの不具合なのではと疑っている。
それで何か変な信号でも出ているのではと。
というのもラングラーのオートライトが非常に遅く、短いトンネルだと出口でやっと点く有様なのだ。
それで当初文句を言ったところ、アメリカは平らだからトンネルなんて滅多にないんですよとの回答だった。
遅いオートライトがクライスラーの基準であると。
しかしそれは嘘だ。
今借りているチェロキーは違うじゃないか。
暗くなったらパッとヘッドライトが点くのである。
その点を追求しているところだ。
ボイラーの漏水は別のサービスマンが来、やるべきをやり解決した。










映画レット・イット・ビーを見る

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No.468 2016.11.7





高校生だった私がレット・イット・ビーを映画館で見た時、彼らは既に解散してしまっていた。
ビートルズのレコードをまだ一枚も持っていない田舎の高校生にとって、これはかなりハードルの高い映画だった。
演奏される曲を一曲も知らず、しかも前半半ば悪ふざけのようなリハーサルがダラダラ続く。
「ポール以外の者はただゴロゴロそこに居るだけのような印象で映っている」後年そのように語ったジョンだが、確かにこの映画の主人公は過剰なまでにポールだ。
この時点で既にジョンがリーダーでなくなっていたのは事実だった。
代わりにポールがバンドをまとめようとするが、なかなか上手くいかず空回りするばかり。
そんなポールとギター演奏をめぐるジョージとの口論までもが克明に記録されている。
レット・イット・ビーとは求心力を失ったバンドが空中分解へ向かう過程を捉えたドキュメンタリーだ。
それがコアなマニア以外に何の価値があるだろうか。
事実一緒に見た同級生らは途中で居眠りを始めた。
今に至るもレット・イット・ビーが正式にDVD化されない理由がなんとなく分かる。
唯一の救いがラストシーン、1969年1月30日にアップルの屋上で行われた「ルーフ・トップ・コンサート」だろう。
ジョンとジョージが着ている毛皮のコートは女物である。
気温2度強風の中、現場に居合わせた夫人らから借りたコートを着、それでもなお凍える指で懸命にギターを弾き彼らは歌った。
それがビートルズ最後のステージとなった。
娘がこの映画を見たいと言った。
昔ダビングしたVHS規格のビデオテープなら家にある。
しかし画質は相当悪い筈だ。
それでも見ると娘はいう。
では一緒に見よう。
まずはテープを探し出すのに一苦労だ。
そして仕舞い込んだビデオデッキが正常に動くか心配だった。
思った通りの画質。
それでもなんとか最後まで見ることが出来た。
エンドロールが霞んでいたのは画質のせいばかりではないだろう。














TAYLOR SWIFT

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No.469 2016.11.8





フォーブス誌の女性ミュージシャン所得番付でテイラー・スウィフトが一位になっていた。
カントリーミュージックが結構好きで、彼女のデビュー盤を持っている。
しかしそれほどの有名人とは存じ上げなかった。
ちょっと可愛いお顔だしと、何かのついでに買ったものだと思う。
その名も「Taylor Swift」というデビュー盤、全米5位になり500万枚以上売れたそうだ。
知らなかった。
そして10年前のその時彼女はまだ16歳だったのだ。
つまりテイラー・スウィフト嬢、現在26歳の若さなのであった。
そんな歳で175億も稼いでしまって大丈夫なんだろうかと、お節介にも少し心配になる。
それは「私が発掘した逸材」的思い込みがあるからだろう。
恋多き女性でその恋愛経験を基に歌を書いているというが、しかしながら私が彼女と恋に落ちる可能性は、明日地球に小惑星が衝突する可能性や宝くじの一等が当たる可能性よりも低い。
実際のテイラー・スウィフトは身長178センチの大女である。
これだけはごめんなさい。
せっかくだが私は日出る処小人国の男で、巨人国の女にまったく反応しない。









退院の日

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No.470 2016.11.9





大通りのオフィスでこれから決済が始まる。
司法書士立ち合いのもと売主から権利書・印鑑証明書を受け取り、こちらは約束の代金を支払うという流れだ。
その間呼吸器科病院で母親の退院手続きも進行している筈だ。
そちらは弟が行く段取りとなっている。
本来なら私も行きたかったが、よりによって丁度この仕事とバッティングしてしまった。
思いの他決済が早く終わり、病院へ行くと母が一人着衣でベッドに横になっていた。
弟はまだ来ていない。
ボストンバッグに荷物を詰め、詰め所に寄ると薬局で薬を受け取ってから帰るように言われた。
ここで弟にバトンタッチ、私は次の現場へ行かなければならない。
いつもあんなにヒマなのに、こんな日に限ってスケジュールが立て込んでいる。







全米が泣いた

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No.471 2016.11.10





こんな事が本当に起きるんだな。
私くらいの歳になれば、世の中何があるか分からないと、誰しもある程度達観していよう。
それにしても驚いた。
これが本当にアメリカの世論が望んだ結果だろうか。
アメリカ国民に最良の選択だろうか。
民主主義とは難しくも恐ろしいものだ。
アメリカ人がここまでバカだと思わなかった。
・・・と思って見ていたが、実はそうではないと思えてきたのである。
アメリカという国の多く、特に庶民の暮らし向きが良くないのだ。
保護主義に舵を切る事でトランプはそれを変えようと言った。
確かに資源豊富なアメリカなら不可能な事ではない。
世界全体をより良くするにはグローバル化が避けられない。
しかしそれが富の偏在を生み雇用が逃げ所得が減った。
先進国サイドでいい思いをしている人なんか少数に過ぎずもちろんアメリカも同様であった。
そんな彼ら勝ち組が持っている一票も上手くいかない大多数の一票も同じ一票である。
だから起きたことだ。
大半の人が上手くいっていたのなら、誰もトランプを相手にしなかった筈だ。
気紛れで誕生したトランプ大統領ではない。
確かに民主主義とは難しくまた恐ろしい制度だ。
しかし我々はそれを凌ぐ方法を未だ見つけていない。
同時に世界が更に先行きの見えないことになったのも事実だと思う。
特に日本にとって戦後最大の転換点となる可能性がある。
とりあえずは今後の相場が大変だ。
株安円高が当面の既定路線となりさらに景気が悪化するだろう。
安全保障政策の見直しも避けられない。
しかもこの点については残された時間が限られている。
いや時間なんか全く残されていないのかもしれない。
いずれにせよこれは悪夢だ。
今日悪夢は現実となってしまった。













予防注射痛し

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No.472 2016.11.11





母にうつしてはいけないので、知人の所でインフルエンザのワクチンを接種した。
事前に質問シートへの記入を求められた。
過去に接種したことがあるか問われるも記憶にない。
ひょっとして初めてか。
痛い注射だった。
ついでに鼻炎の治療薬ザイザルの処方を求めた。
この薬は知人が薦めたものでなかなかいい。
親子なので母親にも鼻炎の気がある。
以前アリセプトを処方してもらう病院で頼んだら四か月分出た。
だから大丈夫なんだろうと知人にも同じ分量頼んだところ、非常にイヤな顔をされた。
何か問題でもあるのか。
彼も歳のせいか、近頃偉そうな態度になってきた。
医者ってのは最終的に皆同じことになるな。
昔は謙虚で感じ良かったのに。
ごく限定的な例外を除いて、どうしてもそうなるようだ。
環境が人を変えてしまうんだろう。
では私の場合はどうか。
人を信用しなくなった。
いつも物事の裏を考えるようになった。
最悪が何かを。
これを心配性といい杞憂ともいうが、そうでなくては生き残れなかったのも事実だと思っている。











軍拡とビジネス

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No.473 2016.11.12





2016陸自カレンダー最後の一枚、03式中距離地対空誘導弾である。
車載自走式で1セット470億円する、この優秀な国産地対空ミサイルを陸自は現在4セットしか持たない。
もちろん予算上の都合によるものだ。
軍備とは金の掛かる事業である。
トランプ氏は在日米軍の駐留経費をもっと払えと言った。
払わないなら引き上げると脅してもいる。
もしも一気に米軍が撤退すれば尖閣は中国の手に落ちると言われる。

ところで現在日本は米軍の駐留経費7400億円/年のうち既にその四分の三を負担しており、もし全額負担を求められた場合追加となるのは1850億円となる。
一方で米軍撤退の空白を埋めるための軍事費は年間5兆円と言われている。
トランプ発言がこの辺りの事情を把握した上でのことか不明だが、出任せであっても知れば知ったで益々強気になるだろう。
さは然りながら起きてしまった事を嘆いてばかりもいられない。
彼はビジネスマンだ。
当然交渉の余地もあると思われる。
在日米軍基地がアメリカにとって非常に重要である事を理解する筈だ。
だから必ず妥協する。
現在の負担率75%を当面80%くらいまで我慢して時間を稼ぎ、我が国は自主防衛へのロードマップを着実に実行していけば良い。









カセットテープも

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No.474 2016.11.13





アナログレコードがちょっとしたブームらしいが、今度はカセットテープでも同じような現象が起きているという。
いずれオープンリールにも波及するだろうか。多分しないな。
オープンリールはマニアック過ぎる。
カセットくらいが適当なところだろう。
でもブームになる理由が分からない。
個人的な嗜好で言えば好きを振り切り、最早好き嫌いなどで語れない我が青春のモニュメントと化している。
とはいえ今更ブームになる理由があるように思えない。
はっきり言って音が良くないからだ。
カセットはオープンリールよりも、もちろんレコードよりも帯域・ダイナミックレンジ共に狭い。
機材やテープの種類によってナマクラな音だったり薄っぺらい音だったり、シャリついた音だったりと音質もまちまちだが、総じてサーッというヒスノイズがつきまとう。
アナログ録音はノイズとの戦いであった。
なかでもカセットテープが一番条件が悪く結果も厳しいものだった。
だからオーディオ用のメディアとして特に見るべきものを持たない。
それにブームと言っても機材をどうするのか。
さすがにもう生産されていないだろう。
私の世代なら皆一台は持っていただろうが、とっくに棄ててしまった人も多いと思う。
でも我が家のカセットデッキまだ生きているんだよな。
ナカミチのRX-202というオートリバースの機種だ。
カセットテープに裏表があったのを覚えておられるだろうか。
オートリバースというのは「裏返し」を自動でやる機能のことだ。
多くは回転方向とヘッドが反転する方式だったが、そうするとヘッドのアジマスが微妙にくるってしまう。
それを嫌ったナカミチではカセットテープ自体をクルッと回転させる方法を採用、ユニディレクショナル・オートリバースといった。
見事なテープのクルリ回転。
今見ても大したものだと感心する。













二日酔父娘

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No.475 2016.11.14





先週末の宴会前またしてもボッサへ。
お約束のビールを注文する。
一番搾りビン生を頼む。
間もなく店主がテーブルに来て言うには、今サービスタイムなので中ジョッキの一番搾りなら半額であるとの事だ。
迷わずビン生を再指定する。
「それでは半額の方に変更します」と私は言えない男なのだ。
なんとなく気の毒で。
一番搾りビン生が中瓶で嬉しい。
妻のバドワイザー小瓶のお値段一番搾り中瓶と同じで得した気分になる。
マッコイ・タイナーの「JUST FEELIN'」を初めて聴いた。
凄い重低音が入っている。
黒いオルフェも入っているではないの。
これは買いだと翌日アマゾンで探したら2000円以下なので送料が掛かる。
もうすぐ出るウイリアムス浩子さんのクリスマスアルバムと合わせて買う事にした。
貧乏性だ。
翌日これもお約束の宿酔。
朝8時半のテニスは欠席。
夕方来た娘も同じ頃宴会だったそうだ。
このところ毎週のように職場の宴会がある。
間がもてず飲みたくもないハイボールを飲み過ぎたとかで二日酔いだと言っていた。
内緒にしているけれど、娘は私に似たところがある。
少し無理しても宴会など出て、職場で誰かいい人を見つけてくれると良いのだが。



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予想外

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No.476 2016.11.15





トランプショックによる株安円高を大方が予想した。
しかし今のところ相場は逆へ動いている。
この男に関する事象はどうも予測がつかない方向へ行く。
もしかしたら意外に立派な大統領になるのかもしれない。
ケント・ギルバート氏などは、そんな風に思い始めている可能性がある。
とはいえもう70歳だ。
二期は難しいのではないか。
先日レオン・ラッセルが74歳で亡くなった。
アース・ウィンド・アンド・ファイアのモーリス・ホワイトも74歳だった。
他にもビング・クロスビー、ジャズドラムのピート・ラロカ等々74歳といえば普通に寿命が来る歳だ。
だがトランプに限って違うのだろうか。
確かにパワフルな爺であることに間違いない。
そうでなければ大統領になろうと思いつかないだろう。
案外二期8年勤め上げ歴史に残る名大統領になったりして。
ところで武田邦彦氏(73歳)、トランプ当選を予想し手持ちの株を全部売って大損したと。
相場が当たらないのは普通だ。
それはいいが、今になって「オレはトランプの勝利を確信していた」などと言い出す輩が多く困る。









ATPファイナル2016

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No.477 2016.11.16





初戦のワウリンカに快勝した錦織選手。
この大会なら準決勝、そして決勝に進む可能性もある。
優勝までの試合数が5、そして3セットマッチだからだ。
それに対しウィンブルドン(128ドローのトーナメント)は7回勝たないと優勝できず、すべてのゲームが5セットマッチである。
これが錦織にとってきつい。
ワウリンカとやる頃にはいつも疲れ果てている。
どうしたらいいかと言えば、省エネ作戦しかない。
大男と真っ向からぶつからず、センスとタッチでいなすような展開。
出来ればストレートで、多くても4セット以内の勝利、けしてフルセットまでもつれさせない。
いつも同じ事ばかり言っているような気がする。
もちろん誰だってそうしたいのだ。
だがとりわけ錦織選手にとっては、グランドスラム優勝の必須条件となる。
決め手はボレーだろう、ボレーなら疲れない。
決勝での勝利から逆算して一回戦に入ってくれ。
来年あたりで勝たないと、いよいよ後がなくなるぞ錦織圭。
グランドスラムの優勝以外はっきり言ってもうあまり価値がない。







辛勝

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No.478 2016.11.17





本田・香川ベンチスタート、2-1でやっと勝った日本。
あのPK普通ならとってもらえない。
日本代表もそろそろ世代交代の時期にさしかかっている。
ワールドカップ本番の年、本田・岡崎・長友32歳、長谷部34歳だ。
香川・清武がぎりぎり20代だが吉田・森重も30代となっていよう。
サッカーの選手寿命は短い。
それを理由に優秀なアスリートを我が子に持つ親御さんが、野球へ子供を誘導しても仕方のないところがある。
最近勝てなくなってきたナダルは幼少時、テニスかサッカーかの二択を迫られテニスを選んだが、どちらが正解だったのだろう。
テニスも選手寿命の短い競技である。
ナダルは今年のATPファイナルに残れなかった。
シューマッハーも優秀なサッカー選手だった。
しかし2013年にF1でもサッカーでもなく、スキーで転倒し昏睡状態となった。
翌年奇跡的に意識を取り戻すも元の生活には戻れなかった。
わからないものだ、イモラサーキットのタンブレロコーナーで音速の貴公子セナを煽ったターミネーター、シューマッハーはスキーの単独事故で選手生命を失った。
アジア予選でオーストラリアがタイ戦まさかの引き分け、その結果日本は二位に浮上している。









ラングラー戻るも

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No.479 2016.11.18





本日ラングラーがやっと帰ってくる。
とは言っても舵角センサーの警告灯問題が解決した訳ではない。
色々やったが決定的な原因が見つからず、HIDヘッドライトが点灯時に出す電磁波が悪さしているのではないかとの推測で、銅板によるシールドを施しそれで様子を見てくれという話になっている。
当てずっぽうであるから、また同じことになる可能性は十分あると思う。
だとしてもラングラーが戻ることを喜んでいる。
この一か月お借りしていたチェロキーに飽きてきたからだ。
悪い車ではないが自分でこれを買うことはないと思った。
ボージョレヌーボーをパス。
毎年飲んでは不味いと文句を言い続け、今回遂に関わらないと決めた。
確かにワイン好き故に先日もまた迷惑かけたけれど、ワインたれば皆良しの悟りぞ未だ開く能わずだ。
何時も旨いワインが飲みたい。








ANVIL

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No.480 2016.11.19





エリア88にも登場するほどの古参兵A-10サンダーボルトⅡは、冷戦時代に戦車の数で劣勢だった西側の近接支援攻撃機として誕生した。
双発のジェット機なるもその使用目的からゼロ戦並みの速度しか出ず、戦場空域を低高度で長時間飛行するという非常に危険な運用を想定していた。
このため実戦での被弾が避けられない事から非常に頑丈に造られており、特にコックピット周りはチタン合金ですっぽり覆われている。



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しかしいくら頑丈でも携帯型地対空ミサイルには対抗できず、湾岸戦争においても相当の被害が出ている。
現在ではプレデター等の無人機が開発され、とっくに退役している筈のA-10だった。
ところがヤツは何度もバージョンアップされ生き残っているという。
その大火力やはり捨てがたく、正規軍相手に受ける大きな制約も対テロ対ゲリラ戦なら限定的だ。



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帰って来た我家のラングラーである。
「アンヴィル」というこのカラーリングは米空軍機の塗装色に近いものだ。
まったくの民生用なのにやる気満々かなりの商売上手である。
何十年も運転していると少し変わったものが欲しくなる。
そこを良く分かっているな御主。
チェロキーに飽きたと言ったが、正確には今時のノッペリしたSUVに飽きたのだった。
およそ一か月ぶりにラングラーを運転してそれが分かった。








F280Aの顛末

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No.481 2016.11.20





山本音工木製ホーン三号機の割れ発覚から一年が過ぎ、オーディオM店がやっと来た。
もちろんあれから一年ですよと催促したのである。
そうしたところ、今電話しようと思っていたところでしたと屈託なく恐れ入った。
私もこの件では十分に勉強しているので、今さらどうということもない。
なにしろ一号機が我が家に来たのは2011年秋、丁度5年前の震災の年だった。
今回は割れた方だけ送り修理する。
ちょっと削って慣らし、チャチャッと塗装するだけだと思うがもうそれで良い。
何べん作り直しても同じことの繰り返しである。
修理の間別のを用意するという。
月単位でかかるだろうから、是非ともそれだけはお願いしたい。



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そんな訳で持ち込まれた別のホーンを右チャンネルに設置。
ちょっと分かり辛いが左右微妙に色が違う。
こいつがなんと我が家の二号機であったのだ。
元気にしてた?
二度の修理を経、その後貸し出し機として活躍しているという。
思いがけない再会に驚く。



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惨敗に思う

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No.482 2016.11.21





昼・夕食の支度で母親のマンションを訪ねたついでに錦織・ジョコ戦の再放送を見た。
殆ど必要がない我が家ではBSが映らない。
母も見ないので契約していないようで、嫌がらせの催告が再三映るが平気だ。
ジョコビッチは最早錦織をまったく問題にしていない。
終始表情に、そしてもちろんプレイに余裕がある。
錦織はどうかと言うと、早々と諦めていた。
これが10連敗の現実だ。
今となっては二人の差が2ランクほども離れてしまった。
これは挽回不可能を意味している。
ジョコビッチは負ける気がしないだろう。
そしておそらくマレーも同様だと思われる。
グランドスラム大会でこの二人共がケガか或いは引退でもしない限り、錦織の優勝なんて起こり得ないという事だ。
残念だが今日私は錦織圭のグランドスラム大会優勝を諦めた。
小さい身体でよく頑張ったと思う。
実際大したものだ。
本当に残念だが仕方ない。









11月22日

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No.483 2016.11.22





いい夫婦の日であるそうな。
今日結婚する夫婦がいれば離婚する夫婦もある。
お互いに愛人がいたり、家庭内別居状態の夫婦も当然いるだろう。
様々である。
それぞれ好きなようにして頂いたらよろしいのだが、一緒に暮らしている限りはできるだけ楽しくありたいものだ。
楽しいことなら何でもやりたい、笑える場所ならどこへでも行くって言うでしょう。
それならあまり自分勝手や偏屈にならないことだ。
分かってはいるのだが、でもそういうお年頃なんですよ。
面白きこともなき世を面白く、すみなすものは心なりけり。
息子の結婚準備も着々と進行している。
来週には向こうの親御さんとお会いする算段だ。
どうも心配なところ多々あり。
だがまあ、それも人それぞれということで放置。








言ってみるものである

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No.484 2016.11.23





一か月もかかって、舵角センサーの警告灯誤作動が解決したかどうかわからないのだが、良いこともあった。
オートライトの作動タイミングが大幅に短縮したのである。
以前だと暗くなってから5~6秒経たないとライトが点灯せず、トンネルなどで往生していた。
というよりそうしたケースでオートライトに点灯を任せる訳にいかない状態だった。
それがすぐに点くようになった。
どうなっているのか分からないけれども有り難いことである。
ラングラーは2018年モデルから新型に替わるといわれている。
実際開発が進んでいるらしく、色々な画像がネット上に出始めている。
外観の変化はあまり大きくない。
ボンネットを固定するラッチの廃止やフロントガラスの固定化など、どちらかと言えば無くてもいい類のものである。
屋根の開閉もより現実的なものになるようだ。
朗報だと思う。
現行の方式は相当大変だから。
今年屋根を外して走る機会がたった1回しかなかった我が家のラングラーだ。








刻々変わる情勢

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No.485 2016.11.24





ロシアのプーチン大統領が来月来日する予定だ。
北方領土問題に何らかの進展が期待されている。
では北方領土問題とは何なのか。
旧ソ連による実効支配下にあった千島列島を南樺太と共に放棄したのが、1951年のサンフランシスコ講和条約である。
その後の国会において外務省の条約局長が、放棄した千島列島に四島が含まれると答弁している。
しかしソ連が講和条約に署名しなかったため一転、放棄した千島列島に四島は含まれないと日本政府が言い出したのである。
今回のプーチン来日で最低でも歯舞・色丹が帰って来るというムードが漂っている。
本件の根拠になっているのが1956年の日ソ共同宣言で、この時歯舞・色丹を平和条約締結後日本に引き渡すとの同意がなされている。
しかしその後の冷戦激化もあって話がこじれ、ソ連側は領土問題不存在を主張し始めた。
一方日本政府側では四島一括返還とハードルを上げ、世論を煽ってきたのだ。
これが北方領土問題の推移だが、不思議なことに南樺太について同様の主張がなされることはなかった。
四島は日本固有の領土であるが、それ以外の千島列島と南樺太については(日本が領有権を放棄し、同時に割譲権を有しなかったため)現在帰属未定、というのが日本政府の公式見解であるという。
分かったような分からんような話だ。
そもそも「固有の領土」という概念がロシア人にないと言われている。
国境は武力によって常に変化するというのが彼らの考えだからだ。
実際それはある程度正しいのである。
いずれにせよ、もしも予定通りにプーチンが来日し首脳会談が行われれば、この話をしないということは考えられない。
経済協力だけ食い逃げされる恐れもあるが、戦後の大きな節目になる可能性もある。
安倍外交の正念場だ。









真岡郵便局事件

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No.486 2016.11.25





天候に恵まれたなら海の向こうに見えるというが、この地を尋ねた昨年夏も海霧に阻まれ樺太はまったく姿を見せなかった。
いつもここは天気が悪いと稚内出身の知人が言っていた。
ここから多くの日本人が海を渡っている。
40年の間樺太の南半分が日本の領土だったのである。
1855年の日露和親条約によって、千島列島の択捉島とウルップ島の間に平和裏に国境線が引かれた。
北方四島を固有の領土とする根拠がこれである。
しかし日露両国は樺太の国境を定めることが出来ず、混住が続いていたため紛争が頻発した。
そこで樺太全島をロシア領とするかわりに、ウルップ島以北の千島全島を日本領とすることで両国は合意したのだった。
これが1875年の樺太千島交換条約である。
その後の日露戦争に勝利した日本は、1905年のポーツマス条約によって、北緯50度以南の樺太を自国領とした。
40万人の日本人が暮らす南樺太に、日ソ中立条約を一方的に破棄した旧ソ連が侵攻を開始したのは、昭和20年8月9日のことである。
この時それぞれの事情から引揚船に乗らなかった人たちと戦後生まれの子や孫ら、100人近い樺太残留邦人が今もあの地で暮らしている。










エトロフナウ

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No.487 2016.11.26





1941年11月26日早朝、帝国海軍第一航空艦隊が密かに終結した択捉島の単冠湾を出港しハワイへ向かった。
それから75年経った択捉島でロシアの実効支配が続いている。
特に2007年から始まった「クリル諸島(千島のロシア名)社会経済発展計画」による急速なロシア化が進んだ。
特に択捉島では、サハリンのギドロストロイ社が政府資金の受け皿となり、現在最も開発が進んでいる。
それは社会インフラの整備にとどまらず、軍備の増強も著しい。
択捉島に展開する第18機関銃砲兵師団は上陸作戦阻止を想定した島嶼防衛の地上部隊であるが、先頃同師団に新型対艦ミサイルP-800バスチオンと3K60バルが配備されている。
旧ソ連が四島への侵攻を開始したのは、日本がポツダム宣言を受諾した後の昭和20年8月28日であった。
1万7千人の島民が命からがら根室方面へ脱出した。
彼らは現在6300人まで減少し、すでに平均年齢81歳となっている。







未開封500GB

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No.488 2016.11.27





CDプレーヤーをほとんど使わなくなって久しい。
ヤマハのハードディスクプレーヤーに落とし、シータのDAコンバータ経由で聴いている。
この場合デジタルデータ非圧縮がキモで(気分的な問題に過ぎないかも)、ヤマハCDR-HD1500のいいところだ。
これが三台あるのだが二号機HDの容量が小さいため、何かと不都合が生じていた。
本機を我が家「SIDEシリーズ」専用機としていたので、200GBもあれば十分だろうと当初考えていた。
ところが最終的にやはりそうもいかなくなってしまったのだ。
ヤマハCDR-HD1500に適合するハードディスクというのがUltraATA(IDE)という企画で、何度も書いたがもう流通していない。
どうしても必要となれば中古を探すしかない。
何か適当なモノがないかオークションを見ていたら、500GBの未開封品が出ていた。
締め切りまで二日を残し、すでに30件もの入札があった。
ヤマハ機のユーザーだろうか。
しかしその時点での最高価未だ三桁であった。
そして最終日、終了時間まで起きていられないので(何故オークションの終了時間はたいてい夜中なのか)、大き目の金額で入札し寝た。
これを操作したのは妻だったが、入札した事実を完全に忘れていた(オイオイ)。
我々もそういう歳になってきている。
翌朝見たら思ったより安く落札していた。
この品物が現役だった頃の恐らく十分の一以下だろう。
何はとまれ、これでまた当分楽しめそうだ。








Best Jazz 1

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No.489 2016.11.28





二号機のハードディスクを入れ替えた。
これから500GB分の楽曲データを入れていく。
「Best Jazz 1」のやり直しから始めることにした。
すべてはこれから始まった。
ある宴会のためにCDRを二、三枚用意しようと始めたら、あっという間に10枚に膨れ上がった。
渡された主催者さぞ当惑されたことだろう。
2011年7月のことである。
歳月は人を待たない。
「Best Jazz 1」に入れた13曲の殆どを既に他処で語っている。
それはそうだ、最初は掛け値なしのマイ・フェイバリットで全力投球になった。
ただし勢い力み過ぎて多少暴投気味とも言える。
全体のバランスは寧ろ後へいく程良くなっていった。
クレイジー・エナジー・ジャズ・カルテットの「La Zora」をご存じの方も多いだろう。
私はこれを「Best Jazz 1」の三曲目に入れた。
この曲を教えてくれた「Jazz Bar 2003」では冒頭に入っている。
「Jaz Bar 2016」が間もなく出る頃だ。
今年はどんな手でくるのか。








NO FORCE WITHOUT LOVE

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No.490 2016.11.29





撮影当時レイア姫とハン・ソロは実生活においても恋愛関係にあった。
私は19歳、ソロは33歳、未熟な私にソロはとても優しくしてくれた。
そのようにキャリー・フィッシャーが告白している。
今さら言うか?と思った人も少なくないだろう。
言わずにおくべきことが世の中にあるものだ。
あの時冷蔵庫のプリンを食べたのはオレなんだゴメン位ならともかく、保健室の先生と恋愛関係だったとか、貴方の弟と付き合ってたとか、夫の親友と時々逢っていたなんて話は、黙って墓場まで持って行く方がよろしいかと。
あるいは秘密の関係にあった配偶者の母親が、認知症になってあれこれ喋りだしたら相当困ったことになるに違いない。
かと思えば反対に言わなければならないことだってある。
クリスマスまであとわずか。
言うなら今だ。
きっと世界中の父親が心配しているよ。





Best Jazz 2

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No.491 2016.11.30





カクテルピアノと言えばその通りではあるもののエディ・ヒギンズ、上品で趣味の良いピアノを弾く人だった。
ビートルズのアメリカデビュー盤で知られるシカゴのヴィージェイから出た「EDDIE HIGGINS」や、ウェイン・ショーターのバックで弾いた「黒いオルフェ」など若い頃の仕事も残ってはいる。
しかしその後殆ど忘れられた存在となっていたところ、90年代になって日本のヴィーナスレコードからカムバックし売れた。
この時のヒギンズは丁度今の私くらいの年齢だった。
スタンダードを黙々と弾く姿勢にニヒルな達観すら漂わせていた。
そこの若いのジタバタしてもしょうがない、どうせ同じことならリラックスしたらどうだと、ヒギンズのピアノはいつも語り掛けてきた。
彼にとって極東の島国で突然起きた晩年の成功も、特に驚くべきことではないかのようだった。
それまでと変わらず普通に生き、淡々とピアノを弾いて2009年静かに去った。
翻り私はどうだ、ヒギンズ晩年の境地から正にほど遠いと言わねばなるまい。
人は皆最前線の鼓手である。
ある時それに気付いて後も怯まず前進するのは勿論容易いことではないが是非そうありたいものだ。
エディ・ヒギンズのように。
本作から「ビューティフルラブ」をBest Jazz 2 の最後に入れた。
この曲はペギー葉山さんの「学生時代」の元ネタとなった。
こうした例が日本の歌謡曲にたくさんある。
今さらそれが悪いと言う心算もない。









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Count Basie 2号
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