非対称戦

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No.561 2017.2.8





横須賀を母港とする第七艦隊所属のイージス艦「マッキャンベル(アーレイバーク級35番艦)」が、雪まつり見物を兼ねて小樽に来ていたようだ。
実はアメリカ海軍の高価な主力艦が今深刻な問題を抱えている。
中国軍の新型対艦ミサイルに対する脆弱性を指摘されているのだ。
マッハ10で飛来する中国軍の対艦弾道ミサイルには、イージスシステムもお手上げではないかと言われている。
世界最強のアメリカ海軍に対し、中国軍は合理的な非対称兵器の開発を進めてきた。
被害が釣り合わない、つまりやられた相手が全く割に合わない低価格兵器ということだ。
アーレイバーク級の調達価格1000億円に対し、対艦ミサイルは一発せいぜい数億円に過ぎず、しかも攻撃側の人的被害はない。
アメリカ海軍を東アジアから駆逐したい中国にとって、これほどコスパのいい効率的な兵器はないだろう。
数千人が乗り組み、一隻数千億もする空母が沈められでもしたら大変だ。
イージスの盾が最早万能でなくなった今日、トランプ大統領の言い分も、そんなところに真意があるのかもしれない。
今のところまったく先が読めない最高司令官の発言を、こうした現場の将兵はどう感じているのだろう。
意外に人気があるのかも。
喉元に匕首を突きつけられた「航行の自由作戦」は、確かに恐ろしくも虚しいものかもしれない。
どうなんだろう、彼らの本音を聞いてみたいものだ。
米海軍中佐エドワード・アンジェリナス艦長は、海上自衛隊との絆を強調しながらも、しかし多くを語ることなく小樽港を後にした。









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