塩も色々ある

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No.565 2017.2.12





ちょっと分かり辛いが雪がうっすら残っているのではない。
融雪剤として散布された塩化カルシウム(CaCl2)塩カルである。
これにより水の凝固点が-10度くらいまで下がるので、道路の凍結を抑える効果があるとされている。
ただ豪雪地帯の住民としては効果が非常に疑わしく思える。
ドカッと積もってしまえば殆ど意味がないんじゃないか。
それよりも害の方が大きいと思う。
塩カルは文字通り塩の一種だから、車が錆びて腐食・劣化を起こす。
だから北国の車は錆びるのが早い。
それだけでなく健康にも有害だ。
肌に着けば皮膚炎を起こすし、目や鼻などの粘膜には潰瘍を生じさせる。
また、橋梁などのコンクリートの割れ目から浸透し、鉄筋や鉄骨を錆びさせ強度を低下させてしまう。
限定的な効果の割に害が大きすぎないか。
似たような名前の塩で塩化カリウム(KCl)塩カリがあるが、こちらは高価なので融雪剤には使わない。
食塩(塩化ナトリウム NaCl)が血圧を上昇させるのに対し塩カリは血圧を低下させるので、少し苦味もあるが減塩目的で食用に用いられているようだ。
塩気変わらず50%減塩なら、50%を塩カリに置き換えているという事だ。
一方で塩カリの静脈注射は速やかな心停止を引き起こすので、安楽死や死刑執行にも用いられる。
この場合人間なら飽和水溶液50ccが致死量となる。
塩カリは水に溶け易く、量的には僅か13グラムだ。
誰でも簡単に入手可能だが、さて静脈注射素人にはどうだろう。
私は無理だと思う。









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