Basic Income

20172181.jpg
No.571 2017.2.18





それでは「必要とされない人」はどうすれば良いのか。
野垂れ死にか?
いや、ベーシック・インカムという制度もある。
あると言ってもまだ世界中のどこにもないのだが、実際に昨年スイスで是非を問う国民投票が行われた。
一人最低2500スイスフラン(約27万円)の収入を毎月保障するというものだが、この時は否決された。
もう少し詳しく書けば、所得0の人には27万円の支給、所得27万円以上の人には支給なしという内容だった。
スイスには月収27万円以上の人が多いのだろう。
しかしなぜそんな制度が可能かというと、かわりに年金・失業保険・生活保護といった社会保障制度を廃止するのである。
すると社会保障制度を維持運営する人件費などのコストも掛からなくなる。
少子化対策になると言われてもいる。
子供が生まれると世帯の所得が増えるからだ。
勝れる宝子にしかめやも。

現在の労働市場には、労働の価値がプラスの人とマイナスの人がいる。
JR北海道の赤字路線をイメージすると分かりやすい。
100円稼ぐのに、実は1000円コストの掛かる人がいるのである。
少し言い辛いけれども、そういう人は働けば働くほど逆に、社会的負荷となっているのが現実なのだ。
しかし人類社会が高度に合理化され、自動化された世界では、生産性の低い人は働く必要がなくなる。
ごく一部のエリートが働くだけで、全員が食えるからだ。
将来生産性の低い人は「金は払うから、頼むからじっとして(遊んで)いてくれ」と言われる可能性がある。
私がその時代の人間なら、間違いなく働かなくていいから、と言われる側だろう。
素晴らしい、全然良いのである私なら。









コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

BARONDEBOP

Author:BARONDEBOP
そうだ どこかへ行こう

Count Basie 2号
最新コメント
最新記事
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ