空母いぶき 6

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No.585 2017.3.4





中国軍制圧下の与那国島に潜入した陸自の特殊部隊二個中隊は、空挺本隊二個大隊降下の絶対条件である対空ミサイル殲滅を企図している。
だがそれを察知した中国軍は拘束下においた住民を分散収容し、彼らを盾として対空ミサイルを配備した。
このため対空ミサイルを排除できず、空挺部隊は那覇へ引き返すしかなかった。
孤立した特殊部隊の小火器では、戦闘ヘリや空挺戦車まで装備する中国軍に対抗できない。
次第に特殊部隊の人的損耗が進んでいく。
このままでは降伏か全滅しかないのが明らかだった。
しかし自衛隊はけして仲間を見殺しにしない。
空自が夜陰にまぎれ、C-2輸送機で重火器・装甲車両等の物資を、特殊部隊に届ける決死の輸送作戦を敢行する。
「この任務は志願とする。搭乗を希望する者は挙手を」
誰一人躊躇わなかった。
全員が一斉に手を上げた。
指揮官が言った。
「長男以外、妻帯者以外の搭乗を優先する。物資を投下し、無事基地に戻るまでが任務である。肝に銘じろ!」
F-35JB援護の下、遂に全ての物資を投下したC-2だった。
しかし低空低速飛行の輸送機被弾は避けられず、パイロット二名が戦死する。
だがこれで互角に戦える、という特殊部隊隊員に「互角でどうする。士気において圧倒しないでどうする!」と指揮官。
私は涙が止まらなかった。
7巻発売は7月末、遠いな。
その頃完全に忘れたストーリーを再構築するため、間違いなく1巻からまた読み直すのである。
日本の近未来を描いた本作のリアリティに感心頻りなり。
強いて言えば登場人物の顔が「ジパング」と重複しているのが少し気になる。










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