靖国神社 

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No.768 2017.9.3





最終日の朝、靖国神社にお参りした。
参拝の作法など知らない。知りたいとも思わない。そんな事は大きな問題ではない。行く事に意味がある。
戦争が終わって僕らは生まれた。戦争を知らずに僕らは育った。そんな私たちこそが靖国に参拝すべきだ。七十数年前この国で何があったか、それを振り返り自分が何者なのかを改めて問い直す縁となる。



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境内に併設される遊就館は貴重な戦史博物館だ。一階ホールに復元された零戦52型が展示されている。



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 大展示室に展示される海軍の特攻兵器「回転」。420基生産されたが、実際の戦果はよく分かっていない。





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零戦の隣に野戦重砲兵第一連隊第二大隊所属の96式十五センチ榴弾砲が展示されている。
激戦を物語る生々しい弾痕が刻まれたこの砲により、連合軍最高指揮官だったサイモン・バックナー中将が戦死している。1945年6月18日沖縄戦の最終局面において、糸満市真栄里の隷下第8海兵隊をバックナー中将が視察した。これを把握する日本軍が、そこへピンポイントの砲撃を加えたものだ。その僅か五日後に第32軍司令官牛島中将が自決し、沖縄戦における日本軍の組織的戦闘は終結した。
バックナー中将は死の直前、「歩兵戦闘の大家牛島閣下へ」とする降伏勧告状を送っている。「余を侮るかバックナー」牛島中将そう言って笑い、これを相手にしなかった。
沖縄戦で島民に多大な犠牲を強いた牛島中将の采配は評価分かれるところだ。










アルチンボルド KITTE

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No.767 2017.9.2





科学博物館のついでに西洋美術館にも寄ろうという事になった。
1959年フランスに接収されていた松方コレクションの収蔵先として建てられた本館が、昨年7月ル・コルビュジュの建築作品として世界文化遺産に登録された。



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アルチンボルド展が開催されていた。16世紀ウィーンの宮廷画家ジュゼッペ・アルチンボルド。彼の作品すべてがこうした「寄せ絵」ではないが、現在では野菜や果物で構成された肖像画が代表作と認識されている。アルチンボルドが何故寄せ絵を描きだしたか、本人の記述その他記録が残っておらず分かっていない。



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会場入り口に面白い催しがあった。
カメラで捉えた人物をコンピュータがアルチンボルド的寄せ絵に仕立てるというもので、この肖像画は妻がモデルになっている。何とも言いようがない。



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こちらは私。似ているかどうか、本人にもよくわからないが間違いなく不気味。
松方コレクションを核とする常設展は宗教画が多い。一通り見ようとすれば2時間では足りないボリュームである。



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二人とも疲労感ハンパないがまだ歩く。
続いて上野から東京駅に移動、駅前のKITTEに寄る。ここはオープン当初来たことがあり、妻の希望で再訪となったが、あまり面白くなかったようだ。私は本を二冊購入。今回の旅行で買ったものと言えばこれだけだった。



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夕食をホテル近くのイタリアンレストランでササッと済ませる。とはいえ文句なく旨かった。
そして爆睡。



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上野

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No.266 2017.9.1





虎ノ門から目指すは上野の科学博物館。大人気特別展「深海」を見たかった。



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1930年に現在「日本館」と呼ばれるこの建物が建てられた。1945年1月の東京大空襲において、奇跡的に焼失を免れている。



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さすが科学博物館、扇風機にミストが付く。



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深海魚(キタノクロダラ)や



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ダイオウイカの標本が展示されている。



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6500mの深さまで潜れる3人乗りの潜水調査船。これは実物大の模型である。「深海6500」は1989年三菱重工神戸造船所で完成した。船齢30年に迫る老体だが未だ現役で活躍しており、これまで世界の海で1500回以上の潜航を行っている。



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常設展も楽しめる。

ところで29日のミサイルだが、目標飛距離3500キロ(南へ飛ばせばグアム)のところ、800キロ手前に着弾した可能性が高いようだ。つまり失敗であり、今後もどこに落ちるか分からないという事だ。日本国民はイージス艦をあてにするしかない。
昨夜大方の予想通りワールドカップ予選を突破した日本だった。最後の壁となったオーストラリアに勝ち騒いでいるが、ヨーロッパ予選だと最後の壁がスペインやドイツやイタリアなんだよなぁ・・・一方アジアの緩い予選、この差が本大会でモロに出る。ワールドカップ予選を見直すべきなんだが、実際は更に緩くなるという話だから。
今日から9月、朝の肌寒さにびっくりだ。









虎ノ門ニュース

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No.765 2017.8.31





「虎ノ門ニュース」の放送開始に合わせ早朝ホテルを出た。私たちのこの夏一番暑い日が始まる。
30分前に現地到着、まだ誰も来ていない。思ったよりずっと狭いスタジオ内にも動きなし。変だなあと思っていたところへ、スタッフの方が出て来てウチワを頂いた。有り難い、と扇ぐも起きるは熱風のみ。やがて人も集まりだして、8時10分前になりやっと居島一平氏が登場。
いつも画面で見ている風景に自分が立っている不思議というか違和感が高まる中、番組が始まり武田邦彦氏に続いて半井小絵嬢が私の目前を通りスタジオへ入っていった。カメラに向かってタイトルコール。後でアーカイブを見たら、その時の模様バッチリ映っていて大いに笑った。
それから立ちっぱなしで番組を見ていたが30分で限界がきた。他の方は平然としておられる。東京の人は皆我慢強いのである。
妻と視線を合わせる。頷く妻。次は椅子を用意しようなどと言いながら、二人立ち去る姿までカメラはしっかり捉えていた。



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これはネット配信のみの番組である。
我が家はYouTubeのアーカイブを、クロームキャストにてテレビ画面で見ているのだが、スポンサーのDHCが大したものだと思う。DHCのCMをカットせず見てしまうのだ。やろうと思えば可能だが面倒で、その面倒加減地上波と比較にならない。地上波の録画なら、リモコンのボタンをピッと押すだけでCMをとばせる。だからCMなんか見る必要がない。でもネット配信の番組だとそうもいかないので、諦めて見てしまうのだ。だから私はいつの間にか、DHCのCMをそらんじているばかりか、「ルテイン」を毎朝飲み「フォースコリー」で検索した口だ。
金を出すならネットの番組、DHCはそれを理解していると思う。









銀座 ミサイル

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No.764 2017.8.30





四谷から宿泊先のホテルがある銀座へ向かう。富と富に群がる者が集まる町銀座。前回ここへ来た10年前よりも、一極集中ぶりが更に際立って見える。お金のかかり方が札幌辺りとまるで違う。
ありとあらゆるブランド店が軒を連ねる、私には殆ど用のない街並みをホテルへと歩く。狭いコインパーキングに、ベントレーがこともなげに停められている。「みゆき通り」「すずらん通り」歌の文句で聞いたことのある通りを横切っては何故か感心し、地下鉄駅の看板を見てそういえば長沼にも銀座1丁目があったなと頷くお上りさんの二人連れ。
今回も歩いた。毎日2万歩歩いた。旅は足でするもの、歩けなければ旅なんてつまらなくなる、それだけは間違いない。歩けるうちに行くのが旅、老後の楽しみに取っておくものじゃない。そのように考えてきたが、どうやら私たちの旅も終わりが近付いていると、その後のダメージが知らせているようだ。



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ホテルでシャワーなど使い、夜のライブに備えて体勢立て直す。
ギリギリまで休んでいたら、体力が少し戻ってきた。着替えて出掛ける。今東京でジャケットを着ている男を殆ど見ない。これは無理もないと思う。この気候であれば責められまい。しかし前にも言ったことだが札幌でクールビズなんてダメ。ノーネクタイのスーツ姿はチンピラか売れないホストにしか見えない。



ノーバード3



「No Bird」で島裕介ライブを見る。ピアニスト丈青氏とのDUOである。
わりとしっかりしたコース料理があり、ワインも充実していて嬉しくなる。さすが銀座ということか。札幌にもこんな店があればなあ。



ノーバード2



島氏と暫くぶりに会った。休憩時間に私たちのテーブルに来て「雨の246が欲しいと言ってましたね。今日持ってきたんですよ」と島さん。この盤既に廃盤となっており、残るはご本人の手持ちのみ。以前それを入手された熊本の文伽さんからコピーを頂いていたのだが、この日思いがけなくオリジナルをゲット、サインまでしてもらった。
客の入りもよかった。島ファン三分の一、丈青ファン三分の一、その他三分の一という感じ。丈青というピアニストなかなかキレがよろしい。彼のファンは若い女性が多く、目がハートになるのですぐ分かる。



島4



8月29日早朝のJアラートに驚かされた。
殆ど意味がないと言うよりもむしろ有害な面が勝っている。
避難しろと言うがどこへ行けというのだと、ばかばかしいから無視していたら、10分後には襟裳岬の東に着弾していた。そこから北東300キロの海域で、北海道の漁船100隻あまりが操業中だったという。万一当たっていたら非難を免れまい。そのための用心がJアラートという事だ。ちゃんと仕事してますよと。
政府は事前にミサイル発射の情報を掴んでいたようだ。だから安倍総理が官邸に泊まり込んでいた。その後の会見も早かった。だからと言って国民の生命と財産をそれで守れるか、そこが歯痒いところだ。はっきり言って今、日本政府は北のミサイル発射に手も足も出ていない。
この日休校になった学校が多かった。交通機関も止まった。そんな必要が本当にあったのか。私の息子は身重の妻を連れて避難したそうだ。ただどこへ避難したのか、それをまだ聞いていない。











新宿 四谷

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No.763 2017.8.29





吉祥寺から新宿へ移動、写真家中平穂積氏の「DUG」へ。
「ひたすらジャズファンのために、もっといいジャズ喫茶があれば」との思いで誕生した店も、今では代替わりしジャズ喫茶と呼べるものでは既にない。
それにしても暑いな。体感的に37度くらい、体温より気温が高い感じだ。



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最後の希望、四谷「いーぐる」。
「今の時間会話禁止ですがよろしいですか」と店員さん。望むところだ。
平日午後にしては割合客が入っている。とは言え高い地価や経費に見合う数ではおそらく到底ない。ジャズ喫茶は回転悪いので、常に満席でも大して儲からないが、満席になることがあるなら店員は二人必要だ。だが学生アルバイトであろう店員が一人で全部こなしている。



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座った席の背後にレコードプレーヤーが設置されているため、振動を与えないように気をつかう。
この店のスピーカーは4344MK2である。ずっと前から知っていた。どんな音が出ているか、それを確認しにこへ来たのだ。
私が10年格闘し、最後まで結果を出せずに終わった4344MK2が、目の前で鳴っている。いい音で鳴っているのである。悪かったのはスピーカーではなく、腕前だったのか。
何れにせよこの音を手放してから聴いてよかった。そう思ったのである。もしそうでなければ、私と4344MK2の闘いが更に続いていたかもしれない。そして不満を抱き心安らかならざるままに全てが終わったかもしれない。



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吉祥寺

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No.762 2017.8.28





吉祥寺の名曲喫茶「バロック」。
遂にそこまで、とおっしゃる方が三人ほどおられるだろう。
少し理由がある。隣のメグを訪ねたらやっていなかったのだ。吉祥寺まで来て手ぶらで帰れないだろう。そこでストレートに言えば時間を潰すことにしたのである。だが昨今の俄かクラシックブームがなければ、この店に入ることはなかったというのも事実であろう。



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古色蒼然。これほどこの言葉がピッタリ当てはまる場所はなかなかない。
客ゼロか、と思ったら店の隅っこで小柄な老人が爆睡中だった。こちらの気配に気付き目を覚ました老人、ほどなく帰っていく。帰り難かったんだよなぁ、よく来てくれたぜと目が語っていた。
正面の壁にヴァイタヴォックスのコーナースピーカーとタンノイが並んでいる。かかっているのは間違いなくアナログレコードだ。スクラッチノイズと音の歪みですぐ分かる。レコード再生に付き物で避けられないかというと、けしてそんな事はない。針か盤、あるいは両方のコンディションが悪い場合に発生するのである。
店主と思われる年輩の上品な女性が来て、何かリクエストはないかと言う。我が家にクラシックのLPレコードは一枚もない。だからどうしてもリクエストとなればCDということになる。ピーター・ウィスペルウェイの無伴奏チェロ組曲(バッハ)を想定しCDでもよいかと尋ねた。CDはないという。女性店主が語る亡き夫のポリシーなど聴きながら、気持ちは分かるが今一つついていけない。
偉いな~とか大変だろうな~とか頑張ってるな~などなど当然思うのだが、選んでかけてくれたチェロの音が良くない。
だいぶ前にご主人が亡くなり一度閉めた店を、後日奥さんが再開するというありがちなストーリーに私は賛同できなかった。できるとすれば音が良い場合に限られるからだ。それが暖簾を守るという事だ。ガンコ親爺で有名だったという夫がやっていた時のバロックは、多分こんな音ではなかっただろう。とても言い辛いことなのだが、今の状態をご主人が望むとは思えないのである。
小一時間滞在し隣へ行ってみたけれど、メグのシャッターは下りたままだった。



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これで戦える

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No.761 2017.8.27





ファイナルファンタジー14への妻参戦を強く企図する息子が、自分のパソコンをこちらへ運んできた。
パソコンゲーム専用機として3年前に導入した高性能機だという。金の使い方が私に似ていて少し心配になる。
デカく重い本体と社外品ディスプレイの構成なのだが、外付けUSBスピーカーが必要で息子それを運び忘れた。安いから買ってくれというので量販店で見れば確かに数百円からある。ゲームのBGMや効果音を流すだけだからこれで十分だ、店で一番安い機種を購入する。
ところが音が出ないのである。音が出ないスピーカーほどどうしようもない物もまたとない。この中国製のスピーカー、裏に「PASSED」のシールを貼っている。音の出ないスピーカーのどこを検査したというのか。いい加減なものだな中国製。
まあ数百円のスピーカーに文句言っても始まらない、購入した店で見てもらい、交換の流れなるも同じ機種他に在庫なく、差額払い金額倍サイズ半分の同社他製品になった。



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JUJU BlueNote 4182

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No.760 2017.8.26





続いてブルーノートにおけるショーターの代表作「JUJU」を聴く。
ショーター節全開。マッコイ・タイナー(p)エルビン・ジョーンズ(ds)らコルトレーンのサイドメンを起用したのは、ポストコルトレーンの盟主宣言か。ポスト安倍について聞かれた岸田文雄元外相が、雌伏ということを言っていた。つまり立つ時は一気に立つものだと。
「クリスマスの約束」のレギュラーになっている、少し顔が大きいお姉さんの芸名は本作に由来するそうだ。
また、ゲットバックの歌詞を「ジュジュはかつて男であった」などと読み、本作との関連を想像していたが、正しくは「JoJo Was a Man Who Thought He Was a Loner(ジョジョは自分が一匹狼だと思っていた)」であり無関係。関係代名詞ですね所謂。
何れにせよ、このジャケットが意味するものが何なのか、半世紀経っても分からないものは分からないのである。寧ろ特別な意味などないのかもしれない。だとすれば、もっと他に相応しいものがあったのではないか。







Introducing  VEE JAY LP 3006

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No.759 2017.8.25




8月25日、ウェイン・ショーターの誕生日だ。彼は今日84歳になった。私の母親と同世代なのだが、母はウェイン・ショーターを知らないと思う。そのことが母にとって悔やむべきことだろうか。私には何とも言えないが、私が母の歳まで生きて彼を知らずにいたら、ちょっと残念過ぎて言葉が見つからない。だが、ウェイン・ショーターを知らずに人生を終えるべきでない、もしも母にそう言えば「まあJちゃん、ほんとうに?」と微笑むだけだろう。「ウェイン・ショーターって何?」とすらきかない筈だ。最早母には埒外のことである。
59年のVee Jayデビュー盤を聴く。手元にオリジナル盤がある。
リー・モーガン(tp)ウィントン・ケリー(p)ポール・チェンバース(b)ジミー・コブ(ds)が参加する豪華版、全6曲中5曲が彼のオリジナルだ。一聴ハードバピッシュだが、ショーターサウンドの萌芽がここにある。ジャズメッセンジャーズに音楽監督として参加し、ブルーノートでの快進撃が始まるのは翌年のことだった。








熱気と湿気

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No.758 2017.8.24





今週も一人北広島へ。
殆ど到着かというところで忘れ物に気付く。テニスシューズである。これは取りに戻る他ない。家に帰り下駄箱から靴を出すも、妻気付く気配なし。三文小説なんかだと妻の愛人が来ているパターンだがそれもない。
気を取り直し、再び30分の道程を行く。なんだかすでに疲れてしまった。



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27度の予報だったが確実に30度を超えていよう。しかもいつになく人が少ない。皆さんどうしたのですか。
想像するに、前日の大雨からコート使用不能の判断ではないか。私もそれを危惧した。忘れ物を取りに戻り、再び行ってみたら誰もいないって事ないよな?
大丈夫だったのである。クレーコートって大したものだが、確かに湿度もハンパない。
おまけに例によって走らされ疲れ果てる。走らされるのに何か原因があるのだろうか。
脚がピクピクしてきたので早めにきりあげた。
帰宅後しばらくして別会場のテニスから妻帰る。
別会場とは体育館である。地獄の暑さだったらしい。そりゃそうだろう、大変だったね。






THE SUMMER KNOWS

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No.757 2017.8.23





本日8月23日は立春から始まる二十四節気の14番目、処暑である。
夏の終わり、毎年今頃になるとアート・ファーマーのフリューゲルホーンが頭の中で鳴りだす。
ミシェル・ルグランが書いた同名映画のテーマ曲「おもいでの夏」。
フランス人の如き気分になるかもしれないが錯覚である。
映画本体の原題は71年のアメリカ映画「Summer of '42」らしい。1942年の夏といえば、太平洋戦争が始まったばかり。ミッドウェー海戦を制したアメリカとはいえ、まだまだ先が分からなかった頃だ。
空襲下東京の防空壕で出会った男女の激しい情念、そんな物語がどこかにあった。人は目前に迫る生命の危機に際して、遺伝子を残す本能のスイッチが入るといわれる。アメリカにも戦時下故の秘められた恋があったのか。見たことはないし、多分今後も見ないと思われる。だが、このアート・ファーマーバージョンだけは聴いておきたい。錯覚と分かっていても非常に気分が出る、それだけは確かだ。
夏の終わりと言うものの、ここ暫く暑さ続くようである。





間もなく秋

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No.756 2017.8.22





夏らしいテニス日和に終わりが近づいている。
今年もたくさん走り打ちエースを取り取られ喜び笑った。
ある朝突然季節の変わり目が来ても、秋冬そしてまた来シーズンとなるなら祝着至極。
夏休みが終わり今日から仕事である。ここは少し真面目に働くべきところだ。
ワイシャツ・ネクタイにジャケット着用、まだまだ暑いが頑張ろう。
厚別の新しい現場の引き渡しがあった。ここは昔両親が住んでいたマンションで、娘が一時下宿していたこともあった。
70過ぎた親に迷惑をかけたものだ。
仕事終え、いつもと同じ時刻に帰宅。ジープのオートライトが点灯した。







墓参り三連発

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No.755 2017.8.21





お盆の混雑を避け、子供たちと四人で墓参りした。
午前中のレッスンで首の後ろにサーブをくらい体調良くない。でも前から決まっていたので予定通り、先ずは妻の父親の遺骨納めた教会共同墓所へ。亡くなる直前、妻の願いをいれて受礼した彼は、火葬後ここに安置されている。信仰に熱心な義母みっちゃんには内緒にしているのだが、解せないキリスト教徒の火葬。札幌で土葬は禁止されていない。信仰も現実的に変化しているということか。
かねて娘が用意していたラジカセにて「アイ・リメンバー・クリフォード」をかける。彼のテーマ曲である。



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続いて子供らの実母の個人墓。彼女のテーマ曲「詩人」をかける。
太陽ギラリ、夏が好きだった彼女にふさわしい。小豆島で生まれ、高知で育った彼女は海が好きだったが、鰻は特別好きではなく何か改まった食事にはフレンチを希望した。私はどちらでも良かったけれど、ランチに素面でフレンチもいいがたまには鰻も食いたいと思った。子供が小さかった事や経済的な理由から、フレンチのディナーは私たちにとってあまり現実的でなかった。



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最後に父の墓でロスプリモス「ラブユー東京」が流れ、何とも言えない雰囲気になる。
この墓は祖父が亡くなったときに父が建てたもので、現在祖父・祖母の遺骨も入っている。私の遺骨をここに入れず、海への散骨を遺言している。この墓を悪いが弟に託し、母の個人墓をどうするかは子供たちの問題だ。










覚悟と根性

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No.754 2017.8.20





初号機のタイトルを大幅に入れ替えた。
ジャズ以外のソフトを削除してクラシックに置き換えたのである。ついでにハードディスクをコピーし直した。このマメさがPCに対しても行使されるべきだった。プリントしたものが残っていた初号機約1000タイトルのリストのうち、変更したページのみ妻に頼んで打ち直し差し替えた。
だから褒めてというのではないが、これらの作業相当に骨が折れる。
特に初号機をラックから引き摺り出すのが大変だ。何故なら初号機の上に二号機が載っており、二号機を浮かした状態で配線を外した下の初号機のみを抜き出し、二号機を軟着陸さえるという手順になるのだ。浮かした二号機と初号機の隙間が2センチしかなく、雑なことをすれば初号機の天板を傷つけるか二号機を落下させるだろう。私はそれを許容しない。だから不安定な姿勢で頑張るわけだが、時にはケガすることだってある。まさに骨折するのではないかと思いつつ、それでも歯を食いしばって耐えるのである。少々のケガならいずれ治る。指の爪ごときものよりオーディオの方が絶対大事だ。
このような覚悟があれば大抵なんとかなるものだ。しかし不意を突かれるとどうしようもない事がある。
レコードプレーヤーのトーンアームを指で上げようとしたある冬の日、十分起こり得る事なのに静電気への備えを私は怠った。不意に襲われた静電気のショックにたじろぎ、空中でアームを支えていた手を引っ込めてしまったのだ。アームがレコード盤に落下し、カートリッジの針が折れた。この世の終焉を思わす凄まじい音がした。根性が不足していたのだ。あれは本当に情けない失態である。



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東京の冷たい壁にもたれてみる

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No.753 2017.8.19





来週東京へ行こうとしている。
昔、というのは大学受験の頃のことだが、私は東京を避けていた。それは多分本能的なものだったのだろう。この街に自分が生きていく場所がないと感じていたのだと思う。そして私の判断は間違いじゃなかった筈である。でもあれから半世紀近くが過ぎた今、私はもう東京に特別なものを感じない。これで良かったのだ、本当に。
今回目的が五つありその半数弱が妻と重複している。上野科学博物館の出し物「深海」を見る。鰻を食う。吉祥寺「メグ」を訪ねる。トランペッター島裕介氏のライブに行く。そして「虎ノ門ニュース」のスタジオ前でカメラに向かってタイトルコール。以上だ。
虎ノ門ニュースの司会、居島一平氏のライブにも行きたかったのだが、残念ながらソールドアウトだった。でも二泊三日の短い日程なので、これで一杯いっぱいだろう。
妻は妻で丸の内のKITTEや友人との会食など一式あるようだが、私はおとなしくついていくだけ。航空券妻のマイルで、ホテルはトリバゴにて格安ゲット、こんなに安上がりな旅は初めてだ。









ここが正念場

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No.752 2017.8.18





お盆休みで人が多い。普段来ない人、つまり仕事をしている人が三人来た。仕事していない人も来た。それで三回待ち発生。
暖かいからいいけれど、寒くなったらちと辛かろう。
右手首の腱裂傷で、全米オープンを含む今季残り試合欠場の錦織選手。
腱は厄介だ。年齢を考えると「順位を落とし続け、選手としてフェードアウト」が一般的なイメージだろう。だが、僅かだがプラスに作用する可能性もある。「これまで蓄積した疲労や故障をリセットし、2018年遂に悲願達成」だ。
頑張ってもらいたい。30前に引退し第二の人生では先が見えない。あまりにも先が長すぎて。多くのスポーツ選手が陥る迷路なのだが、殊更に漂う頼りなさは風貌によるところも大きいだろうか。いや、そうとばかりは言えまい。例えば中田英寿氏に感じた鼻白むほど揺るぎない安定感、そうしたものが彼の場合どこにも見当たらない。
あの師匠のようなタレント性がある訳でもない。
華やかなステータス故に近づいて来た周囲の人たち、彼らは男も女もいずれ去るだろう。
一人ぼっち、やることもない。あるのは暇と金だけだ。
そうなったら残った金でテニスクラブなど始めるか。だが、そう甘いものではないとすぐに知ることになる。
引退はあり得ない。まだ早すぎる。まだ何の準備もできていない。
そして彼はまだ、何事も成し得ていないのだ。










Every Jack Has His Jill

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No.751 2017.8.17





お盆に友人夫妻とサイクリングに行ったのである。
出発地点我が家で、妻は「いってらっしゃーい!」と手を振り留守番だ。
アップダウンの激しい40キロ弱のコースをなんとか完走したが、もうギリギリだな。友人夫はかなりきわどかった。初サイクリングの妻余裕。女の持久力を見くびってはいけない。
家に帰って順番にシャワーを使い、それから四人で宴会だ。ただ、夫殆ど飲めず後半プリンなど食っているものだから、まああまり盛り上がるものでもない。
この夫婦、比較的最近結婚したのだが、一回り年上の夫初婚に対し妻は子連れ再婚だった。一回り年下といっても50だから別に羨ましいとかそういう事でもない。だが、笑えないジョーク連発の夫を、冗談上手のイケメンと信じ込んでいる北大出の堅物妻を見ていると、なかなか微笑ましくていい。
割れ鍋に綴じ蓋とはよく言ったものである。蓼食う虫も好き好き、とも言うようだ。お盆休みで伸びた髭を「シブい」と撫でる吾妻も無論同類。









Slideshow

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No.750 2017.8.16





パソコンが新しくなりしかも以前のデータを失って、それが昔の写真などを新たに発掘する契機となった。
ガラガラで寂しいので何かないか探したところ、妻がこの画像を見つけてきた。いろいろあって、彼女が家に来た頃、子供たちと彼女が仲良くなれるようにと、四人でグアムへ行った時の写真だ。多分「写ルンです」とか、そういったものを現地で買い、私が撮ったのだろう。それを後年彼女がスマホのカメラで写し保存していたのだという。
チビチビだった息子と妻の背丈が、今では頭一つ違う。娘の背はあまり伸びず、妻と同じくらいのところで止まった。若かった妻も間もなく還暦を迎えるだろう。
思い出の詰まった写真の数々が、大きくなったパソコンの画面に映し出されている。それを眺めている私は、けして悪くないと思っている。つまり人生とはそういうものだと。あとから振り返れば、すべてがスライドショーだ。









SNC

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No.749 2017.8.15





ファイナルファンタジー14をオンラインでやるようになってから、我が家と息子の連絡方法がPS4の通話機能に替わった。最大のメリットはハンズフリーであること、次にその場の全員が会話に参加できること、そして無料であること。携帯は導入に使用するだけだ。ちょっと話があるからPS4を起動してくれと伝えるのに使うのみ。
FF14のチーム名を登録する必要があり、何かかっこいい単語三つの英語がないかということになった。まさかSOBでもなかろうとジャズの曲から探す。

Fivespot After Dark
Walttz For Debby
My Foolish Heart
Bitter Sweet Samba
Freedom Jazz Dance
Soul Bossa Nova
Straight No Chaser
Tin Tin Deo
No More Blues
I Remember Clifford
Sweet Honey Bee
Night And Day

等々ほぼ無数にある中から、特にかっこいいと評価の高い「Straight No Chaser」が選ばれた。我がチーム略してSNCということだ。
セロニアス・モンクが書いたこの有名曲の、数多ある録音の中で私はマイルスバージョンが特に好きだ。ややリバーブが強い音質となった本作で、そのことが最も幸いしたと思われるトラックでもある。
パソコンの画面が大きくなったことから、PC無料体験版で妻が参戦することになった。当初キーボードとマウスの操作でやってみたのだがとても無理、そこで純正品コントローラーをPCと有線で接続すべく購入したのである。ところが操作がリニアに反映されず、無視できない遅延が生じることが分かった。彼女をSNC正式メンバーとするには、この問題をどうしても解決しなければならない。











柔らかさ役立つ

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No.748 2017.8.14





新しいパソコンがきた。
画面がデカく見やすくていい。今まで何故ノートパソコンだったのか、我ながらこれは意味不明である。
それはいいのだが、5年ぶりに買い替えたパソコンのあれこれが変わってしまい、どうすりゃいいのか分からないことだらけだ。
そこでやむなく購入した店に電話したら、セットアップに来たエンジニア氏が出て親切に教えてくれた。それでもどうしても解決できない問題があり、再度電話したところ翌日家に来てくれた。彼はこの量販店が契約している別の会社の技術者なので、いくら請求されるのか少し心配したけれども無料だった。無料だから言うのではないのだがこの人物、物腰柔らかく好感の持てる男だった。
セットアップ当日、家のオーディオに興味を示し、自分も好きなんですとおっしゃった。出来たら聴かせて欲しいというので、暫く二人で聴いたのである。
いい音ですね、とおっしゃった。普通そう言うのが決まりであろう。その次が本音だ。音が柔らかい、彼はそのように言うのであった。ガーン・・・やっぱり我が家の音は柔らかいらしい。
まあそれはともかく、そういった経緯から翌日無料出張してくれたのだと私は理解している。その話を当日不在だった妻にしたら、初めてオーディオが役に立ったねと彼女。そうかもしれないが。








疲れるばかり

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No.747 2017.8.13





時間調整のためにマオイを素通りして栗山まで行ってみた。
地場の造り酒屋小林酒造に寄る。昔蔵元といえば牧場主や網元などと並び、その土地を代表する名士であり素封家の代名詞だった。いつの頃からか地方のそうした金持ちが消えはじめ、残るは開業医のみとなっていたが、それも今後どうなのか。人が減れば患者も減る理屈である。
小林酒造は閑散としていた。いや、栗山全体が。街を歩く人影殆どない。



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妻の希望で四都市対抗戦会場のマオイリゾートに前泊する。
センターコートを借りて二人でシコシコ練習するが、当然盛り上がらない。テニスの練習って、ある程度人数がいた方がいいらしい。それでも時間一杯以上に練習し、シャワー後食事となるが、基本ゴルフのクラブハウスなので、そんなメニューばかりである。



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翌朝5時起き。6時半普段食べない朝食。特注していた昼食用の弁当を同時に受領。だが、そもそも弁当付きのイベントだった為この弁当が夕食に回り、二夜連続のチープなディナーとなる。
試合結果等、特に語るべきこともない。
当日見ず知らずのパートナーと組んでも、楽しくも何ともないのは当然の話だと思った。
その人が抜群に上手いとかなら、多少話も違うのだろうけれど。この辺りの機微、男と女の恋愛模様に酷似しているのかも。














閑話長沼休題

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No.746 2017.8.12





マオイへの道すがら長沼のカフェに寄る。
なぜこの場所で喫茶店をやろうと思ったのだろう。町は寂れ果てているのにな。そんなことを思いつつ暫く観察していると、結構客が入って来るではないか。やがて満席になり行列ができ始めたので早々に退散した。
高校に入学した時、この長沼から来たT男がクラスにいた。賢い男だった。
ところが同じクラスに一年留年中の教育大学付属中学出のワルSがいて、そいつがウブな同級生を悪の道に誘惑したものだ。悪の道といっても精々酒・タバコ・麻雀くらいのものだが、田舎の中学から来てまったく免疫のない連中が皆やられた。T男も例外ではなかった。そして私も。私たちはよくT男の下宿で酒盛りをし、酔っぱらって語り合った。自分たちの人生がこの先どうなっていくか皆目分からないのに、不思議と大きな不安を感じていなかったのは、まさに我ら世間知らず故のことだったのだろう。
そろそろ女性にも興味を持つ年頃なるも、如何せんクラスの女子は質量ともにかなり問題があった。そこで私とT男は試しに、ちょっと二人でキスというものをしてみようじゃないか、という事になった。そんな訳だから私のファーストキスの相手なる者は、他でもないこのT男なのであった。
私たちの人生を変えたとすら言えるワルSは、その後現役で慶応法学部へ進学している。









馬追にて

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No.745 2017.8.11





山の日、私たち夫婦はマオイリゾートに来ている。そして天気が良ければ四都市対抗テニス大会に出ている筈だ。本当は「対抗」と「テニス」の間に「親睦」という単語が入る。だがそれはウソだ。テニスの試合に「親睦」なんてある筈ない。だから面白いのである。
テニス選手には二種類ある。ウィンブルドンに出場したことがある選手と出場したことのない選手。私は後者だ。
二種類の選手に大きな差ない。大きく出たな。だがそれは本当だ。差があるとすればテニスのレベルと銭金だけで、今となっては最早大きなことではない。
ウィンブルドンに出場したことのある選手にも二種類ある。ウィンブルドンで優勝したことがある選手と優勝したことのない選手、松岡修造や錦織圭やイワン・レンドルは後者である。
優勝したことがある選手にも二種類あって、2回以上優勝した選手と一度だけ優勝した選手、アンドレ・アガシやゴラン・イワニセビッチは後者だ。
それぞれのステージに若干の違いあるにはあるが、目の前の試合に全力で立ち向かう点に大きな差ないといえばない。だからテニスは面白い。
お盆を前にして少し涼しくなってきた。










豪快に話変わる

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No.744 2017.8.10





夏休み前最後の仕事で大通公園方面へ出掛けた。テレビ塔の時計が10時10分を表示している。キャリーバッグを曳いた観光客が行き交う往来を目的地の銀行へ急いでいたら「・・・さん?」と呼びかけられた。これから行く銀行で会う筈の方だった。連れだって歩きながら、業界の市況について様々に情報交換できて良かった。銀行での取引は実質30分で完了、その足で新たに現場となった茨戸での打ち合わせに向かう。閉め切った室内の暑さにたじろぎ慌てて窓を開けるが風通らず。担当K氏の額に玉の汗、私も次第にのぼせてきた頃、思ったより工事が嵩むことが判明していた。
家のパソコンを見に業者が来て診断の結果、物理的にハードディスクが壊れていると言うのである。復元の可能性あるも、その費用十数万とのことだ。仕事用ならやそれでもるしかない場合もあろう。あと、犯罪捜査とかだな。だが今回の救いたいデータとは、スナップ写真とレコード・CDのリストに過ぎない。写真を諦め、リストは一から妻が打つそうだ。この際バックアップの重要性を認識したのだけれど、次のパソコンでも恐らくやらないだろう。これまで使ったパソコンすべてノート型だったが、今回初めてデスクトップ型にしようと考えている。








向日葵夕立蝉の声

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No.743 2017.8.9





日曜日のテニスは危険な暑さだった。同じ頃近くの大学でアメフト部員が亡くなっている。テニス後、子供たちと約束していた冒険にもあまり力入らない。
某家電量販店にパソコン持ち込み、データ移行出来るなら新規に買うからと置いてきた。その件で回答あり、出来ないという。メーカー系のサービスに懸ける事とする。
台風5号で本州方面は大変だ。とにかくノロいので風雨の影響が長時間続いてしまう。そして多少風が吹く程度でまだこちらにやってこないから、今日も私は北広島テニスへ行くことになりそうじゃないか。
実は今日から夏休みなのだが、夏バテ気味でやる気出ず。少しゆっくりいこう。





PCダウン

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No.742 2017.8.8





娘の招きで夕食ゴチになる。
フライパンの料理は息子作のアクアパッツァ。弟が姉の家で料理する間に娘車で迎えに来てくれた。
パソコンが壊れたのは翌朝のことだ。ウンともスンとも言わない。
現在これを事務所PCにて入力中である。一応仕事中なので手短に。お盆休みの間PCを家に持ち帰ろうと考えている。
自宅PCは購入後5年以上経過しており、メーカーによると修理可能でも最低5万ほどはかかるようだ。ここは買替えだろう。
なんとかハードディスクのデータを吸い出して移行したいが、今のところどうなるか分からない。
今日もまた暑く、明日あたりから台風の影響が出てくるだろう。





No.741 2017.8.7





家のパソコン壊れ、今年初めて更新出来ず。






緑茶効果

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No.740 2017.8.6





この研究結果を、国立がん研究センターが2015年5月に発表している。がんや循環器疾患のない40才~69才の男女9万人を19年間追跡調査調査した結果、緑茶を一日一杯飲む人の死亡リスクを1とすれば、より多く飲む人の死亡リスクが男女とも有意に低下していた。
それはまあそうだろう程度に何となく納得しておしまいだ。ところが金沢大学の調査では、緑茶を週に1日~6日飲むグループで53%、毎日飲むグループは68%も認知症の発症率が低下していることが判明した。同時にコーヒー・紅茶についての調査も行われているが、そちらに有意な差はなかった。
私はコーヒーが好きで毎日2~3杯飲んでいるが、緑茶は殆ど飲まない。つまり緑茶が特別好きではない。しかし死亡率の僅かな低下にあまり興味ないものの、認知症発症率大幅低下なら大いに興味がある。さあどうする。






一式陸攻

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No.739 2017.8.5





毎年特に今頃になると、この国で太平洋戦争の話が様々に語り継がれてきた。しかしそれも次第に困難になりつつある。終戦から72年が過ぎ、当時20歳の若者すらが、今では90歳を超えているのである。
94歳の元帝国海軍パイロット田中修さんの貴重な証言を読んだ。
田中さんが激戦地となった硫黄島への物資輸送任務に当たっていたという、その愛機が三菱重工製一式陸上攻撃機(連合軍側コードネーム Betty/ベティ)だった。
クリント・イーストウッドの「硫黄島からの手紙」は、彼らの決死のフライトによって届けられたものだ。制空権を失った戦域における片道4時間半もの飛行がどれほど危険なものか、誰しもある程度の想像がつくと思う。多くの場合戦闘機の護衛もつかない、それは特攻に近い任務である。
この機体が開発された当時、想定される敵火力は中国軍戦闘機の7.7ミリ機銃の筈だった。ところが実際の対戦相手は、米軍戦闘機の強力なブローイング12.7ミリ機銃に替わっていた。また、海軍が要求する航続距離と速度を実現するために、重い防弾版は省略され、さらに、大量の燃料を搭載可能だが燃料漏れ防止のゴム被膜(被弾の際ガソリンで溶け弾孔を塞ぐ)がない、主翼内インテグラルタンクを一式陸攻は装備していた。米軍の戦闘機パイロットは一式陸攻を、「ワンショット・ライター(一発着火ライター)」或いは「フライング・ジッポー」などと呼んだ。
だが何度も米軍戦闘機に遭遇しながら田中さんは生還している。多分一式陸攻の軽さから来る高い運動性と、高速性が幸いしたのだろう。
田中さんは米軍戦闘機から逃れるため海面に向かって下降し、スピードを上げながら機体をスライドさせて被弾を避けたという。一式陸攻の長所と、田中さんの卓越した技量と、そして運がそれを可能にした。
一式陸攻は山本五十六連合艦隊司令長官戦死時の乗機として知られる。この時長官機には、ゼロ戦6機の護衛がついていた。それでも脆弱な機体故に、長官を守ることが出来なかった。
しかし一方で開戦時のマレー沖海戦において、イギリス海軍の新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」を撃沈したのも、実は他ならぬこの一式陸攻であった。












困憊

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No.738 2017.8.4





この日のテニスも暑く且つ中身濃かった。走りに走った、いや走らされた。近年これほど体力的に消耗した経験がない。
だがそれでも我が足つらなかったのである。早くも筋トレ効果が?
そうかと思えば、オッカナイので近づかないようにしていた小沢一郎似のご婦人に「あなたのサーブうちで一番いいわ」などと言われる。ヒェー・・・私をどうするおつもりで・・・
家に戻ると妻が温泉から帰っていた。親子水入らずでとても楽しかったと。それは何より。
次回既に女性限定の宿に決まっているそうだ。なんでも妹がエステ好きなんだとか。一般に女性はエステとかマッサージとかカイロとかを好むようだ。
そういった類を最後にいつやったか思い出せない。筋肉が痩せたせいだろうか、まったく必要なくなった。肩こりなんかを感じなくなったのは、多分10年くらい前のことだったと思う。痩せたと言うより、妙に柔らかくなったのである。つまり筋肉がカッチカチじゃないのだ。ある産婦人科医にその話をしたら、脂肪に置き替わっているのではないか、と言っていた。詳細不明。
夜8時娘から電話あり、ゲームに誘われる。
だが疲れ過ぎて出来そうもない。ゴメンと断ったら娘残念そうだった。







空母いぶき 7

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No.737 2017.8.3





「空母いぶき」の7巻が出た。6巻がいいところで終わってしまい、次が絶望的に先の事に思えたがすぐだった。
とは言え、その間にストーリーをすっかり忘れ、また1巻から復習したのはいつものことだ。
空母いぶきの世界では、尖閣諸島と先島諸島を中国軍に占領されている。それをどうやって奪還するか、という話がメインになっている。
自衛隊は与那国島に設置された中国軍の対空ミサイルを破壊するにも、敵将兵の犠牲が最小であるように細心の注意を払う。また、敵潜水艦への雷撃を躊躇い体当たりでの双方無力化を選択し、遂に発射の場面ではアクティブソナーによる警告が先になされる。立場が入れ替われば敵は問答無用と撃ってくるに違いないのだが、自衛隊には出来ないのである。
自らが圧倒的優位にあれば、そうした選択を継続できよう。だが、互角ないし不利な状況下でも自衛隊はそうするだろうか。それは自軍、自国の犠牲拡大を容認する選択になる可能性もあるのだが。
自衛隊が侵略者中国軍への速やかな攻撃を躊躇う根本的な理由がある。全面戦争に発展するのを恐れるからであり、それは中国が核保有国であるからだ。非核保有国が核保有国に全面戦争で勝利するのは極めて困難である。
それでは自衛隊は限定的な軍事衝突で、中国軍を尖閣・先島諸島から排除できるのか。仮想の戦場から益々目が離せない。
8巻が出るのは11月下旬の予定となっている。その頃世の中冬に向かいつつあり、師走ムードも漂い始めていることだろう。










真夏のRAY BROWN

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No.736 2017.8.2





これは作り話ではありません。
今朝方夢にこの人が現れ「私が誰だか分かるか?」と言った。「えーと・・・えーと・・・ブラウン・・・」夢の中の私はブラウンしか出てこなかった。すぐに目が覚め、起き上がりレコードリストをめくった。
それにしても、何ゆえ唐突にレイ・ブラウンが夢枕に立つのか。このところクラシックばかりかけて、ジャズに薄情な態度だったからかなと反省し、謹んで本作を聴いた。
レイ・ブラウンはオスカー・ピーターソン・トリオにベーシストとして長らく在籍していた。また、ダウンビート誌などの人気投票で一位になり、「ポールウィナーズ」名義で吹き込んだ盤も名高い。ただブライアン・ブロンバーグ的な派手さがないので、リーダー作は少なく、私が所有するレイ・ブラウンのリーダー盤といえばこれ一枚きりだ。OJCのアナログ盤である。
Something for Lester」のレスターとは、コンテンポラリーのオーナー、レスター・ケーニッヒのことである。だいぶ世話になったようだ。
ドラムのエルビン・ジョーンズが気をつかい手加減しているのが微笑ましく、シダー・ウオルトンのピアノ相変わらず美しく煌いている。
だがレイ・ブラウンは、リーダーだからと音が大きく入っているだけで、やはり全体に地味だ。
コンテンポラリーらしく録音がいいのは言うまでもないのだが、肝心のベースに限って、どちらかと言えば平凡な音に録られている。名盤と言うには少し何かが足りない、そんな風に思った時、背筋がスーッと寒くなった。冷房が効きすぎているだろうか。いや、そうではないだろう。
15年前の夏、ツアー先のホテルでレイ・ブラウンは突然亡くなった。この世に未練を残して。
私は本作を恐らく数回、多くても10回程度しか聴いていない筈である。お盆も近いことだ、供養にもう一回通して聴いてみようと思った。できるだけ大きな音で。彼がそれを望んでいるのだ。成仏してくれミスター・ベースマン。












5号来るのか

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No.735 2017.8.1





台風の影響なんだろう、昨日はずっと雨が降っていた。
なんと今日から8月、あっという間だな。妻と妹と彼女らの母親が温泉一泊に出掛けるそうな。だったら、私は一人留守番となる。
妻がカレーを作ってくれた。カレーと赤ワインの相性案外悪くない。
それを食べたら、あとは別にやる事もないので、本など読んで過ごそうと思う。もちろん音楽をかけたままだ。多分、最近買ったばかりのマーラーかメンデルスゾーンだろう。クラシックは読書の妨げにならない。少なくともジャズよりずっと。
暑さ一服過ごしやすくなった。ただ、次第に夜明け遅くなり、日が短くなりだしている。間もなく秋風も吹き始め、やがて2017年が終わる。気が早いか、いやそんな事はない、実際年末まであと何ヶ月もないのだから。
毎年なんて短いのだと少し寂寥漂うけれど、だからと言って特に名案もないので、2017年このまま暮れてゆくに違いない。いや、それが一番、無事が何よりである。









老漁師のように

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No.734 2014.7.31





昨日のテニスも暑かった。後から後から際限なく汗が噴き出す。
そんな7月最後の日曜日、9人が集まり三時間で7セットのゲームができた。
暑い暑いと文句を言うけれども、寒ければ待つのが辛くなる。寒くないから他の人のゲームを見ながら待っていられるのだ。
ただ炎天下の屋外に三時間もいれば、当然日焼けもハンパない。
私は「老人と海」の漁師サンチャゴのようになってきた。間違いなく放送禁止用語であろうところの「土人線」くっきり。掌はメラニン色素が少ないため日焼けせず、手の甲との境目がくっきりと分かれてくる。
こうなると最早日本人に見えないらしく、以前テニス仲間と三人で街を歩いていたら、同じ日本人から英語で話しかけられた事があった。
男はまあ、どれだけ日焼けしようが特に問題ないと言えばない。でもご婦人はいくつになっても(失礼)そういう訳にはいかないらしく、このクソ暑い中、長袖長ズボン姿のテニスである。
見ているこちらがクラッとするほどだから、ご当人らの不快感如何ばかりか。大変だなあ、とご同情申し上げること頻りなり。








逃げ場なし

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No.733 2017.7.30





7月27日の休戦「記念日」に向けて準備進められていた北のミサイルが発射された。
28日深夜11時42分に発射されたミサイルは最高高度3724キロまで上昇、47分間飛行して北海道の積丹半島西方200キロ、奥尻島の北西150キロの我が国EEZ内に着弾した。
米国防総省は即刻、これをICBMであるとした。事実上米国東海岸を射程内に捉えたとする軍事評論家もいる。
仮にミサイルの着弾地点を北東方向へあと200キロほどずらせば、そいつは私の頭上に落ちて来ることになる。音速の10倍を超えるミサイル迎撃の難度高く、北が所持するという核を搭載していればどうなるか言うまでもない。首尾よく撃墜しても、降り注ぐ核のゴミは防ぎようもないのである。
関係各国はこの脅威にどう対処するのだろう。特に日米両政権に陰り差している点が非常に気になる。それがただ事ならざる緊迫感漂い始めているこの時期に丁度重なった。




筋トレを再開する

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No.732 2017.7.29





できればテニスで足がつるのをなんとかしたい。
筋肉は20歳から毎年1%ずつ落ちていくそうだ。もしも加齢による筋力低下が原因なら、筋トレで改善する可能性がある。
何らかの病気が原因という事もあるようだがそっちは無視。
実は還暦まで週三回の筋トレを継続していた。しかし落ちてきたサーブのスピード戻らず、還暦を機にやめてしまった。でも筋トレしていた時には足がつるなんて事はなかったのから、この際最後の足掻きだ、筋トレを再開してみようと思った。
特にジム通いなどせず、自宅で自重のみによるトレーニングである。
①片足立ち爪先屈伸左右20回
②スクワット50回
③腕立て伏せ20回2セット
④腹筋は(腰を痛めないように)足と頭を上げ静止30秒2セット
テニスのない日に週3回、これだけだ。
たったこれだけだが、やってみるとまあキツいこと。後で全身グッタリしてしまう。
筋力低下が足つりの原因なら、3か月も経てば効果が出て来るだろう。








転機

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No.731 2017.7.28





民進党の蓮舫代表が辞任、ただし都議選敗北の引責辞任であり、国籍問題は無関係とした。
長く務めた印象あるも、実際は昨年9月の就任だったのである。
後任として前原誠司元外相や枝野幸男元官房長官らの名前が取り沙汰されている。
彼らがダメな理由はっきりしている。能力によらず、民主党政権時代のネガティブな印象が貼り付いているからで他にはない。
もっと他に人がいないのか、民進党にはあと暫くの間、もう少ししっかりしていて欲しいのである。
次の総選挙で、自民党批判票の受け皿ないことから、変な方へ票が流れても困るからだ。その次までには多分、何か別の形も出来ていよう。
離党者相次ぎ自壊すらが現実の可能性として考えられなくもない、そんな民進党が今後まとまれるのか、そう聞かれた蓮舫氏「できます。後ろから撃たれても水鉄砲、時間が経てば乾く。時間かけてゆっくり関係構築し、信頼できる民進党にできる」と答えていた。
生温くはないですか。スターリングラード攻防戦において、絶体絶命の赤軍が勝利し得たのは、監戦隊が自軍部隊を後方から監視し、敵前逃亡や降伏の動きあれば文字通り背後から撃ったからだ。容赦のない背水の陣である。そんな鬼気迫る迫力や危機感が民進党に一切感じられない。
もとより民進党に残された時間は多くない。今更関係構築に時間をかけてなどおられまいに。
そしてもう一つ、どうやら安倍政権も長くないようだ。改憲の目がもうないなら、別に誰だって構わないのである。残念無念ながら、千載一遇の好機が加計問題に抱きつかれて無理心中させられた今となっては。









君の名は。

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No.730 2017.7.27





北広島テニスを休み「気味の名は。」のDVDを見る。
確かによくできていると思った。
映像がとてもきれいで、なるほど大ヒットの理由も分かる気がする。
だが二日酔いのせいか途中で少し飽きてきた。
公開中に劇場まで行くかどうか迷い、しかしなんとなくDVDで十分な気がしていた。それ正解だった。
そういえば昨夜、O夫妻が洞爺方面へ移住するような話をしていたな。あれは本気なんだろうか。
もっと詳しい話を聞くべきだったな。素面になって考えたら、これはどうも普通の話ではなかろう。
酒の席で大事な話とどうでもいい話の見境がつかなくなる。よくあることだが気を付けられたい。特に孫の話など不要。何れにしても、クラシック大会が盛り上がらないとよく分かった。
一方で酒快調に進み、6人で飲んだワイン9本、何を食ったか覚えていない。







世論調査の秘密

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No.729 2017.7.26





某社が都議選前に行ったという世論調査の内閣支持率に驚く。
調査では購読紙についても尋ねているのだが、最も右寄りとみられる産経新聞読者の安倍政権支持率が86%であるのに対し、最も左であろうところの東京新聞読者の支持率わずか5%となっている。
また、国会答弁で首相が熟読を求めた読売読者は41%の支持、改憲阻止すべく現在倒閣運動展開中とすら見える朝日の読者は14%である。
この結果をどう見るか、保守派が産経・読売、リベラル層は東京・朝日を購読するという傾向は一定程度確かにあるだろう。だがむしろ購読の動機希薄なのが民草の普通であって、たまたま親の代から読んでいる新聞が朝日だった、よく分からないままサービスに釣られて読売を取り始めたというケースが多数派のように私には思える。以前言ったように私の場合朝日を取り始めた理由は、天声人語が入試問題の素材になる場合があるからで、取り立ててリベラルだったことなど一度もない。一般の人は新聞を一紙しか読まず、他紙もだいたい同じような内容だろうと考えている可能性があり、そこに書かれている記事や社説が右寄りか左寄りかなどという判断もしないだろう。
そのようにして「たまたま」読み始めた新聞の薫陶を長年に渡って受け続けた結果、見事その旗色に染められていったのだとしたら、それを洗脳と言い換えても大きな差し支えないのではないか。もしもそうなら、これはずい分と恐ろしい事だ。
新聞を購読するならバランス良く二紙以上とするか、それが無理なら特定の新聞への妄信をやめ、インターネットに情報を求める方がマシのような気がする。









団体戦あり

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No.728 2017.7.25





北広島の団体戦に勧誘され出場した。
誘ってくれた方というのが67歳の元刑事さんで、退職してからテニスを始めたというが、とてもそんな風には見えない。
つまり上手いということだ。それもその筈というか、スクール含め週5回も色々なところでテニスをしているそうだ。
あと二日は何をしているのか尋ねたら、無料のコートがあるのでそこで一人黙々サーブとフットワークの練習をしているというのである。
団体戦には私の妻とその妹も同じチームで参戦した。
男5人女4人のチームが5つあり、男子ダブルス2女子ダブルス1そしてミックスダブルス1の構成で四対戦したのだが、まず最初のミックスダブルスを妻と組むことになり妻ゴネる。それでも何とか勝利もぎ取り良かった。私は残りの男子ダブルスも三つ勝ち、なんと全勝で優勝。実はチームの男全員が全勝だったのだが。
つまり男子ダブルス及びミックスダブルスに全勝し、負けたのは4つの女子ダブルスのうちの2つだけ(14勝2敗)という好成績だった。妻2勝1敗、妹3勝である。
このチーム、団体戦三連覇がかかっていたのだ。そうとも知らず「足がつったらごめんなさい」などという弱音に「いいよ、いいよ。足がつったらデフォすればいいんだから」なんてことを言っておられたが、いい筈がなかったのである。



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事前の予報で雨の確率高くギリギリまで開催が危ぶまれたが、一転晴れて気温高く過酷な試合となった。
遂には全身に痙攣を起こし、救急車で運ばれる人すら出た。
私の足がつらずに済んだのは、只々無理をしなかったからとしか言いようがない。









ジェラルド・R・フォード

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No.727 2017.7.24





アメリカ海軍最新の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が就役した。
40年ぶりの新型空母と報じられているのは、前艦級となるニミッツ級一番艦の就役が1975年であるからで、ニミッツ級最終となる10番艦「ジョージ・H・W・ブッシュ(第41代大統領にちなむ)」の就役は8年前の2009年だった。
11隻目の現役原子力空母となる本艦から、艦級も「ジェラルド・R・フォード級空母」となり、過日退役した「エンタープライズ」も新艦級3番艦として復活が予定されている。
言うまでもなくこの艦名は第38代アメリカ合衆国大統領ジェラルド・R・フォードにちなんだものだ。将来「空母ドナルド・J・トランプ」が誕生するかどうか、現時点でそれは何とも言えない。「空母リチャード・M・ニクソン(ウォーターゲート事件で辞任)」はまだ存在しない。
新型であるからには「ジェラルド・R・フォード」にもいくつかの特徴がある。
たとえばステルス性に配慮した船体であり、このため艦橋が小さく、後方へ下げられた。また、シルエットが左右対称になっている。
最大の特徴はリニアモーターによる電磁式カタパルトの採用だと思う。従来型は蒸気式だった。
カタパルトは偉大な発明だが、反面機体にかかる負荷が大きく、空軍機に比べ頑丈に作られていても、一般に艦載機は短命である。電磁式カタパルトは初速が低いため、蒸気式よりも機体への負担が小さい。
帝国海軍は空母搭載カタパルトを実用化できなかった。大型艦に偵察・着弾観測のための水上機を載せ火薬式カタパルトで運用したが、これは蒸気式よりもさらに射出負荷が高く、しばしば搭乗員を失神させた。
アメリカ海軍は太平洋戦争中のエセックス級空母で油圧式カタパルトの実用化に成功していた。
この差は大きく、帝国海軍の艦載機は最後まで、防弾板やエンジン大型化による重量増を許されなかったのである。










レベル 3

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No.726 2017.7.23





アウディA8がモデルチェンジされて来年登場する。
そのこと自体に何の興味もないのだが、この車には初めてレベル3の自動運転機能が搭載されるようだ。遂にきたか、という感じ。
もはや止めようもない自動運転化の流れだが、その自動運転にもレベルの定義がある。

レベル1 加速・制動・操舵のうち、いずれか一つをドライバー以外のシステムが行う。
レベル2 加速・制動・操舵のうち、複数の操作をシステムが行う。
レベル3 すべての操作をシステムが行い、システムの要請(システムの限界)によりドライバーが替わって対応する場合がある。通常時ドライバーは運転から解放されるが、事故の責任はドライバーにある。高速道路での手放し運転が可能で、ドライバーはスマホ等の操作に集中できる(日本の現行法では不可)。ただし何らかのトラブルで急にドライバーが運転する必要に迫られる可能性があり、その際スムーズに移行できるかという「引継ぎ」問題が指摘されている。現在自動車メーカー等が、開発に鎬を削るのはこの段階である。
レベル4 すべてをシステムが支配し、ドライバーはまったく関与しないが、天候の変化に対応できない場合があるレベル。レベル4以上の車はまだ存在しない。
レベル5 レベル4の全天候型。

A8の登場で自動運転化が急激にスピードアップするだろう。それに伴ってとんでもない事態も起きて来ると思われる。
・システムやソフトウェアの信頼性に起因するトラブル
・ハッキングによる乗っ取り
・爆弾テロへの悪用
思わぬトラブルで事故が起きた際の責任を誰が負担するのか、といった法整備もまだなされていない。
衝突不可避の状況で、AIがどれを衝突対象に選択するかという問題も指摘される。ある人を助けるために、他の人を犠牲にして良いか、特に衝突で予想される犠牲者の数または地位ないし人材的経済的価値で対象を選択して良いかという問題である。
個人的には根源的な問題として、自動運転車への搭乗が果たして楽しいのかというのがある。
環境問題や資源問題の視点で言えば、「ドライブに行く」などという行為が許されない時代に、もうとっくになっているのかもしれないし、或いはその点についてはテクノロジーの進歩で将来克服可能とも考えられる。
ただ、いずれにしてもレベル5の自動運転が普及可能になった段階で、公道での非自動運転は禁止の方向へ動くだろう。それは「自家用車の時代終焉」とニアリーイコールの筈だ。










干支

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No.725 2017.7.22





間もなく鰻で盛り上がりそうな土用の丑(うし)の日。これは十二支の丑にあたる日という事で、今年の土用期間中に7月25日(癸丑 みずのとのうし)と8月6日(乙丑 きのとのうし)の二回ある。今年の干支(えと)が何だったか既に思い出せないが、どうやら酉(とり)年ということのようだ。これを正確に言えば2017年は丁酉(ひのとのとり)となる。
干支(えと)というのは本来、十干(じっかん 甲 きのえ・乙 きのと・丙 ひのえ・丁 ひのと・戊 つちのえ・己 つちのと・庚 かのえ・辛 かのと・壬 みずのえ・癸 みずのと)と十二支(じゅうにし 子 ね・丑 うし・寅 とら・卯 う・辰 たつ・巳 み・午 うま・未 ひつじ・申 さる・酉 とり・戌 いぬ・亥 い)の組み合わせを年月日に当てはめたものだ。
例えば今年の正月2017年1月1日(日)の場合なら丁酉(年干支 ひのとのとり)壬寅(月干支 みずのえとら)戊子(日干支 つちのえね)となり、本日7月22日(土)は丁酉(年干支 ひのとのとり)戊申(月干支 つちのえさる)庚戌(日干支 かのえいぬ)である。
少々面倒な話になるが、十干と十二支の組み合わせであれば120通りの干支がありそうなところ、実際には60通りしかない。
これは十干の奇数番目は十二支の奇数番目にしか対応せず、偶数番目も同様という仕組みになっているからで、甲丑(きのえのうし)や乙寅(きのととら)という干支は存在しない。
今年と同じ干支、すなわち「丁酉(ひのとのとり)」がめぐって来るのは60年後となる。還暦とはだから、すべての干支を経験したという事なのである。人生50年だった頃なら、もう十分生きた感もあったろうし、暦を一巡し元に還る、つまり赤ちゃんにかえる(そろそろボケる?)という事から赤いちゃんちゃんこを着て祝うようになったと言われている。
壬申の乱や戊辰戦争の名称は、この干支に因んだものだ。










土用

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No.724 2017.7.21





今年の夏は猛暑になりそうだ。というか既になっているわけだが、この先ピークが二度あるらしく、一回目が7月下旬から8月上旬、二回目が8月下旬から9月上旬と予想されている。この時太平洋高気圧に加え、チベット高気圧の勢力が強まって重なり日本を覆う。ということは猛暑でないのは8月中旬だけということになろうか。
夏といえば土用丑の日に鰻を食いたくなる。鰻好きの一人として昨今の鰻を取り巻く厳しい情勢に心を痛めていたが、今年は稚魚が豊漁とかで久々にやや心置きなく頂けそうだ。問題は資源減少によりいい店が次々廃業している点で、特に札幌では関西式の蒸さない店が見当たらなくなった。江戸前は各地の有名店で食べた経験上値段の割にどうも、といったところである。
ところで土用というのは立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間のことで毎年4回あるのだが、一般的には立秋前18日間の夏土用を指している。夏土用の期間を暑中とも言う。土用の最終日は節分であり、旧暦の土用は毎回18日間なのだが、現在の暦では誤差が生じるため年によって日数も異なる。今年の場合だと土用入りが7月19日、土用明けが8月6日で19日間となっている。つまり、ただ今現在まさに暑中であり、8月7日以降は残暑になる。









普通で結構

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No.723 2017.7.20





北広島テニス、この日は走り過ぎないテニスを心がけた。必要なだけ走るというか、追いかけず諦めるボールも中にはあるということだ。この日涼しかったこともあるだろうが、最後まで足がつらなかった。当分これでいこうと思う。どこに体力を使い、どこをサボるか、そのうちに骨が分かって来るだろう。
戦闘機のアフターバーナーの使い方と同じ要領である。
現代のジェット戦闘機といえば超音速で飛ぶイメージだが、実際には排気に再度燃料を吹きつけるアフターバーナーの使用によって達成されるのが普通だ。これにより最大5割増しの推力を得るが、燃料もあっという間に消費してしまう。アフターバーナーなしで超音速を得ることをスーパークルーズといい、それが可能なのはF-22など一部の高性能機に限られる。私は年相応に普通の選手なので、アフターバーナーの使い方に注意が必要ということだ。







思い出の街角

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No.722 2017.7.19





4月以来久しぶりの母通院。
冒険による寝不足から待合室にて舟をこぐ。
予約時刻から1時間半も遅れてようやく診察、4月比4%ほど心臓が肥大している。それ以外は特に問題なし。ということで、ビソプロロールという薬を半分にした。もちろん医者が。これは血圧を下げたり頻脈や狭心症の症状を改善するための薬である。このほか血圧を下げる薬4種類を含め、母は毎朝8錠の薬を飲んでいる。この日医者による測定値で、母の血圧118/75だった。この数値で降圧剤服用は素人の考え及ばないところだ。次回10月。



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待合室に子供を二人連れた若くガタイのいい母親あり。子供泣き叫ぼうが走り回ろうが、母親叱る素振りなくスマホをイジり続ける。そうかと思えば突然電話がかかってき、彼女その場で延々話し出した。実に傍若無人なり。
上の男の子が、母親の髪を縛っていたと思われる黒いゴムを飛ばしだした。私の足元へも飛んでくる。それを追って二人かけだし、下の女の子と奪い合いになって大騒動に。どうやらタイガとセシルというようだ。
そこへ父親と思しきラッパー風の男登場。首のうしろに1987.8.7のタトゥーあり。ヘイ!メ~ン!来月30?
ほどなくナースも現れ、膝を突いての問診開始。
男「14からスキーやってたから」
ナース「そうなんですか」
妻「このひと全日本の強化選手だったのよ」
ナース「凄いですね」
男「でもヘルニア出て17でやめた」
ナース「ヘルニアですか・・・」
男「そう、ヘルニア。痛いんだよね今でも」
妻「ヘルニアさえなければオリンピックに行った?」
男「国体くらいならな」
・・・予約時間も押すわけだ。ここは循環器内科、見知らぬ者が出会う人生の交差点。










ブルックスで娘の仕事着を買う

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No.721 2017.7.18





海の日、もちろん海へなど行かない。
娘の買い物に付き合って、妻と三人で大通エリアの老舗百貨店へ。買い物はスーツである。イメージとして東京地検特捜部の家宅捜索だそうだ。つまりカチッとした仕事着を求めに行ったのだが、さっぱりないのですねこれが。女性の場合その手の服なら「洋服のなんちゃら」的な店が定番で、そうした物を百貨店なんかで買う客はいないということだろうか。



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休日にもかかわらず、いつも通りガラガラの店内。例によって客より店員の方が多い。誰が買うのか高級食器の数々を展示している。さすが百貨店、でも当方が欲しいモノは置いていない。



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これではどうしようもない、店をかえようということになった。
隣のブルックスブラザーズへ行ってみる。この会社、来年創業200周年を迎えるのだとか。昔は色々お世話になったけれど、ブルックスで最後に何を買ったか思い出せないし、そもそも私が買い物をした店舗は別の場所にあった。だが、カチッとしたビジネススーツのイメージ濃厚にある。
紳士服売り場を通過、客が一人もいないのを見て不安感漂う。婦人服売り場は上の階にあり、年配の女性客が数人入っていた。店内を見渡す。特に品揃えが良いとも思えない。壁に木製のテニスラケットを飾っている。まさにそれがどうした、我が家にだって数本あるのだ。それよりもビジネススーツは・・・あった、しかし一点のみ。
ところが試着した娘はそれが気に入ったようだ。実際私も似合っていると思った。何とか見つかって良かったのだけれど、エラく高くついたのも確かだ。







FF14

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No.720 2017.7.17





そして冒険が始まった。
テクノロジーの進化に驚くばかりだ。
ヘッドセットを装着し、プレーヤーは各々自宅に居ながら会話による意思疎通が可能である。
しかしながら操作複雑であり、まだまだ手探り状態だが、息子の的確なサポートで何とか前進している。
とは言え全貌を把握する姿など、まだ遠く彼方に霞んで良く見えていない。
数日前から天候不良確実だった7月の第三日曜日。昨今では忍び寄る雨雲が、レーダー情報で素人にも簡単に分かるご時世となっている。それでもなかなか降り出さない以上、バカバカしくとも契約上一応テニスコートへ行くしかない。
開始30分前、家を出るのとほぼ同時にいきなりのドシャ降りでやっと中止確定。
その後は当然のように冒険再開となった。
テニスとは違う妙な疲労で参ってきた頃イヤホン越しに娘、眼が疲れてもう限界だと。助かった、と思った。ところが勇者達は20時、空想の世界に再度集合するのである。ゲーム好きも遺伝するもののようだ。
続けて見たウィンブルドン男子シングルス決勝、特別思い入れのないフェデラーなのだが、それはそれでもちろん大したものに違いない。それがどうした、などと言ってはいけないのである。フェデラーも冒険者も大変お疲れ様でした。








PS4導入

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No.719 2017.7.16





ファイナルファンタジー14をみんなでやろうと息子が言いだした。
各自(息子夫婦・私・娘)自宅に居ながらオンラインで繋がり、一緒に冒険の旅に出ようと言うのである。異論なし。
ついてはPS4を買わねばならぬ、そのかわりセッティングはすべて任せよと息子は言うのである。
今更感ハンパないが、仕方ない分かった買おう、とケーズデンキに行った。その場でズバッと現金値引きが好きだ。ところがケーズデンキではゲーム機を置いていないのだ。やむなくヤマダ電機に移動、ここにはあった。一番安い機種を買う。ポイントカードを持っているかと問われ、ないと言ったら大抵「作りますか?」となる流れだが何も言わないので安堵。しかし品物と一緒に頼みもしないポイントカードを渡される。約1000円分のカードだが、多分忘れ失効するだろう。それに気付き腹立つだけのポイントカードが嫌いだ。



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昨日、息子夫婦がセッティングにやって来た。
暑い中我が家と娘の所を往来し、あーでもないこーでもないと活躍したが、アップデートのダウンロードに数時間かかる事が判明、結局当日のものにならなかった。だが明日から間違いなく新たな冒険が始まる。







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